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素人指導

2015年04月22日 | 時事
中学の部活動は「素人指導」のままでいいのか この時代の出会いが"スポーツ人生"を変える#東洋経済オンライン
優秀なプレイヤーが優秀なコーチになれるとは限らないのですがね・・・

中学高校の部活は、その競技に対して明るくない先生が教えることが多いのは事実です。例えば小学校で少年団やクラブなどに入っていた子は、その指導の仕方に対して物足りなさを感じるかもしれません。子どももやはり大人の上手なプレイに憧れて練習する意欲をもつものですしね。しかし、そういう指導者がちゃんとした資格をもって指導に当たっているかといえば、まあ100%ではないでしょう。自分が上手いから、好きだからといって、相手の能力を引き出す能力に長けているかとは繋がらないのです。

つーか、記事を読んでいるとあたかも教師が専門外の内容を適当に教えているような書きぶりですが、ほとんどの教師は心で思っても(笑)子どもの前でそんな不真面目な態度をとることはありません。僻地に行くと免許以外の教科をもつこともありますけど、そういう際はむしろ専門以上にしっかりと勉強して指導に当たるものです。教師は何より「先生が知らないと思われること」を何より嫌うからです。高校野球にはよく名将とか名物監督みたいに言われる人がいますが、そういう人もひょっとしたら駆け出しは素人だったかもしれません。子どもの頃から10年鍛えたアスリートと、同じ部活を持ち始め10年経った教師なら、「子どもの能力を引き出す」という専門的な能力の差の分、教師の方に軍配が上がるのではないでしょうか。余りにもそのスポーツに対して思い入れが強すぎるのも、体罰とかマイナスの影響が出かねませんしね。

まあ、子どもをアスリートに育てたいのなら明らかに部活だけではダメですが、何も全員がアスリートにならなければいけないこともないってことですな。

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