鳴子温泉 村本旅館 ＮＯ９８

やっと雪も一段落。気温も温かく，お出かけ日和。
そんなときは鳴子だね。
先日，温泉一朗さんのブログで紹介されていた「村本旅館」だめもとで行ってみました。
ごめんくださ～いと声をかけると，しばらくして「はいはい」とご主人が現れました。

お風呂に入りたいんですが・・・と言うと，「え？今？，ちょっとまって片付けるから」と旅館から別棟の湯小屋へ。

わざわざ片付けて，脱衣所にストーブをつけて男湯の方を貸し切りにしてくれました。（まあ，男湯だから鍵掛けて使ってということで，結果的に貸し切り。）

脱衣所は，３～４人の広さ。ベンチもあり洗面台もあり。

さて，どうも～始めましてとドアを開けると，なんということでしょう。なんとも味のある析出物だらけの湯船がありました。

どこが排湯の切り込みか分からないほど。身を沈めると，どど～っと湯が溢れます。

源泉はここから。この旅館は，福の湯の隣なので，ちょっとお湯が似ているのかと思いきや，末沢の共同湯と同じ源泉でした。
お湯は４２度弱の適温。肌に吸い付くようなお湯。無色透明ですが，肌触りと湯船の析出物で，お湯の成分が濃いことが分かります。

湯船は３人サイズですが，天井も高く圧迫感はありません。こりゃあいい。

湯船の中も，析出物ででこぼこ。うっかりすると，背中やおケツを擦りむきマン。

窓からは，水力発電所が見えます。窓の位置が高いので，周囲の目はあまり気になりません。

なんと，ドア一つで女湯に行けます。女湯側からドアに鍵がかかるので，女湯に入ってても安心。

明るくてとても良い雰囲気の女湯です。こちらも，お風呂が千枚田～状態。あ，男女ともにカラン・シャンプーが２つずつありました。

外に出ると，湯小屋からざぶざぶとお湯が捨てられていました。駐車場の雪もこれで溶かしているようでした。


ちょっと照れ屋のご主人，突然訪問ごめんなさい。何時から日帰りしているか分かりませんが，もしご縁があったら皆さんも行ってみてください。
ちなみに，入浴料金は５００円でした。

この日は，ゆっくり鳴子を巡ろうと思っていましたが，村本パワーに圧倒され，体はぽかぽか。なかなか次のお湯に行けませんでした。
はあ～暖まったぁ。

いつも見ていただきありがとうございます。

にほんブログ村


にほんブログ村