(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

でこぽんジュース

2015年04月15日 | Weblog
何やら先月、親がでこぽんを箱買いしていました。

でこぽんは見た目は悪いですがめちゃくちゃ甘く、薄皮ごと食べられるので、給食で出るとテンションが上がるデザートの1つです。愛媛産だとおもっていましたが、どうやら熊本県の商標のようで、段ボールにはクマモンが載っていました。1日1個大事に食べていたのですが、流石に最近の蒸し暑さとダンボール2つ分は多すぎたようで、残念ながら先週、「でこ」の部分が腐り始めたものが大量に出てしまいました。
普通のみかんでもそうですが、全体的にフニャフニャしているものはダメとして、部分的にかびているだけならその部分さえ取り除けば意外においしくいただけるものです。こういう果物は「腐りかけがおいしい」とも言われ、腐る直前に最も糖度が高い状態になりますからね。とくにコイツは「でこ」の部分が他に当たって腐りやすいようですが、皮が分厚いのも幸いしてか、剥いてみると中は案外いけそうでした。しかし食べられない部分を取り除いても個数にして7~8個もの量を一気に食べるわけにも行きません。どうしようか考え、ふとミキサーを使ってジュースを作ることを思いつきました。

実は30年ほど前、祖父と一緒に一度だけみかんを使ってジュースを作ろうとした思い出があります。幼少のみぎりなので(笑)スーパーで売っているようなサラリとしたものができると思っていたのですが、薄皮ごとミキサーしたために舌触りがざらざらで、とても飲めたものではありませんでした。次に薄皮を全部取り除いて再チャレンジしてみましたが、今度は「粒」の感覚が許せません。粒まで取り除くことは流石に不可能だと絶望したのを今でも覚えています。結局思っていたような味に成らず、それ以来ミキサーでジュースを作るのは鬼門として記憶を封印してきていたのです。
しかし、それから10年も経った頃には「つぶつぶ入り」という食感にはまり(笑)今では多少の果実パルプの入ったフレッシュジュースも大好物ですし、トラウマも完全に払拭されています。そんなわけでミキサーを稼動させたものの、やはり薄皮ごとだったので、食感は相当ざらざらしていました。これはトラウマ再来か・・・絶望が頭をよぎった瞬間、

「・・・濾せばいいんじゃね?」

何ということでしょう。30年も経ってもういい大人になったのに、またもや同じ過ちを繰り返す所でした。つーかこんな簡単なことを見落としていたのか・・・と言うか、祖父も気づいてくれても良かったのに(笑)おもむろにザルを用意して濾し始め、ようやく完成しました。

あれだけ使っても500mlペットボトルに8分目ほどしかできない、超ぜいたくな100%でこぽんジュースです。濃縮果汁還元には出せないフレッシュな味わい、砂糖を加えるまでもない強烈な甘み。適度に混ざる果実パルプ・・・最高の一品でした。

先入観や固定観念、トラウマなどに捕らわれていては辿り着けない境地がある、と言う話ですな。・・・そんなカッコイイことでもなかったか(笑)

最年長プロ入り

2015年04月14日 | 時事
41歳オールドルーキー棋士が掴んだ「夢」のつづき
囲碁や将棋は最年少デビューも話題になりますが、最年長でもニュースになるのですね。

どうやら奨励会時代もあったようで、年齢制限でプロ入りできなかったものの諦めず、その後も挑み続けた結果が実った模様です。プロになれば将棋自体が仕事になりますから、薄給であったとしても問題ありませんが、違う仕事をしながら挑み続けると言うのはどうしても将棋にかける時間が限られてしまうので、条件はかなり厳しくなりますね。弁護士でも手取りはそんなに低いのか・・・おそらく将棋の勉強のため、あまり多く仕事を入れられなかったのでしょう(笑)まあ本人にしたら、これで好きなことに打ち込める人生を勝ち取ったわけで、給料は関係ないのでしょう。

