給付金の申請用紙が5月中には届くのでしょうか。
もう手にした方もいらっしゃるようで、テレビで報道されていました。
私は受け取るべきかどうか、未だに迷っていて、決められないままでいます。
妹は、20万の内10万だけ受け取って、後は寄付するつもりと話していました。
妹のように寄付する方々は、その窓口が色々ありすぎて迷いませんか。
出来れば、医療従事者やコロナ禍で打撃を受け困窮している人たちの手に届くように願っている方がほとんどでしょう。
大阪府は、コロナ助け合い基金を創設したところ、既に一億円以上集まったそうです。
東京都や横浜でもそのような募金の窓口を自治体が作ってくれると分かり易くていいのに、と私は思ってしまいます。
そしてその寄付先の内訳を、後々、公表してはどうでしょう。
国の申請用紙に申し込みをしない場合、自分の気持ちがうやむやにされてしまうのでは、と何だか心配なんです。
国費として何となく消えてしまうようでは、給付を断った意味がなくなってしまいますもの。
ミヤコワスレ
当然受け取っていい給付金を私が迷うのには、個人的な訳があります。
迷っているだけで、やっぱりほしくなっちゃった、と言って頂いてしまうかもしれません。
ですからきれいごとを言って、なんて意地悪な見方をしないでくださいね。
ここに次女夫婦に私が言ったことをご紹介します。
「私ね、申請するのを良そうかと思っているの。
遺族年金暮らしで楽な生活ではないから、喉から手が出るほど本当は欲しいのよ。
でもね、自分の人生を振り返ると、私は家族にだけ目を向け頑張ってきたように思うの。
働いたことは一度もないし。
妹のように、ボランテイア活動をしたことも一度もないの。
体力にも欠け、不器用な私だから、家族の世話をするのが精一杯で、日々家事に明け暮れて過ごしてきただけなの。
それが私にとって一番心地よく幸せなことだったからなのだけれどね。
そんな人生に、ちょっと後ろめたさを感じているのも事実
だからもう長くない人生。
もしかすると明日感染して、死んでしまうかもしれないでしょ。
せめて死ぬ前に、社会のためになることを一つくらいしなくては・・・。
そんな気持ちで今いるの。
10万給付の申請をしなければ、私の気持ちの後ろめたさが、幾分でも和らぐかもしれないと思っているの・・・」
すると婿のHさんが次のように言いました。
「お母さんはそんな引け目を感じる必要は全然ないですよ。
お父さんは、多額の税金を国に納めたのだから。
お母さんはそのお父さんを支えて頑張ったのだから。
それで十分ではないですか」
と嬉しいことを言ってくれました。
どうしましょう。
もう受け取るか受け取らないか、そろそろ決めないといけません。
国か自治体は、コロナの被害者のための基金の窓口をぜひ作ってください。
切なる私からのお願いです。
一層のこと・・・。
申請用紙に、申し込む、寄付するの二つの項目があればよかったのにと思うこの頃です。
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