(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

メキシコ

2015年02月28日 | 時事
麻薬組織の「大物」逮捕=治安対策で大統領に追い風―メキシコ
ぐふ・・・両親がメキシコ旅行から帰ってきた途端こういうニュースはキツイなあ・・・

脱サラして早8年、もうメイン所は行きつくしたようで、最近は微妙な地域を攻めているのが気がかりです。次は中東に行くらしいけど大丈夫か!?、
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少年法改正?

2015年02月27日 | 時事
自公政調会長、少年法改正に言及 川崎の殺害事件受け
つまようじ犯涙目ですな。

選挙権の時にも述べましたけど、世界的には18歳で成人となるのが標準なわけです。しかし少年法では20歳を成人としているため、今回逮捕された18歳の少年は法的に保護されることとなります。まるでイスラム国のような殺害をしておきながら、まともな裁きを受けずに済んでしまうのは少々腑に落ちない面が残りますね。
触法少年の再犯者率は34%と過去最高となっており、凶悪犯に限っては5割を超えるそうです。つまり、少年院等に送られても更生につながるケースは近年少なくなっているのです。刑を重くすることでもって抑止につながるかと言う問題は、特に判断力が未熟な少年に対して常に議論しなければいけませんが、流石に18にもなってやって良いことと悪いことの区別がつかないようでは、ハタチになってもそう変わらないでしょう。中学でもハジける連中はもう教師の手に負えないこともありますし、惜しむらくは彼らの幼小期の教育で何とかならなかったのか、関係者は自問自答して欲しいものです。

義務教育の時間を最大限に活用し、社会に放ってからでは遅いという危機感をもって指導に当たりたいものです。
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1票の格差

2015年02月26日 | 時事
参院選挙制度改革 「6増6減+合区」 自民調整 公・民との合意形成急ぐ
何か最近、この1票の格差ってそこまで目くじらを立てることじゃないのでは?と思い始めています。

地盤より看板カバンがモノを言う国会議員は、少ない票数で投票できる地域があると落下傘のように降り立ってその地で当選しようとします。当然、党の力の強いところが有利ですから、ゲリマンダーのような票田操作が行われてしまう危険性があることは重々承知しています。しかし例えば人口最少の鳥取県は60万人で、最大の東京都は1200万人ですから、単純に20倍の違いがあることになります。その格差をなくすには、鳥取1人、東京20人にするしかありません。しかしその割合で国会が運営されるとなると、どうしても大都市の発言権が強くなり過ぎてしまう気がするのです。これでは仮に鳥取議員が「鳥取にスタバを!」と提案しても、多数決を取ると圧倒的に負けてしまいますよね。もちろん、なるべく不公平がないようにしていくことは大事ですが、現に参議院の鳥取の議席は2名であり、3年に1度半数を変える選挙システムの中では、既にこれ以上減らせない最小議席になっているわけです。全ての選挙区で不公平のないように突き詰めて考えていくと、数学的には最小公倍数をとるような作業になります。ちょっと考えれば分かりますけど、あれはサンプル数が増えるほど数値は大きくなっていきますから、数学的な解決を図ると議員の数が千人、一万人となる恐れもあるわけです。実はこれが「1票の格差をなくせ」と議員が声高に叫ぶ目論見なのかもしれません(笑)まあ、流石に人口減少社会の中でこれ以上増やすのは税金の無駄でしょう。増やさずに何とかしようとすると、3年に1度「選挙なし」にするか、島根県とかと合区にして「2県で1人」とせざるを得ません。しかし、これでは全く「地方創生」の趣旨に反していませんかね。1票の価値に重きを置き過ぎると、今度は地方の軽視につながってしまうのです。

一番不公平がないのは落下傘を止めることですが・・・例えば被選挙権を得る25歳のうち、立候補できる土地は最低半分以上(13年間)はその土地で暮らしていることを前提にしたらどうでしょう?
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ピアノの効果

