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J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

Bリーグについて49

2017-08-21 00:01:28 | バスケ(Bリーグ・代表等)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 当ブログでは、100年続くクラブ、100年もたずに消えていきそうなクラブという書き方をします。個人的はどちらもイメージがありますが、上手く表現できません。ここ数年でも消えていったクラブがあります。その事例を通して、スポーツクラブが消えるという事はどういう事なのかを時々取り上げてみたいと思います。2回目の今回も、サッカー以外の競技のバスケから。まずは消えていったクラブから。以下抜粋して紹介。
   
【元bjリーグの「広島ライトニング」を運営、広島プロバスケットボール㈱】
 広島プロバスケットボール㈱は今年6月6日に広島地裁より破産手続き開始が決定。2013年に設立されたプロバスケットボールチームの運営業者。2014年に「広島サン・スターズ」(同年12月に「広島ライトニング」にチーム名変更)を発足し、2015年1月からbjチャレンジリーグに参戦。中島代表はアメリカでプロバスケットボール選手として活躍し、経験や人脈を通じて事業を展開、2014年3月期には年収入高約4,000万円を計上。また、スポンサーを募集し、やスポーツ教室を開催するなどチームの知名度向上を図り、事業基盤の強化を推進。
 しかし、bjリーグ1年目の'15-16シーズンは、開幕直後から選手の退団が相次ぎ、試合会場を円滑に確保できずチーム運営が難航して最下位。こうしたなかでBリーグが発足する中、すでにBリーグに参加していた「広島ドラゴンフライズ」との共存は不可能として、「広島ライトニング」の入会は了承されず、2016年4月末にヘッドコーチや全選手との契約を解除して以降、実質的な活動を停止。

 中島代表はNBAの選手を育てようと広島を拠点にバスケアカデミー開校を目指し、その運営母体として'13年に広島プロバスケットボール㈱を設立。バスケ、英会話、チアダンススクールの「bjアカデミー広島」を運営しており、所属選手はbjアカデミー広島の講師も兼任。
 広島ライトニングは'16-17シーズンから開幕するJPBL(Bリーグ運営法人)に向け参加申請した結果、JPBL再編を主導するJAPAN 2024 TASK FORCEは県協会の支援文書提出を前提に条件付き参加を認証。
 しかし県協会は、協会承認のもとJPBLに参加表明した広島ドラゴンフライズとの2チーム共存は広島都市圏での経済規模の中で存続していくのは難しいとして、支援文書提出を拒否。両者で協議したが、県協会側は結論を変えず。'15年にJPBL理事会は県協会の結論を受け、広島ライトニングの'16-17シーズンからの入会を承認しないと発表。

 元米独立リーグ選手の中島氏が地元広島で、NBAに通用する選手を育てたいという思いから誕生したbj広島。NBLとbjの併合によるBリーグ発足に向けて県協会の意向が加わり、県協会系のドラゴンフライズを優先した結果、淘汰された結果になりました。純粋な思いがあっても、仮にドラゴンフライズよりも経営が良くても、結果的に同じ結果になっていたのでは。そういう意味では経営に関係なく、組織の都合で解散に追い込まれた悲劇のクラブです。
 一見、経営不振の色が強く見えますが、当ブログではそれだけとは思えず、そういう組織の弊害も垣間見えます。経営数値だけ追っていっても、こういう事になる事例と認識しています。
 Jクラブではこういう事はないだろうと読者の方も思われるかもしれませんが、果たして可能性ゼロと言えるでしょうか。これからの20年くらいはありえない話かもしれませんが、その先はわかりません。経営が良ければ安泰、問題無いと思っていても、そういう経営以外の部分で思わぬ事態が発生するかもしれません。現在サッカー界は国内スポーツ界で模範的な存在ですが、バスケ界が若者層に支持されて大化けするかもしれません。サッカー界以上に大きな存在はプロ野球界。楽観的に構えていたら、思わぬ落とし穴が待っているかもしれませんよ。
 そんな中で、そのバスケとプロ野球の意外な動きがある事を知りました。ちょっとしたニュースですが、今後のプロスポーツ界に大きく影響してくる動きではないかと、個人的に注目しています。プロ野球勢力がプロバスケをつながっていく話です、以下、抜粋して紹介。
        
【DeNA前球団社長・池田純氏、Bリーグ川崎を友好的買収へ!:サンケイスポーツ】
 プロ野球で横浜を盛り上げた経営者が、今度はプロバスケットボールで川崎を熱くする。経営再建中の東芝が、B1川崎のチーム譲渡に動いていることが判明。複数の企業が運営権の取得に名乗りを上げる中、新オーナーとして前DeNA球団社長の池田氏が最有力候補に浮上。川崎の運営母体である東芝は野球、ラグビーなど企業スポーツに積極的に取り組んできたが、現在は米原子力事業の損失などで苦戦。'17年連結決算によると、最終損益は国内製造業で過去最大となる9,656億円の赤字が確定。
 その中で、67年の歴史を持つバスケットボールの名門チームの譲渡を検討。池田氏がホワイトナイトとして救済を開始。関係者によると、池田氏はBリーグの可能性に着目し、議論を開始。アリーナ開発に関心を持つエンターテインメント企業などが出資を検討しており、交渉は最終段階。まとまれば、出資社とスポーツビジネスのノウハウを持つ池田氏がチームの共同オーナーに就任。
 池田氏はDeNA球団社長時代には約24億円あった赤字を解消して黒字化し、年間観客動員を約110万人から約194万人まで伸ばすなど経営手腕を発揮。昨年1月には横浜スタジアムの運営会社買収(友好的TOB)も実現。昨年10月に任期満了で退任した後はJリーグ特任理事、日本ラグビー協会特任理事を務めるなど、その手腕、アイデアが各界で注目。
 譲渡金額は50億円規模と見込まれ、新アリーナの建設など、さらに壮大な計画に発展する可能性もあり、経営基盤の安定はチームの強化、リーグの活性化にもつながるとか。今後はBリーグ理事会で諮られ、正式に決まる見通し。

【池田 純氏】
 '76年生まれの41歳。横浜市出身。早大卒業後、住友商事、博報堂を経て大手製菓会社などの企業再生に従事。'07年からディー・エヌ・エーに執行役員として参画。'11年にプロ野球・DeNAの初代球団社長に就任し、経営改革による黒字化など手腕を発揮。'16年に契約満了で退任。現在は日本ラグビー協会特任理事、Jリーグ特任理事、明大・学長特任補佐等を務める。
サンスポ該当記事:
http://www.sanspo.com/sports/news/20170817/bsk17081705050001-n1.html

  Bリーグ川崎は東芝バスケットボール部として'50年に創設。'83年に1部昇格後は一度も2部に降格していない強豪。リーグ戦4度、天皇杯3度の優勝を誇る名門。Bリーグ初年度はリーグ最高勝率で中地区1位、チャンピオンシップで準優勝しています。そんな存在がプロ野球勢力とつながるのです。
 今回のBリーグ川崎の事例は、親企業の経営再建という影響からきたものですが、誰が名門チームの身売りを想像できたでしょうか。そのホワイトナイトがプロ野球勢力。他にも、後日紹介しますが、mixiがBリーグクラブやJリーグクラブの経営に興味を示しているという情報があります。今後は例外はなく、プロスポーツクラブを取り巻く環境が目まぐるしく変わっていく事を示唆しています。

 当ブログでも一つシュミレーションのようなものを持っています。例えば今から20年後の話。ある地方県に唯一のJクラブAがあったが、10年前後の間にもう一つJクラブBができてしまう(福島県や愛媛県のようなイメージ)。Aはまだカテゴリは上だが、地域密着に目を向けずに普通の民間営利企業に徹し、興業数値は悪くないが、いかんせん地元全体に浸透できず、県民に馴染まれていない状況。Bは上手く地域に根を張り、行政との連携を深め、認知度を上げていき、一般市民・県民から「地域の宝」と絶賛される。しかも他に競合するプロスポーツクラブも増えてきて、スポンサー獲得競争が徐々に檄化。ある時県が(広島の事例のように)2チーム共存は県都市圏での経済規模の中で存続していくのは難しいとして、地域貢献度の実績からBの支援の強化(出資等)を口にし、同じ時期にAの不祥事も発覚。その後徐々にAは経営と成績がしぼんでいく・・・
 まるで同人誌に出てくる未来の空想話のような、非現実的なストーリーですが、当ブログの100年続くところ、100年もたずに消えていくところのイメージがこんな感じですね。現実的には県が片方を選ぶという事もありえませんが、似たような事が起こる可能性もゼロではないというシチュエーションも含めています。まぁ、記事とは関係ない個人の勝手な空想ばなしという事で気にしないでください。

 話は戻り、Bリーグ川崎の話ですが、池田氏は実はJリーグ特任理事として、サッカー界にも絡んでいる事に、少し驚きました。かつてはプロ野球界とJリーグが絡む事はありえなかったのですが、バスケも含めて3つのプロスポーツが絡み合っていく度合が強くなっていっています。それが今後どういう相乗効果を生み、例えば50年後どういう状況になっているの想像つきません。でも、いいんじゃないですか、活性化できて。今回はそんな感じの話でした。バレー、バスケときて、次はサッカーの話にしましょうかね。
Bリーグ関連:51 / 50 / 49 / 48 / 47 / 46 / 45 / 44 / 43 / 42 / 41 / 40 / 39 / 38 / 37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /

 話は変わり、今日Cスタで開催されたファジのホーム松本戦がありました。その模様は明日。

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カリスマの存在224

2017-08-20 00:10:28 | カリスマの存在

 ライブ観戦レポです。
 今日、吹田スタジアムでJ1柏のアウェーガンバ戦があり、松ちゃん君や鉄君からお誘いを受けて、行く気満々だったのですが、急な用事が入っていけず、先ほど帰宅して、DAZNの見逃し配信を見ています。本当だったら、吹田に初見参だったのですが残念。行ったつもりになって、ライブを観ながら記事を書き込みたいと思います。最近はガンバさんは相性がいい相手。大阪ならではのMCが苗字を叫んで、サポが名前をコールするスタイルが聞こえてきます。個人的には慣れないスタイル。映像を見る感じ、余り客席(バックスタンド)が埋まっていないですね。でも、声は響いている様子。最近、調子のいいハモン選手、韓国人選手2人も先発です。何かピッチはボコボコのように見えましたが、気のせいか。でも、やっぱ所々・・・
   
