路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

霜とけて踏みだしてみる少しだけ

2010年01月04日 | Weblog

 
 朝から晴天。雲ひとつなし。
 でも寒い。

 直立二足歩行し始めた猿人のように少しづつ背を伸ばし始めて仕事を始める。
 年末からやり残した仕事がたまっていて、それはさして苦もなくできるものばかりなのだけれど、なぜか手が付かない。もうズーッとそんな状態。
 トロトロと時間が過ぎていく。とろとろ、とろとろ。どこまで行くの?
 ナンのコッチャ。

 テレビが壊れたおかげで、「戦後日本、中野重治という良心」昨日のうちに読みきってしまう。
 ウム、どうなんだ。
 なんというか、評伝というものの難しさを感じる。対象に思い入れがないと書けないけれど、それがカチすぎると読むほうは鼻白む。
 マア、そんなことですけど、おもしろかったっすよ、一応。

 で、テレビが壊れたおかげで、読むはずのなかった「日本社会運動史」まで読み出してしまう。
 で、これが案外面白い。というか、読みやすい。ナンだろう、経験が思い入れをうまく制御している、とそんな感じ。
 マア、まだそれほど読んだわけでもないし、エラそうなこと言えないッスけど、もうちょっと読んでみます、一応。

 夕方、冬眠鼠さんと墓参り経由電気屋へ。
 エイデンというのをヤマダ電機だとばかり思い込んでいて、途中で、違う違う、ということになる。
 それから改めてエイデンへ向かう道をワタクシが散々間違えて、思いっきり呆れられたあげく、最終的に電気屋の手前のラーメン屋の駐車場に入ってしまい、ここぞとばかり笑われる。そんなに笑わんでも、というくらい笑われる。
 そんなに、笑わんでも。
 
 テレビはパソコンでもそれなりに見れることがわかった。
 それなりに。
 マ、一応な。