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オペラ座の怪人

2015年04月18日 | Weblog
父がレンタルで借りてきていたのを見てみました。(ネタバレアリ)

何やら60歳以上はレンタル無料なのを最近知ったらしく、えらく古い映画が家に置いてあることが多くなりました。この年代はあまりレンタルの習慣がなく、また無料だけでは申し訳ないと何本か借りるので、結構な上客と化しているようです(笑)まあ自分も面白そうなのは夜中に倍速で見ているので、よい睡眠薬になっています。「7人の侍」とか、「ローマの休日」も面白かったです。

で、この「オペラ座の怪人」ですが、自分は金田一のマンガで知っただけで、実際には見たことがありませんでした。今のマンガが手塚作品とかドラゴンボールなどを土台にして語られることが多いのと同様に、映画もこうした過去の名作と呼ばれる物を土台にして色々語られるため、元ネタを知らないと面白さが半減してしまうのですよね・・・「踊る大走査線THE MOVIE」で、色つきの煙を見て主人公が「天国と地獄かよ」というシーンがありますが、あれも当時は知らなかったので意味不明でした。金田一では、「地獄の業火に焼かれながらそれでも天国に憧れる」という名台詞はもちろん、何かの下敷きになって死んだり、水死したりするのは映画のあのシーンが元ネタだったのか?とか考えながら見ていました。と言うか、完全にカルロッタは本編でも死ぬものとばかり思っていたので、何か肩透かしでした。あと、ボーガンは劇中どこにも出なかったですね。自殺する目的以外、何に使うつもりだったのだろう?読み返してみると結構粗が目立つよなあ・・・作者も気に入らなかったのか、後に2回もリメイクしていますしね。オペラ座館、殺人起こしすぎ(笑)
本編の方は、最後にクリスティーヌの墓にファントムのバラが供えられているのを見つけてエンドということで、中々に衝撃的でした。皆まで語らず、最後は観客の想像に委ねると言うのが名作の名作たる所以なのでしょう。ただ、今それをやると「不親切だ」ということになってしまいがちですけどね(笑)「霧島、部活やめるってよ」は意味不明でしたし。

まあそういう場合は続編に期待ということになるのかな?