いずれにしても、がんばり次第で給料が増える職場は憧れます。

ハメ手勝利

2015年04月13日 | 時事
電王戦、棋士側の3勝2敗…初の勝ち越しで面目
何やら事前研究でハメ手を見つけて実践した模様です。

まあ勝利は勝利でしょうけど、21手投了というのは異様に早く、見ている方はがっかりしたことでしょうね。前も「角成らず」を認識できない欠点をついて勝利したプロがいましたが、あれは勝勢に持ち込んだ上でのパフォーマンスだったのでまだマシでした。ハム将棋もそうですけど、コンピュータはプログラムの隙を疲れると非常に弱いので、ガチでやったらハム6枚落ちにも苦戦する(笑)自分も、実はハムちゃんが圧倒的不利になる道筋が存在するので、それを覚えて打つことで平手で簡単に勝つことができるのです。囲碁も自分の持っているソフトは定石が偏っているので、序盤に体勢を崩せばその後は楽に展開できます。しかしそれは実力かと問われれば、流石に恥ずかしくてそうとは言えませんな。

コンピューターを惑わせるような戦術はある意味で番外戦術に近いですから、プロが勝つためになりふり構わなくなっている姿は、逆に正攻法では太刀打ちできないことを認めてしまっている気がします。わざと定跡からずれ、損をする展開に進むことでコンピュータを惑わすようですが、そんな肩透かしばかりしていると、それにすらいずれ対応されてしまうでしょう。プログラムミスを指摘することはあっても、それを頼りに打つと言うのは将棋本来のゲーム性を冒涜しているような気がしてなりません。
20年ほど前にチェス王者がコンピュータに負けましたが、だからといってチェス自体の魅力が無くなったかと言えばそうではありません。将棋は特に中盤、取った駒がまた打てるところに面白味があります。終盤の詰め将棋的な展開はコンピュータの大好物でしょうから、その前に勝負を決める戦略はアリとしても、序盤の駒差で投了に追い込むようなパターンはもう今回限りにして欲しいものです。




寺社の油被害

2015年04月12日 | 時事
【謎の「油」】狙われる国宝、世界遺産…「唐招提寺」7建物20カ所被害、「春日大社」も
1件だけなら「珊瑚事件」のようなことも疑うところですが、流石にやりすぎですね。

現在、全国各地で相次いで発見されているようですが、これだけ全国的な広がりを見せるということは、もう昨日今日まかれたというものではないでしょう。1件だけならそれこそ参拝客が誤って何かこぼしたことも考えられますしね。ごく少量のようなので犯行も気づかれにくく、これほど拡大するまで発覚も遅れてしまったのかもしれません。愉快犯と言うにはかなり執拗で悪質なので、思想的な何かを感じざるを得ませんな。

こうなったら対抗措置として洗剤をまくしかないか…(犯罪です)

エコキャップ詐欺

2015年04月11日 | 時事
ペットボトルふた回収のNPO、ワクチン代寄付滞る
全国からキャップを集めさせて私服を肥やしていたとは・・・とんでもないNPOですな。

このエコキャップ運動は学校や自治体、企業の間でも一時期かなり流行し、前任校でも過去にしばらくの期間やっていました。しかしシールをはがすとか数を数えるのが大変だったり、洗っていないor乾いていないのが混ざると途端にカビ始めたり、たまった後の運び賃や袋代が自腹だったりなど、中々に負担の大きな活動で、結局止めてしまいました。学校側のボランティア意欲などその程度ですが(笑)子どもの中には熱心過ぎる余り、近所のコンビニの回収箱からくすねてくる子もいて、崇高な目的があれば手段は厭わないというような「善意にはびこる狂気」を感じ、恐ろしくも思ったものです。第一、ゴミでも勝手に自分のものにしたら紛れもない窃盗罪ですしね。
自治体で行っている資源回収は、各種雑紙や布類、空き缶など、何となくリサイクルの先が見え、後々ちゃんと資源になっていくのだろうなあというのがある程度実感しやすい活動です。昔、このペットボトルの前身というべきプルタブ運動というのもありましたが、あれもアルミなので溶かして車椅子にするという理屈はまあ納得がいきました。蓋が缶から離れない仕様に変更されてからはなくなりましたけどね。しかし、このエコキャップ運動の「キャップ800個でワクチン1本」という題目には、素人目にも大きな破綻が見え隠れしています。キャップに含まれるプラスチックから抽出された成分がワクチンの原料になるとかならまだしも、どうやらそのNPOが各地からタダで譲り受けたキャップを売却して利益を上げることで、ワクチンを作っている団体に寄付をするというシステムだったようで、これなら個人が直接赤十字とかにワクチン代を寄付した方が余程中間搾取なく人助けになりますな。しかも「この日にソフトクリームを食べると1円寄付」「3.11検索でヤフーが寄付」などとは違い、賛同者に全く利益がなく、回収の手間や送料まで全てボランティアの名目で金銭的な自己負担を強いたのに関わらず、全く実績を上げていなかったというのは、本当にどういう神経をしているのでしょうか。完全に人の善意をあざ笑い上前をはねる行為で、強い憤りを覚えますな。

