(株)カプロラクタム-blog

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学校プールと日焼け止め

2015年07月31日 | 時事
プールでの日焼け止め禁止に疑問 水質汚染に影響なし、肌守る効果優先を
いや、ダメでしょ・・・実際プールに油膜張るし。

自分は日焼け止めという概念がしばらくなかったので、最初は塩素漂白されたの藻の油分か、誰かに油でも入れられたのかと思っていました。特にここ近年になってやたら浮かぶようになってきたと思っていましたが、こういう論争が起きていたのですね。日焼けがどうのとか言い出したのはごく最近の話で、今の保護者も自分が子どもの頃はそんなこと気にしたこともなかったはずです。実際に保護者が学校プールに入ることはないし、見る機会も少ないわけですが、日焼けして戻ってくる子どもだけしか見ないので、こういう意見が生まれるのでしょう。で、そのうち何%が皮膚科に行くほど重症なのでしょうか。自分もそうですが、良く冷やしておけば翌日には問題なく活動できる程度の子がほとんどなのではないかと思います。学校の授業や夏休みのプール開放なんて子どもはせいぜい1時間なものですし、準備や入れ替え、片付けも含め、この時期毎日3時間ぐらい水着で外にいる自分は、別に日焼け止めなんて塗りません。おかげさまで真っ黒ですが(笑)そもそも日焼けは肌を守るシステムの1つですし、くる病と言って日光に当たらないとなる病気だって存在するわけです。「日焼けが害だ」と言うのは最近特に良く聞きますが、UVカットと言われても目に見える効果が実感できるわけではありませんし、何か日焼け止めクリームを売るために化粧品メーカーの意向で言いふらされているだけのような気さえします。熱中症と同様、必要以上に害を強調すれば関連商品が売れますからね。CMはもちろん、テレビ番組ではスポンサーの悪口は敢えて言いませんし、もしお肌がどうのとテレビで言っていたら、ぜひその番組の提供企業を見てみてください。

プールの水は、はっきり言って汚れます。この記者も実際に今の時期どこかの学校プールに行って見れば「あっ(察し)」と思うでしょう。禁止だと言っても、家から塗って来た子は見た目では分かりませんし、どうしようもありませんからね。汚れの原因は色々ありますけど、藻などの半固形物なら子ども達にプールの水をかき混ぜさせ「洗濯機」状態にし、10分もすれば真ん中の底に集まってくるので網などで掬い取ることは可能です。もちろん水質を良くするために「硫酸バンド」という薬剤も適宜使って管理しています。しかし水面に浮いた油膜のようなものは、水を大量に足してオーバーフローし半減させるくらいしか対処法がありません。水面を1cm上昇させるのには3000Lもの水が必要になります。最近はプール水を垂れ流すと水道代がどうのとかうるさいとか苦情が来ますし、残留塩素が高いと付近の魚が死んで大問題になることもあるので、あまり大量には入れ替えできない実情もあります。
そもそも「汚染」が具体的に何を指すのか記事からは分かりませんが、もし「飲んでも大丈夫」という基準で判断していたとしたら非常に心外ですね。油膜が張った見た目の悪いプールで、泳いでいる最中にこの水を誤って飲んじゃうかもしれないと思ったら、仮に健康に問題はないとしてもあなたはそのプールに入りたいですか?子どもにその水を飲ませたいですか?これは水質でなく、気分の問題なのです。もしもぺヤングにGが入っていて、メーカーに「加熱殺菌されているから健康に問題ない」と言われたらあなたは安心して食べるでしょうか?要はそういうことでしょう。

部外者が何と言おうとも、自分はどうせ入るならきれいなプールに入りたいものです。

インド人にビックリ

2015年07月30日 | 時事
インド人口、7年後に中国抜き1位に…国連予測
中国約14億には今更驚きませんが、インドがもう12.5億まで追従していたとは・・・

