(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

ゲド戦記

2006年07月31日 | Weblog
一昨日より公開が始まったゲド戦記を見てきました。

ちなみに、月曜はメンズデーということで男性は1000円で見ることができました。余談でですがこれに少し駆け引きがありまして、公開初日は絶対混む。日曜は学校+飲み会で隙なし。今日なら午後の予定を済ませてしまえば見に行ける。しかし男性が安いと言うことはやはり混むのではないか。かと言って明日は1日で男女とも終日千円だし絶対混む。いや待てよ?いくら男性が安いからと言って、わざわざレイトショーを狙うはずはないだろう。レイトならいつも安いし、メンズ狙いの客はレイトに来ない!つまり夜に見に行けばよいのか!(脳内会議終了)
・・・2日続けてどうでもいい脳内を披露してますな(笑)

まあ、ある意味読み通りだったようで、客は50人ぐらいしか来ていませんでした。つーか元々恐れるほどの人出ではなかったのかな?

(ココよりネタバレ多少アリ。)

さて、ハウルは公開終了直前だったのにゲドは公開直前に見たわけで、ゲドは期待していたのかと言われれば、そう言うわけでもありません。前例の示す通り原作も読んでいませんし、つい先週までは監督が息子さんだということも知らないでいました。
ただ、テレビで「となりのトトロ」を見ていた時に最後にゲドの前情報と挿入歌が紹介され、その「テルーの唄」が中々良い曲だなぁとは思っていました。すぐさま耳コピしてリコーダーを吹き鳴らし、徐々に志気が高まった所でメイキングもたまたま見てしまい、ついに映画館に行きたくなってしまったというオチです。

まあ、初めて見た感想としては、非常にテーマがシンプルだったな、と感じました。ずばり環境問題。ナウシカと同じですね。これまで巨匠というプレッシャーに押されるがまま、段々と複雑で難しい構成に突き進んでいたのが、一転ナウシカの頃に戻ったような印象を受けました。それは当然、監督が違うからなのでしょうが、この“作品が若返った感”は、色んな意味で、きっと今後のジブリ作品への注目をさらに高めてくれることになるでしょうね。

「宮崎五郎先生の次回作にご期待ください。」
・・・いや、悪い意味ではないですよ。

脳内会議

2006年07月30日 | Weblog
今日は出勤日で、夜は飲み会がありました。

久しぶりにワインも飲み、少々飲み過ぎたかなと思っていると、みるみる足が動かなくなってきました。例の病気です。症状は軽く、とりあえず立てるには立てるわけですが、突然支えを失ってカクンとなる症状も1度起こり、階段の昇降もギリギリになってきました。
本来なら、この時点で何を置いても帰るべきです。しかし今夜は何やら校長を最後まで接待しろと至上命令が下りていたため、そのまま2次会へ行き12時まで付き合っていました。幸い症状の方はそれ以上悪化することなく、むしろ酔いが覚めてきたことで多少なりとも麻痺状態が緩和されたように感じられたので、通常通り歩いて帰ることにしました。
ところで、いつも駅付近で飲み会があった場合、テクテク家まで帰る途中にニンニクラーメンを食べて帰っています。ですがこんな状態ですし今日ぐらいは食べずに帰った方が良いというのもまた正論。また逆に、病気のために愉しみを一つ制限されてしまうのは病に屈していると捉えることもでき、できれば認めたくないという気持ちも捨てられません。
・・・そこで、ラーメン屋前に辿り着く30分の間に、脳内会議を開くことにしました。

