路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

旅人に憂愁といふ美(は)しきもの

2010年01月11日 | Weblog


 好天続く。
 
 もうことしも11日が終わってしまう。成人式というとどうしても一月15日と言う感覚が消えないけれど、今はなんかヘンな感じであるな。
 わが町の成人式は昨日。朝刊によれば式の間中新成人の私語が絶えなかったらしい。
 ちなみにワタクシは成人式には参加していない。あのころの記憶も曖昧で、どうして不参加だったのかよく覚えてもいないが、おそらく相変わらずの自意識過剰であったのでありましょう。

 午後になって、半年前からの仕事をやっと片付ける。たいして労力のかかるものでもないのに、相変わらずの怠け者ぶり。思えば二〇歳の頃からの怠惰がいまだにどうにもならない。基本的にあの頃となんにも変わっていないのだ。ナサケナイ大人である。

 ともかく、歩き出している人たちの、すべての哀しみに対して祈るのみ。
 二〇歳をはるかに過ぎて、ただの大人になっただけの者に出来ることといったらこれくらいしかない。ということに今頃気付く愚かさよ。
 と、相変わらずの支離滅裂。