 キックオフ。ハモン選手、足元上手いです。柏と合いそうです。クリス選手、今日も良く走っています。まるで、以前の中川選手のように。外人トップFWがあれだけ前でプレスをかけるのも珍しいでしょう。守りもしっかりするし。やっぱガンバさん、足元上手いです。今日はいい試合になりそうです。キム・ボギョン選手はアジア最終予選の韓国代表に選出されています。柏は球際では今のところ負けていません。
 吹田のゴール裏は近いですが、日立台と比べてちょっと遠いかな。間に何かありますね。すごい、ガンバさんのチアのお姉さん方、コーナーエリアの奥でずっと踊っています。素晴らしいですね。クリス選手が上げて、ゴール前でハモン選手が合わせるというパターンを今日は狙っていますね。
   
 柏はシュートで追われるが、ガンバさんは終われない展開。しかもガンバさんは1人の選手のボール保持時間が長い。今日のクリス選手には今野選手がしっかりマークしています。ガンバさんは6試合連続で先制されて、逆転勝ちは1回のみ。高さとクロスの精度が柏より劣っていると解説されています。クリス選手の惜しいシュート。ここで前半終了。

 後半スタート。交代無し。吹田は最下段もちょっと高いですね。日立台はピッチと同じ高さ。一度バックスタンドの3列目くらいに座った事がありますが、選手の頭の方が高くてびっくりした事があります。柏はガンバさんの最終ラインからのビルドアップ時を狙っています。
 気温30度、湿度60%とまだ蒸し暑い。涼しい関東から来た柏はきついのではないかと解説されています。シュートシーンまで行っているのが柏。シュートまでも持ち込めないのがガンバと解説。アデミウソン選手を生かし切れていない様子。
 今日のクリス選手は後半2本外す。ちょっとお疲れか。両チームともゾーンディフェンス。小池選手のヘッド。東口選手のナイスセーブ。J1初ゴールお預け。
   
 きたー IJ選手、右サイドからえぐってドリブル。ナイスなコースにボレーシュート。決まりました。柏ゴォール!!! 伊藤ゴール! 1-0。危ないシーンもありますが、ガンバさんは枠内に入れられず。ここでキム選手に替わって武富選手投入。ヘッドに期待。分厚い選手交代と解説。
 決定機の数は変わらず。ガンバさんの精度がやや低いか。しういえば、クローザーの細貝選手が出てきません。バランス上出しにくいのか。ハモン選手が足をつって倒れる。当然ガンバサポからブーイング。時間稼ぎに見えるのか。でもすぐにピッチ外に出ましたよ。ガンバさん攻撃手詰まり感。ここでホイッスル。勝ちました。何と今日は交代1人でした。これも珍しい。

 ネットの戦評です。
 ガンバさんは3バックを敷き、良くも悪くも手堅いゲームプランを見せるが、素早い柏の攻撃陣に対し、人数をかけて守る一方で、相手のプレスに苦しめられて思うように前線につなぐことができず。後半に入っても攻撃のペースはつかめず、柏に少ない手数で守備網を切り裂かれる場面が目立ち始める。IJ選手の単独突破を抑え切れずに失点すると、その後も目立ったフィニッシュシーンはないままタイムアップ。吹田で2戦続けての完封負け。

 報道では、吹田スタジアムにはサポーターの怒号が響き、帰りのバスにはサポーターから「弱虫!」「長谷川出てこい!」などの罵声が浴びせられたとありました。今回は居残りは無かったのかな。ガンバさん、最近は失速気味で、サポーターも不満が溜まっている様子。柏サポではそういう怖い時代は過去のものとなっています。
 順位が1つ上がって4位浮上。首位の鹿島さんとは勝ち点差4点。2位、3位とは同じ勝ち点。まさに混戦。J1面白くなってきました。2万人入った吹田、行きたかったな。でも、「またあるよ」とメール来る。そうなん?
 

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Jリーグファミリーの資格76

2017-08-19 00:18:40 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 今季はJ2降格圏でもがき苦しまれている広島さんですが、クラブとしての事業はJ1にふさわしい公共財にふさわしい素晴らしい活動をされています。先日はJICAとのコラボ事業のニュースを知りました。広島さんのJICA絡みのニュースとしては、当ブログでも昨年に国際親善大使として、クラブOB中島浩司氏をエチオピアへ派遣・協力した記事を紹介しています。以下、抜粋して紹介。
   
【サンフレッチェ広島×JICA(国際協力機構)スタジアムイベント】
 J1広島では、JICA中国の協力の下、日頃からサッカー(スポーツ)を通じた国際交流・国際支援活動に協力。7月30日(日)に、スタジアムイベントを実施。

「サンフレッチェ広島×JICA スタジアムイベント」 
・日時: 2017年7月30日(日)14:30~18:30
・場所: エディオンスタジアム広島おまつり広場(場外) 
・内容:
 ①JICAブース
 今年の8月8日で50周年を迎えるASEAN10か国を特集したパネル展示や、 世界各国の人々が自分にとっての平和を文字や絵で示した写真展What’s your peace?や、広島県出身の青年海外協力隊の写真展を実施。
 ②スタジアム場内PRイベント
 世界各国から来広中の研修員及びJICA事業の紹介と研修員による横断幕を掲げての場内ラウンドを実施。 

 よく調べてみると、2年前から以下のとおり連携事業をされているようです。簡単に紹介してみましょう。

2016年:
 エディオンスタジアムでのPeaceイベント。ブース出展(国際親善大使で元選手の中島浩司氏のエチオピア訪問写真展)。トークショー(中島氏及び元青年海外協力隊)、平和のメッセージを書いた横断幕を持ったJICA研修員がスタジアムを一周。
JICA公式HP該当記事:
https://www.jica.go.jp/chugoku/topics/2016/201600815_04.html
2015年:
 スタジアム入口近くのおまつり広場にJICAブースを出展。ミニトークショー(中島氏及びザンビアのサッカー女子代表チームを指導していた元青年海外協力隊の山田涼太氏)、試合開始前の大型ビジョンにPR映像放映。
JICA公式HP該当記事:https://www.jica.go.jp/chugoku/topics/2015/20151007_01.html

 素晴らしいですね。まあ、選手のOBで引退後国際貢献活動する人材がいるからこそできる事業なのでしょうが、連携事業だけでも十分できるはず。当ブログでも何度も紹介した、J1柏の事業、J1浦和の事業があります。広島というよその話で岡山には縁が無い話と思われがちですが、そういえば岡山にも、世界に誇る国際医療ボランティア組織「AMDA」がありますね。J2岡山も、広島さんのようなこういう事がいつかできれば、J1にふさわしいクラブに、こういう面で一歩近づくのではないかと、個人的に思います。まぁ、思ってみるだけなのかもしれませんが・・・
J1広島公式HP該当ページ:http://www.sanfrecce.co.jp/news/release/?n=10872 
JICA公式HP該当記事:https://www.jica.go.jp/chugoku/topics/2017/20170808_01.html
J1広島関連⑰:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160527
  〃     ⑯:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160320
  〃     ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160110
  〃     ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151126
  〃    
⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150823
  〃     ⑫:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150219
  〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141220
  〃     ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140710
  〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140125
  〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130921
  〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130129
  〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111023
  〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090412
  〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070805
  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070314
  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060222
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060205

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次に向けて頑張りましょう159

2017-08-18 00:01:48 | ファジアーノ岡山

 生観戦レポです。
 昨日 Cスタで開催されたファジのホーム愛媛戦の観戦に行ってきました。この日は普通に仕事という事で、帰宅前に電車に乗り、応援団・浅口の電車ツアーに合流する訳ですが、昨日は思ったよりも人数が多かったです。中健隊長筆頭に総勢5名で参戦。
 それ以外にも赤磐支店の松ちゃん君とシマカズ氏、最近よく観戦に来る丹氏とスタジアム広場に集合し、総勢8名になりました。まず向かったのはお誘いプロジェクトブース。人数が多くて、スタッフもちょっと混乱していました(笑)。その後はすぐに入場。急いでいつもの場所へ行きましたが、この日は来場者が多いのか、かなりアウェー側に着席しました。
     
  「ファジウォーカー」ブースを探そうと言っていたのですが、時間的に余裕が無かったです。シマカズ氏の話では見当たらなかった様子で一同深いため息・・・ でもまた今度探してみるとしよう。余りうろうろできなかったですが、目に留まったところを少し。当日券売場の前側に「食事コーナー」としたテントがたくさん並んでいました。ビールキャンペーンもあるのか、こういう空間はいいですね。そういえば少し前、「ファジバー」という企画があったのを思い出しましたが、やはりこれも継続事業にならなかったのかな。
 あと、昨日は岡山村田製作所デーという事で、全体的にスポンサー色が強い試合でしたね。スタジアム前広場に変わった車が展示されていたり、何社かのスポンサー企業の名前をよく耳にした日でしたね。
     
 イベント情報です。
 まずは最大半額以下で買えるというビアフェスタ。スタジアム前広場、メイン、バックスタンドで合計10ケ所ビール売り場があったそうです。他には試合開始前のピッチ内に入って、芝生に触れたり選手が使用するベンチに座ることができる「ニア・ザ・ピッチ」、夏夜祭限定手ぬぐいがもらえるゆかたデー、序リーグ女子マネのサトミキさん来場。写真撮影会や、トークショーがあったそうです。プライドオブ中四国の愛媛県・松山市ブースでは煮干しや温泉の素が配布されたとか。とそんなところか。ただ羅列しただけになりましたね。あっ、そうそうTEAM AS ONE募金箱君も暑い中、頑張っていました。
       