しかし、このNPOは糞だとしても、何も考えず安易に乗せられていた方も反省すべき点が多々あるでしょう。少なくとも、「騙された!」などと一方的に被害者ぶって抗議する立場にはありません。このスクープを出した朝日新聞も、実はこのエコキャップ活動を推進していた立場だったのです。これは自戒を込めて言いますが、この資金が万が一悪いことに使われていた場合、それを見抜けず資金提供をしてしまったわけですから、最悪犯罪の片棒を担いだことにもなってしまいます。例えば誰かに「お金の入った封筒置いてきちゃったから取ってきて」と頼まれ、親切にその通りに動いたらオレオレ詐欺の受け子扱いされ、逮捕されてしまうことだってありますからね。善意に付け込む側の悪事は当然罰せられるべきですが、善だと信じていたものが実は悪だった場合、それを見抜けずに加担してきた責任というのはちゃんと自覚するべきでしょう。へんな言い訳をせず、「自分のしてきたことも間違いだった」とその責任を認める覚悟が、絶対的な善だと思われているボランティア活動にさえあると思います。
ペットボトルキャップがワクチンになるというのはある意味「トンデモ科学」の類です。その仕組みを具体的に学ぼうともせずに相手の主張を丸呑みし、「人助けになるのなら」と活動を始めてしまう思考回路には、かなりの危うさが潜んでいますね。例えば今話題の沖縄基地問題で「辺野古反対!」と叫んでいる連中の多くは地元民でなく、本土の人間だと聞きます。アレをすると利益になる団体があって、そのために抗議活動を行うアルバイトやボランティアが集められているようですが、もしかしたら末端の人間は純粋に「沖縄のためになるなら」という善意で行っている可能性もあるのです。「やらない善よりやる偽善」とも言われますが、こういう「理解なき善意」というのは首謀者の思う壺というか、一種の洗脳状態ですから、それこそオウム事件のように「国家権力に支配されている愚民を救済してあげよう」という善意で暴挙に出てしまうことだってあるわけです。最近は就活に有利だからと言って、何でも良いからボランティアをしようという動きも活発になっていますが、下心のあるボランティアは本当の意味でのボランティアではないでしょう。特別支援にいた頃は夏にボランティアを受け入れて児童とすごしてもらう活動がありましたが、結局教師が教えることが多く、結構負担になる活動でした。特に「友達に誘われて」とか、「ボランティアでもしようかな?」という程度の覚悟では、受け入れ側にとっていない方がマシな場合も多々あります。まあこれも、「良いことしてる俺カッコイイ」という自己満足的な動機しか教えてこられなかった学校側の失敗でもあるのかも知れません。逆に清掃作業や震災復興等、人手が必要な場合は不純な動機や偽善でもとにかく助けが欲しいということもあり、ボランティア活動全てを否定する気はありませんが、準備や覚悟次第では逆に足手まといになること、善は絶対的ではなく、中には羊の皮をかぶった狼に騙される場合もあるということを肝に銘じておかなければいけないと思います。

あなたのしているその活動、本当に人のためになっていますか?自己満足のために他の何かを貶めていませんか?折角骨折るのなら、せめて活動趣旨ぐらいは自ら検証し、加担する覚悟をもって行動したいものです。

