ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

ヴァイオリンで不思議に思うこと(2)

2011年02月12日 09時41分46秒 | ヴァイオリン
 ヴァイオリンは古ければ古いほど良い楽器であると言われます。どんな楽器でも古ければ良いのではなく、正しく作られた、もともと良い楽器が長い時間を経てさらに良くなるのだそうです。木材の大部分を占めるセルロースの結晶化によるものと言われます。結晶化が進めば、剛体に近づく筈ですので、振動を妨げ難くなり、良くなるのでしょう。

 それでもブラインドテストをすると、ピグマリウスがストラディヴァリウスに勝って聞こえることもあるそうですから、古いほど良いというのは、先入観なしに言えることなのかどうか、ちょっと考えてしまいます。

 きちんと作られた楽器どうしを腕の良い人が弾いた場合、有意差が生じるものでしょうか。ヴァイオリンを自分で弾いて比較する場合と、他人が弾くのを聞いて比較する場合とでも、印象が異なるとも聞きます。

 私自身は200年くらい前の楽器を触らせて貰ったことがありますが、そのときは、古さによる効果はつかめませんでした。

 名器と呼ばれる楽器が、時間を経て良くなった楽器なのか、長い年月の淘汰により、選ばれた良い楽器なのか、いずれなのでしょうか。

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