ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

私のヴァイオリン奏法

2013年09月21日 11時01分22秒 | ヴァイオリン
 私のヴァイオリンの現状を見直してみました。欠陥が多数あります。

 まずは楽器の構え方。体の外側に寄り過ぎています。中央寄りへの矯正を心掛けています。

 次に弓の持ち方。柔らかさが足りない上に、弾いていると小指が次第に伸びて突っ張って来ます。意識的に矯正しなければ。

 第1ポジションの左手の親指の位置。ご承知の通り、親指の位置を1の指との関係のみで決めてしまうと、4の指が届きにくくなります。そこで、1の指と4の指の位置を決めてから、手と親指を置き直すというやり方を改めて行い、親指の位置を決めるようにしています。意識的に行わないと1の指との関係のみで親指の位置を決めてしまいます。

 第1ポジションは指の間隔が広いだけに問題が多く、例えばE線のファ(F)とファ#(Fis)では1の指で押さえる位置が違いますので、以前はファ(F)を弾く際に親指もずらしていました。つまりは第1ポジションではなく、0.5ポジションになっています。加えて1の指については、肝心の音の高さが僅かに低いと指摘されています。ときどきチューナーを用いて音の高さを確認して見ることにしています。

 2、3の指はまずまずと思いきや、2の指が3や4の指の動きにつられて無意識に移動していますので、動かさないようにしなければなりません。4の指は親指の位置との兼ね合いは緩和されていても、依然として押さえにくさが残っています。これは手のひらをネックに近づけるようと指導されました。

 既にこれだけで気が滅入って来そうになります。まだまだあります。


にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ フルートへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音大生就活に関する考察(4)

2013年09月14日 12時32分04秒 | ヴァイオリン
 採用業務経験をベースに考えています。普通の企業であったため音大生を採用した経験はありませんが、美大生を採用したことはあります。

 音大生は自己PRのためのリサイタルを行なうべきと言って見たものの、リサイタルを行なうには資金を要しますし、世間に広くPRするには入場者数も限られます。また、それなりの人を呼ばない限り、来場者が将来の仕事を約束してくれる可能性も少ないと思います。そこで、リサイタル以外のPR方法も考える必要があるのではと思います。

 どんなPRの場があるのかはさておき、PR用ツールについて考えて見ましょう。文系の学生の就活なら履歴書以外に、自己PRというものを用意しますが、会社に就職とは限らない、むしろそうでないことを希望する音大生にはいずれもそぐわない気もします。

 演奏で食べることを狙うなら、演奏の得意分野や演奏内容が分かることが一番ですね。仮にヴァイオリンやフルートなら楽器を持って行って演奏して見せることも出来ますし、ピアノなら置いてある場所もあるかも知れません。けれども、聞く方も曲を長々と演奏されても困るし、弾く方もいきなりリクエスト曲を演奏してくれと言われても困ります。音響条件の悪い場所で弾けと言われても困ります。

 そこで、PR用資料として音楽的なプロフィールを書いたペーパーと、録音済(または録画済)の媒体を用意したらと思います。

 プロフィールのペーパーについて

 演奏者の紹介文で出身音楽大学、師事した先生の名前、コンクールの参加もしくは入賞歴と言ったことが半ば習慣のように書かれています。これ、部外者には読むのが苦痛で、一般人の感覚で言えば師事した先生の羅列は不要と思いますし、コンクールの入賞歴もメジャーなものに限るべきと思います。履歴書には確かに賞罰欄がありますけれど普通はよほどの事でもなければ書きません。

 むしろ、どんな曲の演奏が得意であることの方が情報として有用と思います。作曲者名、曲名、ジャンルなどを書くことになりますか。また、クラシックのみなのか、ポピュラーや子供向きの音楽もこなすのかなどは場合によっては重要かもしれません。

 録音済(または録画済)の媒体について

 演奏のサンプルがあるとよいと思います。今頃思い出しましたが、美術系学生を求人した際には学生が作品を持って来るのが普通で、見る方も興味がありました。音楽の場合なら録音済みの媒体が該当するように思います。どんな曲を選ぶのか、全曲もしくは部分を収録するのかなど考慮すべき点はいろいろあります。堅苦しい曲も良いと思いますが、分かりやすい、あるいは知名度の高い曲もあるとよいのではと思います。

 録音は専門家にお願いすべきと思いますが、場所と機材を選べば、自身でも可能かもしれません。CDやDVDなど相手に合わせた媒体がよいかと思います。


にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ フルートへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴァイオリン購入時に考慮したこと

2013年09月09日 19時08分16秒 | ヴァイオリン
 楽器、弓をかなり買い替えました。その後手離したものもあり、現在は楽器2台と弓3本を所有しています。

