か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

ポチは飼い主のいうとおりにしろ。

2014年09月05日 | 国際・政治

ブランデーを開けるときよく見ると、栓のところに紐がついて蝋(今はプラスチック)で固めて誰も空けていませんよということを証明してある。

封蝋だ。

外交文書にこれをするときは官僚の出番でちょっと緊張する。実は蝋は配合されておらず金属酸化物や植物性樹脂で出来ている。交換公文の封帯の上にこれをたらし、すぐさまはんこを押す。あっという間に硬化する。

ゴジバのチョコレートの包装とまったく同じだ。

1936年、帝国がナチスドイツと防共協定を結んだとき、ナチスの田舎軍人は誰も外交経験がなくこの封蝋の仕方を知らなかった。帝国の随行官僚がそっと教えてあげた。要するに、その程度の、まにあわせの、外交文書として瑕疵の多い、へたくそ協定を小日本は後生大事にした。

封蝋は両国とも同一の内容に同意しましたよという確認外交公文の交換のときは必ず行う。形式ではあるが終わるとほっとする。条約であれ協定であれ覚書であれ協約であれ、この封蝋を割るときはブランデーを飲むときではなく戦争になるときだ。

自国の行動が条約どおりであることを証明する最後の手段だというわけだ。そうしなければ条約の中身は見られない。敵国も同意同席していたのだから、それを理由に自国の開戦理由を合理化できる。

封蝋は戦争に合法性を与えるためにする。

アメリカのケリーは日本で言う外務大臣、国務長官レベルであるにもかかわらず、安倍の北朝鮮政策を批判した。

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共同通信と東京新聞はこの日、複数の日米政府関係者の言葉を引用し、「ケリー米国務長官が7日、岸田文雄外相との電話会談で、日本政府の拉致問題への対応に関し懸念を表した」と報じた。

安倍首相が北朝鮮を訪問すれば、韓日米の連携が乱れかねない。

事前に相談してほしい。

追加制裁の解除には慎重な立場をとるのがよい。(上記3点について日本政府に指示した。)

岸田外相は米国側の懸念を払拭するため、来週中に米国を緊急訪問する予定。

                   2014年07月17日08時35分
                   [? 中央日報、一部略、レイアウト変更、カッコ内はからけん付記]

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一国の外相が他国の首相に向かってその行動に指示を出すとは傲慢もはなはだしい。腰抜け安倍は、せっかく外務官僚が、総合的にあらゆる情報を勘案し、安倍のためにもなる日朝国交回復に向けたお膳立てを無にした。

岸田外相は弁明するためにケリー詣でをした。国辱だ。一時が万事、今後は加速して日本をなめてくる。

蹴られてもなつくポチに誰がえさをやるか。ばか。

この行為は、サンフランシスコ講和条約に違反する。確かに安保はたびたび改定された。それは武人どものための軍事力調整であり、戦争の小間使いに日本を利用しようとするものだ。

そこにも問題はあるがいろいろ話せない。長くなると誰も読まない。ので、平時の国際法に照らし、話をする。なるべく短くするのでもう少し我慢してほしい。

日米安保において国内に米軍の駐留を認めたことはご存知だ。そんな国が独立国たることは出来ないが、アメリカはポチにアメをやろうと主権侵害し軍を駐留させる交換に、独立を認めた。

しかし、すくなくとも独立を認めた以上、対等だ。日本はアメリカのひとつの州ではない。米国は、思いどおりにならないと、宣戦布告もなしに他国を空爆する。

結果、何千何万という自国の若者も死に、国内世論に押されて撤退する。無様な国際戦略で世界各地に紛争を残し、いやになるとあとはかまわず撤退する。米国の戦後史はこの繰り返しだ。

夫婦喧嘩の調停を勝手に名乗り出て失敗し喧嘩はいっそうひどくなる。そして知らん振りだ。

ことの問題の中心は、アメリカこそが世界のすべてだと思って、歴史も礼儀も道徳も無視し軍事力ですべてを解決しようとするその傲慢さにある。

日本は封蝋を切ってもいいのだ。安倍ポチに出来はしないが。日朝の雪解けを阻害したのが弱虫ポチ安倍と傲慢ケリーだ。

気の毒だが拉致は解決しない。日本人妻が何人かと遺骨が何柱か帰れば御の字だ。

他の女にぞっこんのくせ言い寄ってこられても、プライドが許さない。北鮮にすれば、アメリカの言いなり小僧と何の約束ができよう。

断言する。日本が持参するエサに目がくらみ、しつこい水虫のようにまといつくが、北鮮が自分のカードを切ることはない。権限を持たないやつとの間に外交は成立しない。









 

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