か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

韓国と敵対してはならぬ。 2

2013年01月30日 | 韓国

大きい戦争は10年ごとにしかできない。敵も味方も状況は同じなので巷の右翼どもがどんなに戦意高揚のプロパガンダを叫ぼうと自然法則は崩せない。

すなはち、戦をすれば15歳から25歳の青年が死ぬということだ。この人口を埋め合わせないかぎり兵隊がいなくなる。兵隊がいないと戦はできない。それには10年待つ必要がある。

たしかに敵の出方次第によってはそれを無視して戦うことになる。昭和20年の男子の平均寿命は18歳だった。アメリカは東洋のサルに情けをかける国ではない。

さて、その日清戦争であるが日本が勝ったことのみを強調するあまり、どこでどのように戦われた戦であったのかを忘れて思考の外においてしまうきらいがある。

日本と清は朝鮮の支配権をめぐって朝鮮で戦火を交えたのだ。それが落ち着くと領土の拡大に味をしめた帝国は、ロシアの南下を「伝統的南下政策」と称し、あたかもそれを防ぐのが神の御宣託のように国民にわめき散らす。このころアメリカと日本はきわめて良好な関係を維持していた。ところが突然、アメリカは中国にあるわずかの権益の拡大的保持を狙い、豹変する。アメリカにとって日本は邪魔な存在に変化してきていた。無能な外交官はいつまでもアメリカと良きお友だちでいれると信じていた。バカだったのだ。

外交を知らない外交官と近代戦を知らない田舎軍隊が、あれよあれよと言う間に底なし沼にはまった。誰も日本に味方する者はいなくなった。

そうとも知らず秋津島は、スローガンを「ロシアの南下に対抗する」から、「満州は生命線」、「バスに乗り遅れるな」と微妙に拡大させた。

国家の体をなしていなかった貧困と病気の半島は対ロ防波堤の役割をなくした。それは偽国家満州が受け持つようになった。

その少し前、坂本竜馬が近江屋で暗殺された幕末、まさにその時、ロンドンではネクタイをしてスーツを着た紳士が地下鉄に乗って売店でTIMESを買ってコーヒーを飲みながらロンドン証券取引所にのぞむ戦略を練っていた。

少し遅れて、同様に資本主義に目覚めた秋津島は半島の完全領有を狙う。が、半島にはその価値はない。泥棒と疫病と貧困が蔓延し形がい化した大韓帝国政府たるや全く国民の呻吟には無関心であった。政府の関心事はプライドのみでありそれはなんの役にも立たない。

日本は半島をロシアの防波堤にするという野心をもっとむき出しにすべきであった。善人ぶって朝鮮の保護者づらしたのが余計だ。

日本は差し出がましくも頼まれもしないのに半島の近代化に務めた。頼まれないことをやって、おかげで朝鮮は発展したとか負け犬の遠吠えがまさに見苦しい。朝鮮人としては言いたい。ご立派なことをしていただいたようだが、誰が頼んだのか。太陽の帝国が滅ばなければ永久に属領扱いだった、と。

すなはち、国家が産業革命を迎える時期というものは、世界史的に見ればかなりの時間差がある1670年にイギリスが産業革命を迎えるが、韓国は1980年から目覚ましい発展をしている。300年の差だ。

去年はバカがデフォルトだと騒いでいた。今年はスワップ解消によって韓国経済がつぶれるそうだ。それがいかにたわごとか自覚してくると、今度は積極的に韓国を潰そうという論調が頭をもたげてきた。年末に崩壊する。年度末(2月)に崩壊する。・・・

数字でモノを言え。以下韓国のデータ。実GDPは1980から今年まで7.6倍だ。購買力平価は18.6倍だ。世界のGDPの2%を占める。それも1980から2.8倍になった。今年のGDPは12位、インフラ18位。
(比較のため日本は、GDP3位、インフラ11位。)

いかに西欧が近代化されていたか、少なくとも我が国とは200年の差があったことを言った。しかし、日本は低賃金労働によって資本の蓄積を図り、50年後には世界に伍する工業国になった。

疫病の原始人の国はその発展した秋津島にやはり200年遅れていた。しかし、今や産業、研究、運輸、インフラにおいて、周回遅れではあるが追いついてきた。世界を見ろ。隣国でありつつ経済が断絶している国同士は、戦争をしているかしようとしている。それはお互いに損だ。人的資源は育てるのに20年かかる。

日本は、とくに福岡は、モノよりも高額の特許料収入を韓国から得ている。福岡の研究力の大事な客なのだ。釜山はここから30分だ。なくしてはならない。

Posted at 2012/11/11

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