まず前提条件として、
①空腹ではないがラーメン1杯程度は入る。
②いつもラーメンを食べる時は、①を満たし、かつ次の日に予定がない時である。
③食べるならニンニクラーメンである。別の店は選択肢にない。
④本当に足が動かなくなる危険性が高いなら、プライドどうこう言う以前の問題で実際食べている場合ではない。
が挙げられました。この中で、①と③は現在の所完全に食べる派に収まっています。しかし、問題は②。明日は一応代休で学校自体は休みなのですが、昼から子どもの療育相談を見学に行くことになっていました。つまり、予定はあると言わざるを得ないのです。
自分が②で次の日に予定を入れたくない理由は、ラーメンを食べる腹が膨れるが、そのまま寝るのは健康上宜しくないためその後数時間は起き続けることとなり、必然的に朝寝坊してしまうことと、ニンニクの匂いが完全に気にならなくなるには最低20時間(排泄完了まで)かかることが挙げられます。本件に照らし合わせると、予定は午後からということで微妙ですが、ニンニク臭は避けられません。よって②を遵守するなら食べに行かない方が有意義だと言うことができるのです。
しかし、ニンニク臭は歯磨きや体を洗うこと、ガムやブレスケアなどで、限りなく気にならなくすることは可能です。また、12時に起きると仮定しても最低5時に寝れば7時間睡眠が確保され、寝不足の心配もないでしょう。よって、②の問題は努力次第で回避可能ということになるのです。第一、ニンニクには口臭というデメリットだけではなく、疲労を回復するというすばらしいメリットがあるのです。これは、食すことでもしかしたら症状の回復が見込めるかも・・・という期待を生むにふさわしい好材料となるでしょう。

次に、④に関わり現在の足の痛みについて分析しました。一時はこのままどんどん進行すると思われた足の痛みも、歩いているうちにそれほど危機的状況ではないと感じ始めました。本当に立ち上がることさえできなくなった2度の事例は、極端に運動をしたか、前兆が出ているのに無理をしたかのどちらかが原因となって起こっています。これを今回の事例に当てはめると、今日は特に運動はしておらず、思い当たると言えば昨日の花火大会で40分ほど自転車をこいだことぐらい。起伏の激しい所では多少無理もしており、息が切れたことは事実ですけど、因島での3時間に及ぶ遭難に比べれば、おそらく取るに足りない事象です。また、前兆はあるのに無理をしていると言えば今回のケースが当てはまらないとは言えませんが、前回の場合は階段の昇り降りや前兆を認めた後でビールを飲んでいたため、無理の度合いは明らかに軽いはずです。
つまり、「足が動かなくなるからラーメンを食べてはいけない」という理屈は、危険性がない場合には食べても食べなくても自由ということになり、すなわち「足のせいでラーメンを食べる愉しみを制限された」ことにはならず、①②③を踏まえると今回は単純にニンニクラーメンを食べたいかどうかで決めて良いという考えに至りました。
しかも、ポケットをまさぐると丁度ラーメン一杯とジュースを買うのにおつりの出ない金額の小銭も見つかったのです。

ここまでで大勢は「食べる派」に傾き、いよいよラーメン屋まで5分を切りました。そこで、食べる事を前程とした残る懸念材料を考えてみると、「食べる時点では関係ないが病気を引き起こす“飲み過ぎ・食べ過ぎ・運動しすぎ”のうち、このラーメンを食べ終えることが“食べ過ぎ”という引き金を引いてしまい、事態を悪化させまいか」という心配が沸き起こりました。実際、ラーメン一杯食べきれば確実に満腹となるでしょう。それなら、状況に応じて麺を食べる量、スープを飲む量を加減し、場合によっては残すことも辞さない覚悟で望めば何とかなるだろうと言う結論に達した所で、ようやく店のドアの前に辿り着きました。
脳内会議終了!お疲れ様でした!オツカレでした!

・・・僕と言う人間はこんな奴です。

百花繚乱

2006年07月29日 | Weblog
毎年恒例の花火大会を見てきました。

岐阜の花火大会は毎回3万発規模で行われます。これは全国的に見ても非常に多いみたいですね。しかも、来週にも同規模の大会が行われるのです。1日で岐阜市の人口分の約40万人が見に来るそうですが、こちらとしては毎年のことですからこのスケールに慣れてしまい、むしろ3千発なんて見るとショボく感じてしまうのです。
それこそ、花火の音に恐れおののいた幼年期から、欠片が降り注ぐ至近距離で見たり、家族とはぐれ道半ばでトボトボ家まで戻ったり、花火の裏側を見ようと男友達と一緒に4橋を越えたり、女友達と出かけナイト気取りで歩いたり、自転車をこぐ足に体力の限界を感じつつ哀愁を漂わせながら一人で見たりなどと、花火1つに人生の走馬灯を見るような思い出がぎっしりと詰まっているのです。
ちなみに、言うまでもなく一番最後のが今回です。(哀

