ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

小学校で教育勅語

2017年02月28日 20時08分46秒 | その他
 国有地の払い下げ価格が安価で不透明であったとか、安倍総理夫人が一時名誉校長として名を連ねたなど、話題に事欠かない大阪府の学校法人森友学園。幼稚園を経営しただけで小学校を手がけた事が無く、私立小学校としての認可条件に欠けるにもかかわらず、橋下知事時代の大阪府が条件を緩和したとも言われています。

 まずは幼稚園で唱えさせていると言う教育勅語。戦前の教育の基本理念とされていたもので、勅語と言う事は天皇の意思が込められています。一応、教育勅語の文章を読んで見ましたが、戦前の旧天皇制がベースで当然ながら現代にはそぐわない文章になっています。

 内容から旧天皇制の部分を完全に除去し、暖かい目で眺めればそれほど当たり障りはなく、極端な進歩的思想の人でもない限り必ずしも問題があるとは思えませんが、旧天皇制下の教育方針を幼稚園の園児に唱えさせるのは明らかな時代錯誤で、導入した人の頭脳構造を疑わざるを得ません。

 さすがの安倍総理も「問題あり」と断じたように報道されていますが、総理の日頃の言動からすると、全否定でも無いような気がついします。北の国や韓国あたりから見当違いの非難が出るのではないかな。

 小学校開設のお膳立てに橋下知事が関与しているようにもうかがえますから、橋下氏をトップとする大阪維新を政府与党がバックアップするために政府与党が力を貸したのではないかと言う想像も出来そうな気がします。

 ここまで来たら、この小学校の認可はすべきではありません。入学を希望する児童は公立小学校や他の私立小学校に入れるよう配慮してやればよいと思います。そもそも、こんな時代錯誤の学校に子供を入れようとする親の顔が見たい。あ、これは思想信条の自由に反するので、言い過ぎと誹謗されるかも知れません。


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毒ガス(化学兵器)

2017年02月26日 08時30分24秒 | その他
 マレーシア当局の発表によれば最強の毒ガスVXが暗殺に使用されたとの事。北の国の関与が濃厚とは言え具体的な証拠はありません。このVX、かつてオウム真理教が港区で殺害目的で使用したと言われています。

 毒ガスは国際的な条約で禁止されていると言っても、北朝鮮を含む数か国は化学兵器禁止条約を未締結なので、制約を受けません。

 毒ガスはいまだに世界中のあちこちで保管され、最近でもイラクやシリアでも使われたと言われています。戦場で使用される可能性もありますから、どこの国の軍隊でも防毒マスクを備えていて、かつての日本軍でも兵隊に持たせましたし、軍馬用の防毒マスクだってありました。

 さて、毒ガスは残念ながら化学の分野。その昔、ドイツの染料会社(IG染料)が毒ガスの研究に熱心だったと父親が話していました。染料は繊維に化学的に染着するもので、毒ガスも似たようなしくみで生体の組織に作用すると習った記憶が有ります。染料の研究の歴史は古く、化学の発展に寄与する反面、このような物質も派生しました。

 毒ガスの製造自体はそれほど難しくないと聞きますが、実際に製造に携わる人も生命が危険。ドラフター(排気装置つきのチャンバー)を使用して製造するとしても、よほど性能の良い装置でないと怖いし、屋外に排気されたら周辺の住民も危険。水銀や硫化水素、放射性同位体(RI)どころの騒ぎではありません。普通の化学屋ならわが身の危険と言う観点からも毒ガスの製造はイタシマセン。

 製造するのも一苦労、運ぶ際には外交官の手荷物に隠す必要が有る上、実行犯にも危険が及ぶこのような物質を使う意味があったのでしょうか。


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手軽な低音楽器は

2017年02月24日 17時41分07秒 | フルート
 フルート属以外でフルートアンサンブルで手軽に使えそうな低音楽器は無いか考えて見ました。フルートアンサンブルはフルート属の楽器で完結すべきと言われればそれまでの話で、フルートアンサンブル初心者ゆえの発想。

 クラシック音楽で使われる管楽器にはそれぞれもっと低音の出る楽器もありますが、木管の低音楽器と言えばバスーン。フルートとも音色的に合うように思います。例えば、くるみ割り人形の「中国の踊り」はフルートのメロディーをバスーンとコントラバスが伴奏しています。欠点は楽器がかなり高価な事で、フルートで言えば某社の9金SR並み。吹けるようになるにはかなりの教習が必要で、これでは採用されないかな。