2015年02月25日 | 時事
ピアノが脳にいいってホント?
言われてみればそろばん以上に指先と脳を使っていますね。

習い事と言うのは当然その事のスキルを高める目的で行きますが、やはり集中力とか学習習慣の確立とか、生活全般に関わる副産物も大きいですね。自分もピアノは5歳の頃から13歳までやっていたので、楽譜は読めませんが持ち曲は10曲くらいあり、たまに休日に弾いて楽しんでいます。
習い事はその他にもそろばん・習字・英会話・スイミング・サッカーとやっていました。あとは短期でスケート教室と造形教室なんてのもあったなあ・・・相当なコストがかかっていますね自分(笑)一番長くやったのがそろばんですけど、10分間集中してこなすことを繰り返すことで、脳に「計算部屋」ができたと言うか、他事に邪魔されずに考える力がついた気がします。百ます計算でもそうですけど、終わった後で頭がチリチリするのですよねアレ。ピアノでそういう感覚に至ったことはありませんが、瞬時に楽譜を解読して両手の指を全て使い、音を確かめながら弾くわけですから、視覚と触覚と聴覚の高等複合技術であり、やはり脳に何らかの効果はあるのでしょう。自分のレパートリーにはそう速い曲はないので、もしかしたら超絶技巧を伴う曲ならチリチリするのかもしれません。
言われてみればピアノをすらすら弾く子は賢い子が多いような・・・まあこれは親の価値観と言うか、子どもにかけるコストの差に関わるので、一概にピアノの効果だけとは言い切れないかもしれません。ピアノは時給で割ると意外に月謝高いですからね・・・そろばんは週3とかであるし、特に家で練習したりはしませんが、ピアノは本当に日々練習して何ぼなので、レッスンの日だけピアノに触れるような習い方なら習わせる意味はないでしょう。

そろそろ新しい曲にも挑戦したいなあ・・・自分の場合楽譜解読に1ヶ月くらいかかるので、なかなか気乗りしないのですが(笑)悲愴とかいいよね。
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溶連菌

2015年02月24日 | 時事
溶連菌による感染症に注意
かかると地味に長く主席停止になる嫌な病気ですね。

自分も子どもの頃はよく扁桃腺が腫れて高熱が出たような気がしますが、その原因の1つがこの溶連菌感染症によるものだそうです。マイコプラズマ感染症と同様、出席簿の欠席理由にめちゃくちゃ小さい字で書き込まないといけないので教員泣かせの病気ですね。何で「扁桃炎」じゃダメなのだろう?
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解体か保存か

2015年02月23日 | 震災
<南三陸防災庁舎>重い選択 揺れる心
震災遺構をどうするか、複雑な心もちをを感じる難しい問題ですね。

この建物は自分も震災1年後に慰問に訪れたのでよく覚えています。「天使の声」というフレーズとともに、今も多くの方が記憶に留めていることでしょう。しかし、もうあれから4年が経とうとしており、幼稚園児の甥や姪はもちろん、小学校低学年の子ども達ですらその東日本大震災自体が既に記憶にない世代であるわけです。当事者でない自分が思うには、そういう新しい世代のためにも、やはりあの震災の教訓を忘れないよう残して欲しいと言う気持ちが強いです。しかし地元の方にとっては、棲家を奪われ肉親や親しい友をも奪われたという忌まわしき記憶以外の何物でもなく、その瞬間生きる望みが絶たれたかに思えたあの惨状を思い出すことは、あれが存在するだけで耐えがたい苦痛になり得るでしょう。奇跡の一本松が思いの外早くサイボーグ化して観光資源となり得たのは、直接あの場所で亡くなった方がいなかったからという見方もできますが、防災庁舎は人の営みそのものですからね・・・。
4年が経ち、亀の歩みとはいえ徐々に復興しつつある中、遺構があることで「忘れてはならぬ」という気持ちと、まだ「忘れられぬ」と言う気持ちがせめぎ合っているのではないでしょうか。もう少し時間が経てば冷静になれるのかもしれませんが、心情的なものはどうしようもありません。取り壊してから「やっぱり残せばよかった」と思っても後の祭です。また言いにくいのですが震災の教訓と言いつつ、何も無くなった町の貴重な観光資源となっているのもまた事実です。南相馬市に行った時にも思いましたが、当事者意識と言うのは本当に当事者にならないと分からないものですし、これは最早外部の人間がどうこう言う問題ではない気がします。

記録に残すか、記憶に残すか。十分に議論したいものです。
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ダイオウイカ試食

