(株)カプロラクタム-blog

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ヒトラー没後70年

2015年04月30日 | 私見
今日はヒトラーがピストル自殺して70周年になる模様です。

まあ日本も戦後70年ですから、今後も戦争がらみでは色々な70年が誕生して行くのでしょう。巷では終戦記念日に合わせて発表される安倍談話やアメリカでのスピーチの内容に国内外からああだこうだ言われているようですが、未来像を語ることこそあれ、いつまでも過去に執着させるのは結局どちら側にとっても良くないのではないかと思う今日この頃です。安倍首相も、約10年前の就任当時は「初の戦後首相」と言われ「戦後レジームからの脱却」を訴えたものの、根強く残る「お詫びと反省派」に押され、その時はまだうまくいきませんでした。しかし、今や戦後70年ということは、戦前世代の人口ももう2割以下であり、逆に大東亜戦争時に生まれていなかった日本人はもう1億人以上に上るわけです。数日前に大正生まれの国会議員はもういないと書きましたが、まだ9%いるらしい戦前議員というのも所詮終戦時はハタチ未満なわけですし、従軍経験者も存在せず、戦争時の政権や情勢を知る議員などは最早皆無なのです。気がつけば、軍靴も遠くなりにけり。学校では、戦争の話を聞く宿題を出そうとしても祖父母すら戦後世代と言う家庭が大半の時代なのです。そんな前世にも等しいことについてああだこうだ言い合うのは不毛な争いですし、やはりどこかでケリをつけていかなければなりません。世界の平均寿命が70歳という時代である今、戦後70年というのは過去との決別とするのには最善の選択なのではないでしょうか。

そんなわけでヒトラーについてです。今日の没後70年は、昨日たまたまレンタルDVDでヒトラーのテレビ映画2部作のを観て知りました。前半は「わが闘争」の内容で、後半は全権掌握と「長いナイフの夜事件」までで、まさに藤原道長の「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることのなしと思へば」という瞬間までを描いたものでした。日本人が監督なら間違いなくその後の戦線拡大と迷走、ナチス崩壊まで3部作で作って「盛者必衰の理を表す」としたと思われますが、この監督はココで留め置くことが「なぜ独裁者が誕生するに至ったか」を考えさせるのに最善だと判断したのでしょう。決して尺が足りなくなったとか面倒くさくなったわけではないですな(笑)当然ナチス礼賛の映画ではなく、その端々にヒトラーの狂気や異常性を忍ばせる演出がありましたけど、自分はそれよりも彼を狂気に走らせていった環境というか、時代背景の方に興味をもちました。
彼は自らが主張してきたドイツ民族主義の模範的存在などではなく、そもそも生まれはオーストリアで、その出生も実ははっきりしていません。婚外子だとか私生児だとかいう話から、実はユダヤ人の血が入っているのではないかという説が出てきたのは、手塚治虫の「アドルフに告ぐ」に詳しいですな。まあ本人は名誉あるアーリア人だと思って苦しい生活をしている中で、ユダヤ人達が裕福な暮らしをしていることに反感をもったというのはその通りでしょう。その後第一次世界大戦が起こり、自らも参戦し、国のために戦っていたと思っていたら、当のドイツで戦争反対のストライキが起こって敗戦となってしまい、それを扇動した(と彼が考えた)ユダヤ人に対する憎しみを一層募らせたようでした。彼の「血」に対する常軌を逸したこだわりというのは、この映画や「わが闘争」を読んでもイマイチ説明できませんが、一国民として、虐げられていくドイツを見てわが身と重ね合わせ、自らが指導者として政界に出て奮起しようとする原動力としていった心情は十分理解できます。その後、ヴェルサイユ条約で科せられた理不尽な賠償額に溜まりかねた国民もまたヒトラーの唱える民族主義に乗っていき、後の躍進と暴走へとつながっていった・・・という内容でした。

ここで注目したいのは、第1次世界大戦から第2次大戦まで、僅か20年しか経っていないと言うことです。つまり1世代も交代することなく、例えばヒトラーのように1次の時に兵として戦った者が、2次では指導者の立場にかなりいたということです。敗戦国にとっては屈辱の20年だったことでしょうし、特に前線で活躍した兵士にとっては「倍返しだ!」などとメチャクチャやる土壌が整っていたと言えるでしょう。ドイツは結局負けてしまいましたが、江戸時代では関ヶ原の戦いで負け、ずっと虐げられてきた薩摩や長州が260年後に明治維新を成功させ、要職に就いたという事例もありますから、「やられた恨み」をいつまでも根にもっていると、次の行動を起こす原動力になり得てしまうのです。ちなみに安倍首相もその長州藩のあった山口出身の総理ですね。
転じて今の日本を見てみると、現状の朝日新聞を中心とする安倍首相をヒトラー視する情勢について、巷に溢れる「日本スゴイブーム」やヘイトスピーチ、左翼のテロ活動などを歴史の連続性の中で捉えれば、確かに民族主義や一部の人種への排斥運動にこじつけて見ることもできるでしょう。まあ、勝手に結びつけることは自由ですが、それらを首相自身が扇動しているわけではないですし、第一ヒトラーがどんどん暴走して言ったのもマスコミがあることないこと書きまくったことが原因の1つのようなので、首相への個人攻撃を余りにも執拗に行うのは、まさに歴史が示す「独裁者の作り方」そのものになってしまうのではないでしょうか。朝日などは早速第一次政権下での「やられた恨み」を昨年見事に返されてしまっていますしね(笑)権力監視の大義名分は良いとして、それを盾に単なる誹謗中傷を流布させることは人としてやっちゃいけないことですし、長い目で見れば逆効果になるってことを、マスコミも歴史からしっかり学ぶべきことでしょう。
アメリカの「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(WGIP)」によって、現在の日本人はアメリカを中心とする戦勝国に対して全くと言って良いほど悪感情をもっていません。中国は別ですけどね(笑)つーか、そうでなくとも「水に流すこと」は日本人の美徳ですので、おそらく余計なことをしなくても結果は同じだったかもしれません。いずれにしても、先の選挙で再び与党が大勝しましたが、自民自体は議席を減らしましたし、公明や民主、何故か共産もジワリと議席を伸ばしましたから、独走が許されない状況にあるのは変わりありません。ナチスのように気に入らないと何度も選挙を繰り返し、議席を増やすようなやり方はもう不可能でしょう。そもそも自民党自体、軍事政権ではありません。これだけ情勢が違う中、未だに安倍首相をヒトラーだという人達は、はっきり言って不勉強にも程があります。平和平和とキレイゴトだけを唱えるのは簡単ですが、その平和を維持する努力を怠っては明らかに片手落ちです。「私は綺麗好きだからホコリには触りたくないわ」と言いつつ掃除を全くしないようなものでしょう。憲法前文にも「我らは平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。」とありますから、今話題の「国家安全保障基本法案」も、憲法が掲げる理想にようやく追いついたと言うレベルのものです。国際社会において、日本がしっかり自衛・自立しながら平和維持に貢献できる仕組みを作ること。これも今の教育に流れる「生きる力」の1つだとも言えるでしょう。平和平和だけ唱えて、誰かに殺されるまでいじめられたり、自殺に追い込まれたりするまで何もできない子どもばかり生み出すような教育はもう止めにしないといけません。自ら立ち向かうとか、強い者を味方につけるとか、色々手段はありますが、クラスや先生、世の中を味方につけて「いじめをなくそう」と運動できるようなバイタリティ(積極的平和主義)と最低限の護身術(自衛軍)、仲間が困っていたら助けてあげる勇気(集団的自衛権)を身につけることが、これからの子ども達や日本の未来のために必要なのではないでしょうか。

「やられた恨み」は水に流し、「平和の維持」のためにできることをしっかり考える71年目になって行くと良いですな。

HDD移植手術

2015年04月29日 | 自伝
かねてより電源が落ちる病にかかっていた母のPCが先週ついに永眠しました。

買った順で言うと6代目に当たり、win7の仕様なのか、内部の温度が上がってくると熱暴走で勝手にPCの電源が落ちるトラブルに見舞われていました。少し経って起動すれば使えるので騙し騙し使っていたわけですが、例えばデジカメのデータを移していたりDVDを焼いたりする時にも途中で何の予備動作もなく突然落ちるため、データの破損やブログ等の作業内容の未保存等、結構な被害を被っていたようです。自分などはPCはいつ壊れるか分からないものと言う認識でいるのでこまめなバックアップを心がけていますけど、親世代はそういう危機感がそれほど強いわけでもなく、先週電源を押しても全く反応しなくなってから焦り出した始末です。

BIOSどころかボタンが一切反応しないので、調べてみるとマザーボードの修理・取替えと言うことになるようです。ディスプレイほどではありませんが、マザーボードもPCの基盤を担うものなので結構な値が張り、修理屋に頼めば2~3万はかかる模様。今それだけ出せば、同機種のwin7程度なら十分中古で買えてしまうでしょう。つーか、今自分が使っているwin7がそんな感じですし(笑)ちなみに父もいい加減4代目XPの起動の遅さに辟易し、自分と同じ時に2万で新たにwin7を買ったので、現在は8代目(父)、9代目(自分)の2台のみが現役稼動しています。他にも一応動くのは3台ありますが、全部XPで4代目と5代目は動作がめっちゃ遅く、7代目はディスプレイが映りません。2~3日使うのならまだしも、win7の動作に慣れてしまってはとても耐えられないでしょう。
しかし、新PCを購入する前にどうしてもデータが諦めきれない様子で、修理に出すことに固執していました。まあデジカメデータは妹の子どものもありますし、自分達の海外旅行のも結構ありますからね。自分も気が向いたときにはHDDにバックアップしてあげていたので、実質は今年に入った分のデータの損失と言う感じです。そもそも破損したPCデータの完全復旧というのは、さらに莫大なお金がかかるわけですが・・・

と、ここでひらめいたのが、ディスプレイが映らなくなった7代目ノート。その前にHDDの接触不良に見舞われており、蓋を開けてHDDを差し直したら復活したと言うことがありました。その際にHDDの規格というものがあることを知り、またその取り外しはネジさえ外せばファミコンのカセットぐらい容易であることも学習できました。つまり、起動しなくなったデータが見たい6代目ノートのHDDを、ディスプレイが映らなくなっただけの7代目ノートのHDDと付け替えてやれば、とりあえず「映らない6代目」として起動はするのではないかと言うことです。実はディスプレイが映らないだけならば、プロジェクタにつなぐRGBケーブル(D-Sub15ピン端子)さえあれば別のディスプレイに映すことができ、それこそデジタルTVにつなげば普通にテレビ画面でPC内容を見ることができるわけです。3代目ノートもその方法で2代目デスクのモニターを使っていましたし、学校の50インチテレビも正にそういう仕組みですしね。ちょっと不恰好ですけど、まあデータを外付けHDDに移す作業中くらいなら問題ないでしょう。最大の心配事は7代目がwinXPだということですが、まあ一応ダウングレード版ですし、CPU性能もそこまで劣っていないので、win7を動かすぐらいの力はあるでしょう。

早速6代目の蓋を色々外してみると、楽々HDDを発見。やはり最近のPCは、HDDを非常に簡単に取り外せるようになっているのは間違いないようです。規格は予想通り7代目と同じくSATAだったので、そのまま7代目のHDDも外して移植手術を施し、おもむろに起動。