まあそうは言っても、毎年ちょっとずつ変わった花火が上がるのはそれなりに楽しみではありますね。何故か、この時期は必ずと言って良いほど職員旅行なり何なりと行事が重なり、2回あるうちの1回は見られず、さらに夕飯を食べてからのんびりと出かけるため「見た」と言っても最後の30分ぐらいの話なのですが、それでも「今のは初めて見たな」と思えるような花火はいくつか気がつくことができました。今年は第50回という記念すべき年だったようで、いつもよりスターマインが多く上がった気がしました。あと、ナイアガラもいつもよりはっきり見えたような・・・気づいたと言ってもこの程度ですがね。

さて、実は本日みずがめ座流星群が極大を迎えており、その花火大会中に運良く1つ見ることができました。
来年は女性と見に行きたいなぁ・・・願わくば。

大学生協

2006年07月28日 | Weblog
今年の認定講習で使うテキストを買いに、大学へ行ってきました。

去年は必要なかったのですが、今年は大学の教授達もがんばって本を一冊出したようで、それを買えとのたまってきました。こういう本は講義があれば必ず何百人かは買う事を強制できますから、どうしても「結構印税収入が多いのだろうなぁ」などと邪推してしまいますね。当日お金を持っていけば買えるようでしたが、それではゆっくり読む時間がないので、丁度午後から年休になっていた本日に購入し、この週末に読んでしまおうと思いついたわけです。

そんなわけで一路大学へ。敷地内には基本的に通行証がないと入れないのですけど、我々教員は顔パスができます。まあ、校内で使っている名札を見せて「○○教授に用があってきました」と口を滑らかに動かす必要はありますがね。
進入に成功し、生協まで辿り着いた後、本の題名を知らないことを思い出しました。学校に電話して同じ講座を受ける先生にテキスト名を読み上げてもらい、その先生の分と2冊購入しました。
実は自分、大学生協のゴールド会員になっているのですが、いつそんな手続きをしたのか全然覚えがありません。まあ、大学にいた頃は入学時に名刺のような会員証をもらって使いましたけど、さすがに卒業と同時に解約しているでしょう。その時にしっかり解約手続きを取らなかったからか、または教員になったことで別ルートから再び会員になったのかは分かりませんが、1年前に封書でDCカードが送られてきて、どうやら実際に使えるようなのでそのまま使っています。と言っても完全に会員証代わりの印籠のような使い方しかしていませんがね。
しかしそれなりに効果はあり、書籍を買うときには5%引きとなります。丁度消費税分が安くなると言った感じでしょうか。正確には5%加算された後に5%引かれるので、もう少し安いです。(定価の99.75%)普通書店で割引されることはないですし、こうした3千近い書物を買うときには非常にありがたいですね。普通の書店にはないような専門的な本も多くあり、時間があればまた寄ってじっくり物色したい所です。

しかし、いかにニーズがあるからってオタク系の小説をずらっと並べるのは如何なものかと思いました。

前任校再び

2006年07月27日 | Weblog
今年度初めて前任校へ出勤(?)してきました。

昨年は結局ほぼ月1で10回も訪れ、新しい先生も覚えてしまったわけですが、流石に今年度は自分がいた頃からみえた先生は3分の1程になってしまているので、中々きっかけがつかめずにいました。
自分としては特殊に長くいるつもりはなく、3年の計画配置を無事終えたらまた小学校に戻りたいと思っています。しかし、養護学校は日常生活で会話と言う会話が成立せず、また教科学習からも遥かに遠ざかったことを日々教えているため、いざ戻った際にはどうしても「ウラシマ状態」に陥ることが避けられません。そうならないためにも、唯一のつながりである前任校にはそれなりの頻度で足を踏み入れておき、現在の小学校の事情を少しでも把握して置くことは決して無駄にはならないと思うのです。
まあ仮に土日に行って知らない先生ばかりだと気まずいですし、やはり実際行けるとすればこうした長期休暇か、運動会などの「休日の開校日」ぐらいしか狙う術がありませんね。
そんなわけで自分の年休日に合わせてコンタクトを取り、本日馳せ参じてきたという次第です。

