ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

福島原発の暑さ対策案

2011年05月21日 06時25分34秒 | その他
 福島原発での作業環境が厳しく、防護服を着ると尋常ではない暑さで、熱中症の問題も起きていると聞きます。

 防護服はポリエチレン系の不織布、デュポンのタイべックという商標の素材で出来ているそうで、気密性があるため、蒸し暑くなることが避けられません。放射性を帯びた塵埃の身体への付着を防止するためで、やむを得ないからだそうです。

 そこで、提案なのですが、数年前に発売されたファン付きの作業服を重ね着したらということを思い付きました。腰のあたりなどに電池で作動するファンが付いていて、中の空気を外に逃がすものです。重ね着したら余計に暑いのではとも考えられそうですが、この作業服は暑熱作業用に考えられ、風を作業服内に通すことで、効果があると聞きます。

 ファン付きの作業衣の素材は木綿やポリエステルなので、現状の仕様では、塵埃の付着性の点で適さないかも知れません。タイべックなどの塵埃が付き難い繊維でできたものがよいのかも知れません。

 また、空気を外に逃がす見返りに作業衣内には空気が入って来ます。作業衣と防護服の間に放射性の塵埃が滞留しないか、至急のチェックが必要でしょう。

 なお、直接に着込むものでは無く、防護服の上から羽織るものなので、最初は作業する人数分を揃えれば、使い回しも可能かと思います。

 いかがでしょうか。

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ヴァイオリン独習進行中~続き

2011年05月20日 11時21分35秒 | ヴァイオリン
 通っていた教室では、鈴木鎮一指導曲集のVOL.5を終えたら、鈴木メソッドから離れると聞いていました。でも、独習するとなると、このシリーズはなかなかよさそうな気がしますから、VOL.6~8までは鈴木さんにしようかなと思っています。

 さて、VOL.5です。最初のガヴォットは、VOL.4の曲よりも易しいように思います。ここに持ってきたのには何か意味が有るのでしょうか。編集の都合のような気がしますけれど。

 2はヴィヴァルディの協奏曲イ短調のうち、VOL.4で省かれていた第2楽章です。前後の楽章がリズミカルなのにくらべて、かなりゆったりと引きずるような感じの、しかしながら、なかなか美しい曲です。1の指や2の指をずらす箇所が幾つか出て来ます。全体として、そんなに難しくはない曲のように思います。

 3はヴィヴァルディの協奏曲ト短調作品12の1の第1~第3楽章です。この曲は今まで聴いたことがありません。ヴィヴァルディらしい曲ではあります。第2楽章はフルートにも向きそうで、ただ、最後がG線の低い音でおわるため、工夫が必要です。最後の3章節をオクターブ上げればと思っています。

 それはともかく、目下、第1楽章と第2楽章を繰り返し弾いています。第1楽章の第1頁の下から2段目の2章節目~3章節目にかけて、これ、何と言うのでしょうか、6度の間隔で平行に下降する部分、楽章の終わりに近い部分にも再度出現しますが、なかなかスムーズに演奏できません。

 それと、第1楽章の第1頁の最下段の二重音のトリル、なかなかうまく行きません。教室に通っていれば、コツを教われると思うのですが。

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ヴァイオリン独習進行中

2011年05月18日 09時37分31秒 | ヴァイオリン
 ヴァイオリン教室に約2年通った後、都合で中断し1年ほど経過しました。フルートも同様に中断しています。キャリアの短いヴァイオリンの方は、すぐにゼロレベルまで戻ってしまうことが心配で、練習を再開しました。いずれ、教室行きも再開したいと思っています。

 教室では、鈴木鎮一ヴァイオリン指導曲集のVOL.2から始めて、VOL.4の5「ヴィヴァルディの協奏曲イ短調第3楽章」まで終了しています。そこで、その次の6「無窮動」からが独習の始まりでした。この無窮動は速度はともかく、やればできるという感じの曲です。

 その次の7が「バッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調第1楽章の第2ヴァイオリンのパート」です。石田朋也先生の有名なブログ「ヴァイオリンがわかる!」によれば、ヴァイオリンがとりあえず弾けると言うレベルの曲なのだそうです。

 「とりあえず弾ける」と言っても、各人各様の理解があると思います。これで十分と言うものでは無い事は私でも分かりますが、弦楽オーケストラの演奏会用に取り上げられることもあり、クラシックらしい曲目の一つですから、こも曲に取り組めるようになったのは嬉しいと思います。

 27章節目と82章節目に出てくる3rdポジションでのD線~E線の間で繰り返される音の飛躍の部分で左手の指の位置が定まらず、音程が不安定です。ま、繰り返し練習するしかなさそうです。