・・・ジジジジ・・・

ジャジャーン(起動音)
ついたあ!!!
無事移植が成功し、7代目winXPが6代目win7として起動しました。しかも2ヶ月間電源を入れなかったのが幸いしたのか、何故かディスプレイも回復し、ミジミジ言っているもののちゃんと見えるレベルで映っています。明るさを最低にしてバックアップ作業に入り、とりあえず事なきを得ました。現在もまだデータ移動中ですが、モニター画面を完全に切って大事を取っています。
折角なので再インストールさせてみようとも思いましたが、どうやらBIOS自体は元のままなので、7代目のリカバリCDを使うとXPに戻ってしまうようです。つまり内蔵HDDの中にはOSから先のデータが詰まっていると言うことでしょう。多少暗くて遅いものの、4代目や5代目の動作よりはかなりマシですから、しばらくこれで永らえるかも知れません。

こんな感じに使えることもあるので、新しいPCを買っても古いのはすぐに捨てない方が良いですな。まあ完全なる再起不能品も含め7台も転がっているのは流石に考えものですが(笑)

ドラゴンボール超

2015年04月28日 | 時事
新作TVアニメ『ドラゴンボール超』2015年7月放送、初の鳥山明オリジナル原案
再びドラゴンボールのアニメが始まる模様です。

自分はもちろんドラゴンボールの核心世代なので、マンガやアニメは本当に毎週欠かさず見ていました。1話分を無理やり30分に伸ばした展開も、当時は何の文句も不満もなく見ていましたから、余程好きだったのでしょう。まあ、流石に現代においてアレをそのまま再放送するわけには行かなかったのか、今は「ドラゴンボール改」と称して順次リメイクされているようですけどね。映画は・・・正直映画館で見た覚えはありませんが、レンタルビデオや地上波、映画のストーリーが書かれたマンガなどで全作をほぼ網羅していると思います。ただ、映画は本編との関連性が非常に薄い「アナザーストーリー」なので、余り好きではありませんでした。アニメオリジナル展開と言うのも同じ理由で好きではないですね。GT(グレートツーリング)などは「日本一知名度の高いドラゴンボール同人誌」だと認識しています。

で、2年前に「神と神」と言う鳥山明監修で映画が復活し、GTをなかったことにして原作の続きのような雰囲気をかもし出す内容と言うことで、再びドラゴンボール本編が動き出した感がありました。今やっている「復活のF」は、話によるとちょっと「アナザーストーリー」のような気配ですけど、ここでアニメが復活するということはまた本編が動きを見せるということでしょう。流石に終わってからもう20年も経っているので、今更ストーリーの整合性がどうのとか言うつもりはなく(笑)純粋に楽しみたいと思っています。特にドラゴンボールはズバリ強さのインフレ表現が醍醐味なので、どこまで行ってしまうのか非常に楽しみですね。

まあ、超サイヤ人4の10倍かめはめ波がビルのガラスを割るレベルというのは止めて欲しいですな。

平成生まれ議員

2015年04月27日 | 時事
「街コン」立役者が初当選、平成生まれ14人も
被選挙権は25歳からですから、今年から平成生まれ議員が登場するわけですね。

逆に今までは昭和世代だけだったってことかな?大正15年生まれでも現89歳だし・・・いや、国会議員は流石に昭和世代オンリーのようですけど、地方には無投票で当選したり、名物議員みたいなのがいたり、1人1票で同時に何十人も当選したりすれば1人や2人変なのが混ざるものですから、まだまだどこかで大正世代議員が生きながらえていてもおかしくないのかも?

ドローン逮捕

2015年04月25日 | 時事
出頭の40歳男逮捕=9日飛行か、原発政策不満―業務妨害容疑・官邸ドローン事件
あくまでも個人的な犯行だったようですが、これを機に規制が進むでしょうね。

最近はアメリカやフランスでもこのドローンが重要施設周辺を飛行しているのが目撃され、警戒の対象になっていました。簡単に言えばラジコンヘリなのですが、安定して飛べることと多少の物を装着して飛べることがミソのようで、主に空撮目的で使用されるのだとか。人間の身長の限界を軽々と超え、屋上や展望台などの限られた場所以外の景色も容易に撮影できるので、愛好者も増えているようです。元々は福島第一原発のように、人が近づけないところに入るための技術だったようですが、もう市販される段階にまで来ていたようですね。ただし、立ち入り禁止区域の撮影もできてしまうので、それこそ露天風呂のような出歯亀的使用法から、企業や国家の施設内の機密情報の空撮まで考えられ、非常に危険な代物ですな。さらに悪用を考えれば、放射性物質や毒物・爆弾などを取りつけて飛ばすテロ行為も可能でしょうし、機関銃などを装着すれば無人兵器の完成です。小林よしのりの「新戦争論」にあったゲーム感覚の戦争の世界が、もうすぐそこまで来ているわけです。

一番の問題点は、操縦できる範囲が1km程度もあるので、ドローンが飛んでいることが確認できたとしても、物陰から飛ばせば操縦者がどこにいるか分からないということでしょう。鳥にしろ虫にしろ、飛んでいるものを捕まえるのは非常に困難ですし、まさか撃ち落とすわけにもいきませんしね(笑)この人は飛ばした時の様子を紹介するブログが見つかって一応自ら出頭したようですし、放射性物質でなくただの福島の砂を入れただけのようですが、真夜中にこっそり飛ばすなど、かなりの悪意を感じます。警備の仕方も考えて行く必要がありますね。それにしても、UFO(未確認飛行物体)がこんなに身近に飛び交う時代になろうとは・・・

と、こんなに珍しくネタに困らない日だったのに、半年以上続いていた毎日更新を止めてしまうとは・・・orz

京都大火

2015年04月24日 | Weblog
るろうに剣心「京都大火編」を観ました(ネタバレアリ)

映画を見逃して以来、いつ見ようか手を拱いていましたが、ようやく時間ができたのでDVDを借りてきました。もちろん父親頼みですが(笑)ちなみに「伝説の最後編」はまだ見ていません。キャストは前作通りで、新たに増えたキャラもかなり原作に近いイメージで出ていたと思います。前作では、恵編までを1作のまとまりを良くするためか、蒼紫が出てきませんでしたが、さすがに今回は本編にモロに関わってくるので早々に登場していましたしね。そのため3部作としてみるとつ少々ながりが薄くなってしまったのは残念ですけど、全体的な構成は非常によくできていたと思います。本当、この監督は原作をよく読み込んでいますね。

で、久しぶりに単行本も該当箇所のみ読み返してみましたけど、何か映画の方が面白かったような(笑)るろ剣は多分OVAの「追憶編」の印象が強すぎて、自分の中でかなり美化されてしまっていたようです。ギャグパートをほぼカットし、説明セリフの回し方なども徹底的に整理して、ちゃんと感情移入して見られる作品になっていると思いました。

しかしラストをあそこで切るか・・・料金を2倍徴収するためとはいえ、余りにもブツ切りすぎない?

まれちゃん

2015年04月23日 | 時事
朝ドラ原点の王道感が漂う『まれ』、『あまちゃん』との共通点と相違点
しっかり見ているわけではありませんが、本当に北陸版「あまちゃん」のような雰囲気ですな。

何やら「あまちゃん」のオーディションにも出ていたそうなので、 能年の演技を見て勉強した成果なのか、逆に脚本家がそのイメージに似せてきているのか・・・いずれにしてもまずまずの視聴率をキープしているようなので、路線としては間違っていないのでしょうね。

しかし、エネオス見学のCMは何度見ても上の空に見えるなあ・・・

素人指導

2015年04月22日 | 時事
中学の部活動は「素人指導」のままでいいのか この時代の出会いが"スポーツ人生"を変える#東洋経済オンライン
優秀なプレイヤーが優秀なコーチになれるとは限らないのですがね・・・

中学高校の部活は、その競技に対して明るくない先生が教えることが多いのは事実です。例えば小学校で少年団やクラブなどに入っていた子は、その指導の仕方に対して物足りなさを感じるかもしれません。子どももやはり大人の上手なプレイに憧れて練習する意欲をもつものですしね。しかし、そういう指導者がちゃんとした資格をもって指導に当たっているかといえば、まあ100%ではないでしょう。自分が上手いから、好きだからといって、相手の能力を引き出す能力に長けているかとは繋がらないのです。