上三役は昨年度からの続投で、また本日出勤の先生方は知っている人がほとんどだったため、めちゃくちゃ自然な形で職員室に溶け込んできました。しかし、やはり新年度を経た4ヶ月ぶりの職員室は所々変化しており、そんな細かい所にいちいち反応して驚いて来ました。電話が全て新しくなった所からはじまり、コピー機やカラーレーザープリンタも一段とハイテクなものになっていました。一番驚いたのは、データ管理に外付けHDDでなくNAS(ネットワークストレージ)が導入されていた所です。思いっきり先を越された気分でした。
また、それぞれの先生用にスペースがあり、作成データは全てそこに保存、管理されていました。この方法なら、確かに7年前のノートでも十分活用できますね。もちろんノートは教員に1台。個人用メアドも有り。本当、うちと何世代水をあけられているやら・・・
いやマジで、今年度ようやく職員室内でインターネットができるように業者やら教育委員会やらと折衝を繰りかえしている身分としては、何とも羨ましい限り環境です。せめて廃棄となったカラーレーザーの方をうちに回してくれないかな?(笑)

午前中校内LAN探検やら実際の校内探索をして、十分に今までのギャップを埋め尽くしました。その後は恒例のHP更新。何やら学校独自に緊急時のメール配信システムを業者委託して作ってもらったのに、それを学校のHPにリンクさせることができず困っていたようでした。2年経っても未だHPのイロハが分かる先生が誰もいないのか・・・まあ、今の学校でも100人いて「作成ソフトを使ってHPが作れる」人すら自分抜きで1人ぐらいしかしかいませんからね。教員でタグ使いというのは超希少種のようです。
リンク自体は数分で更新し、その後はひたすらと色々データを発掘して18年度版に修正する作業。ココまで来て大幅に更新する気は全くないので、見る人によっては何が変わったか分からないかもしれませんが、まあ嫌なら自分で勉強して作り変えてねって感じで業務終了。プールに来た教え子とも適当に話し、さらに夜は某先生と飲んで、非常に充実した1日となりました。

さあ、明日は自分の学校のHP作業に取り掛かるか・・・

34℃

2006年07月26日 | Weblog
今朝、新聞を見た時に目に留まった岐阜の予想最高気温です。

しばらく雨模様が続き、今まで「夏休みだ!」と感じさせる天候にトンと巡り合えませんでしたが、いざ巡ってみると「さすが夏休み!」という気分にはなれず、やはり自分は暑さに弱いなぁと痛感しながら過ごしました。
昨日も書いたように、こんな日に限ってスーツでの出張とは全くもってツイていません。まあ、丸1日だと思っていたら半日だったので、午前中は学校に行くことにしました。しかしそう決めたのが前日であり、この日これと言ってやらなければならない仕事もなく、昨夜は「それなら自転車で登校してどれだけかかるか実験しよう」なんて案も頭に浮かんだわけですが、今朝のこの34℃の記事を見て一瞬でボツにしました。終わってみれば実際35℃の“真夏日”を記録したようで、ヘンな気を起こさず本当に良かったです。春は花粉症、夏は暑く、冬は寒い。唯一快適だと思われる秋には秋季休暇がない。このまま、自転車通勤計画は夢に終わりそうですね。

と、話はココで終わりません。帰宅後、自室へ戻り、クーラーをつけようかなとリモコンの室内温度を見ると、34℃・・・
暑すぎ!!
そう。ココは日中の最高気温にひけを取らない空間なのです。「7月中はクーラーをつけないぞ」とがんばっていた昨年の意気込みが信じられません。ちなみにこのリモコンは35度以上になると測定不能になるので、計り得る最高気温をマークしていたことになります。たまらず少しでも涼しい1階に逃げ、涼みながら夕食をとりました。
外にもようやく涼しい風が吹き始めた午後9時、意を決して再び自室に上がってきた時にもまだこの部屋はその最高気温を維持させていました。パソコンつけっぱが原因か?

