(株)カプロラクタム-blog

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焼肉食中毒

2015年04月03日 | 時事
食中毒の中3女子死亡=焼き肉店で食事、入院
またもや焼肉店で死者が出てしまった模様です。

以前は牛角でもあり、一連のユッケ・レバ刺し騒動を経て生食モノには厳しい規制ができましたし、普通の焼肉屋でもトングを使うことが徹底されるようになったと思います。実は先週、自分も甥の卒園祝いとして親戚一同で焼肉屋に行っていました。子どもがやけどをするといけないので肉は焼いてあげることにしていたのですが、親戚用にトングで生肉を網に投入し、自分の箸とは別の箸で甥の分を焼いてあげ、自分の肉は自分の箸で・・・と使い分けていた所、中盤から非常に複雑な作業になり(笑)結局自分の箸で済ませてしまっていました。まあ家で焼肉をするときは生肉を掴んだ箸で普通に食べますし、焼きながらちゃんと熱消毒していれば問題ないでしょう。ちなみに食べ放題コースもありましたが、サラダバーは別にして、肉は店員さんに頼んで持ってきてもらうスタイルのようでした。しかし、どうやら事故が起きたこの店は完全にバイキング形式で、しかも店内の写真を見るに、同じコーナーに肉とサラダが2列に並んでいるスタイルだったようです。図解するとこんな感じです。

肉肉肉肉肉肉肉肉肉・・・
サラダ野菜野菜野菜・・・

肉のプレートが奥、サラダと生野菜が手前に設置され、それぞれのプレートにトングが乗っていますが、全く同じ形をしています。これでは、もし取りに行った客が誤って1つのトングで焼肉とサラダを取ったり、取り損ねた生肉やタレが手前のサラダの中に落ちたりしたら、その後ずっと汚染されたトングやサラダがそこに常駐されることになってしまいます。肉由来の菌が体に入ったのは間違いないでしょうが、直接の原因はサラダなのではないでしょうか。ただでさえバイキングは急いで食べないと元が取れないので生焼けでも構わず食べてしまいそうな所ですし、生野菜だって温床になりかねません。そこに来て、基本的に生で食べるサラダをそれらと同じ場所で提供するなんていうのは狂気の沙汰です。明らかに店側の衛生観念が欠如しています。自衛のためには、こういう店では最早サラダやフルーツなどの生モノは口にしないに限りますね。

それにしても、中3なんて人生の中で一番健康体なはずなのに、食中毒は怖いよなあ・・・
コメント
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