共産党と選挙協力の怪

　共産党の志位委員長が来年の参議院選挙における野党間の選挙協力を呼びかけています。野党がいずれも情けない状態にある中、共産党だけが勢力を伸ばして来たから言える事と思います。一部の野党は乗り気で、もともと考えが近い事を自ら暴露したようなもの。

　本来、共産党は共産主義社会の実現を目指す政党で、目指すところが理解しづらい小政党と違って、それなりに主張は一貫しています。しかし古今東西を眺めてみても共産主義社会は民主主義とはほど遠い事は誰しも承知の筈。小澤さんが同調するとの報道が有りましたが、この方はもともと右寄りの人で、節操が無いにも程が有ります。

　すべての野党が選挙協力を行ない、つまり候補者を調整すれば、与野党の勢力図も違って来ます。しかしこれは各党の立候補希望者の意思に逆らい、立候補の自由を奪うことになりますから、それこそ憲法違反モノになります。出たい人には出させないといけません。本当に戦争反対を貫きたいのなら憲法を守りましょう。

　あり得ない空想になりますが、自民党が仮に退潮傾向になった際には、共産党と組んで志位委員長が首相になり、今ままでの主張を一気にひっくり返して集団的自衛権を認め、海外派兵を行なうなど、自公の政策に従って政治運営を行なえば、自社さ連立政権で社会党党首だった村山富市氏が首相になったとき以上にインパクトがあって面白いのではないかと思います。

　志位氏は自公のやり方を熟知していて、自公の期待を裏切らないものと思います。また、共産主義の怖さを感じながらも、自公に対抗できる強力な政党が見当たらず共産党を支持して来た人達は大きな挫折感を味わう事になると思います。つまりは政府に反抗する意欲を大幅に殺ぐことができるメリットも生じると言うもの。

　共産党は意外にも日本で最も古い政党で、わが一族でも過去の一時かぶれかけた人が居ました。何でも警察に引っ張られたのを曾祖母がかけ合って釈放して貰ったとの話が伝わっています。従って当家も共産党に全くご縁が無い訳ではありません。共産党がもしも党是を曲げて民主主義を守る側に転向するのなら賛同する余地もありますね。

　
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左岸堤防が低かったのでは

　茨城県常総市で堤防が決壊して氾濫が起こり、大きな災害が起こりました。川の右岸、左岸は上流側から下流側をみたときに向かって右側を右岸、向かって左側を左岸と言うらしいので、今回は左岸側に氾濫が起きたことになりますが、対岸の右岸側は氾濫が起きていません。

　だいぶ前に聞いた話になりますが、埼玉県川口市付近の荒川の堤防は左岸側が右岸側より低く設けられていて、万一の場合には埼玉県側に氾濫し、東京都側には氾濫しないようになっています。東京都側に氾濫すると都内が浸水するのは勿論、地下鉄南北線の赤羽岩淵駅から始まって都内の地下鉄が水没する恐れが大きいと言われますから、確かに影響が大きいものと思います。

　私が子どもの頃は、埼玉県側の川口市の民家の２階に荒川の氾濫に備えて和船が吊るしてあるのを見たことが有りました。住民が必要性を感じていたからと思います。

　右岸堤防と左岸堤防の高さに違いがあるのは普通の事らしく、例えば上記のような考えに基づくものと思います。ただ、住民はその事を知っているのかと言うと、秘密ではないにしろ、積極的に知らされてはいないのではと言う疑問が有ります。


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侵入者への最終対応

　熊谷市で６人が殺害された事件が起こりました。確保された外国人容疑者は言動が普通ではなかったと言われ、責任能力の有無が問われる可能性もあります。また容疑者本人に支払い能力が無い場合や親族が外国居住の場合には損害賠償請求も困難になります。

　銃社会でない日本では侵入者に対抗する手段が乏しく、対応に困難性がありますが、万一の場合には躊躇は禁物。武器になるものは普通の家にもありますので、予め頭に入れておきましょう。

　集合住宅の玄関は地震で開かなくなる恐れが有り、それに備えて大きな玄能や斧をドアの近くに用意しておく事も考えられます。先端を触ってもけがをしないような棒状の得物は相手に奪われやすく逆効果。一例として鬼が持つ金棒のように先端部にトゲが有ると良いかも知れません。

　正当防衛か過剰防衛かなんて考えるより、貴方がお墓に入らない事を優先しましょう。非常の場合は何をしたか夢中で覚えていないのが普通なので、その旨を一貫して主張し、あとは専門家に任せましょう。念のため貴方が人道的な方なら、倒れた相手の足を強く踏んでくじかせるか肋骨を強く蹴って骨折させ、動けなくする方法があると聞いた事があります。

