路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

寒晴れの地が落石を弾く音

2010年01月15日 | Weblog


 寒い。相変わらず。

 イソガシイソガシの一日。
 アワアワアワと動いていて、途中ポケットに入れていた電話の子機を床に何度か落っことす。そのたびにデカイ音が響いて、、、。壊れたかもシレン。(ポケットに入れるなよ、子機を。)

 昼頃、流しの水が排水口から流出せず、という事件が起こる。流しが池になる。寒さで配水管が凍ったのであろう、とは推測するが、どうしたらいいのかわからない。棒でかなり深くまで突き通してみてもどうにもならず、こういうことになるとワタクシは全く非力であります。

 その騒動のすぐあと、隣家の塀に激しく当る水音を聞く。のぞいて見ると、水道管が破裂しまさに瀑布のごとく水噴出せり。ともかく隣家に連絡して元栓を止めるも、寒いといろんなことが起こるワイ。とて立ち去ってから、あ、写メ撮っとくんだったと思いつく。結構いいものが撮れたはずなのに、、、。もういちど隣に忍び込んで元栓開くわけにもいかんだろうなあ。

 仕事はやり残しているも、夕方にかけて所用あって、えーと、何町だっけな?風立ち町だっけ?ともかくそこへ行く。
 驚いたことに、わが町をほんの少し出ただけで雪なんてなんにもない。フザケタ話だぜ。
 所用はそそくさと済ませ、図書館へ。
 ロビーの壁面いっぱいに地元の小学生の書初めが貼ってあって、帰りに忘れずに写メ撮ろうと思いつつ中へ。
 興味の範囲中のだいたいのところはだいたい借り出したはずなので、文庫と新書棚をだいたいザッと一巡。ほんとだいたい。途中、一度手にとって棚に戻しかけたのを思わず足の上に落っことす。当ったのは、本とだ痛い。

 結局、借りたのは二冊。
 松本三之介『明治精神の構造』(1993岩波同時代ライブラリー) でもこれ我が家のどっかに架蔵してるかも。
 三神真彦『わがままいっぱい名取洋之助』(1992ちくま文庫) 洋之助の父親名取和作はこの町の出身だからね。一応ね。

 けっこう早めに出てきて、さてロビーで写メを、と思ったら、すでに日は暮れていて、暗くて我がケータイでは全然ダメなのでした。
 ウム、シャッターチャンスの女神もたちまち通り過ぎる。ブロガーへの道は遠い。

 で、夜道を帰宅。
 この間、流しの詰まりは、いかにしてか冬眠鼠さんが見事に解決。
 魔術か?