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Jリーグファミリーの資格75

2017-08-04 00:01:08 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 ここ最近、都内の新スタジアム構想で何かと名前が出てくるF東さんですが、先日の日経新聞の「フットボールの熱源」にさすがJ1クラブとうならせる事例が載っていました。中には商業主義ばかりの色が強いところもあるのかもしれませんが、地域の公共財として地域に根差すお手本のような社会貢献活動ですね。以下、抜粋して紹介。
   
【知的障がい児との接点:フットボールの熱源】
 J1・FC東京は知的障がい児向けの「あおぞらサッカースクール」を毎週火曜日に府中市内で開催。現在の所属は18人。ダウン症、多動症、自閉症など障がいは様々。接し方に専門性が求められるため、知的障がい者のサッカー教室を運営するNPO法人トラッソスが協力。
 「障がい児は人に認められず、自尊心を傷つけられてきたので、そういう子の居場所をここに作ってあげている。自分が受容されていると感じた子は表情が明らかに変化する」と健常者への指導にも通じるとして、普及部コーチは磨かれているとか。
 「単発のイベントではなく、毎週のスクールにしたのは、これらを彼らの日常の一部にしたかったから」と地域コミュニティ統括部長はコメント。サッカーを教わるというより、コーチに会うのを楽しみにしている子が多いとか。
 NPO法人トラッソス副理事長は「子ども達はこの1日、コーチと一緒に楽しむために残りの6日で、体調を整えてくる。そうする事によって日々の生活が安定」とコメントし、スポーツの効用がそこに存在。
 3月にはFC東京U-18の選手の人間力向上も期待して、あおぞらサッカースクールと合同練習を実施。U-18の選手は周りに目を配り、みんながボールに触れるように、伝え合いながらパスを供給。障がい児と接点を持つ事で、コーチも選手もクラブスタッフも気づかされる事が多いとか。おそらくここにはクラブの成熟を促す作用が存在すると締めくくっています。

 どこかで知りましたが、地域から公共的な活動提案があっても、「会議に図った結果、費用対効果が見込めないから断る」というケースがあるようです。まあ、まさかJクラブではないと思いますが、寂しい話です。F東さんのようにチャリティー色が強い活動ばかり観られるところもあれば、今までチャリティーグッズを作って売った事が無いところもあるとかないとか。そうであればえらい違いです。
 こういうチャリティー活動は、上のコラムにあるように利益を度外視して行い、スタッフや選手の人間力を高める効果がある事に気づかないのかもしれません。そういうところが100年続くかどうかの試金石であり、費用対効果という言葉で、地域への貢献をかき消すような行為なのかもしれません。あくまで例え話ですが。この辺にしておきましょう。
 F東さんの事例に関しては、小ネタのように以前の事例をキープしております。以下、続けて紹介させていただきます。

【FC東京ナーサリー(託児室)】
 6月18日(日)ホーム横浜戦にて、小さな子どもがいる来場者も安心して観戦できる一時託児室サービスを実施。
〔概要〕
・実施日: ホームゲーム開催日(平日開催除く)
・対象年齢: 満1歳~6歳(未就学児)
・定員: 8名まで(保護者付添不可)
・時間: 対象試合の試合開始45分前~試合終了30分後まで
・場所: 味の素スタジアム内
・料金: 3,000円(税込・当日支払)
・申込: 完全予約制
・申込フォーム:http://www.fctokyo.co.jp/nsinquiry
J1・FC東京公式HP該当ページ②:http://www.fctokyo.co.jp/nursery
   〃                ①:http://www.fctokyo.co.jp/?p=264028
       
【FC東京×「潔癖男子!青山くん」タイアアップ】
 ホーム鹿島戦で、原作が集英社「週刊ヤングジャンプ」で連載中の、TVアニメ「潔癖男子!青山くん」(TOKYO MXで放送)とタイアップしたプロモーションを実施。「試合に負けたことがない」という主人公・青山くんにちなみ、FC東京からはリーグ戦におけるJ1鹿島との対戦で「負けたことがない」中島選手をビジュアルに起用。
〔コミック〕
 「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて連載中。
〔TVアニメ〕http://kda-anime.com/
 7月2日(日)スタート。毎週日曜24:00~ TOKYO MXほか
〔コラボ内容〕
①コラボビジュアル
 ホーム鹿島戦のオリジナル試合告知ポスターがホームゲームに登場。
 ・実施日: 6/18(日)ホーム横浜戦、7/8日(土)ホーム鹿島戦
 ・場所: 北2ゲート、北1ゲート、バック3ゲート付近
②コラボ映像放映
 コラボ映像を放映。実施日は①と同様。大型映像機での放映。アニメ放送時は7/2(日)放送の第1話
③サイン入りオリジナルポスタープレゼント
 中島選手とアニメ主人公・青山くん役の声優・置鮎龍太郎氏のサイン入りオリジナルポスターを5名に進呈。
J1・FC東京公式HP該当ページ:http://www.fctokyo.co.jp/?p=265009

 テーマのまとまりが無い事例紹介となりましたが、やっと紹介できました。ナーサリーは女性ファン・サポーター、特に子育て世代を重視するF東さんの気持ちが伝わってくる事例です。アニメコラボはよくヴェルディさんや水戸さんがされていますが、まさに東京や関東のクラブならではの企画で、田舎から見るとうらやましい限りですね。鹿島さんに負けた事がない中島選手は取り上げられていますが、中島選手と言えば、リオ五輪の主将で、J1の試合でも上手かったのを思い出しました。まさに選手の馴染みの創出です。頑張って欲しいですね。
J1・FC東京関連⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170405
 〃         ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150503
 〃         ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121130
 〃         ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120102
 〃         ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101227
 〃         ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101205
 〃         ⑥:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090712
 〃         ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051017
 〃         ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051015
 〃         ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051005
 〃         ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051017
 〃         ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20050911

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