物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

続・二項定理

2024-07-11 16:42:43 | 数学
一つ目の「二項定理」の修正を先ほど終わった。予想に反して意外と時間がかかった。

例によって記号についての補足をかなり書いた。もっとも山本幸一『順列・組合せと確率』(岩波書店)の二項係数に関係したものからかなり書き写した。

もちろん、そのままの書き写しではなく、私なりの修正を加えたものであるが。

この本はシリーズで買って持ってはいたが、あまり参照することはなかったが役立った。

妻はなんでも本を買うとか言って文句をいうが、やはり手元にあるとすぐに参照できるという利点がある。

今回に手元においた本はこの本と『組合せ数学入門』I (共立出版)であったが、後者は今回はまだ役立つことにはなっていない。もっとも以前になにかで役立ったと思う。



武藤徹先生

2024-07-11 11:29:52 | 数学
武藤徹先生が7日に逝去されたという知らせをいま先ほどもらった。

このブログにも書かせてもらったことのある朝日新聞の近藤康太郎記者からである。この近藤さんはいま朝日新聞でときどき「アロハで農業をした」「アロハで猟師をした」とかの連載記事を書かれている方である。

朝日新聞の編集委員を務められてもいるが、まだ面識はないものの武藤徹先生とのつながりで知り合った方である。武藤先生への手紙を許可を得て「数学・物理通信」に転載させてもらったことがある。

武藤先生とは一度しかお目にかかったことがないが、きわめて熱心な数学の先生である。有名な数学者・矢野健太郎先生のお弟子さんの一人である。

いま彼の中学数学のテクストを調べたら、1925年の生まれとあったから、99歳の大往生である。ご冥福をお祈りする。