自殺という選択は想定や考えだけであって欲しい

上原美優さんが自殺したという報道で、有名人という人目に晒されるストレスの中で
自分の胸中を誰にも相談できずに最悪の選択をしてしまった事を本当に残念に思う。

人間は万物の霊長と言う事で他の動物にはない卓越した知能を有している、様々な
知恵の中で死を迎える事を知っている生き物は人間ぐらいだろうと思います。

限りある命だからこそ、その中で最大限努力をする尊さを知っているのが人間だと
思いますし、生きる事は辛い事だと言い切ったお釈迦様は、苦行を奨励するのではなく
その辛い人生の中で多々起きうる苦しい事も、希に起きうる数少ない嬉しい事を糧に
頑張れるだろうと期待したからこそだと思うのです。

そこで自らの動きを止めてしまう選択はして欲しくないなと思います。

宗教的には「頑張る」という生きる為のプラスの方向と、動きを止めるマイナスの最たる
方向としての「死」というのを幅広く想定して考える事もあるかと思います、普通の
カウンセリングではない人生の全てをトータルに考えて「生～死」まで人生全てを
想定しての説法を行う事もあると思うが、全ては良く生きる為に行っていると思います。

震災や事故で悲惨なニュースが流れている中で、自らの命を絶つという事は・・・
辛い事がいくら有っても、死にたいと思う事も、もっと経験したいと思っても叶わなかった
人がいる事から思えば、私は敢えて安易な逃げ道だと言い切ります。
本当にどうしようも無いと思える事は本当にあるとは思いますが・・・

絶対にそれだけの覚悟があれば、何か解決策があるはずだと信じたいです。