「日々、キャリア」降矢一朋の気付きメモ日記!

日常の自分が感じた「?」や「!」な事を書き留めたサイトです。

「就活ナビ」週刊 降矢一朋のデスクより Vol.10

2009年09月18日 | Weblog
毎週金曜日更新中です!(ブログ用に少し加筆してます)

~折角、出会えた人だから、それを活かすか殺すかをしっかりと考えてみる!~

何かイベント的な事、お祭り的な事、始めて行なう事は新鮮で楽しいモノです。
でもそこだけで終わってしまう人が多いのも事実、その人の真価が問われるのは
その後の対応や継続する事が大事です。

よく学んだ事を書けと言われますが、本当に学んだと言えるのはその後の行動が
何か成長し変化が起きているはず、その「変化」自分が成長した何かを伝えないと
相手には伝わりません、今日はそんなテーマでお伝えします。

この時期、就活と言えば企業のインターンシップに行ったりして、とても新鮮な
刺激や出会いに溢れている時期です、10月になれば学内においても企業研究の
ガイダンス、先輩の話等で多くの接点が出来る筈ですが、エントリーシートや
面接になると、みんなその出会った時のインパクトに関して本当にみんな語りた
がるのですが、採用担当者はそんな事に興味があるのではありません、私もそんな
話しをしろと指導もしません。

なぜ、そんな事を言うのかといえば学生さんのPRしたい事と採用する側がみたい
部分の「視点」の違いなのです。当事者である学生の視点とすれば、過去の刺激
ある体験やエピソードをしっかりと相手に伝え、説明したいという気持ちが本当に
強く出てくると思います、故に体験が大事だとマニュアル本にも書かれているし、
そこから学んだ事としての行動力や資質をアピールに、ついつい力も入ってしまう
のだと思います。

でも採用側からすれば、そんなエピソードは過去の事であり、採用するのは一年後
の未来のあなたなので、その体験をどう活かしたかの方が重要であり、そこでイン
パクトがそれほど有ったのに「今の自分」がその体験を活かされていなければ、
まるで進歩が無い万だと認識されても仕方ない事ではないでしょうか? 

逆に日常の経験に派手なインパクトが無くても、自分でその経験を活かし、学ぶ事
が出来て、自分の行動を修正し成長できる人の方が素晴らしい資質を持っていると
思うのです。

もう一つ大事な事は「継続力」つまり続ける事が出来るのかどうか? 

いくらインパクトの有る経験をして素晴らしい事を学んだとしても、それを毎日
続けて、毎日工夫し、更に自分を成長させようとする事が本当に大事な資質であり
必要な熱意の表れです。将来の成長した姿に期待するからこそ、実績もない学生を
対象にして、新卒採用を行なう理由は「将来性」への期待感が大事だと思います。
それを裏付ける為の信頼を得るために必要なのがこの継続性だと思います。

お世話になった人にお礼状を出すのかどうかを質問してくる人がありますが、そん
なのするのが当たり前で聞いて確認する事自体が「出来ればやりたくない」という
自己表現になってしまうのです、人と関わる、信頼を得ると言うのはそこでどんな
行動を選択して行動し、如何に続けるかです、素直にお礼が言えるようになり、
今も変わらず続けていますと普通に言える様になって欲しいですね。


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