　なお、刃物からの防御手段としては布団や座布団、ついでに銃弾に対しては畳が有効、またバリスティックナイロン製のビジネスバッグは刃物にも銃弾にも強いと聞きます。

　家を建てる際に、丈夫な扉を備え内側から鍵をかけられる緊急避難用の部屋（セーフルーム、パニックルーム等と言います。）を家の一角に設けておく事も考えられます。地震や火災にも耐えるように作ればなお一層良いかも知れません。


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モス海鮮かき揚げ

　テレビで拝見していましたら、モスバーガーのテリヤキバーガーとライスバーガーの海鮮かき揚げ（塩だれ）を米国人が食べ比べた場合、海鮮かき揚げ（塩だれ）をより好むとの事、しかも絶賛しています。醤油の香りが感じられるテリヤキよりも塩味が好まれるのは当たり前のような気もします。

　かき揚げは天ぷらの一種、そう言えば天ぷらを塩味で食べると言うのは昔は無かった食べ方で、醤油の香りがある天つゆを好まない外国人のために塩で食べる事をすすめると聞いていましたが、それを真似たものと思います。

　本日、出かけた際にモスバーガーの店の前を通りましたので、米国人にそれほど好まれる海鮮かき揚げ（塩だれ）、持ち帰って食べて見ました。モスのテリヤキバーガーは以前食べた記憶が有ります。

　味はまずまず、ダメと言う要素は皆無、近いうちに自分から望んで再び食べたいかと尋ねられれば何とも言えません。テレビでは米国人に絶賛されていましたが、少々オーバーな気もします。

　お値段ではおしのぎにしては高く、単品で３４０円、コーヒーか紅茶の２５０円と合計すれば５９０円、セントラルキッチンで作って各店舗に配送し、人手を使ってサーブすればこれくらいは仕方がないのかな。私の基準で言えばこう言う支出はお金の無駄遣い。比較するのは適当ではないと思うものの、地元のスーパーで販売されている惣菜の小エビ入りかき揚げとお握りの値段の合計は消費税込みで２２０円ほど。

　何度も食べてみないと価値が分からないのかも知れません。


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「警察官、弁護士等」の犯罪

　市民の安全を守る業務や法律に関係する職業に従事する人達であっても、残念ながら犯罪行為を行なう人は皆無ではありません。警察官や弁護士の犯罪はニュースなどで見聞きする機会が少なからずあります。

　ごく最近も警察官が殺人容疑で逮捕されていますし、財産管理を行なう弁護士が横領するケースもときどき耳にします。『市民の安全を守る業務や法律に関係する職業』は多数ありますが、ここでは分かりやすくするため、「警察官、弁護士等」という表現で代表させるものとします。

　法律を守るべき立場にある「警察官、弁護士等」は、立場上犯罪の重大性は十分認識していますから、刑罰も一般人と比べて重くすべき、と言うのが市民感覚と思います。実態はどうなのでしょう。

　昔は尊属殺人罪という罪が有って、自分や配偶者の父母や祖父母を殺した場合には、死刑か無期懲役と規定され、普通の殺人罪における懲役刑を選択できない、つまり罪が重かった時代が有りました。しかし、この規定は「法の前の平等」に反するとの判決が出て適用されなくなり、その後廃止されています。なお、尊属殺人罪が有った時代でも卑属殺人罪（分かりやすく言えば子殺し）は設けられていません。子よりも親を重んじるのは儒教思想の影響でもあったのかと言う気がします。

　「警察官、弁護士等」の犯罪を裁く際に、「法の前の平等」が過度に考慮されると、同様な犯罪を犯した者の場合と変わらないか、むしろ軽い刑罰が科せられる恐れがあるのではと思います。ひがみっぽい言い方をすれば、取り締まる側や裁く側も仲間意識が絶対に働かないと言えるのか、疑問に思う事が有ります。残念ながら、個々に調べないと実態は分からないので、憶測でしか物を言えません。

　「警察官、弁護士等」の立場を利用した悪質性は問われずに、一般人の犯罪者と同様に扱われ、「警察官や弁護士等」を信じた被害者側に落ち度が有り、殺人であれば殺された方が運が悪かったと言う事になったら困ります。

　仮定の仮定になりますが、犯罪者は「法の前の平等」で人権が保たれて救済され、被害にあった側は「法の前の平等」の名のもとに人権が保たれるどころか、まさに地獄に落ちる事になるとすれば、著しくバランスを欠くと言わざるを得ません。求刑や判決に当たって「警察官、弁護士等」であることにより刑罰を重くする事が有るのか、あるいは軽くする事が有るのか、関心を持ち続けて行きたいと思います。


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