 VOL.4はひとまず終了し、現在はVOL.5に取り組んで居ます。
 
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福島原発での作業と労基法

2011年05月13日 09時28分36秒 | その他
 福島原発で震災以降の復旧に携わる方々が昼夜ご尽力されています。まずは各位に深く敬意を表する次第です。

 作業内容については断片的にしか分かりませんが、被曝の危険があり、労働条件が大変に過酷な上、食事や宿泊も不十分な状態が続いていると聞きます。このままでは健康を損ない、判断力を低下させるなどにより、事故を誘発する恐れさえ懸念されます。この原発の復旧には日本の命運がかかっていると言っても過言ではないので、作業される方々の労働環境や日常生活の改善が図られるよう望みます。

 ところで、これらの作業の重要性はさておき、このような労働条件は違法ではないかと疑いを持たれる人も多いかと思います。

 労働時間や休暇等については労働基準法の定めがありますが、現状ではかなりの長時間労働が続いていますし、休憩時間が確保されているかどうかもよく分かりません。労働基準法では、災害などの場合には通常とは異なる労働条件も許されることになっています。例えば、火災や水害などの後始末などの際には、そんなことを言っていられないからです。しかし、これはあくまで例外的な事であって、作業員の健康や福祉を考慮すれば、長期間、継続する事は好ましくありません。

 今回の福島原発に関しては、復旧のメドが付くのに少なくとも半年や1年はかかりそうですし、原子炉をすべて安全に停止させるには、その後、何年もかかるそうですから、労働条件の緩和、宿舎や食事、その他の福祉面の改善策を検討し、少しずつでも改善して行くべきでしょう。

 また、通常の労働環境なら考えられない放射線の被曝管理の問題があり、許容量以上に被曝した人は、一定の期間(年単位だそうです。)、同様の業務に従事してはならないことになっていますから、使用者側は、新たな人員の確保にも努めなければなりません。

 東京電力の労務担当部課や労働組合の役割も重要です。こういうケースでは、社員のみならず、下請会社の社員や臨時雇いの人々、さらには応援に訪れる他企業の社員についても、東電社員に準じた扱いがなされるよう気を配り、また機会がある毎に労働条件等の改善を図るべきです。このような特殊な労働ですと、労働基準監督署の眼も行き届かないでしょうから、内部からのチェックが重要で、それこそが労務担当部課や労働組合の社会に対する責任と言うものだと思います。

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浜岡原発停止は総理にメリット

2011年05月10日 06時00分00秒 | その他
 浜岡原発は万一の場合、首都圏にまで影響を及ぼす可能性が大きいと言われていましたから、停止の運びとなったことは一応評価してよさそうです。もっとも、完全に止まるまでには長期間を要し、その間に大津波でも来れば危険であることには変わりはありません。

 ついでながら、原発には天災以外にもテロなどの人災の可能性も指摘されています。攻撃により冷却系が爆破されれば、福島と同じような状態が全国の原発のいずれでも再現されないとは限りません。武装警備を行うなどの対策強化が望まれます。

 今回の浜岡原発の停止は、菅総理の唐突な要請から始まったもので、専門家が論議を重ねたものとは思えず、要請自体が権限外の行為であり、法秩序を無視した点が引っ掛かります。一般国民に与える影響が大きい問題であることは確かですが、もう少し手続を踏んで行なえなかったものかと思います。今回に限っては、大方の国民の事後の賛同が得られるとは思いますが、今後もこのようなやり方がまかり通るようでは、まるで独裁国家ですね。

 さて、この浜岡原発の停止は、共産党、社民党の主張とも合致していて、と言うことは、見返りとして、予算の二次補正など、復興支援に関する法案の国会審議を円滑にしようという思惑が感じられます。他の原発は止めないとのことですけれど、何でも反対の政党なら、すべての原発を止めるよう主張する筈なのに妙ですね。ひょっとすると、浜岡原発だけを犠牲にすることを条件に、これら政党との間で妥協が成立した可能性もありそうです。

 浜岡原発だけなのかは、蛇足になりますが、私が近くを通ったことがある四国の伊方原発の例を挙げると、人口3万8千の八幡浜市に近く、幾つもの漁場に囲まれていて、影響がすぐ周囲に及びそうな位置にあります。他の原発も似たような状況にあると思いますので、浜岡原発がダントツのワーストとも思えません。つまり他の原発は停止しないと決めた根拠が不明です。

 ともあれ、今回の停止では、菅総理が指導力を発揮したと主張できることになりますから、党運営上も国会審議上もプラスとなり、一方、被災地の現状を考慮すれば衆議院解散もままならないとすれば、現政権が当分続きそうで、菅総理にとっては大きなメリットです。国民は喜ぶべきか悲しむべきか、何とも言えませんね。

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