2015年02月22日 | 時事
ダイオウイカを試食 射水・きっときと市場
味の評価はやはり微妙みたいですが、食べられないほどではないのですね。

2月22日は、巷では猫の日とか竹島の人とか東京マラソンとかで盛り上がっていたようですが、1ヶ月くらい前に展示が始まって以来、自分はこいつの感想が上がるのをずっと楽しみにしていました(笑)流石に富山まで行こうとは思いませんでしたが、いい町おこしになったようです。あれだけの巨体をスルメにできる技術もまたすばらしいですな。何か最近そこら中で打ち上げられるようになっているらしいので、この機会にぜひ商品化して欲しいものです。
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東京マラソン規制

2015年02月21日 | 時事
都内の交通規制、最長6時間超…東京マラソン
なるほど・・・都市型マラソンはこの交通規制がネックですな。

自分はジョギングで主に長良川の堤防を走っていますが、走る時に「景色がいいこと」は、「走りやすいこと」に次いで重要な要素だと思います。いくら車が来ない平坦な道でも、やはり毎回同じ道だと飽きますからね。そんなわけで気分転換に街中を走る時もありますけど、歩道は結構でこぼこして走りにくいし、信号に止められるし車には注意しないといけないしで、そういう時はなるべく信号のない地元道を選択するようにしています。それでも疲れていると何でもない段差に躓いて転んだりもしますが・・・orz

大会は普通道路を封鎖して車道を走るので、選手にとってはありがたいですが、車にとっては迂回を余儀なくされるのでかなり大変ですね。いくら休日に開催するとはいえ東京のような大都市で実施できていることが信じられません。岐阜でも5月に高橋直子杯ハーフマラソンがあり、橋から駅までのメイン通りを往復します。わざわざそんなところを通らなくても以前解説した通り、実は堤防の道だけで十分にハーフの距離はあるわけですが、都市型マラソンは当然県外からも参加しますし、ちゃんと中心街を通して町をアピールする意図があるのでしょう。「のだめカンタービレ」で、千秋がパリの町並みを走っているシーンがありましたけど、ああいう絵になる場所を走るのは憧れますね。東京も、一度皇居周りを走ってみたいところです。

・・・ジャージで東京に旅行するシチュエーションって、今後あるのか?(笑)
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閉店詐欺

2015年02月20日 | 時事
閉店しない「閉店セール」違法性は?
「形あるものいつか壊れる」の精神だったとしても、やはり優良誤認は免れませんね。

そういえば岐阜駅にあった居酒屋「本日開店」はもう閉店したのかな?結構安くて好きだったのですが・・・
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遅い春節

2015年02月19日 | 時事
春節特需、千客万来 中国人観光客続々
例年ながら爆竹はグローバルにご近所迷惑な話ですが、まあ旧暦の正月祝いだし良しとしましょう。

中国では今日から連休ということで、中国人旅行者が一斉に日本に訪れ、手当たり次第「爆買い」していくそうです。まあそういう人たちは富裕層でしょうし、日本経済に貢献してくれるのなら別に文句はありませんな。最近思うのは、観光って景色や歴史・文化がメインの場合、一度触れられれば十分となってしまい「2度行こう」とは思わないのに対し、買い物や料理がメインの場合はそうでもないということです。特に消費物はなくなるとまた欲しくなりますし、撮って来た写真で後々景色は楽しめても、味は楽しめませんからね。自分も長浜ののっぺいうどんや伊勢の赤福、中津川の栗きんとんなどは何度行っても食べてしまいますし、それを目的にフラッと出かけることもあります。ツアー旅行で連れて行かれる土産物屋では余り食指が動きませんが、ああいうのが好きな人は観光に費やしたお金以上に消費していくのでしょう。そう考えれば「B級グルメで町おこし」という作戦は非常に的を得ていることになりますね。中国人なら、現地にない物に溢れている日本では格好の消費リピーターとなってくれるでしょう。何かドラッグストアのような場所で大量にオムツと胃薬を買っていく所が映っていましたが、中国人でも腹壊したりするのでしょうか・・・

ところで、今年の春節はやけに遅いなあと思って調べてみると、2月19日が最も遅い日のようで、今回は48年ぶり、以降20年に1度くらい訪れるそうです。例えば日本の建国記念の日も今から2675年前の春節にちなんで2月11日となっていますし、早いと1月22日と言う日もあり、また閏月というものもあって1ヶ月ぐらいの幅で変動したようです。つまり昔は1年の長さが一定でなく、その年によってかなり違ったと言うことですね。