 試合ですが、赤嶺、パク選手を欠き、しかも間の水曜日でターンオーバーっぽい色も感じる先発布陣。愛媛さんは1順目で完敗した相手、しかもミラーゲームでした。いつもいけいけの岡山の前半でしたが、昨日はディフェンシブでした。見せ場も無く、愛媛さんの方が足元は上手い。よく観ると11番の三村選手がやたら後にいる。シマカズ氏曰く「パクの代わりだからでしょ」と。岡山のシュートはクロスバーを叩くものもあり、運が無い試合。後半は「得点の匂いがしないね」「それは相手もそうでしょ」という会話も聞こえる。
 先発のキム選手は動きがもう一つでしたね。後半から出てきたオルシーニ選手ですが、そんなに良く観えなかったが、ネット上ではやや好評だった様子。豊川選手がイエローをもらって次節は出場できず、更に苦しい状況。シュート2本の愛媛さんにうっちゃられた印象です。愛媛さんはプレスも強く、足元も上手い岡山の苦手なタイプ。しかもこれまた相性の悪いミラーゲームでした。そういうシチュエーションは余り勝てるイメージは無かったです。
   
 ハーフタイムで、愛媛さんとのマスコットのPK対決があり、サトミキさんもPK蹴ってました。何にしてもハーフタイムショーはいいものですね。「PK職人」とMCに言われていたファジ丸君は今回は勝てず。もうちょっとサトミキさんを近くで観たかったなと。
 浅口のおじさん達もわーわー言いながら観ていました。時々返答に困る辛口質問が来ます。「櫛引選手は日本代表予備登録に選出されたのに、どうしてクラブから発表してもらえないんだ? よそは発表しているぞ。J2から選ばられたのも他に1人くらいしかいないのに。可哀そうだろ」とか、「ゆかたデーらしいが、全然少ないな。甚平来ている人いたか?」とか。こっちに聞かれてもどうしようもないので、スルーしていました(苦笑)。
     
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
 13試合負けなしと好調を維持していた岡山。丁寧なビルドアップから両サイドにボールを運ぶことで愛媛さんの守備ブロックを揺さぶることに成功。中央の空いたスペースを前線のキム選手と大竹選手が活用して幾度もチャンスを創出。主導権を握る展開となったが、前半33分にセットプレーからワンチャンスから失点。終了間際には豊川選手が不用意なイエローをもらい、次節は累積警告で出場停止になるなど、後味の悪い敗戦。
 立ち上がりから岡山のペースで試合が進み、惜しいシーンが続くが枠内に入らず。岡山に押され気味だったが、先制したのは愛媛さんで前半を折り返す。後半も岡山がチャンスを何度も作ったが、1点が遠い。愛媛さんの堅い守備を崩そうと、片山選手のロングスローなど、多彩な攻撃を仕掛けていくが最後まで得点できず。
J2採点
チーム:5、一森:5.5、片山:5.5、竹田:5.5、喜山:5.5、久木田:5、塚川:5、関戸:5、三村:5.5、豊川:5、キム:5、大竹:5
オルシーニ:5、石毛:5、長澤監督:5
   
 今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ1点重く」というタイトルの記事の戦評です。
 セットプレーで何度も決定機を作り、大竹選手を中心に押し気味に進めていただけに、余りにもあっさり失点した印象が強い。8戦ぶりに許した先制点が今のチームには重かった。前節から4人入れ替わった先発メンバー。キム選手が前線で起点を作り、今季初先発の三村選手がドリブル突破からシュートを打つ必死の反撃も集中した愛媛さんの守備を崩せず。前後半ともに連係が今一つの状態。
 攻撃にまとまりを欠いた岡山は終盤にオルシーニを投入し、パワープレーを仕掛けたが、こじ開けられず。1順目で愛媛さんに負けた試合以降の、無敗記録も13でストップ。リーグは2/3を消化し、終盤戦。長澤監督が「ストライカーロス」と表現する赤嶺選手の故障以降3戦勝ち無し。
   
 昨日の相手監督は、元岡山の間瀬監督でしたね。玉林選手も元気に出場していました。これでヴェルディさん、山雅さん、水戸さんに抜かれて一気に11位まで下降。次節勝てば最良で6位まで上がる可能性があるが、負ければ最悪で13位まで交代。次節の相手は最近調子が上向きで、岡山戦を「屈辱」と表現する山雅さん。昨日も競り合いで山形さんに勝ち、山形さんと岡山を抜き去りました。
   
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 該当者なし    2位: 
 
issan: 該当者なし。
松ちゃん君: 該当者なし。
つかっち氏: 該当者なし。
oketsu氏: 該当者なし。
シマカズ氏: 該当者なし。
雉楽・シンジ氏: オルシーニ選手。途中出場でしたが、存在感抜群でした。

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優勝の味30

2017-08-17 00:01:58 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 PV観戦レポです。
 昨日、ウルトラスステーションスタジアムで開催された、スルガ銀行カップのPVに参加してきました。浦和さんはともかく、シャペコエンセは当ブログでも記事で取り上げた気になるクラブ。自宅でDAZN観戦したかったのですが、残念ながら今回放映は無し。画が欲しいなと思っていたところに、倉敷店に浦和サポのつかっち氏も行くという情報が入り、参戦する事にしました。一度帰宅して行きましたが、やはり家から近いというのはいいですねー 余裕で時間どおり到着できました。これが岡山店ならば、電車に揺られて、駅から歩いてという行程になりますが、倉敷店は駅ビルなので、即到着です。
   
 今回、お店に初めて90分滞在しました。店内は最初はまばらでしたが、時間が進むにつれて女性客を中心に増えていきました。T森店長曰く、岡山店の客層は9割近くが男性客だが、倉敷店は半分近くが女性客とか。確かに店の雰囲気も女性好みの都会的な装飾です。この日も女性グループが3組くらいやってきていました。
 こちらはランチタイムは今一つのようですが、夜は特に週末にはそこそこお客さんが入るとか。T森店長は8月末の代表戦もやりたいそうです。太鼓を叩きたいそうですが、現在本社と相談中とか。駅ビルでの「音」が微妙ですね。代表戦は自宅でじっくり観戦が多いですが、大事な試合だし、近いし、皆さんと喜びを分かち合いたいので行ってもいいかもと。
     
 いい機会なので、お店をウロウロしました。基本的に店内にモニターが多いので、どの席でも普通に観戦できます。しかもプロジェクタースクリーンが少なく、ほとんどがTVモニターなので見やすい。あと、家賃が高いからなのかメニューは岡山店と比べて若干高めですが、内容はいい感じで、イメージにはPACO(ウルトラスブルー)かな。
 店内の壁にJ2岡山の選手のユニフォームが4枚飾られています。豊川、赤嶺、竹田、近藤の4選手のもの。岡山のスポーツバーらしくなっています。ダーツコーナーは倉敷店では設けないようです。
 試合映像ではつかっち氏とひたすら矢島選手を追っていました。6人交代なら出るでしょと。でも結局出場無し。試合後のセレモニーで背番号39番の姿を遠くに見かけたくらいですが、でも表情は岡山の時より明るく見えたかな。
   
 試合ですが、元Jリーガーも先発。J2東京で'11年に所属していたアポジ選手、J2福岡で'15年に所属していたモイゼス・リベイロ選手の2名。よそのチームの試合なので、余り印象は残っていないですが、全体的には前半からテンポが遅く、まるでJ2の下位同士の試合の動き。浦和さんもターンオーバーだし、シャペコエンセも時差ぼけでしょうし、お互い怪我も心配でしょう。とにかく動きが遅い。直近の週末に某黄色いチームのポゼッションサッカーを見ている分、「遅さ」が気になりました。90分の後はPK戦の予定だったようですが、シャペコエンセがPKを献上し、浦和さんが先制。解説でも微妙な判定。ちょっとシャペコエンセが気の毒なくらい。
 この後、かなりしつこく8人のシャペコエンセの選手が抗議をしていました。その時はしつこいなぁと思いましたが、「亡くなった友人のためにもタイトルを取りたかった」という報道を聞くと、やはりこの試合は彼らにとって特別なものだったのだなと感動。
   
 試合前にはJリーグから、各クラブ(やっていないところもありますが)での募金活動で集まった、10,685,919円の目録が贈呈されたようですが、その贈呈シーンを見たかったですね。試合後のセレモニーも放映されましたが、ちょうど浦和さんの選手達が優勝トロフィーを掲げた直後、浦和側のゴール裏に、シャペコエンセのクラブカラーであるグリーンのコレオグラフィーが出現。さらに、ポルトガル語で「Vamos nos encontrar novamente nos campeonatos mundiais!Amigo!!(友よ!また世界の舞台で会おう)」と書かれた横断幕も掲出。シャペコエンセの選手達も、機嫌を直していたく感動した様子。何人かの選手が浦和さんのゴール裏にユニフォームを投げ込んで謝意を示していました。ちなみにシャペコエンセの今回のユニホームには、昨年11月の航空機事故の犠牲者数と同じ「71個」の星がデザインされていたとか。
     
 倉敷店は帰りも早くて良かったです。ちょうど次の電車の時間をチェックしながら、時間まで飲んで待てるというのがいい。伯備線のつかっち氏はその後も飲み続けた様子。すっかり倉敷店でも常連客化していました。今度はJ2岡山のアウェーPVでも行くでしょうし、次は語る会でお邪魔委したいと思っています。
 シャペコエンセの募金ですが、一度この記事で紹介していますが、後から実施したクラブが多ければ、改めて記事にしたいと思っています。また日本に来て欲しいですね。スルガ銀行カップよりも、横断幕でもないですが、できればFCWCで対戦したいなと。
J1浦和関連:36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /

 話は変わり、今日Cスタで開催された、ファジのホーム愛媛戦に行ってきました。その模様は明日。

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北の王者へ コンサドーレ札幌24

2017-08-16 00:01:31 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 今回は札幌さんです。ずっとエレベータークラブとして、J1とJ2を行ったり来たりの繰り返しだったですが、野々村社長になってから「変化」を感じます。今までのJ1での札幌さんはJ1の強豪にぼこられて、早々に来季のJ2が見えてきたものでしたが、今季は違います。強いし、クラブも輝いて見えます。やはり、野々村社長の手腕が大きいからでしょう。いわゆる金儲けが上手いだけの経営者は、ちやほやされるだけで、長い目で見て文化としては何も地域には残しませんが、野々村社長は着実に文化を構築されている印象です。当ブログでも札幌さんの紹介記事がどれだけ多いか。札幌さんのように記事に気持ちが入るところ、薄い気持ちのまま、しょうがなしに惰性で記事にしているところと、当ブログもいろいろあります(苦笑)。いいコラムです。以下、抜粋して紹介。
   
【なぜコンサドーレは右肩上がりに成長できたのか~野々村芳和社長、5年目の挑戦::サッカーダイジェストWEB】
〔サッカーには間違いなく価値がある。それをもっと知ってもらいたい〕
 野々村社長がJ1札幌の新社長に就任したのは、’13年。それからのおよそ4年間で、経営基盤を見直して立て直し、新たなアイデアや指標を示しながら、クラブの営業収益を上方修正。当然、チーム強化費も年々増額させ、着実に戦力を増強。そして昨季のJ2優勝での5年ぶりのJ1昇格。野々村社長は誰に対してもオープンで、聞く耳も伝える話力も持つ、生粋の兄貴肌。 

 清水東高から慶應大し、プロに入団して攻撃的MFとして活躍し、J2(現)千葉、J1(現)札幌でプレー。29歳で現役引退し、その後は主にスカパー!でのサッカー解説や番組MCを生業とし、歯に衣着せぬ言動と緻密な分析、親しみやすいキャラクターで人気。サッカーメディアにおいて不動の立ち位置を確立していた最中、J1札幌の社長に就任。親会社から派遣された社長ではなく、既成概念やしがらみに囚われることなく、思うがままに邁進してきたが、核となる哲学にブレは無し。
「札幌選手時代に『一回もボールに触らなくても勝たせる選手になりたい』とコメントしていたが、社長業も今もそんな感じ。サッカーには間違いなく価値があり、信じ切ってる。あとは目標を達成するために何ができるか。頭を使い、いろんな手を尽くしている。サラリーマン経験もリーダー論も無し。苦しい状況にあったクラブを助けたいという想いで、札幌のために、日本のサッカー界のために、自分ができる事を考えた。
 根本的に、日本におけるサッカーには勝敗以上に付加価値があるが、まだ多くの人が理解無し。サッカーのコンテンツとしての力を、まだ知らない人たちにも伝わるように活動すべき。それが売上増や観客増につながり、いい選手が獲れて、チームが強くなっていくサイクル」とコメント。
 Jクラブの経営者として、予備知識は皆無。どこかの社長やビジネスメソッドの成功例をモデルにしたという事も全く無し。とかくスポーツビジネスとなると、エンターテインメント性から、よくアメリカ的なことを真似したほうがいいと言われているが、そこで競争するものではないという認識。優先順位として、まずコアなファン・サポーターを増やす事が我々のまずなすべきこと。多くのファン・サポーターが定着した上で、次に、エンターテインメント性に注力。地域のクラブに携わると、こんなに幸せなことがあるんだよってことを知ってもらわなければいけない。
 スター選手が1人いて、観客動員に貢献させるのも一つの手だが、根本はぜんぜん違うところに存在。勝敗以外のところで、本当のサッカー文化をどう作っていくかを考えるべき。Jクラブはどんな事があっても試合を観に行くクラブを目標に、そうした価値を見出してもらわないといけない。

〔J1にしっかり残るには、強化費が15億円以上はないと厳しい〕
 野々村社長が、J1札幌の魅力を伝える手っ取り早い方法として重要視したのがテレビの力。大手広告代理店と契約し、道内でのメディア戦略を大々的に展開。ローカル放送とはいえ、全ホームゲームを地上波で放送しているのは、すべてのJクラブを見渡してもJ1札幌のみ。昨季の札幌のチーム運営費は約7億円で、これはJ2で7番目の額だったが、倍に近い数値の清水やC大阪を抑えて優勝。昨季の札幌のチーム運営費は約7億円で、これはJ2で7番目の額だったが、倍に近い数値の清水やC大阪を抑えて優勝。

「TV中継の視聴者は年間来場者より少し多いくらいなので、露出効果として、対外的に数字で見せる面でスポンサーセールスにも有益。人も箱もあって、ローカルメディアも揃っており、そうした土壌なり環境はあるから、もっと成長していけるはず。現場に使えるお金が数億円違うだけで、かなり結果が変わる事を強く認識。最初に来た時の強化費は約3億円で、J3降格しそうな金額だったが、今季は12~13億円で戦えてる。でもJ1にしっかり残るには、15億円以上はないと厳しいと自分の中で線引き。実際、営業収入の数値は順調に上昇しているが、J1で戦い抜くための強化費は不足。低予算で勝つ努力が必要だが、やはり経営者としては、しっかりそこに投資できるクラブのサイズにすることのほうが大事。ここに来てから、営業収入は順調に増加して、昨季は約26億円。それを35億にまで持っていかないと、線引きの(強化費)15億円には届かない計算。実現すれば、J1でもトップ10に入れるか入れないかくらいになれる」と社長のコメント。
 野々村社長の口からは、他の社長ならぼかしたい金額面の話が、次から次へと明瞭に飛び出してくる。こうした隠し立てのないオープンなトークを、様々なシチュエーションで展開しているからこそ、人もお金もアイデアも集まっており、天賦の才という印象。

〔打てる手は打った。うまく噛み合えば…〕
・試み①:タイのチャナティップ選手の獲得
 「アジアの選手を獲ることで、札幌の試合のタイで放送や報道が、クラブとしての大きなメリットはないにしても、北海道のシティプロモーションには貢献。札幌というクラブはそういう価値もあるんだと、通常は関係してない業種にもアピールできるかもしれない。そうやっていろんなところに価値を広げていければ、自然と拡大する」
・試み②:バドミントンチーム
 今春から「バドミントン」のチームを新たに発足させ、サッカー以外の競技もクラブ内に取り込みを開始。いずれは「すべてのスポーツをやろうと思ってます」と野々村社長のコメント。
・試み③:電気事業
 さらに最近は、供給の自由化により成長産業となっている電気事業にも共同参入。その名も「エゾデン」。道内での地産地消を掲げ、収益を北海道のスポーツ振興に還元するなど、独自の路線でアピールを継続。
 「打てる手は打った。うまく噛み合えば面白くなる。強化の額だけで見るなら、まだ降格圏の中。何とかチーム力で、残留を勝ち取りたい」
 野々村社長が描き出す「理想郷」は、きっと揺らがない。はたして北の大地に根付きつつあるサッカー文化は、いったいどんな花を咲かせるのだろうか。類稀なる斬新なトライを、これからも注視していきたいと締めくくっています。

 当ブログでは以前から野々村社長は、選手出身という事もあり、尊敬すべきJクラブ社長の1人(他は湘南、山形、甲府など)でした。このコラムを読んで、やはりイメージどおりの付加価値の高い社長であると改めて認識しました。選手経験が無い上に、アメリカの商業主義をお手本とするような人がもしいれば、それは当ブログにとって真逆のネガティブな存在ですね。Jクラブの社長が野々村社長のような方ばかりになる事を希望します。
サッカーダイジェストWEB該当記事:http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=28119
J1札幌関連:23 / 22 / 21 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /

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ファジアーノがある風景22

2017-08-15 00:01:16 | ファジアーノ岡山

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 今朝の山陽新聞朝刊に「ファジ観戦 車控えて」というタイトルで、岡大を中心に、J2岡山ホーム戦で、公共交通機関等「マイカー以外」での観戦を啓発するプロジェクトが明日スタートするニュースが出ていました。当ブログとしては、少し前に同士の会で、T岡氏から概要は聞いておりました。まずは、山陽新聞の記事を抜粋して紹介。
   
【16日スタート 産学官で渋滞緩和プロジェクト 移動計画調査や啓発動画:山陽新聞】
 J2岡山のホーム観戦時の渋滞を緩和するため、クラブ、岡山大、国土交通省岡山国道事務所をつくる実行委員会は、16日を皮切りに8、9月のホーム戦で、車から公共交通などに来場手段を転換するように観客に促す。「ファジウォーカープロジェクト」と題し、11の啓発施策を展開し、10月に効果を検証。
 施策は、車以外での移動プランを立ててもらうアンケートの実施、プロジェクトの趣旨や公共交通、自動車、徒歩の楽しさをを伝える啓発動画の作成とスタジアムの大型ビジョンでの紹介、趣旨に賛同する人(ファジウォーカー)の認定バッジやオリジナルバスマップの配布等。
 ホームの愛媛戦(8/16)、松本戦(8/20)、町田戦(9/10)、讃岐戦(9/23)の4試合の際、会場のCスタで岡山大の学生らの取組み。啓発動画は実行委員会の専用HPやFBでも紹介。
 効果の検証では、事後調査としてホームの大分戦(10/1)、群馬戦(10/22)の2試合で、交通手段を尋ねるアンケートを行い、スタジアム周辺の交通量も調査。同乗や送迎を含めた車の利用が50.9%を占め、最長2kmの渋滞が見られた昨秋の調査結果とも比較し、'18年以降の施策に活用。
 実行委員長の氏原准教授(岡山大大学院・都市計画学)は「車での来場者を1割減らす事が最終目標。徒歩などの人が岡山駅からの道中にある奉還町商店街に立ち寄る事で、地域経済の活性化に役立つような取り組みも考えたい」とコメント。
 実行委は産学官が連携して昨年7月に発足。月1回のペースで会議を開催。渋滞緩和とともに地域活性化や健康増進の観点からもホーム戦の来場手段の切り替えを促す方策を検討。