あるいは、この部屋で「空間断絶」が起きているのかも!?

されど夏休み

2006年07月25日 | Weblog
夏休みだというのに、この所気の抜けない日課が続いています。

終業式。普通の学校だったら「正装で」と言われるべき日なのですが、養護学校の場合はあらゆる万が一の事態にもすばやく対応できるよう、ジャージなどの動き易い服装で式に臨むべきだという風潮があります。特に今回、自分の学年は1学期のがんばりを発表することになっており、子どもも体操服に着替えて運動会の時につけたゼッケンを身に纏い、先導役の自分もそんなお祭りスタイルで席に座っていました。

学期中はそんなで終わったわけですが、次の日からパソコン研修の講師をやるために2日間スーツで登校し、本日はプールなどのボランティアさん対応のため30分早く学校に行きました。それでいて明日も出張でスーツ出勤ですし、またパソコン関係で資料も作らねばならず、微妙に睡眠不足も患うような毎日です。教員が「夏休みでも休めない」ということはそろそろ一般にも浸透してきていますけど、「夏休みの方が辛い」というのは明らかに間違っている気がします。まあ、間違いなく通常日より早く帰れるので、その点で辛さが中和され、ありがたいわけですけどね。

腰痛も全然治る気配がないし・・・旅行までは引きずりたくないなぁ。

防犯ブザー

2006年07月24日 | 時事
鳴らぬ防犯ブザー3千個 大阪の小学校で故障品続出
現在、小学生の防犯ブザー普及率は非常に高くなっています。

子どもの頃は、今のように学校でもらうなんてことはありませんでした。ただし、自分の場合は通っていたそろばん教室でもらうことができ、幸い使用するような事例には巻き込まれずとも、小6まではしっかり防犯ブザーに護られていました。
余談ですが、そのそろばん教室の先生は「10年後はこうなる」とバンバン予言を飛ばしていた人で、今から思い出せばこの防犯ブザーも「今はうちだけが配っているが、10年後には小学生全員が持つようになる」と言っていましたし、「10年後は皆がパソコンを使って学習できるようになる」と言って僕らを学習ソフトで遊ばせてくれたりもしました。また、「そろばんはなくならない。むしろ10年後には見直され、さらに普及する」とも言っていましたが、それも「百マス計算」の登場で単純計算が脳に与える影響などが特集されたりし、本当にそろばんもクローズアップされてしまったのです。ジャスト10年。もうそれなりのお年でしょうけど、しっかりHPも作成し、さらにそろばん以外にも前衛的な取り組みもされているようです。

話を戻し、現在は入学式の時にPTAや教育委員会などから無償配布されることが多くなりました。池田小事件の辺りからこの傾向は強くなりましたね。まあ、とっさの時というのは本当に声も出なくなるらしいですし、思いっきり息を吐くという行為自体ができず、笛を持ち歩くなどの対策も効果が薄いようです。当然、防犯ブザーも「とっさに使えるか」という問題はありますが、ひもを引くだけという簡単な使用方法がウケて、大体の子はかばんにつけ、お守りのようにぶら下げて使っています。ランドセルにしまってしまうといざという時に使えないですしね。
しかし、この方法だと「誤作動」が非常に多いのです。ひもが引っかかるなどしてピンが抜け、何度教室中に警報が鳴り響いたことか・・・2年生を教えていた頃、週に1、2度はどこかのクラスで鳴り響いていました。狼少年ではないですけど、余りにも頻発するのも考え物ですね。また、常に露出している状態だと圧力やら水分などを受けて故障してしまう場合も間々あります。さらに電池もそんなに何年もはもちませんし、誤動作による電池消耗も加え、電池切れのまま気づかないこともありえます。現に、前任校で教室で管理していた防犯ブザーは4月当初から鳴りませんでした。「あるだけで抑止力になる」ものとは到底思えません。普及した次は「どれだけ快適に使えるか」に焦点を絞って、メーカーは新商品開発に力を注いで欲しいものです。

10年後はどんな防犯ブザーになっているのかな?