ラッスンゴレライ

2015年04月09日 | 重禾
新学期に入ってネタを知るような体たらくですが(笑)この時期ではまだ流行語までは厳しいでしょうね。

こういう造語の意味を探求するだけのネタという手法は自分も高校時代に大百科でやったので(笑)特に目新しさは感じませんが、ラップ調のテンポにのせてネタを提供する手法はオリジナリティがあって良いと思いました。
しかし、彼らよりも長く生きてきた自分は、この言葉よりももっと難解で、かつ一度聞くとしばらく頭の片隅にこびりついて離れない、魔性の言葉を知っています。それは・・・
パップラドンカルメ
からの~
スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス
・・・ほら、もう離れないでしょ?(分からないヤングはyoutubeで検索しよう!)

女子学級

2015年04月08日 | 時事
新1年生13人すべて女の子!! 岐阜県七宗町・上麻生小
ここまで偏るのは2の12乗、4096分の1の確率です。自然にというのはありえるのでしょうか?

同時に、石川県では何と14人が女子、8192分の1の奇跡が生まれたとか。同じ年にこんなことが2件も起きるなんて・・・自分の経験では男子12人、女子18人というのが偏りの最高値ですが、まあこのくらいなら誤差の範囲でしょう。特別支援だと全員男子と言うのもザラですが・・・余程女子が多かった年なのかと思って調べてみると、出生男女比は女子100に対して105と、逆に全国的にはむしろ男子の方が多いようです。遺伝学的に男子は死にやすく障がいも発生しやすいので多く生まれると言う話は聞いたことがありますが、その後の医療の進化もあり、戦前よりも男子の生まれる確率は若干上がっているとか。それでもここ20年は毎年105で推移しているそうです。ということは、単純に地方による偏りとしか考えられません。ちょっと環境ホルモン的な何かを疑いたくなりますね。

コメントによると、最初は男子もいたが全員女子だと聞いて引っ越したとか。就学時検診か何かで情報を得たのでしょう。まあこういうのは幼稚園保育園の段階でも薄々気づきそうなものですし、少しずつ男子家族が減っていった結果かもしれません。一般的に、低学年男子はやんちゃ盛りでいろいろ問題も起こしますし、女子はそれを横目で見つつおとなしくしているイメージが強く、男子が多い学級の場合はそれなりに大変になりますが、全員女子だとどんな学級経営になっていくのでしょうね。少し興味があります。高学年では逆に男子の純朴さに癒されたりもするので、余り持ちたくありません(笑)

それにしても6年間ずっと1クラスと言うのは辛いよなあ・・・佐世保事件のようになりませんように。

ポテそば

2015年04月07日 | 時事
そばの上にフライドポテト、「新しすぎる」組み合わせ
確かに今まで誰も思いつかなかった組み合わせでしょうね。

まあ天ぷらそばがあるのですから、蕎麦に揚げ物が合うのは自明です。これは和食の店に行けばそばと天ぷらが定食で出ることもあり、おそらく別々に出ていたものを誰かが乗せ始めたのがきっかけなのでしょう。味噌カツ丼(味噌カツとキャベツとご飯)やひつまぶし(うなぎとお茶)、広島焼(お好み焼きと焼そば)など、日本人の好奇心に出会うと、同時に食卓に並ぶものはいずれ合体する運命にあるようです(笑)

しかし、そばは和食ですがフライドポテトは洋食なので、普通はこの2つが食卓に同時に並ぶことはなく、今まで出会いが少なかったということなのでしょう。意外な盲点で、そう考え始めればこれうどんでも合うかも?と想像力が働きますな。今はファミレスやバイキングなど、和洋中が混在する機会も多いので、客のインスピレーションによってはまだまだ新たなメニューが誕生する可能性もあるのかもしれません。

逆に言えば、西洋料理のスパゲッティに日本の天ぷらが合うなんてことも・・・ないか(笑)

教科書記述

2015年04月06日 | 時事
「領土記載は当然」=新検定基準も評価―下村文科相
あるべきものがあるべき場所に載っただけなのに、何故記事になるのでしょうね。

韓国もお決まりの非難をしていますが、それに対しても「去年より控えめ」とか勝手に判断しているし・・・まるで「激しく抗議して欲しかったのに遺憾だ」という書きぶりでした。まあ、「朝鮮半島は我が領土」とか書いてあるわけでもなく(笑)現状の日本の立場を教えるために記載することは当然のことでしょう。逆に、あるかないのかはっきりしないことまで載せておく必要もありません。慰安婦もようやく外されたし、南京事件の記述も書き換わったとか。小林よしのりらが20年前にやろうとしていた「自虐史観から脱却した教科書」に、ようやく世論が追いついてきたと言う感じですね。

そもそも歴史と言うのは主語が必要で、完全に客観的なものにはなり得ないでしょう。置かれている立場も状況も全然違うからです。例えば、原爆の「戦争を早く終わらせるためにやむなく使った」というアメリカの主張を、日本人は受け入れられません。事情を知っていれば、アレは「既に反撃体制もままならない中、さらに20万人を殺傷する新型爆弾で市民を虐殺し実験台にした、完全な駄目押し」だったと思うでしょう。子どものケンカだって、被害者と加害者の言い分は異なるものです(笑)そもそも勝ち負けや利害関係のある国同士が、全く同じ歴史を共有するのは不可能でしょう。わざわざ他国に配慮したり、すり合わせたりする必要は全くありませんな。
AはAの言い分があり、BはBの言い分がある。歴史というのはそういう子どものケンカを聞き取って、母親に報告する時の内容に似ていると思います。どちらかが間違っているのではなく、話を聞いていると「お互いそう考えるのも無理はないなあ」と思うことも結構あります。どちらかの味方をしても、相手の親は納得しないでしょう。どうしてもすり合わせたいのなら、平行線のままAB双方の言い分を紹介すればすむ話です。お互いの立場があることを知り、尊重する態度が重要なのではないでしょうか。もちろん「盗人にも三分の理」程度の内容は載せるに値しませんが・・・
歴史とは、過ちを繰り返さないために学ぶものであり、それは他国の歴史も同様です。「お前の言い分は間違いだ!」「歴史修正主義だ!」と一方的に弾圧することは、結局お互いの未来のためにならないのではないでしょうか。教師としては、ちゃんと自分の言い分を正しく話せるような子を育てたいと思うわけで、そのためにはまず自国の歴史を教科書で、現在の立場をしっかり学ばせる必要があるのです。慰安婦のように、捏造がはっきりしたことをいつまでも載せては問題ですが、現在竹島を不法占拠され、返すよう呼びかけているのは紛れもない事実です。知らないまま育って「別にあげてもよくね?」なんて発想が生まれては一大事ですからね。ゴネ得を許すと、次は古事記にも記載のある対馬まで取られかねませんよ。
ちなみに韓国の歴史教科書には日本の原爆投下の記述がないとか。日本が降伏し、後の竹島不法占拠事件にも関わってくる人類史の一大事を省いている国に、歴史がどうとか言われたくないよなあ・・・日本の教科書は、戦争に至る経緯に当時の中国や韓国の置かれた状況も冷静に分析してしっかり載っていますよ。贔屓目かもしれませんがかなりまだ左寄り公平です(笑)

今や世界中の人の願いになりつつありますが、早く日本の気持ちも分かってください。

東雲

2015年04月04日 | 自伝
梅雨かよ!とツッコミたくなる天気予報ですが、とりあえず今日は走ってきました。

1月150km、2月150km、3月200kmと、順調に通算距離を伸ばしてきましたが、先週春休みに入ったことを良いことに連走したら途端に右足が警告を発してきやがりました。
いちいちリンクを張るのも面倒なので(笑)簡単に説明すると、2年前の2月から走り始めたのですが、8月に犬を避けようとして右足を痛め、12月に復活。去年は5月にかけて500km走った時点でサボり、10月に復活しようと連走したら左足を痛め、今回はまた右足という有様です。1~3月は普通に走れるのですがね・・・これ去年は気づきませんでしたけど、何か既に両足とも炎症が持病の域に達していて、たまたま1~3月は寒いから疼かないだけなのかもしれません。まあ3日休んだし、1回15km程度なら何ともなさそうなので、今後は適当に妥協しつつ通年走れるようにしていきたいと思っています。ちなみに今回痛めた直接の原因は先週最長距離を27kmに伸ばし、翌日も13km走ったたからですが・・・自業自得ですな。

で、この時期は桜が満開で、足さえ痛まなければ非常に気持ちよく走ることができます。特に長良橋の辺りには鵜飼舟がずらっと並んでいて、金華山も綺麗に見えるお気に入りのスポットです。その鵜飼舟の話ですが、あれ一艘一艘に○○丸という名前がついているのです。岐阜丸というストレートなものから、道三丸、金華丸など、岐阜にちなんだ名前が多くつけられているようです。屋根に漢字とローマ字で書いてありましたから、走りながら適当に読んでいくと、「東雲丸」で思わずピタッと止まってしまいました。・・・これ、「とううんまる」ではありません。「しののめまる」と読むのです。
何という大和言葉!
・・・「篠の目」とは、篠竹でできた簾のようなものの隙間(目)から漏れた明かりを取ることで、転じて薄明かりとか、明け方に東の雲が光に染まってまだらに光ることを指すそうです。つまり、東雲を「しののめ」と読むのは完全に当て字であり、「本気」と書いて「マジ」と読むアレと同じ発想なわけです(笑)

元々日本には文字がなく、中国から伝わった漢字を当てたのが始まりですから、古墳時代の頃は「音」をそのまま使う言葉が多く誕生しました。今でも中国はマクドナルドを「麦当労」、コカコーラを「可口可楽」というように、そのまんまの当て字を多用していますが、当時日本で使われていた言葉も全て「音」を利用した当て字だったわけです。しかし、日本人はそれで満足せず、元明天皇(7世紀)の時代には早くも漢字の「意味」に注目した言葉が次々と誕生したのです。ちなみに大和を「やまと」と読むのも「意味」に注目した当て字であり、日本人が「私」という意味で我が国、吾の国などと言っていたのを中国人が聞いて「倭」という蔑称をつけたわけですが、そこから脱却するために「和」という言葉を選び、そこに元々の国名であった「やまと」を「大いなる和」に当てたのだろうと思っています。そう考えれば邪馬台国も「やまと」だったのかもしれませんね。漢字の読みが複雑なのはこうした表音文字と表意文字、当て字が混在し、さらに音もその時代ごとに中国で使われていた読み方を輸入したために当の中国では廃れてしまった読み方も律儀に記録していったものですから、複数の音読みが定着してしまったことにあります。ちょっと横道にそれましたが、東雲を「しののめ」と読むのは東雲→明け方の雲→薄ら明るい→篠の目→しののめという連想ゲームの結果であり、その飛躍具合が半端なく、太古の昔にこの字を当てた人の計り知れない才能を感じたという話でした。桜も綺麗でしたが思わぬ大和言葉の美しさにも魅せられるとは・・・
ちなみに梅雨(つゆ)も、黴が生える雨から黴雨(ばいう)→語感をよく梅雨→梅を漬ける時期だから→漬ゆ→つゆという説があるとか。こう考えていくと、言葉というのは時代に合わせて変わって当然であり、「日本語の元の意味はこうだからこの使い方はおかしい!」と新語に目くじらを立てすぎるのも無粋な気がしてきますね。

でも断じて「ゆう(言う)」と「すごいたのしかったです」は、「いう」「すごく」に訂正しますが(笑)