 25年のJリーグ観戦キャリアを持つ当ブログとしては、岡山はまだまだ、こういう面でも「J1にふさわしい」には程遠い、遅れた価値観であるという印象を持ちました。どちらかというと「地域住民」全体の認識かもしれません。日常的なホーム観戦で、1万人前後の来場者が行くスタジアムに、車で行ってどうする、満員電車で行って帰るのが当たり前でしょと、25年間思い続けていました。昔、アウェー浦和戦の帰りで、浦和美園駅まで歩行者道路が大混雑、電車に乗るまでが一苦労、電車も超満員電車で、都内に入ってやっと落ち着くという記憶が蘇りました。「Jリーグ観戦とはこういうもの」という認識を25年間持ち続けてきました。あと、若い頃(東京在住)は国立に何度か日本代表戦を観に行きましたが、「車で行く」という感覚は全く無かったですね・・・ なので、地元岡山で改めてこういうフレーズを耳にして、少しカルチャーショックを受けました。
 遠くのアウェーサポーターで、新幹線ではその日に帰れない、車で深夜の高速を飛ばして帰らないといけないというケースは例外として、普通に移動できる、特にホーム戦は公共交通機関で行くのが(特にJ1では常識)スタンダードだと認識しています。ただ、例外もあります。ノエスタや万博、ヤンマーなどは運動公園の地下に巨大な駐車場があり、車での来場者も一応受け入れてはします。ただ、それは例外に位置し、全国ほとんどのスタジアムはそんな駐車スペースの余裕は無いはず。続いて、さんデジの記事。以下、抜粋して紹介。
   
【“ファジウォーカー”で応援に行こう Cスタ渋滞緩和へプロジェクト:さんデジ】
 サポーターらに徒歩や公共交通機関での来場を呼び掛ける事で、マイカー来場者1割減を目指す試み。実施主体はJ2岡山、岡山大、岡山国道事務所の産学官でつくる「人・地域・地球にやさしいアクセスのためのファジアーノプロジェクト」。昨秋に行った調査で、約半数の観戦者が車で来場し、試合の無い日と比べて最長5倍の渋滞の発生が判明したのを受けての取り組み。
 「ターゲットは車を使わなくても来場できる人。他の交通手段で来るメリットを伝えたい」と氏原委員長のコメント。
〔チームとの一体感でアピール〕
 具体的には専用HPや動画の制作、試合日にバスマップやチラシの配布、SNSでの情報発信等の11施策を実施。同じイメージカラーに統一し、チームとの一体感を演出。アンケート回答者には、ファジウォーカー認定バッジを進呈。10月には改めて、「徒歩」「自転車」「マイカー」等の来場手段を調査し、一連の取り組みの効果を検証する計画。
〔臨時駐車場終了も景気に〕
 同じ時期で臨時駐車場(北長瀬)が、岡山操車場跡地整備の影響で、ホーム松本戦(8/20)を最後に終了。多い日には170から180台の利用があり、Cスタ周辺へのマイカー流入抑制に一定の効果があったため、関係者は危機感。クラブは岡山駅西口周辺や心臓病センター榊原病院駐車場の利用を案内しているが、今回で公共交通の利用も検討して欲しい思惑。
さんデジ該当記事:http://www.sanyonews.jp/sp/article/578411/1/
やさしいアクセス岡山公式HP「ファジウォーカー」ページ:http://yasashii-access.info/fw/
  〃     公式FBページ:アドレス

 啓発活動、効果が出ればいいですね。調査の約半数が車来場ってマジですか!? J1の試合会場では考えられません。その半数の人はどこに停めているのでしょうか。北長瀬なのかなぁ。臨時駐車場が終了するというタイミングもあるようですが、岡山のファン・サポーターの意識改革のいいチャンスだと思います。
 あと、もう一つ思うのは「岡山は環境面で恵まれている」という点。新幹線駅から歩いて15分くらいというスタジアムは余りないです。岡山は人口もそこそこ多く、他に競合するプロチームもなく、駅から近いという環境の良さがあるから観客動員数も多いと認識していますが、駅からホームスタジアムが遠い、他サポがこういう話を聞いたらどう思うか気になります。岡山経済新聞サイトにも違った面からの記事がありました。以下、抜粋して紹介。

【岡山大学がサッカー観戦の自動車来場客に告知活動 「ファジウォーカー」提案:岡山経済新聞】
 このプロジェクトは岡山大学大学院環境生命科学研究科の氏原准教授が呼び掛け、同教育学研究科の高岡講師、クラブ、国土交通省中国地方整備局岡山国道事務所らが賛同し、昨年7月に始動。産官学が連携して約15人が参画。
 プロジェクトの発端は交通渋滞を含め都市計画を研究している氏原准教授が、Cスタ周辺の国道53号線の慢性的な渋滞を解決しようと提案。「やさしいアクセス」という「人・地域・地球にやさしい移動方法」をスローガンとして、自動車に過度に依存した社会から公共交通機関や徒歩、自転車などを重視した社会への転換を目指すプロジェクトを立ち上げ。
 Cスタに1万人近い平均観戦者を動員するJ2岡山のホームゲーム開催日の課題に着目し、「やさしいアクセス」の第1弾を「ファジウォーカープロジェクト」として取り組み。渋滞緩和の取組みでスポーツ観戦を含めた事例は珍しいとか。
岡山経済新聞公式HP該当ページ:https://okayama.keizai.biz/headline/528/
        
 「やさしいアクセス」専用サイトを観ました。きれいで観やすいサイトですね。個人的な感想で、認定バッジがもう少しデザイン的に、インパクトがあればと思いました。偉そうに評価を口にする立場でもないのですが、プライドを持って胸に付けるような存在になって欲しいので。専用サイトを観ると、その中に11施策が載っていました。以下、抜粋して紹介。

【Project 11】
 「ファジウォーカー」プロジェクトでは、以下に示す11個の具体的施策を実行。スポーツ観戦のサポーターを対象に、人、地域、地球にやさしいアクセスに向けたモビリティ・マネジメント手法を目指す。
①行動プラン法によるワンショットTFP
 スタジアムまで自家用車で移動する来訪者々を対象に、アンケート調査にて「もし自家用車以外の交通手段で来訪される場合は、どのような方法がありますか?」と問い、その行動プランを考えてもらう。アンケート調査票は、ホームゲーム開催時にスタジアム周辺で配布。
やさしいアクセスのためのプロモーション動画
 「やさしいアクセス」プロジェクトの趣旨や、公共交通や自転車、徒歩を利用することの楽しさをお伝えする動画を作成し、さまざまな媒体を通じて周知。③ファジアーノ特製バスマップ
 岡山市作成のバスマップをベースに、ファジアーノ仕様にアレンジしたものをスタジアムにて配布。公共交通で来訪する際の情報としての活用をPR。
④スタジアム内のスクリーンを用いた「やさしいアクセス」啓発
 ホームゲームの試合前やハーフタイムに、スタジアム内のスクリーンにプロモーション動画を放映し、公共交通などの利用を促進。
⑤国道情報板を用いた「やさしいアクセス」啓発
 ホームゲーム前日や当日に、岡山市内11か所の国道情報版を利用して、自家用車以外での来訪を促すためのフレーズを周知PR。
⑥マスメディア等と連携したプロジェクト紹介
 様々なマスメディアと連携し、このプロジェクトを、市民の方々に広く周知。
⑦ファジウォーカー認定バッジ
 本プロジェクトのアンケート調査等に協力し、ファジウォーカーのコンセプトに賛同した協力者に、ファジウォーカー認定バッジを配布。
⑧奉還町ファジウォーカーイベント
 ホーム戦開催日(8/16)、奉還町商店街においてファジウォーカー認定イベントを開催。
⑨プロジェクト特設SNS
 プロジェクト特設SNS(FACEBOOKやTwitter等)を開設。SNSを通じて、幅広い方々に、このプロジェクトの情報を周知。
⑩情報プラットホームのためのWebサイト
 プロジェクトのさまざまな情報を集約したプラットホームとしてのWebサイトを開設。
⑪プロジェクトリーフレット
 プロジェクトの趣旨などを記載したリーフレットをスタジアムなどで配布。

 今回のプロジェクトでは、サッカーらしく11の数字がよく出てきますね。まだ、他にもできるアクションがあるのではないでしょうか。もっと市民参加型で多くの意見・アイディアを集めれば、もっといい施策ができるのではないでしょうか。他のJクラブであれば、「後援会」という頼もしい存在があるので、様々な面で事業に貢献できたと思います。いかんせんJ2岡山にはなぜかありません。理由は不明ですが、現在無いものはしょうがいない。こういう大きな事業を行うという面でも、「J1にふさわしい」アイテムが、ここにも一つ足りていないという個人的な印象。
 当然、ここまで盛り上がる社会貢献プロジェクトだし、クラブも名前を連ねている事もあるので、当然試合会場には専用ブースがあるのでしょう。明日は仕事帰りに参戦予定ですが、まずは専用ブースを目指して行くとしよう。楽しみです。
後援会関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140607

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サポーターと運営サイドの関係10

2017-08-14 00:16:44 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 いつも辛口な論調の熱い読者の方から、サポカン特集をして欲しいとリクエストが来ていました。「なぜ、もうやらないんでしょうか?」など、鋭い論調でいつも勉強になります。サポカンについては、昨季も2回ほどやっており、今後旬なテーマの一つになっていくと思います。開催状況次第ですが。以下どうぞ。
   
<J1>
【鹿島】 2009年を最後に見当たらず

【C大阪】 
<サポーター事業情報共有会>(クラブ主催、継続事業)
 日 時: 2017年7月23日(日)15:00~17:00
 場 所: ヤンマースタジアム長居 第3ゲート付近
 クラブ公式HP該当ページ:https://www.cerezo.jp/news/2017-07-12-4/
<スタジアム演出ミーティング>(クラブ主催、継続事業)
 日 時: 2017年1月19日(木)19:00~20:30
 場 所: ヤンマースタジアム長居 大会本部
 クラブ公式HP該当ページ:https://www.cerezo.jp/news/2017-01-11/

<2017サポーターズコンベンション>
 日 時: 2017年2月2日(木) 19:00~21:00
 場 所: コミュニティプラザ平野
 クラブ公式HP該当ページ:
https://www.cerezo.jp/news/2017-01-19-4/