昔の人は、遅い年に「早く正月来ないかなあ。」ということは思わなかったのでしょうか?・・・ああ、だから「お正月」の歌が生まれたのか(笑)
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選挙権18歳

2015年02月18日 | 時事
「選挙権18歳」今国会成立へ=来年の参院選から適用―有権者240万人増
あくまでも「選挙権」のみ18歳からとするようで、成人年齢が下がるわけではないのですね。

成人年齢の「20歳」というのは民法によって定められていますが、飲酒・喫煙など20歳になるとできることは各法律で個別に定められているようです。選挙権だけなら公職選挙法に関わりますから、ここの「20歳」を「18歳」にするだけのことですね。ちなみに世界では18歳を成人年齢とする国が圧倒的に多く、およそ9割が18歳だそうです。よく言われる「こどもの権利条約」などでも18歳未満を「こども」と定められています。日本でも例えば児童福祉法では18歳未満を「児童」としていますが、刑法では20歳未満まで保護される対象になっています。この18歳から20歳までの間は法的にかなりややこしくなっており、成人年齢に関連する法律は全部で何と300を超えるとか。中には権利と義務がごっちゃになっていますから、少し整理する必要もありますね。どうせなら一気に世界標準に統一させると良いと思いますけど、個々に見ていくと国内で現状に不満がないのなら別に急ぐ必要もないわけで、慣例となっているものを変えるのはなかなか難しいのでしょう。実はこれもまた第一次安倍政権の頃から議論されており、世界標準をゆるやかに目指し、とりあえず国民投票法は当時先行して18歳に定めましたから、今回は反対の少なそうな選挙権を・・・という感じなのかもしれません。ある意味権利だけ与えられるわけですから、これは18~19歳の若者にとっては願ってもない破格の待遇だと言えるかもしれません。

今や高校進学率は94%を誇っているわけですし、18歳までにちゃんと教育すれば俗に言われる「若者は政治に無関心」ということもなくなるでしょう。20歳になる頃は親元を離れ、地元にいない場合も少なくないですけど、18歳はまだ多くの人が家族と住み、生まれ育ってきた地元の選挙に参加しやすい環境にあると言えるでしょう。高3なら休日に行われる部活動や模試などとタイアップして、そのまま学校で投票したりするシステムも導入できるかもしれません。また最初の1回は親御さんや教員が付き添うことを義務化するのもアリかもしれませんね。もちろん意図をもって投票内容を操作することはあってはいけませんが、巷に多い「棄権」を選択肢の1つだと勘違いして投票に行かないような輩になるくらいなら、最初の1回ぐらい強制イベントでも良いのではないかと思います。選挙権は権利であって、義務ではありません。しかし、権利と言うものは先人達の努力によって培われたもので、権利の上に眠る者を法律は守ってくれません。まさに天に向かってつばを吐く行為です。

『「である」ことと「する」こと』は今も国語の教科書に載っているのかな?これを勉強して間もない頃に投票できるのなら、その後も棄権などと言う愚かな行為をする者はいなくなるでしょう。
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最長老イチロー

2015年02月17日 | 時事
ジアンビが現役引退表明 イチローがメジャー最年長野手に
前回記事を書きながら薄々感づいていましたけど、やはり最長老様になってしまいましたか。

まあ日本ではまだ山本昌(49)ががんばっていますから、納得が行くまで頑張ってもらいたいですな。
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エアコン住民投票

2015年02月16日 | 時事
エアコン住民投票、市長の「考慮」条件届かず
これはどうも市長の作戦勝ちのようですね。喉元過ぎれば・・・

以前うちの学校でも同じようなことがありました。運動会の時期について、9月は暑いから巷で主流になっている5月に変えようと担当として提案したのですが、そうなるとPTAとの折衝とか野外学習や修学旅行といった色々な行事の時期もスライドさせなければいけないので、管理職側は難色を示していたのです。そこで、職員会議で多数決を取ろうとしたら、「じっくり考えられた方がいい」と言われアンケート形式になり、1ヶ月待って結果を次回の職員会に提案することにしました。ところが、〆切の11月になり肌寒くなってくると、「まあ何だかんだで乗り越えたから」と変更に否定的な意見が目立つようになり、結局6対4で変わりませんでした。アンケート回収率も5割ぐらい。当事者でさえ熱が冷めるとこんなものか・・・と思ったものです。
今回も、季節的に正反対の時期に投票を行う時点で保護者側に不利に働いたことは間違いないと思います。それ以前に学校のエアコンなんて、市民全体で言えば当事者となるのはごくわずかでしょうし、投票率が3割だったのもまあ仕方がないでしょう。それでも投票の結果は5万対3万で設置派が多数を占めたようですが、投票時期だけでなく、さらに「有権者の1/3以上でないと却下」という予防線もしっかり張っていた市長は50代とは思えない老獪な人物ですね。