焼肉食中毒

2015年04月03日 | 時事
食中毒の中3女子死亡=焼き肉店で食事、入院
またもや焼肉店で死者が出てしまった模様です。

以前は牛角でもあり、一連のユッケ・レバ刺し騒動を経て生食モノには厳しい規制ができましたし、普通の焼肉屋でもトングを使うことが徹底されるようになったと思います。実は先週、自分も甥の卒園祝いとして親戚一同で焼肉屋に行っていました。子どもがやけどをするといけないので肉は焼いてあげることにしていたのですが、親戚用にトングで生肉を網に投入し、自分の箸とは別の箸で甥の分を焼いてあげ、自分の肉は自分の箸で・・・と使い分けていた所、中盤から非常に複雑な作業になり(笑)結局自分の箸で済ませてしまっていました。まあ家で焼肉をするときは生肉を掴んだ箸で普通に食べますし、焼きながらちゃんと熱消毒していれば問題ないでしょう。ちなみに食べ放題コースもありましたが、サラダバーは別にして、肉は店員さんに頼んで持ってきてもらうスタイルのようでした。しかし、どうやら事故が起きたこの店は完全にバイキング形式で、しかも店内の写真を見るに、同じコーナーに肉とサラダが2列に並んでいるスタイルだったようです。図解するとこんな感じです。

肉肉肉肉肉肉肉肉肉・・・
サラダ野菜野菜野菜・・・

肉のプレートが奥、サラダと生野菜が手前に設置され、それぞれのプレートにトングが乗っていますが、全く同じ形をしています。これでは、もし取りに行った客が誤って1つのトングで焼肉とサラダを取ったり、取り損ねた生肉やタレが手前のサラダの中に落ちたりしたら、その後ずっと汚染されたトングやサラダがそこに常駐されることになってしまいます。肉由来の菌が体に入ったのは間違いないでしょうが、直接の原因はサラダなのではないでしょうか。ただでさえバイキングは急いで食べないと元が取れないので生焼けでも構わず食べてしまいそうな所ですし、生野菜だって温床になりかねません。そこに来て、基本的に生で食べるサラダをそれらと同じ場所で提供するなんていうのは狂気の沙汰です。明らかに店側の衛生観念が欠如しています。自衛のためには、こういう店では最早サラダやフルーツなどの生モノは口にしないに限りますね。

それにしても、中3なんて人生の中で一番健康体なはずなのに、食中毒は怖いよなあ・・・

花燃ゆ?

2015年04月02日 | 重禾
今更ですが、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」って、本当は
花萌ゆ
じゃないですかね?

・・・燃やしてどうするのだろうとずっと思っていましたが、いざ書いてみるとやはり別のイメージが湧いてきますな(笑)

ヒーローの器

2015年04月01日 | 時事
敦賀気比が初V 満塁男・松本が決勝2ラン/センバツ
昨日、史上初の2打席連続満塁ホームランをやってのけた男が、決勝でもホームランを打ち試合を決めたとか。なんというお祭り男・・・

今回の高校野球は珍しく県岐商の前評判が良く、密かに期待をしていましたが、連戦となった第3試合で惜しくも力尽きてしまいました。翻って優勝した鶴賀気比のエースは、堂々の全試合完投V。直接対決こそなかったものの、評価はやはり3回戦敗退より優勝投手の方が上でしょう。この差は何だったかといえば、やはりこういうヒーローになりうる存在の有無ではないでしょうか。いくら絶対的エースがいたとしても、1人の力だけでは勝ち上がっていけないのがトーナメントの厳しさであり、時には打線が大爆発して援護したり、守備を信頼して打たせて取るなど、チーム全体でエースを楽にさせてやる間が取れてこそ、本領発揮できるというものです。総合力という意味ではいつもの「県レベル」で、エースのヒットポイントが尽きるまで前進したという感じに終わってしまいました。

それにしても、満塁ホームランというのは自分で狙ってできるわけではありませんから、それを連続でというのは確率的にも非常に稀な快挙ですね。今日のホームランで、さらにその存在を「怪物」として全国の高校野球ファンに記憶させたことでしょう。現在プロで活躍する選手達も、多くは高校時代に何らかの幸運をチャンスに変え、伝説を作ってきています。スカウトの話は今の所ないようですが、彼にとってもこれが単なる思い出でなく、伝説の序章となっていくとよいですね。

ヒーローの器は、夏こそ真価がはっきりするもの。また期待です。