中国は早いうちから一人っ子政策など人口抑制策を取ってきましたが、インドはお構いなしに増えていますから、そのうち抜かすだろうという予想は前々からありました。それにしても後7年というのは予想以上に早い気がします。自分が中学で習った頃には確かまだ8億くらいだったと思うので、そう考えるとわずか20年で1.5倍になっている計算ですね。世界の工場中国に対し、インドは世界の頭脳と言われるほどITに特化した人材も豊富のようです。そりゃインド式計算とか99×99までの九九暗唱させられれば嫌でも賢くなりますよね(笑)GDPとか、人数で押し切るさまざまな統計数値などもそのうちどんどん抜かされそうな勢いです。

ちなみに現時点で人口1億人を超えている国は、中国、インド、アメリカ、インドネシア、ブラジル、パキスタン、ナイジェリア、バングラデシュ、ロシア、日本、メキシコと、今回の統計で新たにフィリピンが加わり計12カ国になりました。何かほとんどがアジアのような気が・・・つーかヨーロッパってどこも1億超えていないのですね。そりゃEUでまとまらないと太刀打ちできないのでしょう。一方日本も今後は減っていく予想で、1億人を割るのも最早時間の問題なのだとか。もう少ししたら世界情勢もアジア中心に変わっていくでしょう。そんな時に重要な役割を担えるよう、守るべきものはしっかり守っていかないといけません。

で、TPP大丈夫か・・・?

原点回帰ドラクエ11

2015年07月28日 | 時事
ドラクエ11「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」は「PS4/3DS」で決定、3年ぶりの本編新作
ドラクエの新作が発売決定となった模様です。

自分が初めてドラクエを知ったのは、小3の頃に友達の家で見せてもらった時でした。当時はもうⅢが発売されていて、ゲーム内容はよく分かりませんでしたがラーミアのBGMに感動したものです。ファミコン初のロールプレイングゲームということで、レベルさえ上げれば誰でもクリアできるというのは非常に画期的でしたね。当時のファミコンゲームは小学校低学年にしては非常に難しく、クリアできたゲームは唯一火の鳥しかありませんでした。なので中々新作をねだれなかったのですが、こいつはすぐ親に欲しいとねだったものです(笑)しかしⅢは大人気でまだ売り切れ店が続出していたので、どうせなら最初からやりたいと思って冬休みにⅠを買ってもらいました。攻略本も買ってめちゃくちゃがんばった記憶があります。ドムドーラへ行くのが怖くて延々リムルダールでレベル上げをしたり、太陽の石が見つからずにいちいち鍵を買って王宮を何十往復したり、復活の呪文のメモをなくして泣いたり(笑)色々と苦しめられましたが、無事クリアできたゲーム第2号にすることができました。その後念願のⅢ、後でⅡの順でプレイし、ⅣⅤⅥはほぼリアルタイムで購入してプレイしていました。この辺、今も家にあるガイドブックを見てみると、ダンジョンの宝やどの装備を買ったらいいか、小さなメダルのありかなど、ありとあらゆるメモが残されているので、相当はまっていたことが伺えます。しかしこの辺りから新作発表が3年おきぐらいになってしまい、ハードも変わるようになっったのでついていけなくなり、結局Ⅶを大学の友人にPSごと借りてプレイしたのを最後に置いていかれることとなってしまいました。毎回、「一番売れているハードで出す」というのは戦略としては間違っていないのでしょうけど、ついていく方は大変ですね。まあⅧとⅨはニコニコ動画で見たのでストーリーは大体分かりますけど(笑)今回のハードはPS4と3DSの同時展開ということで、開発は大変でしょうがどちらのユーザーにも優しい仕上がりが期待できますな。Ⅹからは早3年ということですが、まだここから発売日延長を繰り返すのがドラクエなので、ゆっくり(動画を)待ちたいと思います。

ところで公開された情報によると、Ⅺのサブタイトルは「過ぎ去りし時を求めて」で、ロゴにはドラクエ1を反転させたような感じでドラゴンが炎を吐いているシーンが描かれています。確かFFも9の頃にクリスタルを復活させて「原点回帰」と言っていましたが、これはドラクエも10の区切りがついていよいよ原点回帰ということでしょうか。ひょっとしたら舞台はアレフガルドか!?またはラーミアが次元を超越し過去の歴代フィールドを自由に駆け巡るのか!!?はたまた1にしか登場しない呪文「レミーラ」がついに復活するのか!!!?

