ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

煮しめリノベーション(続き)写真アップ

2014年12月30日 09時42分17秒 | その他
(写真追加しました。蓮根と栗を配置するのを忘れています。)

 最終的な材料は、鶏団子、里芋、蓮根、大根、椎茸、京人参、よもぎ麩、玉こんにゃく、筍、栗としました。手抜きしたものを挙げると、鶏団子は丸めて揚げた市販の鍋用のものを採用、里芋は冷凍素材(中国産)、栗は瓶詰の甘露煮をそのまま使用しました。筑前煮の必須アイテム牛蒡は普段よく食べるので割愛。

 切り方は特に凝らず、里芋は子芋のまま、蓮根は小さい物を輪切り、大根は輪切りを四つに切り角を落とした扇面、人参は梅型(抜き型使用)など。

 味付けは、鶏団子・・・甘辛、里芋・・・薄味、大根・・・べっこう煮、椎茸・・・甘辛、京人参・・・薄味、よもぎ麩・・・薄味、玉こんにゃく・・・ピリ辛、筍・・・薄味、このうち薄味と言うのは、市販の白だしを使い、ただし、材料に合わせて濃度を加減し、若干味を足しています。


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今年を振り返って

2014年12月26日 10時15分24秒 | 音楽
 ヴァイオリンもフルートも、成果はともかくかなりの練習時間を割きました。どちらも1回のレッスンの前に8~10時間かけました。以前は4時間くらいだったので、熱意だけは買って頂けるのではと思います。

 最近、どちらの楽器についても先生から音程のご指摘が多くなっています。どうやら私が出す音は平均律を基準としているようで、勿論そこから更に狂っているものと思いますが、音楽を専門とする方の音程は平均律とは多少違うという事が次第に分かって来ました。

 ようやく手頃な古いヴァイオリンが見つかり購入しました。オールドイタリアンとして一応名の通ったもので年代は17××、万一本物で著名な鑑定家のお墨付きがあれば2000万円クラスにはなりますが、実際にはドイツあたりで作られたコピーで、いわゆるラベルド品。事前に本物のオールドイタリアンを弾いて雰囲気をつかんでおいた感じからすると、オールドイタリアンの7割引きくらいの音がすると言えばそう違わないのではと思います。因みにお値段はもっと割引きになっています。

 それでも新作によくある「金属的な」音ではなく、柔らかい音が出ますので、弾いていて気分がよくなります。家にある100年前のお値打モダンと比較して見ましたら、モダンの方が音が澄んでいて鋭さがあり、ただし、どちらが良いと言うものでもありません。使い分けについてはバロックは古い方の楽器、ロマン派はモダンでと思っています。古典派はどちらが良いのか、悩むところ。

 200年以上前もあり得る楽器なので、200年前の弓と合わせたらなんて話も聞きますが、弓の事はよく分からないので、持っている新作弓で間に合わせます。一応、トルテモデル及びトルテスタイル。本物のトルテなら丁度200年位前で釣り合いますけれど。

 フルートに関しては楽器の変更はありません。先月、調整をお願いしに行ったお店で、台湾製のプラスチックフルートTOCCOが置いてあり、多少興味を覚えました。でも長いままケースに入れると聞いて興味が薄れました。フルートに関してはもっと相性の良い頭部管があればとは思っています。それと、年末ジャンボの結果によっては別の展開もあると思います。こういうのはどこの神様にお願いしたらよいのか。ミューズの女神、音声菩薩、弁天様、はて、ご近所にいらっしゃらないので。


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煮しめリノベーション

2014年12月17日 20時12分08秒 | その他
 お正月料理の煮しめと言うと、昔は素材毎に煮ました。それぞれの材料もかなり使うため、全体としてはかなりのボリュームになり、何日もかかって食べました。

 最近は筑前煮が煮しめの代用になっているように思います。筑前煮は今では全国区の食べ物になっていますが、元は九州の郷土料理で、がめ煮と言われていました。根菜などの野菜と鶏肉を炒めて煮ますから調理は一回で済みます。鶏肉以外は昔の煮しめと材料が似通っているために浸透したものと思います。

 私の家でもここ何年かは筑前煮で代用していましたが、飽きて来ましたので今年は変えて見たいと思っています。いろどりも考えた炊き合わせと言うか吹き寄せのようなものを作ったらどうかと思案しています。吹き寄せは紅葉などが風で吹き寄せられた様子をイメージしたもので、お菓子にも料理にもあります。

 今のところ、鶏団子、里芋、蓮根、大根、椎茸、京人参、生麩(例えば緑色)などを別々に味付けて盛り合わせることを考えています。手綱コンニャクの代わりにオランダ煮はどうか。筑前煮に入れるごぼう、絹さや、いろどりを考えれば銀杏、枝豆、栗なども候補になります。


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おせちは絶滅危惧種

2014年12月11日 16時46分05秒 | その他
 おせちの大半を母親が手作りしていた事もあります。多少珍しいところでは埼玉名産の八ツ頭(里芋の一種)を煮しめたものもありました。今は生産者かその周辺の方でないと知らないかも知れません。このところスーパーで見かけますが。