トリプルライフ

2006年07月23日 | Weblog
サーティーワンのトリプルキャンペーンが今日で終わりました。

毎年6月から夏休み前後まで行われ、丁度暑くなってくる時期でもあり今更ながら非常にありがたいキャンペーンです。
実は昨年も2~3回ぐらいは訪れており、何やら「トリプルを7個食べたら1個プレゼント」というスタンプカードももらえました。その時は「おいおい2ヶ月弱で7回も食べるバカがどこにいる」と思い狙う気すら起きませんでしたが、よくよく考えてみれば週1ぺースで十分食べきれる回数であり、どうせ普段は高くて食べる気が起こらないのだからこういう時に挑戦してみようと、今年のシーズンを待ちわびていたのです。
残念ながら今回そのカードはなかったようでしたが、6月2日を皮切りに毎週1回か2回は訪れて注文をし、何と今日までに食べた回数は合計11回!・・・明らかに食べすぎですなw
さて、11回も訪れるうちに中々面白いデータが集まったので紹介します。

まずフレーバーについて。自分は懲りだすと極端に偏るタイプのようで、11回中10回は「バニラ、ベリーベリーストロベリー、ツインベリーチーズケーキ」を注文しました。ちなみに1回はツインべりーがなく、よく似たストロベリーチーズケーキを頼みました。このことから、季節商品であるツインベリーの人気が伺えますね。スモールトリプルで3つともコイツを注文していた子どもも見ましたし。これはストロベリーチーズケーキを押しのけて常連化するのかもしれません。

次にコーンについて。基本的にトリプルは不安定であり、定員もしきりにワッフルコーンやカップを勧めてきます。以前も書いたように、自分はバニラとコーンの相性こそ最強だと思っているので、まずカップと言う選択肢はありえません。結果、普通のコーンを注文した9回中、8回までもが「落ちやすいですよ」と警告を発せられてしまいました。まさにマニュアル通りという感じですね。中にはヒステリックに「食べにくいのでワッフルコーンをお勧めしているのですが!」と言われたこともありましたよ。第一、同社のCMやHPを見てみると明らかに普通のコーンを使って宣伝されているのです。そんなに警告するなら最初からこの時期は普通のコーン禁止にすれば済む話なのではないでしょうか?ちなみに、9回のうちでアイスを落としたことは1度もなく、バランスを崩したこともありませんでした。まあ、何の警告もせず「かしこまりました」と笑顔で返してくれたたった1回の出来事も、自分は忘れてはいませんがね。流石に本日レギュラーサイズで頼んだ時は自粛してワッフルにしましたが・・・

続いては順番について。11回中、7回は「バニラを下にしてください」とか「下から順に・・・」と注文をしていました。これはバニラとコーンを引き合わせるための必要十分条件です。後の4回は、明らかに1つ目を「バニラと、」と強調したり、わざと2つ目3つ目を遅めに言ったりして、思惑通りの組み立てになるか実験してみました。結果としては半々の割合で1つ目か3つ目に言ったフレーバーが下に来ることが分かり、ストロベリーは常に2段目に位置取られる事も分かりました。つまり、確実に望む順番にしたいならやはり指定するべきだということです。しかし、中には「アイスの柔らかさが違うので位置は指定できません!」とヒステリックに言われる場合もあり、注意が必要です。つーか、この場合は店員個人の人間性の問題だったり・・・