 少々高めの楽器を求めた際には、そこそこ名の知れた楽器も候補になったため、他の人の迷惑にならないだろうかと考えました。現にヴァイオリンを専門とする大学生が同じ作者の楽器を購入したというブログをその頃見たことがありましたので。

 実際に弾いて見たら良い印象を受けましたものの、より知名度の低い作家のものの方を気に入ったため、有名作家のものがド素人の私の所有となることは免れましたね。

 他の楽器や弓に関しては、それほど購入希望がかち合うようなものでもないと思いました。

 弓は1本だけ私にしては高価なものを持っていますが、それでも希少価値があるものではなく、必要なら注文可能なもので、入荷したばかりの弓を下手くそが先んじて射止めただけのことになります。この弓はそのお店にある格上の弓を上回る弾き心地を感じましたので、今でも得をした気がしています。


にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ フルートへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子供のナントカに親が出るう

2013年09月07日 21時10分20秒 | ヴァイオリン
 ヴァイオリンに関する投稿サイトで、お子さんのヴァイオリンを買う際の相談事をしょっちゅう見ます。内容は他愛のないと言うより主体性を著しく欠くものとしか思えません。私のように50歳代で当初は独学でヴァイオリンを始めた者にとって楽器を購入するのは弾き手の自己責任と思いますが、お子さん用の楽器の場合は事情がかなり異なり、親が前面に出ばる傾向があります。

 良い音の楽器を使うとうまくなるのも速いと言われます。ただ、ヴァイオリンは各部の寸法が意味を持つため、その意味で分数楽器は不完全なものと聞きますから、分数の段階で楽器を探し回る必要性は低いのではと思います。

 ある程度弾けるようになったお子さんの楽器選びに親が口出ししているのは滑稽な気がします。親が弾ける場合であれば分からないでもありませんが、本人にまかせるべきではないかと思います。親が口を出せるのは、予算に関してだけと思いますね。

 楽器の値段はキリが有りませんので、お子さんが天才だと思う場合には、オールドの名器を購入すべきで、最低でも1000万円を超えますね。もう少し安価と言うなら、私の経験では200万円~300万円くらい出せば、かなりの楽器が買えます。

 予算を考える上で忘れてはならないのが弓の値段です。一般の人なら50万円も出せばかなり満足できる弓を購入できますが、親御さんが天才であることを疑わないお子さんが使うのであれば最低でも100万円以上、300万円以上にもなれば、名の知れたオールド弓が購入できます。

 最早、凡人である親が良し悪しを判断できる段階を越えていますので、選ぶ際は天才であるお子さんに任せましょう。


にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ フルートへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関東大震災を語り継ぐ

2013年09月01日 10時38分15秒 | その他
 関東大震災から90年経過しました。当時を知る人と言うと、少なくとも小学生以上でないと状況把握ができなかったと思いますから、かなりの高齢者になります。

 私の母親は御徒町あたりで被災しましたが、乳児だったので恐らくその母親に背負われて避難したものと想像します。記憶は当然ながらありません。母親の父は画家でもあったので、震災の様子を描いて地方で出版したとの情報がありますが、残念ながら実物を見たことはありません。

 私の父親は本郷区で被災し、こちらは小学生だったので、避難したことを記憶していました。家族は地震後の火事が迫る中、上野の山に避難し、幸い全員無事に済みましたが、当時で言えば耐火建築である土蔵の壁が地震で崩れてしまい火事を防ぐjことができず、店舗を兼ねた住居が全焼しました。火事についてはなす術がなかったと聞きます。

 山の手と下町のちょうど境界あたりに位置するこの地域では、隅田川の対岸地域で起きたような旋風による被害はあまり無かったようで、無事に避難した人が多かったと聞きますが、けが人は多かったと聞きます。

 ただ、本人を含めた兄弟の勉強用机、本箱、いずれも現在のものよりも小型だったためか、運び出すことができたようで、その他の家財も大半持ち出せたと聞きました。大八車などの運搬用具があったためと思いますが、小型車並みの幅がありますから、橋などの交通の要所での混雑を助長した可能性がありますね。

 食事は、お昼時で支度途中だったものをそのまま持ち出したと聞きます。また、近所のパン屋さんの商品を大量に購入して被災者に配ったと話していました。食べ物の不自由さはあまり話していなかったので、勿論、十分ではなかったと思いますが、米、味噌中心の食材を裸火で煮炊きする時代でしたので、手間をかければ、食事の支度もできたように想像されます。

 まとまりませんが、とりあえず、9月1日に間に合わせて。

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ フルートへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする