か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

下品な優越感

2018年10月03日 | 学問

タイトルを見て即座によそに行こうとする人が多いだろう。ミッキーネズミとかキティねことか、面白おかしく、頭使わず、アハハオホホとぐうたらに生きて行く人には、人としての思考は必要なく、人の業績の上に乗っかって流れていくしかない。いい人生だ。

何気なく学校の校章をデザインしてあった。

 

用があって京都以西では最も偏差値の高い大学のある研究室に行った。やっぱりここもかと思うことがあったので書き留める。

立派な建物で金がかかっていることは分かるが耐震補強工事のためその美観はずいぶん損なわれてしまった。40年ぐらい前、親の出張についてきたことがある。そのころは今みたいに一分一秒、先を争うのが研究者だという感覚はなく、小学生の僕でも十分に見学させてくれる心のゆとりをみんながSHAREしていた。

農学部の薬草園とか工学部のいろんな機械・・・

僕にはそんなものどうでもよかった。僕の目は医学部の白衣の研究者を探した。西日本で最高に難しい大学、京城帝大より難しい、・・・いったいどんな人たちがいるんだろう。

その後、小学生からけんは教員からけんになり・・・したが、その謎が解けることはなかった。なぜなら一見すると普通の人たちだったから。

 

子供の目には白衣が月光仮面のマントのように輝いて見えたが、中身は風采の上がらない普通の兄ちゃんだった。あえて違いを上げるなら、威張らない、自分に厳しく無駄な時を過ごさない。・・・。

整形手術で美人はいくらでも作れるという人には、人の澄んだ目を見ることはできない。なぜか共通する努力する人のさわやかさを知ることはできない。それはいくら角膜を切開しても現れることではない。

 

パンダのように目の周りを描きまくったデリヘル嬢、その中身のない話、うつろなヤクチュウ特有のイッテる眼差し。それを整形で直してみろ。

形にこだわるところには中身はない。知り合いの大学は室内にエスカレーターをつけた。バカです。九大病院ならいざ知らず、教室にエスカレーターが付く日は断じてない。

狭く貧弱な学部長室に入り、ああ、ここは本物だな、と思った。


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