物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

この頃は

2024-04-13 16:06:25 | 本と雑誌
この頃は毎日、「『物理数学散歩』の目次」のブログにこの本の内容の一部を紹介した記事を書き加えている。

私自身がこの本を書いておきながら、やはり十分にこの本の価値を分かっていなかったのではないかと、ここ数日は反省しきりである。

私にはこの本があまり体系的でないとの意識があって、自分の書いた本でありながら、十分にPRできていなかった。もちろん、この本が体系的でないのはたしかに残念ではある。しかし、世の中で無料の(?)のPDF文書が配布されたりしていたのはやはりその理由があり、また需要があるということだったのだろう。

前書の『数学散歩』(国土社)は少部数の発行ながらけっこう売れて私の手元にももう数部しか残っていない。もっとも『数学散歩』の方は小学校とか中学校くらいの数学にも触れていたが、『物理数学散歩』はそういう初等的な内容は入っていない。

『物理数学散歩』は理系の大学生にもっと読まれることを願った出版だったのだが、国土社は教育系の出版社で大学の理系の学生に向けた本などほとんど出版していないのと、出版に関係した人にはその価値がわからなかったのであろう。これは致し方がなかった。

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