物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

急なアクセス増加

2012-05-02 11:15:09 | デジタル・インターネット

「負の屈折」という題でブログを書いたのはいつのことだったろうか。ところがこの「負の屈折」のブログのアクセス回数がこの1週間で急に40件となった。どこかのテレビの放送か新聞の記事で「負の屈折」について読んだ人がいて、急なアクセスの増加となったらしい。

光が元来た方向にそのまま帰って来るという話やレーザーの負温度分布とかについて書いてもいるが、多分「負の屈折」というテーマそのものが関心をもたれたにちがいない。

これは物体はそこから、光が反射されて帰ってくるから、そこに物体があるということが認識される。もし光が反射によって帰ってこないなら、視覚的には物の存在を知ることができない。

もちろん、視覚障害者のようにものを触って認識する方には光の反射は関係がないから、そこにものがあることを触って認識することができる。

私たちは通常なんてこともなく当然と思っていることも深く考えてみるとなかなか奥が深いものがある。そこを一歩踏み込んで認識をしているのが物理学者であろうか。もっとも私のような怠け者はあまり物理学者の中には入るまい。

そういえば、仙台の佐藤郁郎(いくろう)さんと数学者の秋山 仁さんが多面体の元素を見つけるという、新しい数学の発見をしたと先日の新聞で見た。佐藤さんは病理学者だが、なかなか生半可な数学者よりも数学に堪能な方である。このブログでは最近まちがって「たくろう」さんと名を書いたかもしれない。

いくろうさんは彼のサイトで、因数分解についてのシリーズも書いておられるので、いつかは私との交点ができるかもしれないが、なかなか彼のような人は得難い。新聞ではアマチュア数学者という肩書きもついていた。