ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

フルートの楽譜にヴァイオリン曲

2013年07月28日 12時07分28秒 | ヴァイオリン
 ヘンデルフルートソナタ全集(THE COMPLETE SONATAS FOR FLUTE 、FABER社)という楽譜集を眺めているうち、バイオリンで弾いたことがある曲に出くわしました。

 一つは作品1の5の第4曲のBourree angloiseで、鈴木教本第2巻中6番目に出てくるブーレとよく似ています。比較すると最初の繰り返し部分は同一、次の繰り返し部分は多少違っています。鈴木教本の場合、ヘンデルの他の作品から引用したのかも知れませんが、あるいは弾きやすさを考慮して改変したのかも知れません。

 もう一つはこの楽譜でソナタ第1番ニ長調となっている曲の第1曲で、鈴木教本第6巻中5番目のソナタ第4番の第1楽章の冒頭部分と同好の曲であると思います。

 フルート用に購入した楽譜が実はバイオリン用として役に立つかも知れませんね。

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フルート初心者向き?

2013年07月27日 08時57分35秒 | フルート
 ペーター=ルーカス・グラーフのヘンデルフルートソナタ全集のCDを改めて聴いて見ました。すると、何とか取り組めそうな気がしてきましたので、早速、楽譜を探すことに。その結果、ヘンデルフルートソナタ全集(THE COMPLETE SONATAS FOR FLUTE 、FABER社)という楽譜集を見つけました。

 取り寄せて眺めて見ると、CDの収録曲との多少の違いはともかく、吹いて見たい作品1の5や作品1の1aも含まれており、楽譜と照合しながら上記のCDの演奏を聴くことができます。

 ヘンデルの曲はバッハのようなある種の堅苦しさが無いので、たまには速い曲もありますけれど、概してテンポはほどほど、吹いて見ても気分が良くなります。難易度は「フルート名曲31選」の中のやさしい方の曲くらいのものが多いと思います。

 フルートの教則本に掲載されている曲は練習の上では重要と思うものの、つまらない曲である場合もあり、このように純然たる作曲家が作った曲をたまに吹いて見るのも楽しいと思います。

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ヴァイオリンケース

2013年07月14日 11時02分54秒 | ヴァイオリン
 たまたま小雨の中をレッスンに出かけた際、途中の強風でビニール傘が壊れ、ヴァイオリンケースが雨ざらしになったことがあります。ケースにストラップを付けて背負っていました。レインカバーも考えられますが、ケース自体がある程度雨に耐える樹脂製ケースの方が好ましいのかなとも思います。もともと楽器の保管と近場への運搬のために比較的安価なケースを購入していましたので、防水性については考慮したことがありません。

 樹脂製ケースにはいろいろありますね。素材的にはABS樹脂製やポリカーボネート樹脂製、樹脂の多層構造のもの、FRP(繊維強化プラスチック)製など、ブランドであればBAM、カルロ・ジョルダーノ、イーストマン、東洋楽器などが見つかりました。

 BAMは弓の収納方向が普通とは逆、カルロ・ジョルダーノはカーボン織布の模様を印刷してある、イーストマンは初期の臭気がある、東洋楽器は寸法的に窮屈などの情報もあります。それ以上の事は分かりませんので、実物を尋ねて大手楽器店に出向きました。

 お店でいろいろのケースを出して貰い説明を受けると、雨じまい(建築で言う雨水の浸入を防止すること)に関しては樹脂製ケースでは蓋の縁が凸状、本体の縁が凹状になっていて、両者がかみ合う構造になっています。また、防水加工された布地で覆われ、ファスナーが防水仕様になっているハードケースもあり、小雨程度ならこれでも十分と思います。

 BAMの弓の方向については収納時や取り出す際にとまどうような気もしますが、弓のフロッグやスクリューが楽器のスクロール側になるため、接触を防ぐ観点ではよいかも知れません。東洋楽器のケースは機内持ち込みを優先したためか、弓によっては収納時に多少斜めに置く必要があるかも知れないとの説明が有りました。

 比較的小型で容積があまり小さいと楽器までの距離が近すぎて、保護機能としては不安が残ります。その点で言えば従来からの木と布で出来たケースが勝るように思いますし、断熱性も有利かと思います。KUNなどのブリッジ型の肩当を収納できるかどうかも容積の影響が有ります。

 樹脂製ケースの断熱性は発泡体を用いたものが最もよさそうに思いますが、長時間、暑さや寒さの中を持ち歩く機会があるかどうかにもよります。

 結局、もうしばらく考えることに。

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ヴァイオリン製作にも女性進出

2013年07月06日 09時22分02秒 | ヴァイオリン
 ヴァイオリン製作にも女性差別と言うタイトルでもと思いましたが、穏当な表現にしました 。

 新しくヴァイオリンを購入したことを先日書きました。この楽器はEva Marinoと言う女性の作で、私としては初めてのデルジェスタイプ、タイプはともかく、力まなくても弾けるような気がします。

 製作者Evaは同業のChristo Marinoと夫婦で工房を経営しています。Christo作の楽器は国内の弦楽器店で見ることが出来ますが、奥さんの楽器は初めて見ました。私のヴァイオリンの先生も製作者が女性であることに驚かれていました。

 多分昔は女性の製作者は居なかったような気がします。最近なら、銀座でStefania Bodiniと言うイタリア人女性の楽器を見たことがありますし、三苫由木子氏の楽器について一度問い合わせた記憶があります。鈴木郁子氏のお名前も見聞きしたことがあります。

 ヴァイオリン製作には腕力よりも繊細な手間仕事が多いと思いますので、女性が不向きとは思えません。ヴァイオリンを製作する業界や購入者が保守的で、女性の進出が少なかったものと推測します。

 ホームページによれば、Eva Marinoはご主人と同じくらいの経験年数があります。でも日本の販売価格はご主人のものの最新価格と比較すると3分の2くらいに抑えられていました。私は助かりましたが。


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