今日の午後から「ただ(無料)塾」の先生をすることになった。先日中学校の元先生だった方が訪ねて来られて、中学校のただ塾の数学の先生だった方が健康を損ねて、いま数学の先生がいないので、お前が先生の役をしてくれないかと頼まれた。
友人のEさんにも声をかけて、もしよかったら「ボランティアの」(ドイツ語ならehrenamtlichだろうか)ただ塾の数学の先生をしてくれないかと頼んでみた(注)。ちょっと行ってみるとだけは言ってくれたので、午後に教育会館で会えるだろう。
生徒さんは多くても4,5人だろうか。中学校のテクストをT先生が私のところへ持って来てくれた。内容は難しくないのだが、問題となると、テクストにある問題でもなかなか考えあぐねるというものもあるというありさまである。
計算問題はさすがに中学生のはやさしい。大学の理系に入学したが、落ちこぼれそうになった理工系学生のために昔つくったe-Learningのコンテンツが役立ちそうである(注)。
もっとも図形についてはあまり私には教えた経験がないので、これは少し時間をかけて教材をつくる必要がありそうだ。
(注)私の勤めていたE大学工学部では外国語のできない学生はいたが、あまり理工系で、その勉学について来れない感じの学生はすくなかった。
一人だけそういう学生を知っているが、彼は文系の学部にも変わってみたが、最後には大学を中退してしまった。だが、どこかにちゃんと勤めて働いているらしいからそういう意味では問題があまりない。
(注)ehrenamtlichについては前にこのブログに書いたことがあるので、ここでは繰り返さない。要点だけ言うと「名誉職的な」意味もehrenamtlichにはある。