・・・いや、それはどうでもいいか(笑)

志村けん御冥福!?

2015年07月27日 | 時事
志村けん「最期のアイーン」弔う ファンが死の間際…
記事を読めば単なるいい話でしたが、一瞬志村さんが亡くなったのかと思いました(笑)

記事のトピックには字数制限があり、gooニュースの場合だと大体15字前後のようです。中にはこの少ない文字数で五七五を決めてくるツワモノもいますが、要点をバシッ抑えているトピックばかりじゃないのが実情ですね。まあ見出しなんて「えっ?」と思って内容を読んでもらえれば良いわけで、言葉足らずも作戦のうちなのでしょう。それにしてもこの記事の見出しはひどすぎました。

御冥福を…志村けんファンに祈り

・・・冷静に読めば別におかしくないのですが、見出しなんてずらっと並んでいるのをさっと眺めるようなものなので、時折空耳ならぬ空目というものが発生します。アイドルが「ノーバン始球式」みたいなやつですな(笑)今回ももし「志村けんにファン祈り」と空目ったら、御冥福は志村さんだということになってしまいますよね。それ以前に、「御冥福を、志村けん…」まで読んだら、もうその先を見ずにクリックしてしまう勢いです。しかも、本見出しも結構ひどく、前半まで完全に志村さんが亡くなったテイストですよね。これは見出し作成者にまんまと乗せられたなあ・・・orz

小型機墜落事故

2015年07月26日 | 時事
小型機墜落、3人死亡=5人負傷、住宅9棟燃える―離陸直後に、東京・調布
家の中にいても交通事故で亡くなるとか・・・どうしようもありませんな。

最近の飛行場は埋立地など周りに何もないところに建てられるケースが多いですけど、ここはヘリコプターからの映像を見る限り住宅密集地の中にあるのですね。まあ家が新しいのでおそらく元々飛行場のあった付近が後に開発されたのでしょうけど、流石東京、と言うか、羽田と成田だけじゃなかったのか・・・あ、成田は千葉か。

国重要文化財破損

2015年07月25日 | 時事
国重文「赤漆塗木鉢」が輸送中に破損
佐川急便やっちまったな・・・と思いましたが、映像見る限りこれはまあ致し方なしかな?

いくら重要文化財でも、古ければ古いほど、また出土時の状態が悪いほど、破損はつき物になってきます。当然ながら出土後にも腐食は進みますから、これだけ錆びていればいつ破損してもおかしくなかったのではないでしょうか。いくら美術品の専門業者でも、これはどう見てもババ抜きかロシアンルーレットに当たったとしか思えません。そんなに大事なものなら業者任せにせず自分で細心の注意を図って運搬するべきだったのではないでしょうかね。まあ保険で修復できるのなら、「形あるものいつかは壊れる」の精神で、それほど目くじらを立てることではないように思います。

・・・え?韓国が返還した仏像の指が一本欠けてたって?それは許さん(笑)

県岐商敗退

2015年07月24日 | 時事
県岐商ドラ1候補高橋、登板せず準決勝敗退 「白線流し」の高校に苦杯 
怪我のためエース温存策でがんばっていましたが、ここで力尽きた模様です。

まあ春大会でも思いましたが、エースがいなくてもちゃんと守れて点が取れないと全国では勝ち上がれませんから、致し方なしと行ったところでしょう。一応一度は登板したみたいですけど、実戦での出来栄えを測れなかったのはスカウトに影響したりするのですかね。怪我もマイナス要因だろうなあ・・・

そもそも、何の実績のない春大会から注目されていたのは何故だったのでしょう?