【横浜FM】 2010年(サポーターズカンファレンス)を最後に見当たらず

【川崎】 見当たらず

【柏】
<2017柏レイソル意見交換会> (クラブ主催・2006年より継続事業)
 場 所: 日立柏サッカー場 記者会見場
〔第1回〕(議事録
 日 時:  2017年1月14日(土) 10:30~12:00  
〔第2回〕(議事録
 日 時:  2017年1月21日(土) 14:00~15:30
〔第3回〕
 日 時:  2017年9月2日(土) 10:30~12:00 
 クラブ公式HP該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2017/015840.html

【磐田】 見当たらず 

【G大阪】 
第16回サポーターミーティング (クラブ主催:継続事業)
 日 時: 2017年2月4日(土) 10:30~11:30
 場 所: 市立吹田サッカースタジアム内会議室
 クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://www2.gamba-osaka.net/supporter/meeting16.html

【浦和】
<Talking REDS 2017> (クラブ主催:継続事業)
 日 時: 2017年2月16日(木) 19:15より
 場 所: 川口総合文化センター・リリア メインホール
 クラブ公式HP該当ページ(議事録):アドレス
サポーターミーティング2016 (報告)(クラブ主催:継続事業)
 <第4回>日時:2016年10月18日(火) / 場所:さいたま市浦和区内
 <第3回>日時:2016年10月13日(木) / 東京都内
 <第2回>日時:2016年10月12日(水) / 場所:熊谷市内
 <第1回>日時:2016年10月10日(祝) / 場所:埼玉スタジアム

【F東京】 2007年(サポーターミーティング)を最後に見当たらず

【鳥栖】 
サポーターミーティング (クラブ主催:継続事業)
〔2回目〕
 日 時: 2017年7月23日(日) トレーニングマッチ後
 場 所: ベストアメニティスタジアム 北入口広場
 クラブ公式HP該当ページ:https://www.sagan-tosu.net/news/p/2274/
〔1回目〕
 日 時: 2017年2月18日(土) 16:30~17:30
 場 所: ベストアメニティスタジアム 北入口広場
 クラブ公式HP該当ページ:https://www.sagan-tosu.net/news/p/1898/

【神戸】
2016ヴィッセル神戸ファンミーティング (クラブ主催:継続事業)
 日 時: 2016年1月27日(水) 19:30〜20:30
 場 所: 神戸新聞松方ホール
 クラブ公式HP該当ページ(議事録):https://www.vissel-kobe.co.jp/kobe-ftp/pdf/2016FansMeeting.pdf
   
【仙台】 
サポーターズカンファレンス (市民後援会主催:継続事業)
 日 時: 2017年2月11日(土) 14:30~16:30
 場 所: ユアテックスタジアム仙台 インタビュールーム
 クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://www.vegalta.co.jp/news/press_release/2017/03/post-4555.html

【清水】 
2017サポーターミーティング (クラブ主催:継続事業)
 日 時: 2017年2月18日(土) 18:30~20:00 
 場 所: 静岡県男女共同参画センター「あざれあ」
 クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://www.s-pulse.co.jp/news/detail/35904

【甲府】 見当たらず

【札幌】
コンサドーレ札幌サポーターズ集会2017 (サポーター運営有志主催:継続事業
 日 時: 2017年2月11日(祝) 12:00~15:00
 場 所: 札幌市教育文化会館
 サポーターサイト該当ページ:http://www.consadole.net/rakuen/article/18

【大宮】 
大宮アルディージャ サポーターズミーティング (クラブ主催:継続事業)
 日 時: 2017年1月14日(土) 18:00~20:00
 場 所: さいたまスーパーアリーナTOIRO <STUDIO1-2>
 クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://www.ardija.co.jp/files/news/201701/2017_smtg_record.pdf

【広島】 
第15回 サンフレッチェ広島サポーターズ・カンファレンス (クラブ主催:継続事業)
 日 時: 2017年1月14日(土) 14:00~16:000
 場 所: 広島広域公園 第一球技場 2F会議室2
 クラブ公式HP該当ページ(議事録):https://www.sanfrecce.co.jp/club/conf.html

【新潟】 
サポーターカンファレンス (クラブ主催:継続事業)
 日 時: 2016年11月23日(祝)13:30~16:00 
 会 場: NSGカレッジリーグ学生総合プラザSTEP
 クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://www.albirex.co.jp/news/club/50605
   
<J2>
【湘南】 
<ベルマーレクラブカンファレンス> (クラブ主催:継続事業)
 第41回 日時:2017年7月16日(日)14:00~15:30/ 場所:平塚総合公園内 総合体育館
 第40回 日時:2017年4月15日(土)11:30~13:00/ 場所:平塚市総合公園内 総合体育館
 第39回 日時:2016年12月10日(土)14:00~15:30 / 場所:平塚市中央公民館 大ホール
<第1回 女クラ ~女性によるクラブカンファレンス~>
 日 時: 2016年7月31日(日) 13:30~15:00
 場 所: ひらつかサン・ライフアリーナ内 会議室
 クラブ公式HP該当ページ:http://www.bellmare.co.jp/151289

【福岡】 2012年(ファン・サポーターとの意見交換会)を最後に見当たらず

【名古屋】 
ファン・サポーターの皆様への説明会 (クラブ主催:継続事業)
 日 時: 2016年7月31日(日) 18:45~20:15
 場 所: トヨタスポーツセンター 第2体育館 
 クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://nagoya-grampus.jp/news/misc/2016/0804post-640.php

【徳島】 
サポーターズカンファレンス (クラブ主催:継続事業
 日 時: 2017年8月5日(土)10:00~12:00
 場 所: 鳴門・大塚スポーツパーク アミノバリューホール
 クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://www.vortis.jp/information/news/detail.php?id=230

【長崎】 
サポーターズミーティング(意見交換会) (クラブ主催:継続事業
〔第3回〕 新体制発足に伴い開催延期
 日 時: 4月より毎月第4水曜日(当初予定)  
 クラブ公式HP該当ページ:https://www.v-varen.com/news/49731.html
〔第2回〕
 日 時: 2017年3月22日(水) 19:30~21:00  
 場 所: 内村記念アリーナ   
 クラブ公式HP該当ページ:https://www.v-varen.com/news/48529.html
第1回〕(議事録
 
<佐世保会場> 日時:2017年2月8日(水) / 長崎国際大学キャンパス内
 <島原会場>   日時:2017年2月9日(木) / 島原復興アリーナ
 <五島会場>   日時:2017年2月10日(金) / 五島市中央公園市民体育館サブアリーナ
 <諫早会場>   日時:2017年2月11日(祝) / 諫早市中央体育館

【横浜C】 
横浜FCクラブメンバーミーティング (クラブ主催:継続事業
 日 時: 2016年5月8日(日) 13:00〜15:00 
 場 所: 横浜FC東戸塚フットボールパーク 会議室
 クラブ公式HP該当ページ:http://www.yokohamafc.com/2016/04/28/52938 


【千葉】 2015年(サポーターコミュニケーション)を最後に見当たらず

【岡山】 2015年に1度(サポーターカンファレンス)開催のみ

【大分】
2017開幕前 サポーターとの意見交換会 (クラブ主催:継続事業
 日 時: 2017年2月20日(月) 19:00〜20:30
 場 所: 大分銀行ドーム 
 クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://www.oita-trinita.co.jp/news/20170330168/

【山形】 
サポーターカンファレンス (クラブ主催:継続事業
 日 時: 2016年12月11日(日) 10:00~11:45
 場 所: 山形国際交流プラザ 山形ビッグウイング
 クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://www.montedioyamagata.jp/news/y-2016/n-00006468/

【東京V】 
東京ヴェルディラウンドテーブル2017 (クラブ主催:継続事業
 日 時: 2017年2月25日(土) 11:00~12:30 
 場 所: 味の素スタジアム
 クラブ公式HP該当ページ:アドレス

【水戸】 2011年を最後に見当たらず。

【松本】 
松本山雅FC サポーターミーティング in 喫茶山雅 (クラブ主催:継続事業、今季第1回)
 日 時: 2017年7月21日(金) 18:30 ~ 20:00
 場 所: 喫茶山雅
 クラブ公式HP該当ページ:http://www.yamaga-fc.com/archives/108228

【町田】
サポーターカンファレンス (運営委員会主催:継続事業)
 日 時: 2017年1月15日(日) 10:00~12:00
 場 所: 町田市民文学館ことばらんど
 クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://jdreammachida.blog118.fc2.com/blog-entry-357.html

【京都】
 

ファン・サポーターカンファレンス (クラブ主催、継続事業)
 日 時: 2016年12月17日(土)19:00~20:00 
 場 所: 京都アクアリーナ内「第1・2・3会議室」
 クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://www.sanga-fc.jp/news/info_detail/35329/

【愛媛】 
第4回サポーターズミーティング (クラブ主催:継続事業
 日 時: 2016年9月14日(水)19:00~20:00
 場 所: 松山コミュニティーセンター第4・第5会議室
 クラブ公式HP該当ページ:http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?s|id=103926

【岐阜】 2014年(FC岐阜会議を最後に見当たらず

【金沢】 2015年(サポーターミーティングを最後に見当たらず

【熊本】 2014年(サポーターミーティング)を最後に見当たらず

【讃岐】

カマタマーレ讃岐 サポーターズミーティング2017 (クラブ主催:継続事業)
 日 時: 2017年1月28日(土) 10:00~11:30
 場 所: Pikaraスタジアム
 クラブ公式HP該当ページ(議事録)
http://www.kamatamare.jp/news/2017/02/-2017-2018.html

【山口】 2011年(サポーターカンファレンス)、2014年(サポーターミーティング)を最後に見当たらず

【群馬】 
サポーターズカンファレンス (クラブ主催:継続事業
 日 時: 2017年1月24日(火) 19:30より
 場 所: 前橋市総合福祉会館
 クラブ公式HP該当ページ(議事録):アドレス
<ザスパミーティング>
〔第1回〕
 日 時: 2017年2月4日(土) 14:00~15:00
 場 所: 前橋プラザ元気21
 クラブ公式HP該当ページ(議事録):http://www.thespa.co.jp/thespa/club_newsinfo/news/newsdesc.cgi?newsid=2017013001