最後は価格について。実はこのサーティーワンは、店によって価格が違うのです。といっても、自分がホームにしている数ヶ所は全て同一価格なんですけど、地価やテナント料などによっては50円ほど違うそうですね。しかし、同じモノを食べるなら安い方が・・・と遠くの店まで行くのも考え物です。今や移動にかかるコストもバカにできないですし、10km離れた安い店に、往復300円も出して通うのは本末転倒というものです。これ、ガソリンスタンドにも同じ事が言えますから要チェックアルヨ旦那(謎
自分はスモールトリプルが基本なので、いつも367円を握り締めて買いに行きます。会計でもたついたり、お釣りをもらったりする時間を短縮し、より早くアイスを口にするための知恵であると言えるでしょう。ちなみに、レギュラーだと525円。価格比1.4倍に対して、容量は1.6倍になるとそれなりにお得です。でもまあ最早一食分のお手軽デザートとは呼べない価格ですので、これは専ら31日の31%引きの時に(ダブルだけど)注文するようにしています。今回、キャンペーンのラストを飾るにあたり人生で初めてレギュラートリプルを注文してみましたが、流石に食べきったら寒くなりました(笑)
この低温が続いた6・7月で、売り上げはどう影響したのでしょうか。まあ、トリプルでも儲けは十分にあると思いますし、無用な心配かな?

余談ですけど、27男が1人ジャージ姿のまま店に赴くのはそれなりに気恥ずかしさが伴うものです。そのため、最初の頃は回りを気にしつつ、さも冷静さを装いながら淡々と注文していたものですが、流石に11回も通うと最後にはヨン様スマイル(?)で注文できるようになりました。その方が、最初にお試しアイスにありつき易いっぽいです。あと、客はなるべく少ない時を狙うのがベストですね。誰に会うか分からないし・・・それでは、悟りきったアイスの頼み方を一挙大公開します。
「スモールのトリプルで、普通のコーンでお願いします」(笑顔)
「普通のコーンですと落ちやすいので・・・」
「はい、大丈夫です」(笑顔)
「アイスをお選びください」
「バニラと・・(略)・・バニラを下にしてください」(笑顔)
「ただいまバニラが大変とけやすくなっておりまして・・・」
「はい、大丈夫です」(笑顔)
「367円になります」

ジャラッ(お金を置き、アイスを受け取る)
「丁度いただき・・・あ、ありがとうございました!」

(定員の話を最後まで聞かないまま店を後に。もはや笑顔などとうに失せている)

・・・何はともあれ、流石にこれでもう当分は行きませんね。
と言いつつ、早くも7月31日を狙っていたりして(笑

利息

2006年07月22日 | Weblog
半年前に買った国債に利息がつきました。

変動でなく固定の方にしたため、半年事に3万2千円ずつ振り込まれます。あまり面白味もなく、流石に利子生活とは行きませんが、まあ普通預金に預けておくよりも100倍は入るわけですから良しとしましょう。変動は、やはり10年預けっ放しと言うのがネックですしね。今は当時の固定より金利がいいようですけど・・・

最近またガソリン代がめちゃくちゃ高くなってきましたが、半年分を国が出してくれたと思えば溜飲も下がると言うものです。

夏季パソコン講座

2006年07月21日 | Weblog
夏休み初日。本校職員を対象に、こんな講座を開きました。

内容は、パソコン室の使い方について。こんなことができるぞ~ということを、プロジェクタでスクリーンに映して一通り説明し、後は自由に体験してもらうという感じのカルい講座です。
実際問題、昨年中3を教えていた時は一度もパソコンなんて触りませんでした。カリキュラム的に使う時間が組まれていなかったからですが、おそらく他の学年もほとんど使っていないと思います。普通の学校なら年間2~30時間ぐらいはパソコンを使っているでしょうし、小6の終わりにはパワーポイントで卒業研究もどきを発表できるぐらいまでになっている所も少なくないでしょう。もしかしたら、養護学校の場合「使った所で何かできることがあるのか?」と、ほとんどの方が思われているのではないでしょうか。
しかし、流石に養護学校のパソコン室はそれなりの工夫がされていて、掌を乗せて球を動かすことでカーソルが動く特殊マウスや、タッチパネル、音声認識、50音表タイプのキーボードなども整備され、さらに特別支援教育に対応した学習ソフトも入っており、十分楽しめるものとなっているのです。特に高等部の、特殊学級から入ってきた子などは絶対小中でパソコンを習ってきているはずですし、今はIT関係での知的障害者の就職口もどんどん増えてきているので、パソコンを覚え、使えるようになることは、むしろこの子達の将来に大きなプラスとなって働くわけなのです。それを、教員が「猫に小判だ」などと思ってしまうと、猫も小判も光らなくなってしまうなんてことになりかねません。この時期にしっかりとパソコン指導をしていくことも、そのためにパソコンの授業ができる先生を増やすことも、非常に大切であり急務であると言えるでしょう。

