ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

ヴァイオリンとフルートの音域

2016年06月16日 22時04分17秒 | 音楽
 本来楽器が備えている音域ではなくて。

 ヴァイオリンやギターなどの弦楽器を演奏する際にはポジションと言うものが有ります。手と楽器の相対位置を示していて、ポジションによって弾ける音域が決まりますから、それ以外の音を弾くにはポジション移動が必要になります。

 ヴァイオリンの第1ポジションで弾ける音は解放弦も含めると低い方はG線のソから、高い方は小指の定位置でE線のシまでの音が出ます。第1ポジションを教わっている段階では、この範囲に収まる曲が望まれます。

 第1ポジションの次には第3ポジションを習います。なぜ第2が抜けるのかはさておいて、第3ポジションの最高音はE線のレ。五線の上に二本加線したその上の音になります。

 ヴァイオリンのポジションはもっとありますが、初心者用の練習曲は第1ポジションで弾く部分が多く、第3ポジションで弾く部分が少しあるくらいがベターなので、アマチュアの合奏を行なう目的で、他の楽器を専門とする人が選曲する場合には注意する必要があります。

 フルートの場合にはヴァイオリンのようなポジションの問題は有りませんが、初心者が吹く際、低音域と高音域に多少の問題が有ります。

 まず、低音を苦手とする人が居ます。最低音であるC管のドやH管のシを苦手とする人が居ますし、その上のレ、ミあたりは音が出ても音量が小さい人が居ますから、合奏の際に音量不足になる可能性があります。原因としては楽器の調整上の問題が考えられ、吹き方の問題も有ります。

 高音側はもっと問題があるように思います。ヴァイオリンの第3ポジションの最高音であるレはフルートでは出しやすい方になりますが、その上のミは多少出しづらいので、出しやすくするための「Eメカ」と言う機構が追加されている場合があります。
 
 また、この辺りから上の音に関してはどの指でどう押さえるのかと言う運指が不規則になります。また、ファ#やソ#はかなり出しにくい音で、私の場合で言えば弱音で確実に吹くのは少々困難になります。アマチュアでフルートを吹く人はどの音が苦手かを心得ていますので、可能であればパートを割り振る際に留意すべきかと思います。


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