「日々、キャリア」降矢一朋の気付きメモ日記!

日常の自分が感じた「?」や「!」な事を書き留めたサイトです。

余計なものを持ち歩きたくなるものです

2008年07月28日 | Weblog
出張が多いので、財布の中には領収書やカード、後は所帯じみたポイントカードや
割引券、回数券じみたもの訳の分らないカードが沢山入ってます。

半年に一度は整理しないと期限の過ぎたカードなど持ってても仕方ないですから
不要なカードを捨てたりしているのですが、中には捨てられないカードがあります

それは「サンライズエクスプレス」という寝台特急の車内でだけ使用できるもので
シャワーカードでしてこれで何分かシャワーが出来るというカードです。

去年か一昨年に岡山から翌日東京に用事があって、空港に朝早く起きてゆくのも
しんどいので、泊まりも兼用で夜中に寝台特急で東京まで向ったときの思い出の品
これを見ると、寝ながら月に見送られ東海道を遡って走った風景がとても印象的で

朝焼けの街並も本当に良かったというクオリアが蘇るので、持ち歩いています。

無駄なんだけど、なんだか捨てられないというのは本当に良い感じだと思う
そんな、自分の変なところが大好きです、そんなのが人間ですよね。

たまには無理矢理でも自己肯定できる、強引なネタは有りだと思います。

偽造を見破るデジタル画像鑑定という記事(日経サイエンス)

2008年07月28日 | Weblog
こんな記事が今月号の日経サイエンスに掲載されていて、美大卒の私としては結構
興味津々で見ていたのですが、光の方向やハイライトや目の虹彩(こうさい)の
角度などで判断すると言うのは、絵を描いていた人にとっては常識みたいな事だが
専門分野が違うと、新たな視点になるんだなと言うことなんでしょう。

モザイク処理のアルゴリズムから画像の偽造が判別出来るという技術もあるらしい
等の記事を見たときに改めて、文系・理系の垣根が無くなっているなと言う事を
痛感してしまった、当然技術的な事に関しては専門家が研究開発して日進月歩の
進化を遂げているが、それを利用するのはあくまでも人なので使う側の視点で
どう使うか? 活用するか? という汎用的な知識も不可欠になってきている

綺麗な画像を手軽に簡単に撮影できて、その画像をみんなに配信し、更に印刷も
手軽に行えるそんな今では普通の常識的な事は、私の大学時代にはあり得なかった
技術だと言うことを思うと、今の大学生が私の歳になった時にどんな風になって
いるのかと思うと、ますます幅広い知識や教養が必要となりこれらを使いこなせる
英知が求められるんだろうなと思います。

確かに大変だと思うけど、その分多様化しているのも事実なので、自分が好きだと
思える事をしっかりと見つける、つまり人生の目標を見定める為の知性と教養が
不可欠な時代になろうとしている上に、人としての資質が求められるんだろうなと
思います、でも何か頑張れば個性が認められそうで良いかも知れませんよね。

生きているからこそ、モノではない

2008年07月28日 | Weblog
最近、内定先が決りましたという報告メールが届けられる度に本当に嬉しくなって
「おめでとう」ってお返事は自分も何か元気を貰ったような気分になれます。

その学生さんから、自分の就活を振り返ったレポートが届けられ時系列によって
自分がどのような意識の変化があったかを想いを込めて書いた文章から表題の
「生きている」人としての心境の変化や、自身の成長に伴う考え方の移り変わりも
良く伝わってきました。カウンセリング等の勉強で良く言われるのは答えなど無い
受け答えの中から本人が気付く事、内なる声を聴けとかいうのはこの辺りの意識を
忘れないようにする為だと思います。

でも、聴くだけじゃ成長出来ない事もありますし、何よりも無知な所からアイデア
は産まれませんし、学ぶ所も大事だと思いますので傾聴やオウム返しだけをする
だけではなく、提案や行動を示唆するようなコーチング的な要素も情報を駆使して
戦略を練るようなコンサルティングの要素も加味しながらでないと新卒採用として
アドバイスを行うのは期間が限定されている、旬の時期が短い就職活動ですので
難しいという事が、このレポートから伝わってきました。

改めて、人という個々違う考え方、行動特性、価値観を持った人と接する難しさ、
何よりも悩みや不安を乗り越えて自分を成長させようと努力している姿に対して
画一的でなく、適性に応じたアドバイスになる一言を言う為に忘れていけないのが
モノではなく、生きている人間として見ているかどうかだと思います。

意見が変ったり、忘れたり、怒ったり、不安、緊張等の様々な思いを重ねながら
それに対応する為に創意工夫し思いを巡らせる事が大事な勉強ですね。

twitter