中国海洋開発

2015年07月23日 | 時事
暴走する中国の海洋開発に日本が反撃開始 資源流失のみならず安保上の危機も
ようやく政府が写真を公表し、全紙が取り上げたようですね。

のみならず、というか、思いっきり安全保障上の問題そのものですけど、何かのんびりしていますな。政府もちゃんと衆議院で安保議論中にコレを出せば反対派もおとなしくなったでしょうに・・・

つーか、それを同日に特集した日経は改めて凄いですな。


無人飛行兵器ドローン

2015年07月22日 | 時事
「無人攻撃機」を若者自作=先端に銃、連邦当局が調査へ―米東部
まあこれは当然、技術的には可能でしょうな。

そもそもドローンの技術は軍事目的で開発されたものですから、この路線での研究が進めばこちらの人的被害なしで敵の戦力を削ぐことのできる画期的な戦闘スタイルが生まれることでしょう。ステルス型でもっと威力のある兵器を装着できれば、もしかしたらもう自爆テロの必要すらないのかもしれません。こうなれば最早完全に小林よしのりの「新戦争論」の世界ですな。もちろん今回のように平時に非戦闘地域で行えば、いくら銃OKの国でも流石に違法になってしまいますけどね。

一方日本では、防衛省が本日ドローンをテスト飛行で一時行方不明にさせたらしいです。方や一般学生が無人兵器を開発し、方や国防の中枢が市販機の制御すらできないとは・・・この防衛に対する米国と日本との圧倒的な差は何なのでしょう?ドローン規制も大事ですけど、もっと積極的に開発を進めさせ、知識と技能を持った人をガンガン雇うぐらいでないと世界についていけなくなるのではないでしょうか。

つーかこんなレベルの失態では一連の逮捕された人達を叱れないのでは?

感電事故

2015年07月21日 | 時事
【西伊豆感電事故】男児が電気柵に接触、断線か…電線が川につかり次々感電の可能性
あれって人が死傷するほどの威力があるのか・・・

2日経ってようやく状況が少し見えてきましたが、どうやら子どもが誤って柵を掴んだことで電気柵が切れて川に漬かってしまい、近づいた大人も次々と感電してしまった模様です。イノシシは毛皮で守られているので多少の出力は必要でしょうけど、そういう意味で人間は生身ですから、濡れた体で故意に触れれば100Vでもかなりのダメージを受けるのでしょう。
自分も中学の頃、コンセントに濡れ雑巾をくっつけて「感電遊び」をしたことがありますが、指先で触れただけでもかなりの威力を感じました。心臓や脳に近い部分が触れればひょっとしたら事故につながっていたのかもしれず、家庭用100Vと言っても侮れないと思ったものです。ましてや川に電流が流れていてはもう「千鳥流し」状態で、尚更危険なのでしょう。ちなみに良い子は真似しちゃだめですよ(笑)

テレビに映った場所を見ると余り川遊びに適した場所には見えませんでしたから、何故そんな場所で遊んだのかと不思議に思っていましたが、どうも現場はこの家族の親族の家の前のようで、電気柵もその親族が設置していたとか。おそらく里帰り中の事故で、親も子どもの頃から遊んでいた「庭」のような感覚だったのでしょう。また、こうした農村の電気柵は知識の乏しい高齢世帯が設置することが多いので、業者に頼まず適当に買ってきて個人で設置したとしたら、必要な安全措置が取られていなかった可能性もあります。すぐ管理責任に話が行く展開は余り好きではありませんが、今回は責任を問われても致し方なしかなと思います。電気柵か普通の鉄線かは見た目では分からないでしょうし、少なくとも親族や周りの人間に対し、危険性を示す義務は当然設置者にあったはずです。まあこれで今後は安全対策が徹底されることになるでしょうけどね。農家の負担が一層増えてしまいますが・・・
また、子どもの予想外の行動も踏まえて親の注意義務というのもやはり考えないといけません。学校は夏休み前に当然「川に近寄るな」と指導したでしょうし、まさか子どもに過失責任を負わせるわけには行きませんしね。少なくとも大人は経験上そういう柵に電気が流れている可能性は考え得るわけですから、誰かが一言言っておけば防げた可能性もあります。亡くなってしまったのでこれ以上は言及しにくいですが、ごく一般的な話、これから始まる夏休みは普段できない体験ができる反面、やはり様々な事故に遭う危険性も高くなるので、保護者にはまずしっかり監督義務を果たしてもらいたいものです。