 という感じでした。微妙に各クラブのカラーが出ていると思います。また、順位にも多少表れているような気もします。だいぶ探しましたが、拾えていないクラブがあるかもしれません。一部誤りがあるかもしれません。もしあればぜひご連絡下さい。
 少し前まではしっかりサポカンをやっていたのに、ここ最近やらなくなったところも見受けられます。ただ、当ブログ的にはやはりサポカンは「J1にふさわしいクラブのスタンダード」と思います。ファン・サポーターとの対話ができる事は、Jクラブとしての義務でしょう。一番良くないパターンは、一度やってみただけになるパターン。もしそうなるクラブがあれば、誠に情けない事です。ファン・サポーターとの対話を何と思っているのかと。そういうところは100年続かないかも。
 今回の特徴は1年に1回ではなく、年に何度も実施しているクラブがだいぶ増えてきた事。こちらのJリーグ公式サイトで、仙台さんのサポカンが紹介されていますが、「ファン・サポーターとクラブスタッフが今季の展望などを語り合う場です」と紹介されています。サポカンはやはり、Jクラブのスタンダードですね。読者の皆様の地元クラブはいかがでしょうか。ファン・サポーターとの対話の義務を果たしていますでしょうか。ちなみにこの手の話題の過去の記事はこちらにまとめて載っているので、興味がある読者の方はぜひご覧ください。
さっかりん・トピックス「サポカン」:http://soccer.phew.homeip.net/topics/info.php?id=25
サポカン関連④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161226
  〃   ③:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131225
  〃   ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110516
  〃   ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110508

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次に向けて頑張りましょう158

2017-08-13 00:00:14 | ファジアーノ岡山

 PV観戦レポです。
 昨日、岡山コンベンションセンターで開催されたファジのアウェー岐阜戦のPVに参加してきました。200人くらいですかね。この日は奉還町商店街と共催の岡山コンベンションセンターの「ウェストサイドカーニバル」というイベントで、PVもその一環でした。通路では吉本の芸人さんの声がずっと聞こえていました。シマカズ氏と山やん君登場。周りを見渡してもやはり知った顔はほとんど無し。Cスタでいつもお会いする面々は自宅でDAZN観ているのかと。
   
 今回、フロント社員はN氏だけの様子。途中挨拶されていました。それにしてもこの日も、最初からクルクル多かったですね。しかも中断時間が長い。最初は悲鳴でしたが、後半は笑い声になっていました。それくらい、この日は常態化していました。個人的には、開幕戦の時のように、しっかりニュースで流れて、パフォームグループに改善を促すべきかと。PVの主催側もクラブも悪くありません。パフォームグループの手落ちだと思います。
 待ちきれない来場者があちらこちらで手元のスマホ等で独自に観始める。そして、向こうの方で歓声が挙がる。最初は選手か誰かVIPが来ていて、湧いたのかと思いましたが、どうやら先制点が入った歓声だった様子。この時はクルクル待ち時間の苛立ち空気を癒す、いいシーンのように映りましたが、よく考えたらマナー的には全然良くない事だったと思います。

 この日は1-0のリードから追いつかれた戦況も、その少し前に来場者の誰かからそれとなく伝わってきて、我々3人は正直不快でした。結果を個人的に知るのはいいが、それを自分以外に聞こえるような行動をしてはいけない。来場者は全員PV生観戦のつもりで来ているので、得点しようが失点しようが、横から耳打ち行為をしてはいけない。これは完全なマナー違反だと思います。個人的には「DAZNクルクル」について新たにマナーが生まれたのではないかと思っています。去年まではすべて同時に生中継が進み、誰かが先に結果を知っているという事態は起こりようが無かったのですが、今年のDAZNのライブでは、クルクルの時間だけ、試合現地とタイムラグが増えて行く。手元のスマホを見れば、少し先の試合経過がわかってしまう。なので、クルクルになっても、自分だけで試合経過を確認するのはいいが、それを外に漏らすべきでないという新たなマナーが発生しているのではないでしょうか。まぁ、クルクルが発生しなかったら何も問題は無いのですが、何とかならないものでしょうか。
   
 試合の印象はやはり赤嶺ロスの影響を感じました。ネット情報を参考にすると、岐阜さんはボール支配率リーグトッブだとか。典型的なポゼッションサッカーで、岡山の苦手3タイプのうちの1つ。岡山は足元が下手なので、ボール回しの上手い相手になるとこうなりますね。最初の得点は快心でしたが、その後は守って受けに徹してしまい、守りきれずに失点を許すという悪いパターン。前節の京都戦の再現でした。今季序盤の負けが込んでいた時の試合をリプレイで観ているような印象。ただ、あの時期と比べてプレスが強くなったのは違いに感じました。負けなくて良かったですね。
 ちなみに13試合負け無しと言われていますが、'14年は18試合負け無しだが9勝9分で、終盤に4連敗して失速した年でした。今季は13試合負け無し戦で7勝6敗、先制した試合14試合で勝ったのは7試合で勝率5割という数字だそうです。なので、個人的にも13戦負け無しとアナウンスされても、ピンときませんね。

 あと、印象的だったのが長良川競技場のピッチボードや横断幕。市町名のものや、地域イベント・事業名が多かったですね。特にコーナーポストにあった「長良川の鵜飼い」。これはインパクトありました。岡山で言うと何だろ。西大寺の会陽か。ローカル色が強くて画的に面白かったですね。どうして行政色が強いのか。民間企業のスポンサードが少ないからなのか。確か岐阜さんは地元の市町も出資していると聞いているので、行政によるスポンサードの一環なのか。地域に根を張れないとJクラブの資格は無い、三位一体(行政・市民・企業)の支援が当たり前と口にしている当ブログとしてはいい景色でした。県民クラブといいながら、スタジアムや練習場の周辺しか相手にしないパターンよりは全然理想的です。

 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
 12試合負けなしと好調の岡山をホームに迎えた岐阜。開始早々に外国人FWの負傷交代というアクシデント。前半8分にパク選手で先制。流れを打破したい岐阜さんは、ボールを支配して果敢にゴールへと迫る展開。岡山を圧倒してチャンスを量産するものの、枠外シュートが目立ち、思うように得点につながらず。後半39分に同点に追い付くが、そのまま終了。岐阜さんは数ある決定機を決め切ることができず、勝点1のみ。
 試合開始早々に岐阜さんのアクシデント。前半2分、クリスチャン選手が負傷交代。このバタバタを岡山が突いて、ワンチャンスをモノにして先制。パク選手はこの試合でJ2通算100試合出場を達成。これで勢いに乗る岡山は、セットプレーから追加点を狙うが岐阜さんの守備を崩せず。前半の終盤から主導権を握った岐阜さんも攻めるが、早い時間帯に追いつけず。後半の選手交代で、最後の勝負に出た岐阜さんの猛攻が実る。終盤に同点にして、入場者数リーグ戦通算100万人を達成。
J2採点
一森:6、片山:6.5、竹田:6、喜山:5.5、澤口:5.5、渡邊:6、塚川:6、パク:6.5、関戸:5.5、豊川:5.5、伊藤:6
キム:5.5、久木田:6、長澤監督:6
   
 今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ逃げ切れず」というタイトルの記事の戦評です。
 またしてもリードを守りきれず。岡山は前節に続いて終盤に失点。先制後はなかなか攻撃の形で作れずに防戦一方。ボールを保持される時間が長く、何度もあったピンチは一森選手の好判断で防いでいたが、最後は岐阜さんの猛攻の前に、勝ち点1を死守するのが精いっぱい。故障離脱した赤嶺選手に代わって、ワントップには豊川選手。前半8分にパク選手が蹴り込んで先制。新布陣でも絶好調のセットプレーで先手を取り、このまま優位に進めるかと思われたが、早々のリードが選手の心理を守りに走らせたのか。後半は岐阜さんのパスワークに翻弄されて防戦一方。奪っても焦ってすぐにボールロストの展開が続き、ラインを押し上げられず。両サイドから何度も危ないシーンを作られ、後半39分に失点。
 後半からワントップに塚川選手や新戦力のキム選手を試したが、流れを変えるには至らず。序盤の良くない時の戦い方みたいとコメントした豊川選手は前線で孤立気味。岐阜さんはボール支配でもシュート数でも岡山を上回り、主導権を持続。
   
 これで岡山は13戦負けなしですが、順位は1つ下がって8位になりました。団子状態なので、本来ならばもっと抜かれてもおかしくないのですが、1つだけで良かったですね。今回も運がありました。これで次節勝てば最良で4位ですが、負ければ最悪で13位まで転げ落ちます。順位表を見ると、もう1位2位の自動昇格枠は確定したような印象です。今後はプレーオフ枠の奪い合いですか。上の5チームのうち、J1経験チームが4チーム、名古屋さんを筆頭に強豪揃いですね。次の相手は愛媛さん。順位こそ16位ですが、勝ち数は岡山と1しか違いません。水戸さんとドロー、その前は名古屋さんから4点を取っています。決して侮れない相手で、5月のアウェー戦で0-2で完敗した相手です。     

 話は変わり、今日ハリルジャパンの予備登録100名が発表になりました。J2岡山からは櫛引選手が選出されていますが、何とも微妙な印象。今季は最初にちょろっと出ただけで、ずっとベンチ要因。一森選手ではなくてどうして櫛引選手なんだと、個人的に疑問に感じました。試合勘が無ければリオ五輪の再現です。あの時も鹿島さんに所属していましたが、今季と同じ状況でした。選ぶ方も選ぶ方ですが、櫛引選手も奮起して、試合に出られるように頑張って欲しい。岡山で出られなかったら、出場の機会を求めて、何かアクションを起こすべきだと思います。自分の能力を理解してくれて、試合に出してくれる指導者を求めて。

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クラブ経営について74

2017-08-12 00:01:34 | スポーツ文化・その他

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 当ブログでは、100年続くクラブ、100年もたずに消えていきそうなクラブという書き方をします。個人的はどちらもイメージがありますが、上手く表現できません。ここ数年でも消えていったクラブがあります。その事例を通して、スポーツクラブが消えるという事はどういう事なのかを時々取り上げてみたいと思います。まずは、サッカー以外の競技から。今回は女子バレー。以下抜粋して紹介。
       