所沢市は航空自衛隊の基地があり、防音のため2重ガラスになっていて夏場に窓を開けられないという特殊事情があります。岐阜でも、同条件の各務原市が同じように防音でエアコン付きとなっています。流石に夏場に締め切った部屋では大人でも耐えられないでしょう。熱中症でも施設管理者の責任を問われる時代になってしまった今、当事者となったらその環境下で子どもに耐えろとはとても言えません。この市長は精神論を主な根拠にしているようですが、ちゃんとスーツで視察に行ったりしているのですかね。
それよりも、全国の小中学校の普通教室エアコン設置率が3割と言うことには驚きました。岐阜県は、前から設置されていたのは先に述べた各務原市くらいで、あとは扇風機があれば御の字と言った感じです。学校が多い東京都は既に99%らしいので、おそらくそういう所が平均を押し上げているのでしょう。教育の機会均等という視点で言えば、住む場所によって不公平が生じることはあってはならないことです。3割まで来ているのなら、こんないちいち住民投票などせず国費で一気に設置を進めてほしいものです。

ところで、またまた朝日新聞の話題ですが(笑)今日の新聞では見出しに「エアコン住民投票賛成多数」となっており、あたかも設置側が勝ったかのような記事になっていました。これ、おそらく今後市長が「条件通りナシで」と言い出したら文句を書く布石になっているのでしょう。1/3の話は後で言い出したわけでなく、ちゃんとその条件で住民投票をすると合意されたものですから、勝ち負けで言えば負けのはずです。投票に協力してもらうよう呼びかける時間は十分にあったわけですし、具体的に後5千人が投票に来れば、仮にその全員が反対しても十分有効だっただけに、意義を周知できなかったことは明らかに失敗です。事実を捻じ曲げて報道する姿勢は相変わらず揺るぎませんね。あと、テレビ朝日ではこの件に触れ、「人口27万のうち5万票は約2割であり、市民の2割が賛成に投じたと言うのはすごい数」「投票に行かなかった賛成票も相当数だろう」などと言っていましたが、何故かこの前の衆議院選挙では、同じく国民の2割が投じた自民党には同じ言い方をせず「たった2割の支持で大きな顔するな」とか言っていましたよね。あの時は棄権票を全部反対だと決め付けていましたが、それこそ投票に行かなかった安倍政権の賛成票も相当だったことでしょう。実数と割合の意味が全く理解できていません。同じ事象でもスタンスによって平気で物言いを変える姿、最悪の末期症状ですな。

話を戻して(笑)特別支援学校にいた時は既に冷暖房完備でしたけど、事務に言わせれば維持に年間億単位の金がかかるらしく、しかも自分は冷房病のような症状で体を壊したので、来年度に向けて導入計画は進んでいますが、まあなくても良いかなとも思っています。・・・と、まあ2月に思い出してもこの程度ですし(笑)やはりこの問題はちゃんと暑い時期に再考するべきでしょう。
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軽減税率

2015年02月15日 | 時事
<消費税>新聞に「軽減税率」を適用すべきか? 税理士の多くが「不要」と回答
まあ何を通すにしても新聞だけは議論する必要もないでしょうね。時間の無駄です。