つーか、記事を読んでいるとあたかも教師が専門外の内容を適当に教えているような書きぶりですが、ほとんどの教師は心で思っても(笑)子どもの前でそんな不真面目な態度をとることはありません。僻地に行くと免許以外の教科をもつこともありますけど、そういう際はむしろ専門以上にしっかりと勉強して指導に当たるものです。教師は何より「先生が知らないと思われること」を何より嫌うからです。高校野球にはよく名将とか名物監督みたいに言われる人がいますが、そういう人もひょっとしたら駆け出しは素人だったかもしれません。子どもの頃から10年鍛えたアスリートと、同じ部活を持ち始め10年経った教師なら、「子どもの能力を引き出す」という専門的な能力の差の分、教師の方に軍配が上がるのではないでしょうか。余りにもそのスポーツに対して思い入れが強すぎるのも、体罰とかマイナスの影響が出かねませんしね。

まあ、子どもをアスリートに育てたいのなら明らかに部活だけではダメですが、何も全員がアスリートにならなければいけないこともないってことですな。

運動神経

2015年04月21日 | 時事
運動オンチは遺伝しないってホント?
まあ、アスリートの子どもなら先天的素質も後天的環境も両方そろっていますしね。

妹の子達を見ていても、上はあまり外で遊ばずブロックなどで遊ぶのが好きだったのに対し、下の子は上について結構何でも挑戦していくので、2歳違いますが既に鉄棒では差がついているようです。上はもう下に抜かされると絶対にやろうとしなくなりますしね(笑)自分も一輪車の時はそうだったなあ・・・運動神経はズバリ「三つ子の魂百まで」らしいので、それなりに動ける子にしたければしっかりと運動させたいですな。

ちなみに、よくあるクロックスタイプのサンダルを幼児に履かせるのは運動機能を抑制するので止めさせた方がよいと思います。

XP残留組

2015年04月19日 | 時事
1年前サポート終了のWindows XP、利用者が1割以上残る - トレンドマイクロ
98や2000の時はそうでもなかったのに、何か今回の催促はしつこいですね。

うちはこの前否応なく世代交代させられましたが、実はまだ処分したわけではなく、4代目と5代目のXPが生きています。まあメインPCは7ですが、7だとできないアレやコレや(謎)をする際には活躍しています。
記事によると、どうもXPの廃棄数を調べているのではなく、ネットに接続している機種がカウントされるようなので、このようにメインでない使い方のPCもカウントされるのでしょう。中には下手に廃棄すると個人情報の漏洩など心配な場合もあって捨てられず、起動しないまま家庭に眠っているPCというのも相当数あるのではないでしょうか。XPぐらい新しい機種なら底の蓋を外してみれば簡単にHDDが見つかるので、それこそドリルで穴を開けるなりレンジでチンするなり(笑)好きに破壊すればいいだけの話なのですがね。

・・・それでも捨てられないのは、付喪神が宿ってしまっているせいかもしれませんね。よくあるよなあ、使い道ないのに捨てられないモノ。

オペラ座の怪人

2015年04月18日 | Weblog
父がレンタルで借りてきていたのを見てみました。(ネタバレアリ)

何やら60歳以上はレンタル無料なのを最近知ったらしく、えらく古い映画が家に置いてあることが多くなりました。この年代はあまりレンタルの習慣がなく、また無料だけでは申し訳ないと何本か借りるので、結構な上客と化しているようです(笑)まあ自分も面白そうなのは夜中に倍速で見ているので、よい睡眠薬になっています。「7人の侍」とか、「ローマの休日」も面白かったです。

