ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

大人のヴァイオリン(その6)・・・独学

2014年10月31日 08時23分07秒 | ヴァイオリン
 先生に習う事の対極にある独学について。約10年間独習した私が書くので、私の投稿のうちで最も信用して頂ける筈の内容。

 私がその10年間で得たアドヴァンテージは、後に先生に習い始めた際、鈴木教本の第1巻を省いて第2巻から始めてよいと言う事のみ。在職中でたまにしか弾かなかったせいもありますが、かなり無駄をしました。以前にも触れましたね。

 これがピアノなら、キーを叩けば誰でもそのキーの音を出す事が出来ます。勿論音が出ただけでは何も始まりませんが、ピアノが狂っていない限り、音程に悩まされることはありません。

 ヴァイオリンは調律を自分でしなければならない上、所定の高さの音を鳴らすことが難しく、音階を正しい音程で弾けるようになるだけでもなかなか大変で、それが出来るようにならないと音楽が成立しません。

 他人の演奏を聞いているときは音程の狂いが分かるのに、一人で鳴らしていると、音符や記号を必死で追いかけつつ、左手や右手の動きにも気を取られ、僅かな音程の違いまでは気が付きません。音程以外も欠点だらけなので、先生の存在はとても大事と思います。

 独学がまずいのは音程もさることながら、間違った非効率な弾き方の癖が付いてしまう事。進歩が遅れるだけではなく、後に直そうとしてもなかなか矯正が難しく、道を間違えたときに間違えた地点まで戻るような事になりかねません。


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大人のヴァイオリン(その5)・・・先生

2014年10月29日 08時01分15秒 | ヴァイオリン
 ヴァイオリンを始めるには先生が必要。音楽を作る以前にどうやって音を出すのかがとても難しいと思いますので、先生に習わなければなりません。

 町のヴァイオリン教室を探すにはご近所の小学生やその親御さんに尋ねれば、ご本人やその友人が通っている教室を教えて貰えると思います。地名と「ヴァイオリン教室」もしくは「音楽教室」をかけ合せて検索すれば見つけることが出来ます。お近くの楽器店が教室を抱えている事もありますし、顧客でもある先生を紹介して貰えるかも知れません。音楽教室を紹介するサイトもあり、紹介が無料のところも有料のところもあります。

 先生によってはコンサートの切符を押し付けたり、高額な付け届けが必要などと言う話も聞きます。お付き合いの範囲を超えるような様子がうかがえるのであれば避けましょう。どんな先生でどんな教え方をされるのか、体験レッスンがあれば利用するとよいと思います。体験レッスンは有料と無料の場合があります。

 レッスンには個人レッスンとグループレッスンとがあります。グループレッスンはレッスン料が安い上にお仲間の顔が見えて楽しそうな感じがしますが、学校で生徒が体操をしている際に先生が回ってきて動きを直すようなもので、各人への指導が行き届くとはとても思えません。

 グループレッスンの極端な例の映像をYouTubeで見つけました。中学校の授業のようで、先生がピアノを弾き、クラスの男子生徒全員がヴァイオリンを弾いています。構え方や弓の持ち方はデタラメ。ゆとり教育の名残りなのか椅子の背にもたれて弾いて居る生徒さえ居ます。他の教科の授業もこの程度であれば困りますね。


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大人のヴァイオリン(その4)・・・練習場所

2014年10月27日 06時28分31秒 | ヴァイオリン
 ヴァイオリンの音は無関係の人には騒音なので、練習する場所を考える必要があります。自宅の一部が防音構造になっていれば理想的、箱型の防音室を部屋の中に持ち込むことも出来ますが、いずれにしても投資が必要になります。

 
 レンタルの防音室を利用するなら、ピアノ、特にグランドピアノを置いた練習室はかなり有ります。バンドの練習用の防音室も有ります。音楽教室によっては空いた時間、レンタルに応じます。他には公共の施設も利用できます。私はご近所から苦情を頂いたことはありませんが、料金が低廉な防音室を借りています。

 金管楽器の場合は屋外で練習する話を聞きます。ヴァイオリンの場合は降雨や日差しに弱いので屋外は適しません。テレビで見かける野外でのオーケストラ演奏、こういう時はサブの楽器の出番なのかと思います。

 消音器を付ければヴァイオリンの音は小さくなります。問題はヴァイオリンの響きも抑制してしまい、ヴァイオリンの音程を響きで確認することや音色を磨くことが難しくなる点で、良し悪しと思います。

 夜間に自宅で弾くならエレクトリックヴァイオリンが一番と言われます。イヤホンやヘッドホンで聞けば音は外には全く出ませんので理想的のように思えますが、発音の原理が異なるためヴァイオリンの響きは全く無く、割り切って使うしかありません。

 消音器や、エレクトリックヴァイオリンによる練習は騒音対策の面では効果があったとしても、ヴァイオリンそのものの練習とは少々違いがあるように思います。


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大人のヴァイオリン(その3)・・・時間づくり

2014年10月25日 08時09分13秒 | ヴァイオリン
 大人は時間的余裕が乏しい上に、雑事に気を取られて、なかなかヴァイオリンに集中できません。仕事や家事を抱えていればなおさらの事。でも周囲で各種の資格などを取ろうとしている人は工夫して時間を作っていると思いますから、出来ないことはありません。キーワードは「早朝」、「ノー残業」、「寄り道禁止」、他にもある?

 大人が始めるにはハンディがあると言われますが、逆に大きな利点もあります。それはヴァイオリンを弾きたいと言う明確な意志がある事。何となく始める人はまず居ないと思います。意志あれば通ず。

 逆に、始めるのに有利と言われる幼児に強い意志があるのはレアケース。大半は背後に居る親が無理強いしているに過ぎないような気もします。もっとも、こう言う親が居るおかげで日本のクラシック音楽界は維持されているのかも知れません。感謝すべき。


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子供の味覚がおかしい

2014年10月24日 09時18分49秒 | その他
 子供の味覚がおかしくなっていると言う調査結果をニュースで報じていました。甘味、酸味、塩味、苦味のうち、酸味、塩味を認識できない子どもがかなり居て、いずれかの味を認識できない子どもが約3割と言っていました。こういう味は確か五味と言った筈でもう一つは旨味との事。

 先天的に味が分からない味盲があるとは聞きます。以前は何でも醤油やソースをかけて食べる人を見かけたことがありましたが、単なる嗜好と言うより、食習慣によって味覚が退化していたのかも知れません。

 一般的に濃い味のものを食べていると、味付けが濃くなって行くと聞いた事がありますから、同じような事かも知れません。たまに購入するお惣菜の中にも味付けが濃い物を見かけますし、激辛などをうたい文句にした食品も目にしますから、こう言う物も弊害をまねいているかも知れません。

 ニュースではジュースを飲む頻度が多いとか、ファーストフードを食べることが原因ではないかとの推測を紹介していました。私もそう思います。断定的に言わなかったのは該当する産業界からの反発を考慮したのか、子ども達の親に嫌われるのを恐れたため。

 なお、原因の一つとして野菜を食べていないと言うのが挙がっていました。どう関係するのか不審な気がしますが、少し前の報道で「一人暮らしの学生の4割は野菜を食べない。・・・食への意識が高い層でもこの状況」と言うのがありました。どうやら知的レベルが高い人は野菜を摂取しないのがトレンド?


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