もう長期休暇の始めに悲しい思いをするような事故が起きないことを祈って・・・

夏休みの宝物

2015年07月20日 | 時事
心配な子どもの夏休みの自由研究! あなたなら手伝う?
まあ自分は、100%親の力でなければ別に良いのではないかと思っています。

一研究、一作品、一努力というように、何でも良いから長い夏休みを有効に使って普段できない体験をして欲しいというのがこの手の宿題の意図です。なので、完全に自分の力でやり切ったという達成感溢れるヘンテコな作品でも、親子で楽しい時間を共有したのだなと分かる非の打ち所のない力作でも、どちらでも趣旨は達成されていると言って良いでしょう。何をどの程度やらせるか悩む親も多いようですが、2学期初頭に「宝物発表会」を行い、2~3日展示もするので、それに耐えうる作品であれば何でもいいと思います。中には市販の工作キットを使って済ます子もいますけど、別にそれで成績をつけるわけでもありませんし、せいぜい展示会場で色違いの同作品を見つけ苦笑いを浮かべる程度です(笑)
ちなみに自分の子どもの頃を思い出してみると、トイレットペーパーの芯で変なロボットを作ったり、近所の工場見学をしてまとめたり、酢で卵の殻を溶かしたり、セミの羽化の観察をしたり、工作教室や絵画教室に通って済ましたり・・・つーかこうして見ると、とりあえず作ったのは自分でも、そのお膳立てはほぼ親任せだったことが分かりますね。例えば何かの研究をする場合、やはり動機から予想・実験・まとめと一般的なスタイルを守らなければなりませんから、それらの構成を子どもが独学で行うのは不可能でしょう。いかに子どもをやる気にさせ、自力でやり遂げた気にさせるかが勝負ですな。もちろん科学作品展とか社会科作品展とか、そういう所に出す作品はちゃんとした体裁を保ちつつ学年相応の「子どもらしさ」が求められますから、そこまで計算して手伝わないといけません(笑)今は宿題代行業者なるものもあるそうですし、ネットを調べればいくらでも類似研究の参考作品はあると思うので、教師側もどこかに出品する場合はそういう「大人の関与」がどの程度かを見極める必要があるわけですな。まあ、大体賞を取るような子は医者とか資産家とか教員とかの家庭が多く、兄弟で受賞している場合が多いも事実です。そして、いざ受賞し学校で授賞式のスピーチ原稿を書かせようとすると、本人はそこまで分かっていなかったというオチがつくことも・・・まあ作品展側も極端に例年のレベルを下げるわけには行かないので、ある程度は大人の関与も見て見ぬフリなのかもしれません。そういった世界に無縁な校内展示レベルで良いのならば、まあそこまで目くじらを立てることもないと思います。

読書感想文でも、一年生の頃は字を書くのも精一杯なのに何百文字も書けるはずもなく、親に「次何書くの!」と聞きながら書いた覚えがありますが、だんだんコツが分かって自力で書けるようになりましたし、研究や作品ノートなどでも、経験を積むことで自力がつくものでしょう。普段の決められた宿題などではなく、自分で決めたことをやり遂げたり、努力を積み重ねたりしたことは、どんなことにチャレンジしたとしても将来きっと大きな力になると思います。自分の論文好きはこういう所から来ているかもしれないですし、様々なジャンルに興味がわいたのも夏休みの経験が生きているのでしょう。何よりこの年になって6年間毎年何やったか覚えているくらいですからね(笑)自分の子どもが30年も前のことを鮮明に覚えていてくれたら、親冥利に尽きるだろうなあ・・・

余り宿題だからと構えず、楽しんでやればそれが一番ではないでしょうか。

現存天守国宝、松本城

2015年07月19日 | 自伝
夏休み初っ端の3連休は、縁あって松本へ行って来ました。

松本といえば松本城。現存天守12城の1つであり、さらに国宝5城の中の1つでもあります。ちなみに残りは姫路城、彦根城、犬山城と、今年加わった松江城で、現存天守は国宝プラス弘前城、丸岡城、備中松山城、松山城、高知城、宇和島城、丸亀城ですな。自分は、近くまで行って外観を見た程度のカウントなら既に9城攻め終わっており、残りは弘前、備中松山とココ松本城。世界遺産も現在攻めあぐね中なので、同時進行でこの現存天守も積極的に攻めて行くことにし、今回は折角松本まで来たので天守まで上っていくことにしました。
待ち時間60分orz
暑さと渋滞を避けるため、閉館ギリギリに行ってみたのが裏目に出た形ですね。まあ3連休中日なので、昼間はもっと大変だったということにしておきましょう。今まで城の内部でちょいと階段待ちぐらいはしたことがありますが、まさか入場するだけに30分もかかるとは・・・流石国宝ですな。と言うか、それこそこの前国宝になった松江城や、真っ白に生まれ変わった姫路城が混むのなら分かりますが、松本城お前もか!?客層は外国人もいましたけど目立つのは家族連れ。つまり自然渋滞でこの集客力ということです。余程惹きつける何かがあるのでしょう。

現存天守の中では唯一の平城。黒いのは戦国時代築城の証ですが、守りは専ら水堀ということでしょうか。最大の特徴は向かって右下部に見える赤い月見櫓ですね。非常に美しいデザインは流石国宝だと思いました。ただし、内部も押し合いへし合い上っていき、駐車場代も心配で肝心の天守でも長居できず、最後に空いてきた月見櫓で記念写真を撮ったものの、城は外から眺めるだけで十分かなと思いました。
日本の城というのは世界的に見ても非常に特徴的な日本文化を代表する建物だと思うので、これらの国宝や現存天守は世界遺産にもっと選ばれていても良いと思うのですが、おそらく1993年の第一号に姫路城を単独で登録させたことで、良くも悪くも姫路城が「日本の城の代表」となってしまったのでしょう。現在、同じく国宝の彦根城も暫定リスト入りを果たして頑張っていますが、姫路城に比肩する顕著な特徴を見出すのに苦心しているようですしね。つまりユネスコにすれば「城は1つ登録されているのだからもう十分でしょ?」というわけです。まあ彦根城が通ればここ松本城も黙っていないでしょうし、犬山城や松江城だって同じです。それこそ今回の産業革命遺産のようなシリアルノミネーション方式を用いれば、「日本の名城」と言う形で5城ないしは12城の同時登録を目指すこともできたわけです。他にも、例えば法隆寺では同じく飛鳥時代の暫定リスト物件である飛鳥・藤原の宮都もまとめられたでしょうし、京都の世界遺産には世界中に大人気の伏見稲荷が含まれていません。あと、紀伊山地霊場には、参詣道つながりで四国遍路も組み込めたかもしれません。何かこうしてみると、初期の頃の登録は今後のビジョンのない戦略ミスだったような気がしてなりませんな。

ちなみにはっきり天守に上った記憶と記録(デジカメデータ)があるのは今回の松本と高知・松江のみ。もう一回攻め直すか・・・

理容院と美容院

2015年07月18日 | 時事
美容師「男性カットだけ」OK=現実と乖離、37年前の通知廃止―厚労省
未だに違いがはっきりとしませんが、この通達によって余計境が不明になりました(笑)

理容院(床屋)は男性、美容院は女性が行くところだと思っていましたが、本来の意味は「容姿を整える」ためにカットや顔剃りなどを行うのが理容院、「容姿を美しくする」ためにパーマや結髪、化粧などが美容院なのだとか。もちろん理容師になるためにパーマや毛染めの技術も習いますし、美容師だってカットしないわけには行きません。やっていることは似ていますがそれぞれ別の国家資格であり、一応棲み分けを図るために理容院と美容院を同一店舗で営業してはいけないという法律もあるそうです。しかし、お互いの客引きというか駆け引きが激しいことから、「理容院は女性のパーマをかけてはいけない」「美容院は髭剃りやパーマしない男性のカットを行ってはならない」という取り決めがあったそうです。

自分は理容院しか行きませんが、どこも流れ作業で非常にスピーディーにやってくれます。祖母が生きていた頃は父親が普通に理容院に連れて行っていましたが、一応女性なので顔剃りは別料金でした。まあ最近は男性もパーマをかけたりするので、普通に美容院に行く人もいるのでしょう。母親や妹が行っていたのを思い出すと、電話で予約したり定期的にはがきが来たりするので、美容院って結構顧客を囲い込むイメージがありますね。そのため理容側は「客を囲い込まれた」と思うでしょう。なので理容院は逆に1000円カットなどの低価格で勝負し、美容院に客を取られないようにしているわけです。そんなわけで現在は「安いのが理容院、高いのが美容院」というようなイメージがしっくりくるかもしれませんね(笑)

ようやく夏休み・・・まず床屋行かないとなあ。

競技場見直し決定

2015年07月17日 | 時事
安倍首相「新国立計画は白紙」=ラグビーW杯使用断念―アーチ見直し、20年春完成
結局、首相の鶴の一声で屋根問題の見直しが決まった模様です。

以前に過去の五輪のメインスタジアムとなった施設の総工費を比べた記事もありましたが、今回の総工費2520億は飛びぬけて高いばかりか、21世紀にあった全ての五輪のメイン会場が現在の為替レートで換算しても余裕で全部作れてしまう額だというから驚きです。ここまで建設費を押し上げている原因は採用したデザイン案のアーチ構造であり、アレにこだわる以上、建設費も建設期間も削減は無理でしょう。公募で選び、五輪選考の際にもシンボルとしてイメージ戦略に使ったため、中々計画変更に着手できなかったわけですが、流石に無理だと判断されたのでしょうか。本来建設に着手し始めないといけない期限はもう過ぎており、計画見直しは遅すぎるくらいですけど、1年前に五輪の予行練習として開催予定だったラグビーのW杯に利用するのを止めれば、何とか間に合うという公算もあるようです。そもそもあの案に決まったのは民主党時代ですから、試算がガバガバだったというのは明らかです(笑)その事実だけでも早く再考するべきだったのではないでしょうかね?

安保でもめにもめているので、せめてこちらは民意に沿って支持率回復を、と言った所なのでしょう。この件に関しては、報道でも
現行→未来的デザイン/工事難航・巨額予算で採算は?
見直し→とにかく節税/工期微妙・筋は通るの?

など、賛成・反対派の立場とメリット・デメリットがはっきり示されていますから、新聞読者も判断がしやすいでしょう。安保もこれくらい明確に論点が示されれば、これほど理解が進まない状況は避けられたはずなのに・・・まあそれでも反対派は新しい案に対しても反対と言い出すのでしょうけどね。対案も出さずに批判だけすれば良いなんて、こんな楽な商売はありませんな。

とにかく間に合わせることだけは譲らないでほしいです。