版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
(画像の無断使用は固くお断りします。)

臨時の更新

2012-08-06 17:08:06 | その他 Other


暑い日が続きます。
暑さに疲れたと云うか 飽きたと云うか 気持ちも身体もだれてしまったようです。

そんな中 先週の土曜日に古いパソコンから新しいパソコンに入れ替える作業をしました。
古いパソコンのモニターは昔のテレビのような奥行きのある非常に重い代物で(20kg以上はある)
その受像機を納屋まで運んだ時に 思いがけない事故に会ってしまいました。

身体がだれていたのか 気が緩んでいたのか 
運んでいた途中 モニターが滑って転げ落ち 落ちた拍子に右手の親指をイヤっというほど打ち付けてしまいました。
爪の生え際あたりをしたたかに打ったようで 見る間に爪が紫色になって それはもう..... 痛いのなんの.....



土曜の午後なので近くの病院はお休み 月曜までありません.....
仕方なくただ ひたすら冷やして やり過ごす事にしました。
気分を紛らわすためビールやお酒はいつもの様にしっかりいただきましたが
それが災いしたのか 時間が経つにつれ 親指はどんどん腫れて来ます。
痛いし 暑いし とても眠れません。



爪の下に血が溜まってきたのか 指がパンパンに張ってきます。
このままゆくと 壊疽か何かになって 死んでしまうかも.... 
月曜日に病院に行っても手遅れで 指先を切り落とすなんて事になるかも.....
でも 救急車を頼むのはオーバーだし 格好悪いし.....
私は気が気ではありませんでした。

気が気で無いので日曜の夜もお酒をいただきました..... 

ともかく 必死に冷やし続け やっと月曜になりました。

ホームドクターでもある 近くのクリニックに行って事情を説明すると
先生は 
「あぁー 酷いですね 痛いでしょう すぐに爪に穴をあけて 血を抜きましょう」


「えぇーー 穴! 穴?  麻酔もしないで.... ですか?」
「先生 私.... 気が小さいので 卒倒するかもしれません....」

先生
「いゃー 大丈夫 大丈夫 痛くありませんよ すぐ楽になります」

で....   医療用の小さな針で 穴を開けました。

私は怖いので目をつぶっていましたが 先生の言う通り 痛くはありません。
血をすっかり抜いてしまうと 何やらすっきりしてきました。

先生
「今日は水に濡らさないように 後は 放っておいても自然に爪は生え変わってきますよ」


何とも拍子抜けの治療でした.....



包帯巻きのヘッタクソな看護婦に手荒に巻かれた私の指


と云う訳で 今日の午前中に何とか一件落着.... やれやれ



新作のお話の続きは近々しますね。
井上君からのニセコ便りもいただいているので 急いで更新したいと思います。