【(経営危機)仙台ベルフィーユ(2部) 機構から退会勧告 運営会社事業停止:河北新報】
 経営が悪化し、Vリーグ機構にリーグ参加資格を審査された仙台ベルフィーユについて、機構はリーグ退会に相当する退社の勧告をクラブに勧告し、チーム運営会社の「トゥエルヴ」は事業停止。
 今季の成績は4位。参加資格を諮った5月の理事会で継続審査となった後、チーム保有団体で存続を求めるNPO法人仙台ベルフィーユが経営改善計画の資料を再提出。機構は勧告を出すとともに、来週までに資料を追加提出するよう要求、その後、参加資格の有無を最終的に判断する見込み。今後については、前全日本女子監督だった真鍋GMのヴィクトリーナ姫路への吸収合併による移転も選択肢。
 一方、保有団体のNPO法人は宮城での存続に向けて活動を継続。選手は練習を続けており、元全日本女子監督の葛和監督も残留し、勧告に沿って資料をそろえ、チーム存続に向けて努力するとコメント。
 仙台ベルフィーユは'11年、高松市のチームが移転する形で発足。近年はスポンサー獲得に苦戦し、'16~'17年シーズンは1,000万円以上の赤字を計上。
河北新報該当記事:http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201706/20170615_14020.html

【(内部対立)「地域密着」6年で幕:河北新報】
 仙台ベルフィーユがチーム解散の方針を決定。経営悪化を理由にVリーグ機構から退会勧告を受けての決断だが、クラブの内部対立も浮き彫りに。企業チーム中心のバレー界で、地域密着型のチームを目指していたが、夢は設立からわずか6年で頓挫。
〔資金集め「限界」〕
 チーム運営会社「トゥエルヴ」の米田社長、葛和監督ら幹部4人が仙台市内の事務所で会議を開催。'15-'16年シーズンから2季で多額の赤字を計上。これ以上チームを存続させることはできないと事実上の破綻宣言。
 関係者によると、チームの運営費は年間約4,000万~5,000万円。昨季の収入は2,500万円前後止まり。「スポンサー集めに奔走したが、プロ野球東北楽天やJ1仙台を抱える仙台では限界」と米田社長のコメント。
 これにチーム保有団体のNPO法人仙台ベルフィーユが反発。「そもそも赤字はトゥエルヴが営業努力を怠っていたから」とNPO法人関係者のコメント。トゥエルヴがヴィクトリーナ姫路への吸収合併を提案したことも、出来レースという疑念を増幅。米田社長はNPO法人の理事長も兼ねていたが、4月に解任。Vリーグ機構の理事会で退会勧告を決定。NPO法人は経営改善策を再提出したが認められず。
〔密室で議論進む〕
 機構の対応に地元関係者は不信感を増大。「バレー界発展のためクラブチームを育てるのが機構の役割」「機構の今回のやり方では地方のクラブは育たない」と関係者のコメント。
 機構の対応は一貫して内向き。理事会の議論は密室で進み、ファンへの説明責任を果たそうという気持ちは感じられず。機構は'05年の法人設立に際し、地域密着やファン重視などを活動の指針に掲げている。'18年に「スーパーリーグ」を立ち上げ、将来的にはJリーグのような特定企業に頼らない独立採算のクラブによるプロリーグ化を目指すとしておるが、仙台を巡る一連の対応を見る限り、その実現性には疑問を持たざるを得ないと締めくくっています。
河北新報該当記事:http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201706/20170630_14008.html

 深いですね。地域密着を進めた市民クラブでも、地元のプロチームが競合しているため、資金が集まらずに経営危機に。これで、どこかのように地元に強豪するスポーツチームが無い経営環境が、いかに恵まれている事かよく確認できました。運営会社と保有会社の共存も深いですね。どうして上下ではなく横並びの組織が2つもあるのでしょうか。あと、Vリーグ機構の「姿勢」も浮き彫りになってますね。まるで、かつての分裂していたバスケ界のような空気を同じように感じます。ここから、受け手側の新チームが登場します。続いてどうぞ。
          
【(受け手側)ヴィクトリーナ姫路、スーパーリーグ参入表明:バレーボールマガジン】
 兵庫県姫路市を本拠地とし、元全日本女子代表の竹下監督のヴィクトリーナ姫路は元全日本女子監督の真鍋氏がGMに就任。ヴィクトリーナ姫路は当初はV・プレミアリーグ参入を目標としていたが、9月に発表されたスーパーリーグ参入に方向転換。 
 「まだ準加盟もしていないが、我々はプロチーム。目標はスーパーリーグであり、そこで日本一になり、スタッフや選手を日本代表に輩出したいというビジョン。五輪でメダルを取るためにはプロ化しかなく、バレー界のためにも、このプロチームが成功しないといけない」とコメント。
バレーボールマガジン該当記事:http://vbm.link/12465/
ヴィクトリーナ姫路公式HP:http://www.victorina-vc.jp/

【(譲渡合意)仙台ベルフィーユ、ヴィクトリーナ姫路にチーム譲渡:バレーボールマガジン】
 Vリーグ機構は、女子2部の仙台ベルフィーユから㈱姫路ヴィクトリーナへのチーム譲渡の申し入れがあり、審議の上、承認。7月の臨時理事会において審議し、チームの継続性が認められると判断。これにより、㈱姫路ヴィクトリーナの運営する「ヴィクトリーナ姫路」が'17-'18シーズンよりV・チャレンジリーグ女子(2部)に所属。
バレーボールマガジン該当記事:http://vbm.link/14430/

 ここで終わったと思っていました。Jリーグのかつてのフリューゲルズのような幕引きに終わったんだと思っていました。それでも一つのスポーツクラブが消滅する事には変わらないと記事を締めくくろうとと思っていたら、次のニュースが来ました。今朝の山陽新聞にも出ていました。

【(譲渡取り消し)Vリーグ女子 仙台の姫路への譲渡 承認取り消し:NHK】
 Vリーグ機構は、いったんは認めていた仙台ベルフィーユからヴィクトリーナ姫路へのチーム譲渡について、実際はリーグの規約の要件を満たしていなかったとして承認を取り消したと発表。Vリーグ機構は、先月29日の臨時理事会で、Vリーグ2部の仙台から申し出のあったヴィクトリーナ姫路へのチーム譲渡について審議し、選手の7割以上が移籍することなどから、リーグの規約に基づき、「チームの継続性が認められる」として譲渡を承認。しかし、その後の調査で、仙台から移籍する選手が実際には7割に満たず、規約の要件を満たしていないことが判明。このため、Vリーグ機構は9日、理事会で改めて審議し、今回の譲渡は無効だったとして承認を取り消し。譲渡が成立した場合、姫路は今年11月からVリーグ2部に参戦することになっていたが、譲渡が無効とされたことで、これも取り消し。
NHK該当記事:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170810/k10011095741000.html

 結局、Vリーグ2部の仙台というクラブが消滅し、'18年開幕予定の姫路という新チームが次のシーズンの参入ができなかったという話に終わりました。「これはバレーの話。Jリーグでは考えられない話」と誰か言いそうですが、果たしてそうでしょうか。これは2017年に起こったバレー界の話ですが、2067年ではサッカー界で起こっている話である可能性はゼロではありません。今はJリーグがスポーツ界をリードし、他のスポーツリーグの救済役になっていますが、例えば50年後はスポーツ界の構図が同じままである訳がありません。と、個人的に思います。
 実は、この仙台というクラブはその前にもう一つドラマがあったのです。「'11年、高松市のチームが移転する形で発足」とありますが、そのチームを当ブログで紹介しています。その名前は「四国Eighty 8 Queen」。以下、抜粋して紹介。
   
【旧四国Eighty 8 Queen】
 高松市を本拠地とするクラブ。'05年に元全日本女子監督の米田氏が中心にチーム結成。親企業を持たない全く新しい市民クラブとしてスタート。'07-'08シーズンから2部でえ戦うが、'11年の東日本大震災の影響でスポンサーが集まらず、運営資金が不足し、選手の雇用先の確保のメドが立たなくなったため、活動を休止。その後、チーム存続のため本拠地の移転を模索した結果、トップリーグのチームが無い仙台市の関係者が受け入れる意向を示し、選手の雇用先など企業の支援を受けられる見込みに。Vリーグ機構理事会において、本拠地の仙台市移転が正式決定。'11-'12年シーズンより仙台市に移転し、仙台ベルフィーユと名を変えて活動。
旧四国Eighty 8 Queen関連②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110706
   〃               ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110220

 そういえばシーガルズも似たような形でできたチームでしたね。クラブの規模が小さいほど、こういう動きになりますが、規模の大きいプロ野球でも実は同じ動きがありました。つまり、プロスポーツであれば、どこでもこういう動きになる可能性が十分あるという事です。それは将来的に見たサッカー界でも例外では無いと思います。今はしっかり管理運営されていますが、将来はわかりません。例えばちょっと非現実的ですが、日本という国自体(国の借金多いし)が危機に見舞われれば、どういう事態にもなります。
 一つ、岡山にとってはいいニュースもありました。それはV.チャレンジリーグが8チームから7チームに減った点。他力本願ではありますが、競争相手が減る事は悪い話ではありません。

【'17-'18シーズンのV・チャレンジリーグ1女子(2部)参戦チーム】
 岡山シーガルズ/PFUブルーキャッツ/フォレストリーブズ熊本/KUROBEアクアフェアリーズ/大野石油広島オイラーズ/JAぎふリオレーナ/トヨタ自動車ヴァルキューレ

 という話でした。クラブではありませんが、そういえば岡山からも去年1つのチームが無くなりましたね。ファジアーノ岡山ネクスト。まぁ、上の話とは関係ないとは思いますが、JFLチームが1つ消滅した事に変わりはありません。そして今日、そのJ2岡山のアウェー岐阜戦がありました。その模様は明日。

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