昨日だったかの遠山さんの数学の広場4の『3次元の世界』(ほるぷ出版)の地図のところを読んでいる。球面である地球を平面に射影してつくる地図である。
この数学の広場は中学生を対象にした本であるから仕方がないのだが、この地図の射影の方法は微分積分を使うのでという理由でこの本には書かれていない。
残念である。このシリーズはその後、最近になって図書出版から復刊されたので、そのときに数学教育協議会のメンバーによって再点検されているから、このこともきちんと補筆されているだろうか。
わざわざ地図のことを書いた専門書とかを探させなばならないのは面倒であると考えるのは私だけであろうか。
もし私がこれらの本を読んで意見を言う立場なら、絶対にこの点を補えという意見をいうだろう。