軽減税率は、一律8%の所を食品だけ5%とか非課税にするなど、一定の品目だけ消費税を下げる仕組みのことで、主にヨーロッパの方で採用されているそうです。基本的には低所得者層ほど恩恵が得られるようにするという目的があり、例えばイギリスでは食品は基本0%だけど贅沢なものは20%と決められています。まあその発想は大事だと思いますけど、どこに贅沢品の境界線を引くかと言うのは意外に難しく、結構細かく決めていかないといけないわけです。当のイギリスでも過去にビスケットケーキ問題もありましたし、仮にビスケットは○と決めてもそう単純にはいかず、チョコチップが乗る程度は○、チョコがかかると×と言った感じで、チョコ比率が何%とか他のトッピングだとどうとか、非常にややこしくなってしまうのです。
当然、国によって必需品と贅沢品の基準は異なり、導入時に参考にはできるかもしれませんが、全ての食材に明確な線を引く作業だけでも相当な時間がかかるでしょう。また、食料品全般にしたとしても、今度は「どこまでが食料品か」という論争が起き、別の用途で使う目的のものを「食料品」と誤魔化して購入する業者も出てくるでしょうし、そういった規制基準も明確にしていかなければいけません。さらに、いざ決まっても制度が2つあるということですから申請する事業者の手間は倍増しますし、処理する方も大変になるでしょう。もちろん、軽減税率担当の人を新たに雇うなど、そこに多くの税金が使われてしまっては本末転倒ですしね。公明党が推していることもあり、延期された10%増税時に導入を検討しているわけですが、結局あれもこれもとなると当然見込まれる税収が下がってしまい、最悪の場合、すぐ10%に留まらなくなってしまっては元も子もありません。自分はむしろ一律の方が不公平がないと思うので、利権の温床となる軽減税率そのものに必要性を感じませんが、少なくとも必要最低限の生活必需品ピンポイントに留めるべきであり、新聞などと言う余計な物に対して議論する余地はないと思っています。

学校でも主に工作の材料や習字紙の保管用として(笑)新聞を持って来させることがたまにありますが、新聞を取っていないから祖父母に頼んだと言う子も意外に多い印象です。うちはずっと取っていたので昔はどうだったかは分かりませんが、これは新聞を取れない低所得層が増えたと言うより、今や「一般的な消費物」の中に新聞が含まれていないと言うことなのではないでしょうか。ニュースならテレビやネット、スマホなどで必要最低限は見られますし、さらに詳しい情報が知りたいと言うのであれば、もう既にビスケットにチョコがかかった状態の贅沢品だと言えるでしょう。
問題なのは、国会で議論されなくてもこうしてマスコミが勝手に議論を始めてしまうことですよね。引用元のタイトルは内容に沿っており悪くありませんが、もしこの調査が朝日だったら「賛否両論」とか角度をつけた見出しをつけるところでしょうし・・・生活が苦しい家庭は値上げの機会に購読をやめてしまうかもしれないと言うことを恐れている時点で、「新聞は生活必需品でない」と認めているに等しいわけですが、何せ売れないと自分達の生活がかかっていますから、今後もなりふり構わず偏った意見でアピールしてくるでしょう。そもそも報道の中立性の中で一番やっちゃいけないのが身内びいきです。「こうなったら新規読者に思わず買わせるくらい魅力ある記事で勝負し、税収に貢献してやんよ!」という気概は全くないのでしょうか。自分の尻拭いもできない紙に特別扱いは必要ありませんな。

同じ紙ならば、まだトイレットペーパーの方がよっぽど軽減対象じゃないですかね。必需品だし、尻拭いもできるし(笑)
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高血圧と長寿

2015年02月14日 | 時事
先進国で食塩摂取が一番多い日本が、なぜ長寿国なのか
なるほど・・・日本人は塩分過多→高血圧までは分かりますが、確かにそれでなぜ長寿なのでしょう?

今までそういう風に考えたことがありませんでしたが、これ極論すれば塩分過多で高血圧の方が健康に良いと言うことになってしまいますね。しかし一般的には高血圧は万病の元とも言われており、自分も密かに気にしています。記事によると、北に行くほど塩分を良く取り、高血圧が増えるという事象があっただけで、実は塩分摂取と高血圧には相関関係があると証明されたわけではないようです。この論調だと、例えばもし北に行くほど美人が多いのなら、美人は高血圧だということになってしまいますね。もしかしたら原因は塩ではなく、単純に北に行くほど寒いから高血圧なだけのかもしれません。まあ、都道府県別の長寿ランキングで、昔は南に行くにつれ長寿だったのに対し、今は長野や滋賀と言った中央部の県が上位に並んでおり、その理由の一つとして「地域として減塩に努めた」ということがありますから、全くの無関係ではないでしょうけどね。

寒い地方ほど血圧が高いと言うことは、もちろん冬場が一番高くなるわけです。特に冬場は汗をかくことが少ないですから、定期的に運動をして塩分を排出することが大事なのですね。まあ2時間も走れば十分かな(笑)
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