お招きを受けたK様宅にお伺いすると、ご夫婦が満面に笑みを浮かべてお迎えくださり、それはそれは温かなおもてなしを受けました。
ご年齢は89歳と90歳。
人生の、まさに達人でいらっしゃいます。
そのようなご年齢の方の、この度のお気遣いは、私には信じられないようなこと。
只々恐縮の至りだったのですが。
改めて、お二方様を目の前で拝見すると、本当にお元気そう。
ご主人様も、最近入退院を繰り返された方のようには、全く見受けられません。
ご夫婦ともに、お顔の色つやもよく、皺がほとんど見られない、
柔和な清々しい表情は、神々しくさえ感じられました。
私の夫は、若い頃は転勤を重ね、後半は本部務めが多い人でした。
一方、こちらのご主人さまは、大きな都市の支店長として活躍された時期が長かったようです。
その土地の住民気質に精通しておられました。
仙台の人、名古屋の人、大阪の人など。
面白おかしくその特質をお話し下さり、私は興味深く拝聴しました。
仙台人は、街も人の心もきれいでとても住みやすいところ。
東京はバランスが取れている、等々。
私は若い頃から、社会経験豊富な男の方のお話を聞くのが大好きなところがありました。
ですから、とても緊張したのは、お宅にお邪魔する前まで。
マナー本に目を通すほどの緊張ぶりだったのですけれどね。(笑)
Kさんのお宅に上がり、奥様の手料理と握りずしをご馳走になりながらお話を始めると・・・・・・。
すっかり打ち解け、寛ぎ、有意義な楽しい数時間を過ごすことができました。
ご高齢にもかかわらず、弱音は一切口にされず、明るく清々しいお人柄。
お二方様とも、とても90台前後の方には見受けられません。
私は、身近に目標となるご夫婦がおいで下さる幸せを、噛み締めないではいられませんでした。
お孫さんにもどうぞ、とおっしゃり、たくさん下さいました。
週末から海外旅行を愉しんでいる次女家族。
今度の週末に、かれんちゃんにあげましょう。
長居をしてはいけないと思い、三時前にはお暇しました。
翌々日、お礼状を認めて、お宅の郵便受けに。
お疲れがお出になったのでは、と少々気がかりになりました。
そういえば、「長寿の秘訣」ともいえる、とてもためになるお話も伺った私です。
私も検査を受け、その結果次第では、ご夫婦が受けられた手術を検討してもよいのでは、とさえ今思っています。
このことについては、またいつか日を改めてお話させていただきますね。
末永く、今後もお元気で良き日々を紡がれますように。
祈りを込めて、ファミリールームの出窓から見渡せる素敵なお宅に向かって、毎日エールを送っています。
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ありがとうございました。
花のように泉のように