以前にマルゲナウとマーフィの物理数学の本を読んでPauli行列を求めたという記憶があるのだが、そのノートがどこへ行ったかわからない。
もっとも、昨日か一昨日にその導出を書いたメモは見つかったのだが、どうもそれをみてもどの文献をみたのか書いていない。導出法は書いてあるのだが、どうもこれにはClifford代数との関連性の言及をしている。
もう何年前になるか忘れたのだが、京都産業大学のSさんが松山に来て、彼の理論を講演したときに、Clifford代数のことに言及されていたので、その後につくったノートらしい。
ちょうど四元数のことについてのシリーズの記事を「数学・物理通信」に掲載していたころだと思う。それで、松山ではPauli行列などよりも四元数のほうが、お好みらしいがとかいう言葉をSさんから頂いたような気もする。
出て来た私のノートの日付は2012.4.25とある。これを見つけたファイルは四元数のことをいろいろ計算したり、調べたノートのファイルの中だった。
さて、このノートにもとづいたPauli行列の導出法もエッセイにいつか書いてみようか。