で、この「オペラ座の怪人」ですが、自分は金田一のマンガで知っただけで、実際には見たことがありませんでした。今のマンガが手塚作品とかドラゴンボールなどを土台にして語られることが多いのと同様に、映画もこうした過去の名作と呼ばれる物を土台にして色々語られるため、元ネタを知らないと面白さが半減してしまうのですよね・・・「踊る大走査線THE MOVIE」で、色つきの煙を見て主人公が「天国と地獄かよ」というシーンがありますが、あれも当時は知らなかったので意味不明でした。金田一では、「地獄の業火に焼かれながらそれでも天国に憧れる」という名台詞はもちろん、何かの下敷きになって死んだり、水死したりするのは映画のあのシーンが元ネタだったのか?とか考えながら見ていました。と言うか、完全にカルロッタは本編でも死ぬものとばかり思っていたので、何か肩透かしでした。あと、ボーガンは劇中どこにも出なかったですね。自殺する目的以外、何に使うつもりだったのだろう?読み返してみると結構粗が目立つよなあ・・・作者も気に入らなかったのか、後に2回もリメイクしていますしね。オペラ座館、殺人起こしすぎ(笑)
本編の方は、最後にクリスティーヌの墓にファントムのバラが供えられているのを見つけてエンドということで、中々に衝撃的でした。皆まで語らず、最後は観客の想像に委ねると言うのが名作の名作たる所以なのでしょう。ただ、今それをやると「不親切だ」ということになってしまいがちですけどね(笑)「霧島、部活やめるってよ」は意味不明でしたし。

まあそういう場合は続編に期待ということになるのかな?

背中ピン

2015年04月17日 | 時事
正しい座り方は、「背筋ピン」ではなく「お尻をグイッ」
言っていることは分かりますが、少々大人的な発想で子どもには伝わらないでしょうね。

1年生は書写の教科書に「背中ピン、足はぺったん、お腹と背中にグーひとつ」という合言葉が載っています。読み書きの姿勢として、最初に暗唱することで意識付けをするのですね。「前かがみでお尻を一番後ろまでグイッと引いて座ろうね」なんて言っても、子どもには具体的なイメージができないと思われます。1年生に聞いたらまず「前かがみって何?」ってなりますよ(笑)

3びきのこぶたと日本家屋

2015年04月16日 | Weblog
読み聞かせをしていて思ったことがあります。

この話、出展はイギリスとか西洋の方のもので、日本人の感覚にはぴんと来ないものがありますよね。要点だけ書くと、わらの家、木の家は狼に吹き飛ばされたのに、レンガの家はびくともしない。家の頑丈さがこぶた達を守るお話です。確かにヨーロッパの方は赤茶色のレンガ造りの建物が多く、防災防犯教育としてもこの話は子どもの役に立っているのでしょう。しかし、ここで日本を見渡すと、日本の家屋は基本的にほとんどが木の家なのです。3びきのこぶたの話を聞いて、「何故日本の家はレンガでないの?」と子どもが質問したら、どう答えるでしょうか。

技術的には中国でも紀元前から確立されていましたから、日本に伝わったのが遅れたということはありません。基本的に日本人は古今東西ずっと木の家に住み続けたことになります。まあ文明開化の頃には一時流行りましたけど、あれも実は化粧レンガで大元は木組みだったりしていますしね。結局太平洋戦争の頃にもまだ日本中が木造家屋ばかりで、アメリカ軍の焼夷弾で効率的に破壊されてしまっています。もしレンガ造りが浸透していたら、防空壕すら必要なかったかもしれません。
実はここには日本特有の風土が影響しています。レンガ造りの家というのは確かに頑丈で、台風や火事などには強いかもしれませんが、実は地震にはめっぽう弱いのです。関東大震災の時はかなりのレンガ造りの家が倒壊したと聞きます。あとは機密性が高く、湿気がたまりやすいので、すぐにカビが生えてしまうのも難点です。日本家屋の特徴は通気性ですし、地震の時には一緒に揺れて衝撃を逃がす方向に進化してきたと言うことですね。つまり、もし3びきのこぶたが日本人なら、木の家を作るのが正解だったと言うことでしょう。雪国では、合掌造りのようなわらの家が最強かもしれませんね。

所変われば価値観も変わる。外国の絵本はこういう楽しみ方もできますな。