anmo's blog Ⅱ

同じ趣味(野鳥、化石)の人達と人生を楽しめれば・・・と

続・奔別炭鉱跡散策

2015-05-23 23:18:46 | 思い
           先日(5/15)、奔別炭鉱跡を掲載しましたが

           再度、昔から炭鉱跡写真を撮っているベテランの案内でさらに奥地にある廃墟を訪れた

           今回は、前回の廃墟からさらに山手に入ったとこで

           地下の採掘現場から地上に出炭するベルトコンベアがあった所なので

           その関連する機械施設や事務所跡とみられます

           前回は「散策」の範囲であったが、今回は「冒険」の粋に入っているかもしれない

           どの廃墟に行くにも、倒木をまたぎ、腰まである、笹、イタドリ等の雑草をかき分けて行かなければならない

           そして、熊や他の動物がいてもおかしくないところです

           現に、散策していて動物の骨、キツネの頭骨そして糞などを建物内外で見られた

           後、1ヵ月もすればイタドリなどが背高以上にのび行くにはもっと大変になるだろう

           写真でみるより実際は、崩れそうなレンガやカビなどの臭いなどが迫ってきて冒険心がかきたてられます

           廃鉱になって44年、どの建物も無残な姿で内部は植物、コケ類カビ類が多く見られました


  窓周辺、屋根は完全に朽ちています、床面にコンクリートの台座がみられたので何かの機械室だろう   


  朽ちた窓から次に行く廃墟を見る


  今回の散策で比較的綺麗に見えるところですが、1階は壁一面緑のカビで体がかゆくなりそうでした


  2階の内部、内部の床には試験データの記録紙が散乱していたので実験室と思われる


  トラックなどに石炭を積み込むための貯炭施設(ホッパー)に見える


  上記写真の内部ですが、木の板を併用した面白い構造をしている



            ホッパー施設を出て20m程雑草をかき分けて行くと

            屋根まで木で覆われたお化け屋敷のような建物が現れました

            中に入ると建物の中央部分に大きく開けているので換気が必要な機械が設置されていたと推察される
            

  木の枝が屋根の一部を覆い、雑草まで屋根に生えている


  天井が開けている下の床部分には光合成が出来るのだろう、植物が生えていた  この部分には鹿の糞があった


  朽ちた窓のフレームを入れ、外の写真を撮る
 


            次に行った建物は、近くに石の門があったので事務所か車庫に使われていたのか?

            中に入って、驚きである、車の墓場の様子であった

  相変わらず、雑草をかき分けて行く


  中に入って“びっくり”室内には草や木が生い茂り、車が4台も放置されている


  1980年頃のS110系トヨタクラウンです                            1985年頃のV6エンジンのホンダレジェンド


            車はスプレーなどでいたずらされていたが、衝撃的な光景でした



            今度、行くとしたら

            雑草も枯れて行きやすくなる秋かな

            雪に薄化粧された廃墟もいいかな、そうなると雪が降り始める初冬がいいのかな



           

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2 コメント

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Unknown (Papilio)
2015-05-24 07:10:55
グッチさん、お早うございます
 いやぁ、凄い物を見せて貰いました
廃墟的な物はこちらでもあることはありますが
今回見せて頂いた物はやはり土地柄というか凄みが
伝わって来ます
私もこう云うのって嫌いじゃないので一度、見て見たいです、明るいときでないと行けませんね(笑)
Unknown (グッチ)
2015-05-25 11:12:45
Papilio様
 私は別な趣味のアンモナイト採取で、熊の危険がある山野の中の沢づたいを歩いているので荒廃したところは気にならないで入っていきますが、初めての人は大いに躊躇するでしょうね。
 男って、こんな廃墟に変にロマンを感じるってことありますよね!
 Papilioさんも、嫌いじゃない 何か親しみを感じます。
機会があるなら、昼でも夜でもいつでもご案内しますよ(笑)
 

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