見た目がそんなだから人間は何のためらいもなくアンコウを食う。
アンコウの顔が子猫のようだったら、それを食うと言ったらきっと動物愛護団体が青筋立てて怒り狂っただろう。
かわいそうなアンコウ。・・・でもおいしいアンコウ。いっそ自分で作るかと思っても九州ではアンコウ自体が入手しにくい。
東のアンコウというが最近、九州では北の韓国に食いに行く人が多い。1000円出せばもうこれ以上食ったら死にますというくらい食える。交通費?そりゃあエアトリよ。
アンコウは、韓国漁船につかまるか日本漁船につかまるかの違いでその価値に10倍の開きが出る。もともとアンコウ自体に国籍があるはずない。韓国漁船につかまったアンコウは内心忸怩たる思いがあるだろう。
ぼくの収入ではとても日本のアンコウ鍋は高くて食えない。日本にいるときは自分で作ったりするがその限りにおいては韓国のアグタン(アンコウ鍋)がうまい。ふーっ、ふーっ、してもらって、田舎の闇営業のオンドル房で「はい、たらけんさん、あーーん」。
Maade in Korea 大味だが、韓国のとくに慶尚道の男は細かいことは言わんのだ。
Made in japan きれいで素材の味が生きる日本製。
私のブログだから、どちらも甲乙つけがたいとか公平ぶる必要はない。ぼくは、激安で個室であふれるアンコウの肉、プラスおねえちゃん。これが嫌な人はモテないことを僻んだブ男かブスかオカマかホモだ。
長くなったので、アンコウ自体についてはまた明日。不思議だろ、体の一部が伸びて釣り竿になりルアー釣りをする生き物なんて。