リスペクトコラムです。
最近一番興味があった三重さん。一度記事にしたような気がしますが、まだ発掘できていません。男子サッカーはまだ4部(JFL)ですが、女子サッカー、バスケ、女子バレーでいろいろな三重さんと岡山が対戦した試合を観戦しています。本当によくお相手するチームです。Jリーグ入りを目指しているクラブですが、実は立派な総合型地域スポーツクラブである事も前から認識しており、早く記事でリスペクトしたいと思っていました。そんな時にいいコラムに出会いました。三重さんシリーズ第1弾です。
【“プロスポーツクラブ空白県”から始まるファンの熱量を生かす経営。ヴィアティン三重の挑戦】
「三重県に、週末ごとにオレンジ色のユニフォームであふれる街をつくりたい――。総合型スポーツクラブ・ヴィアティン三重は、地域と世代を越えて人々がクラブの下に集う未来図を本気で描く。その挑戦には、資金も施設も潤沢ではない、いわば“持たざるクラブ”が夢を成し遂げるための新しい可能性があった。これからのスポーツクラブの資本を『テクノロジーと熱量、そして人』で再定義する潮流と
総合型スポーツクラブ、ヴィアティン三重ファミリークラブで常務取締役を務める椎葉誠には、生まれ育った土地でどうしても実現したい夢があった。」
〔総合型スポーツクラブが見る夢と成し遂げる力〕
「『待っていたら一生、三重にプロチームはできない。ヴィアティン三重は自分たちでつくることを選んだんです』
ヴィアティン三重は、JFLに所属する男子サッカー、なでしこリーグ2部に所属する女子サッカー、トップリーグであるSVリーグから数えて2番目のカテゴリであるVリーグで今季準優勝を果たした男子バレーボール、同じくVリーグに所属する女子バレーボール、B3リーグの男子バスケットボール。他にもハンドボールやフットサル、ランニングクラブなど、10を超えるクラブを持つ総合型スポーツクラブだ。」
「『代表の後藤(大介・ヴィアティン三重ファミリークラブ代表取締役社長)を中心に、まずはサッカーで三重県にプロスポーツクラブをという夢を実現させる。これは必ずやりきるんですけど、その先に見据えているのは、50年後、100年後もクラブが残り、おじいちゃん、おばあちゃん、子どもたち、老若男女を問わず街中の人たちが、週末ごとにチームカラーであるオレンジのユニフォームを着て集まる。競技を問わず、ヴィアティンのエンブレムを背負ったクラブを思い思いに応援する。そんな光景を実現する後藤の夢に共感して集まっています』
クラブが実現したいビジョンとして掲げるのは、『3世代が笑顔で集う、活気あふれる街をつくること」。『地域に根ざした総合型スポーツクラブ』を掲げるクラブは多くあるが、ヴィアティン三重は2012年の発足以来、構想の大きさだけでなく、身の丈に合った経営志向、ユニークな運営で注目を集め、着実に総合型スポーツクラブとしての実績を築いてきた。」
〔予算規模で劣る地方クラブ、“持たざるもの”の戦略〕
「資金ギャップを埋める一つの方策として椎葉が白羽の矢を立てたのが、ファンとのつながりを新たな資本とすることだった。 ヴィアティン三重では、当初は男子のみだったバレーボールチームが発足した当初からSNS活用を推奨し、スポーツ界の新しい取り組みの先駆けとしてメディアに取り上げられた。チーム強化やスポンサー獲得はスポーツクラブを運営する上では誰もが避けて通れないこと。そこでの努力は当然として、『それ以外』のところでいかに違いが出せるか、新しい発想を生み出せるかが、“持たざるもの”のすべきことというわけだ。」
〔ファンの熱量を新しい資本に〕
「「それ以外」のプラスαを積み上げるために奔走しているのは、椎葉だけではない。2022年から女子バレーボールチームの指揮を執る西田誠監督は、昨年末、ファンとのつながりをさらに加速させるための新たな施策を始めた。
「従来からXやInstagramでの発信は推奨してきたんですが、もう少し踏み込んでファンの熱量が形になるような方法はないかと模索していたところでした」
昨年12月から取り組んでいるのが、選手自身が言葉と画像で発信し、ファンは『エール(都度課金)』や「パーソナルスポンサー(定額ギフティング)」という形で直接選手を支援できるコミュニティプラットフォーム『GOATUS(ゴータス) (https://www.goatus.jp/yell/index.html)』だ。」
〔エンゲージメントの実体化が示唆する新しい「いい選手の基準」〕