 最近はおせちをネットや百貨店経由で購入するようになり、割高とは思うものの忙しさから解放されています。手作りしていた頃は、正月三が日どころか長期間お店が閉まっていて買い物ができないので、買いだめ、作りだめが必要だった事もあります。今は年中無休のお店もあるし、最悪でも2日からは開ける店が多いので、たかが1日だけのための準備になってしまいました。

 購入するおせちも和風以外に洋風、中華風も登場、ハローキティ、ディズニー、アナ雪のおせちなんて言うものもあります。もはや伝統を伝えるなんて至難の業。それでも有れば食べる人は多いので、伝統の味を覚えて貰うよいチャンス。食べた事があれば後日何とか再現できます。

 さて販売されるおせち、蛋白質系が過剰であるように思います。これはおせちだけではなく、近頃のおでん種も同様、魚肉の練り製品が多すぎますね。作る会社の都合と思います。

 購入予約済のおせちは和風で、一通りの物は詰められていますが、イクラが入っていないので別に購入しないと。イクラは個人的な好物で、他にはかまぼこ、きんとんを別に買う習慣にしています。

 かまぼこにこだわるのは関東だけの習慣なのか、お取り寄せのおせちの写真を見ると関東風でないおせちの場合、かまぼこが貧弱だったり無かったりします。きんとんが重要視されるのかも不思議に思う人が多いと思います。江戸時代には砂糖が貴重品だったため、このような甘い物はいわば贅沢品になっていました。おせちでなくても、かまぼこ、きんとんを口取りと称して吸い物と共に供した時代があったとか。今でも東京風の折詰(例えば日本橋弁松総本店)にその名残があります。


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再生可能エネルギー

2014年12月08日 08時42分17秒 | その他
 原子力発電の代替として再生可能エネルギーが取り上げられます。選挙運動では、与党は相変らず原子力発電の再稼働を主張するのに対し、野党はおしなべて反対。

 資源エネルギー庁のホームページを眺めると、再生可能エネルギーに関して「・・・太陽光や太陽熱、水力、風力、バイオマス、地熱などのエネルギーは、一度利用しても比較的短期間に再生が可能であり、資源が枯渇しないエネルギーです。・・・」と書いてあります。

 再生可能エネルギーを利用すれば温室効果ガスをほとんど排出しないので、原子力エネルギーに比べれば良いことづくめに見えますが、使い勝手のよい電力に変換する際の変換効率、設備コスト、発電規模、発電コストなどを考慮すると、現在利用されていないものは、それなりに問題があり、実用性が低いように思います。

 話題としてよく取り上げられる太陽光と風力。前者は太陽電池による発電に利用され、後者は大きな風車による風力発電に利用されるもの。バイオマス、地熱などはあまり聞きません。

 例えば太陽光発電、メリットがある反面、夜間には発電ができません。蓄電池を利用すればと考えても、コスト高になる上、蓄電池の寿命もあります。また、太陽光発電を推進するための電力買取りも見直されそうで、今後の普及にブレーキがかかる懸念もあります。

 風力発電もクリーンなイメージがありますが、運転して見ると低周波騒音の発生源となる事が分かり、そうなると人里から離さざるを得ず、そのための送電線を新たに設置するコストがかさみます。

 再生可能エネルギーの利用ではありませんが、都市ガスやLPガスを使用する燃料電池と言うものが家庭用にも普及し始めています。二酸化炭素の排出はあっても火力発電にくらべれば少ないと言われますし、昼夜・天候を問わず発電ができます。燃料を燃やす方式に比べると、直接電力を取り出すので効率的と言われ、火力発電の代替が可能になるかも知れません。

 また、水素を使う燃料電池が自動車で実用化されようとしています。発電の際に排出されるのは水だけと言われますが、水素を取り出す際にエネルギーを必要とし、コストがかかりますし、場合によってはその際、二酸化炭素も排出されます。水素ガスは微小な孔からもれやすいので、取扱いにはかなり注意が必要になります。

 現在の日本では、原子力発電を中止した穴埋め用に火力発電を増強しています。これは地球温暖化に悪影響を及ぼしており、それでも敢えて行っているのは、発電規模から言って原子力に直ちに代替できるものが他には無いからで、そうなると残念ながら当面は原子力に頼るしかありません。

 エネルギー問題がこう言う現実論から離れて、単に政党間の争いの種になっているのはいかがなものか。

 最後に、連想的に思い出したのが核融合発電。使用する重水素は海水から取れるので無尽蔵。ただし、原子力発電を原子爆弾の平和利用と言うロジックに従えば、こちらは水素爆弾の平和利用。聞いただけでアレルギーを起こす人が多いと予想されます。でも研究は行われているので、そのうち話題になるかも知れません。原子力発電の二の舞にならぬよう、実用化の前によくよく検討すべきかと思います。


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