か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

スマホを持ったサルたち

2015年01月11日 | 社会・経済

たかが電話の話題のくせに、ガラケーを持っていると笑われる世の中になった。

ほんの5年前、ナビのない車に乗っていて笑われたのと同じだ。その勝ち誇ったような笑い方が同じだ。スマホも持たんとか(持たないのか)、ナビも持たんとか(持たないのか)。 ばか。

カネさえ出せば誰でも買えるような、たわいないものに結構頭を支配されている。

アプリがアプリが。新型はいつ出るぞ。LTEはこんなにすごいぞ。ナビはいずれ消えアプリのひとつとなるだろう。したがってスマホ万歳だな。

さあ、自分にとってスマホは何か。ゲームが面白いもん、買い替えはこんなにやすかった、万歩計アプリで健康になるんだ。・・・

その便利さにうそはない。

問題は、いつもかつも場所もわきまえず熱中するな、ということだ。迷惑だ。間が抜けてゲームのし過ぎで朦朧とした顔をさらされるのは迷惑だ。存在が犯罪だ。

自分の勝手だろというウソを口実にバカ顔を町にさらすのは、迷惑防止条例違反だ。低脳は犯罪なのである。

映画館はスマホの光がちらちらする。大体、話をしている相手に失礼じゃないか。話とは相手の顔を見てするもんだ。しつけの悪い人には分からんだろう。

客層の悪いスーパーほどスマホに夢中な人が多い。買うのは酒とジュースとアイス、アメ、ガム。チンすればすむジャンクフード。

おまいらジャンクフードに何が入っていても分からず食ってきたということだ。今突然ゴミが混ざったか。スマホしながらマックが食事だったろう。


言いたいのはこうだ。ヘナチョコ右翼が清き明けき大和心を絶叫するが、満足な日本語を書いてから言え。家族で書初めをしろ。冬はつとめてだ。雪見障子から庭を眺めメジロに驚け。冷え切った座敷で正座してきちんとした縦書きの日本語の手紙を書け。横書きはもちろん、指をプラスチックに滑らして日本語のつもりになるな。歌会始はいつか。自分も歌を詠んでおけ。・・・

そこまでは言わないが、無批判に流れのままに大事なものとそうでないものを取り違えるのは、頭を使わなかったからだ。

日本の文化も伝統も知らず、その素養もなく、口を開くと他民族を罵倒する。タダのバカだ。

docomo Shopのスマホに手を伸ばす前に自分の脳内を振り返らなけらばならない。頭はそのスマホの機能、使用法という危険ドラッグでいっぱいじゃないか。

考えるべきは、スマホは自分をどうしようとしているか、だ。でないと今までの家電やクルマと同じ轍を踏み、カネだけ吸い上げられる立派なサルになる。






 

 

最新の画像もっと見る