「Vリーグの中でも一際若い指揮官、34歳の西田監督が見る夢は、バレーボールを通じて誰かの『幸せ』をつくること。西田の夢は奇しくもヴィアティン三重の掲げるビジョン、椎葉が冒頭で語った『夢の光景』にも通じる。」
「新しいスポーツクラブのあり方を模索するヴィアティン三重にとって、フロントや監督コーチらのスタッフも選手も、ヴィアティンをつくりあげる当事者。そしてファンは単なる“お客さん”ではなく、ともに夢を歩む物語の共作者でもある。
クラブと選手、そしてファンが一体となってつくり出す熱が、“プロスポーツ空白県”三重をオレンジ色に染める日は遠くないのかもしれない。」
アスリート支援サイトのGOATUSを観てみました。一覧にしてみましたが、やはり関西の運営企業なので、関西のチームや選手が多いですね。中でも三重さんの存在感が大きいです。
〔応援できるアスリート・チーム〕
<チーム単位>
・卓球:Tリーグ:琉球アスティーダ
・バレーボール:ヴィアティン三重女子(Vリーグ女子・男子):7選手、男子:2選手 /
近畿クラブスフィーダ(Vリーグ男子)/ 奈良ドリーマーズ(Vリーグ男子):1選手
・野球:栃木ゴールデンブレーブス(BCリーグ) / 姫路イーグレッターズ(さわかみ関西独立リーグ)
・フットサル:ポルセイド浜田(F2リーグ)
・アメリカンフットボール:TRIAXIS J-STARS(X1リーグ) / ノジマ相模原ライズ(X1リーグ)/
アイレクスゴリラズ(X2リーグ)
・ハンドボール:大阪ラヴィッツ(リーグ) ・ビーチバレーボール:レーヴィス栃木:1選手
・トラック競技:OSAKA夢プログラム ・駅伝:ダイソー女子駅伝部
・スカイランニング:TEAM☆SKY KYOTO:1選手 ・ロードレース:TRACY SPORTS with DELTA:1選手
・チアリーディング:TRIAXIS J-STARS:11選手 ・近畿大学
<個人単位>
・フィギュアスケート:1選手(鍵山優真 選手) ・野球:3選手 ・女子ゴルフ:3選手
・トライアスロン:1選手 ・セーリング:1選手 ・自転車競技:1選手 ・ロードレース:1選手
もう少し詳しい第2弾は後日。このコラムを観て感動し、リスペクトしようと思ったのは「50年後、100年後もクラブが残り、おじいちゃん、おばあちゃん、子どもたち、老若男女を問わず街中の人たちが、週末ごとにチームカラーであるオレンジのユニフォームを着て集まる。競技を問わず、ヴィアティンのエンブレムを背負ったクラブを思い思いに応援する。」という部分。
当ブログが2005年だったか、「岡山からJリーグを運動」に参加し、一木会の準備を始めた頃、訪問した傍士さん(当ブログの師匠的存在)から言われた言葉「スタジアムを満員にしたかったらシーガルズも応援に行け」という言葉に、総合スポーツクラブ、総合型地域スポーツクラブを認識し始めたのを思い出します。では岡山だったらどういう景色になるのかと抱いたイメージは、ずっとこんな感じ。
ある3世代家族が総合型地域スポーツクラブとなった倉敷スポーツ公園に行く週末の景色。お父さんは球場で野球観戦、その前にそばにある施設でゴルフの練習。お母さんはテニスコートでテニスの後にヨガ教室、息子君と娘さんはグランドでサッカーの試合やスクール。おじいさんは卓球場、おばあさんは健康体操へ。終わった後にみんなで近所の鉄板焼きのお店で夕食と。20年経った今の姿はテニスにはファジの岡村コーチ、卓球場にはリベッツの白神総監督、健康体操はシーガルズのカモメストレッチがそれぞれ出張で来ているケースもあるかもと。
第2弾でも語ろうと思いますが、「Jリーグ入り」を目指す頃が夢が大きくて一番楽しい時代だと思います。三重さんは今まで観た総合型地域スポーツクラブで、湘南さんに並ぶくらい素晴らしいレベルの組織だと思います。三重県の方々がうややましく思いました。そんな三重さん、JFLクラブでは現在16チーム中10位か、まだJリーグ入りは時間がかかるかな。頑張って欲しいと思います。
総合型スポーツクラブ ヴィアティン三重公式HP:https://www.veertien.jp/
JFL三重公式HP:https://www.veertien.jp/vc/
B3三重公式HP:https://www.veertien.jp/bb/
なでしこ2部三重レディース公式HP:https://www.veertien.jp/lfc/
三重ハンドボール女子公式HP:https://www.veertien.jp/hc/
#がんばろう石川 #がんばろう能登
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます