か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

頭がいいとはこういうことか。  3

2013年01月30日 | 学問

ハーバードと比べてほとんど遜色ない大学にジョンズ・ホプキンス大学がある。アメリカの大学が一般にそうであるように留学生が多い。20%以上の学生が中・韓の出身で成績もよい。彼らスーパーエリートは帰国しない。ひとは待遇のいいところに移動する。アメリカ社会に貢献している。むしろのべ60人の卒業生を出した日本人留学生はほとんどが帰国している。

世界の大学ランキングの話をしたばかりだが、ここは13位だ。ノーベル賞を16人も出している。

中・韓だろうがどこだろうが賢い留学生はバカな日本人よりよっぽど有益だ。東大に行くと、ここはどこだろうと思うほど外国の臭いでいっぱいだ。こいつらのすごさを知らないな。つまり、韓国のコピー商品をけなす人がいるが、自分自身のアホさ加減を考えてみるべきだ。自分自身のどこにオリジナルがある?

その場しのぎの低能日本人は優れた韓国人に如かず。

マールチューブがこの大学に来たのは第二次世界大戦勃発直前だった。のちにmagic fuseと言われる近接信管を発明したのはこの地である。おそらくどのクルマにもつくようになるであろう障害物感知装置と同じ原理である。

壁を感じて自動で制動装置が働く。迷惑がつくほどありがたい装置だ。クルマに装着されようと、その性能がどんなに早く確実で信頼性があろうと、発想においてmagic fuseのcopyにすぎない。

sensorの性能が向上し、演算が速くなり、多少のメカニズムの改良があっただけだ。原理がどう変わったか。発想がどう変わったか。全く変化ない。

高角砲の弾が自分で敵の飛行機を感知して一定の距離になると爆発した。このおかげで銃手や装弾員は距離を手動で合わせていた作業から解放された。

ドップラー効果を利用している。70MHz 当時としては十分に高い周波数だ。ここからがマールが天才である理由だ。この真空管を高角砲の弾の中に仕込んだのだ。気の遠くなるようなカット&トライを経てmagic fuseは完成した。

そうとはしらず、何年も前のスタイルで何年も前の雷撃機に乗って攻撃する帝国の飛行機乗りは不思議がった。ほとんどの飛行兵は撃墜される理由を知ることもなく死んだ。生き残りが理由を知ったのは、はるかに終戦後だった。

太陽の帝国は最後の悪あがきをした。人間を誘導爆弾に乗せ飛ばそうとしたのだ。推進力のあるロケットエンジンもなく訓練の場所も時間も設備もなく、敵艦まで高空を誘導する飛行機もなかった。

桜花だ。

アメリカ軍はこの自殺のみを目的とした兵器をBAKA BOMB、バカ爆弾と呼んだ。55人とその数倍の誘導機の兵が死んだ。

Posted at 2012/11/21

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