か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

メスティンに一工夫   @キャンプ飯

2022年10月08日 | キャンプ
amazonを通じてメスティンを買った。テフロン加工ということなので当然に焦げ付きにくいものだと思った。

それが相手が中華となると通じない。 

アルミが薄いのが焦げ付きの原因。テフロンは悪くないが問題のポイントではない。

アマゾンに商品レビューした。返す刀で「あなたのコメントは規定違反ですので、今後コメントすることはできません」。

きつい批判は真実であっても規定違反でパージするわけね。なるほど。


買ってしまったものはもったいないので何とか工夫してつかう。底に同形の鉄板を敷いたら焦げ付き解消。厚さを変えたり真鍮などに材質を変えてみり、カットアンドトライ。市販の焦げ付きにくいフライパンは表面処理より底が厚いことが決定的要因。(大きい熱容量、すばやい熱伝導、加熱の均質性が炭素の固着を防ぐ)

さらに一工夫くわえる。悔しいじゃないか。クソつかまされて酷評するのは当然だ。分からんのかmazon。

怒って捨てても芸がない。

そこらにあった取っ手。それは真鍮のようなアルM4の皿小ねじが合うようにドリルとリーマでガリガリ。ねじも長すぎ。切断。画像上部に蝶ナット。これで取り外し式に。

正確に。

ポンチでガツン。木づちでたたく。質量の小さいものですばやくたたくと目的の部分だけがへこむ。金づちは✖。



リーマでバリ取り。




僕らは出来合いの商品になれてしまっている。材料から製品にする苦労をよく理解していない。自作、改良は先人の苦労を理解するよい機会だと思う。

実践、反省、改良、この繰り返しが進歩なのだ。この過程に喜びを見出す人は上質の人間だ。(含む僕自身)




蓋に残る精緻な線。寸分たがわぬ工作。秀逸な頭脳と洗練された指先。

Bliss    Bliss



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