 低音のスタンダードはコントラバス。弦楽器のカルテットではチェロが用いられ、チェロでもコントラバスフルートの音域をカバーしますし、辛うじて背負って運べます。コントラバスやチェロの価格はピンキリながら楽器が20~30万円、弓は数万円から10万円くらいで買えますから、フルートの特殊管よりも割安。ただ値段はよいとして、いずれもアナログな楽器。正確な音程を取るにはそれなりの期間をかけて教習を経る必要があります。その意味でプロ、アマのフルート演奏者が取り組むにはハードルが高いかも。音色的にはフルートとマッチすると思います。

 弦楽器でも音程の心配の無い楽器はあります。マンドリン属最大のマンドチェロ(マンドセロとも言います。)で、鈴木バイオリンで10万円位のものを販売しています。音域、調弦はチェロと同じで、ただしギターのようなフレットがあるため、音程に苦労する事はありません。ピック使用なので弓で弾くより簡単。マンドリンよりも柔らかい音なので、トレモロでもフルートにマッチすると思います。

 なお、マンドリンアンサンブルの場合、マンドリン、マンドラ、マンドチェロまではマンドリン属の楽器を使い、伴奏用にはギターを使う習慣があります。マンドリン属だけでの完結にはこだわっていません。さらに人数の多い場合にはコントラバスも使います。

 クラシックの伝統的な楽器以外では、ピアニカ等の鍵盤ハーモニカで「バス」の文字のあるタイプならチェロ並みの低音を出す事ができます。音色的には多少違和感がありますが、ともかくも値段は上記のどの楽器よりも安価。検討に値するかも知れません。他にはミュージカルソーもありますが。



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バスフルートの値段

2017年02月23日 08時58分54秒 | フルート
 一昨年からフルートアンサンブルに参加しています。私より人生の先輩にあたる方もいらっしゃるので、約70歳の私は中堅どころに過ぎません。とても和やかな雰囲気に満ちています。

 全員がフルートなので、曲によっては低音が欲しい場合も有り、他のアンサンブルグループに参加しているメンバーがアルトフルートを持って来られます。

 先日書いたようにフルート(C管)とアルトフルート(G管)の最低音は四度違いますので、アルトフルートはヴァイオリンに対するヴィオラのようなものとつい思いますが、音域で言うとアルトフルートの最低音はヴァイオリンと同じなので、もう一つ下のバスフルートも出来れば欲しいところ。これでようやくヴィオラの最低音までカバーできます。

 でもバスフルートをアンサンブルに加えたらと言うと、言い出したお前がやれと言われる公算が大きく、そうなると楽器を都合しなければなりません。

 調べて見るとバスフルートは決して安くありません。大きいからと言うより恐らく数が出ないためで、フルートのような安価なモデルは見当たらず、プラスチック製が30万円台である以外は40万円台が最安で、有名どころは70万円台とか100万円超の値段。

 大きいだけあって重量もかなりあり、持ち重りするものらしいと聞くと、身体に与える影響も心配。もう一つの趣味であるヴァイオリンも楽器単独なら400~500g程度と軽いので、あまり重い楽器を持ちたくはありません。

 さてどうしたものか。


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今は南岸低気圧、昔は台湾坊主

2017年02月20日 20時08分14秒 | その他
 今頃の季節に太平洋側を移動して雪をもたらす低気圧を、最近では「南岸低気圧」と呼んでいます。

 「南岸低気圧」を最初に聞いたときは新しい考えが生まれたのかと思いましたが、何のことは無い高校で習った「台湾坊主」と同じとの事。

 当の低気圧が発生する場所が台湾付近が多いからこの名が付いたと習った記憶がありますが、台湾と坊主の組み合わせ、何かまずい点でもあるのでしょうか。

 まず台湾。多くの日本人は国を表す言葉と思って使いますが、二つの中国を認めない中国、その中国が言う事はすべて正しいと言う論理に盲従したのかも知れません。台湾についてはそれくらいしか思い浮かびませんね。おっと、盲従もNHK的には差し支えがあるかも。

 次に坊主。言うまでも無く仏教の僧の別名で、僧とくらべるとくだけたニュアンスがあるのは確か。生臭坊主とか葬式坊主のような言い方も聞いた事がありますから、持ち上げた表現とは言えないのかも知れません。

 坊主の「坊」は僧の居住する建物、「主」はあるじとかぬしを表すので、文字づらからは蔑称とは思えませんが、貴族の「貴」と徳川御三家にしか使わない敬称の「様」を合わせた貴様は芳しくない表現なので、坊主もいけないのかも知れません。

 もう一つ、坊主は髪の毛の無い事もニュアンス的に含みますから、様々な理由で髪の毛の無い人や薄い人への配慮もあろうかと思います。

 表現によって傷の付く人の無いよう配慮する事は大事と思いますが、学校で教えるような用語については、そのときどきで使用を差し控えたり、他の表現に言い替える事はなるべくやめて欲しいものと思います。正当に習った台湾坊主を使ったがために万一にも悪者扱いされては敵いません。


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