まあ、壮大な妄想とは裏腹に講座自体は本当にざっくばらんなもので、子どものためと言うよりも「大人の脳トレ」に近い内容で進んでいき、それなりに好評でした。とりあえずの所、情報主任としての役目がまたこれで1つ果たせたかなと思います。
ちなみにプールの裏番組でやっていたので、午前と午後に同じ講座を開きます。午前の部が終わり、ほっと一息・・・といった所で管理職が登場。

「午後から外部にプロジェクター貸すから持っていくね。」
・・・立場弱いなぁ自分orz

長雨

2006年07月20日 | Weblog
いよいよ夏休みだというのに、連日の雨・・・

今年は空梅雨だと言われてきたのに、ここにきて今までの精算をするかのように降り続いていますね。まあ今年は5月にも雨が続いていましたし、実質的な雨量としては例年をかなり上回っているのではないかと思います。日照量も少なく、野菜不足はおろか10年前のような米騒動が勃発する可能性も。これは、今のうちに買いだめした方が良さそうですぞ!
おかげで日中も涼しく過ごせるのはありがたいですが、こんな状態で終業式を迎えてもまるで夏休みと言う感じがしません。折角旅行の計画を立てたのに、こんなにも雨が続くと本当に行けるのかどうかさえ不安になってしまいますね。来週には明けるのかな?

雨道や 轢きそうになる 蛙かな 芭蕉

ウナギ

2006年07月19日 | Weblog
明日は終業式。ということで、今日は1学期最後の給食でした。

毎年、この最後の給食にはウナギの蒲焼の真空パック詰めが出ます。“蒲蒸し”とでも表現しましょうか。しかし味は馬鹿にしたものではなく、香ばしさを犠牲として最高の柔らかさをかもし出しており、自分も子どもの頃からこの最後の給食を楽しみにしてきました。

しかし、どうやらこの“蒲蒸し”はどこでも出るわけではないようです。現に前任校では結局3年間一度もお目にかかることはありませんでした。まあ、前任校はセンター給食でしたから、色々な制約があったのでしょうね。
ともあれ、やはり子ども達もウナギは大好物のようで、普段1口ずつしか給食に手をつけない子も今日はほとんど完食していました。

巷ではウナギが高騰しているようですが、何はともあれ“蒲蒸し”に影響が出なくて良かった・・・

早生まれ

2006年07月18日 | 時事
「早生まれ」は学歴でも不利? 一橋大院助教授が調査
これは自分も教員になってから疑問に思っていました。

4月2日生まれの子と、翌年の4月1日生まれの子は同じ学級になります。例えばその年にうるう年があれば、丸々365日分年が違う子が同じ学習を受けると言うことです。
自分が小2をもった時、足し算引き算などがほとんどできない子が2人いて、その2人ともが3月生まれだったことから「やっぱりこの頃には早生まれと学力が関係するのかなぁ」と思っていました。先輩の先生には「そんなこともないよ」と一蹴されましたが、確かに今までの人生7、8年に対する1年という年月は、割合からみても非常に高い影響を占めていますから、単純にその期間分だけ脳の成熟が遅くなっていることは間違いないでしょう。
ただし、体の成長の面では個人差の要素が完全に1年分の遅れぐらいはカバーしてしまうので、ガキ大将が早生まれとだったということはそう珍しくもない気がします。しかし、2年生で行う知能検査にしても月単位まで記入して「8歳○ヶ月の標準」と比べることになっていますし、やはり「2年生」と1くくりにしてしまうと、4月生まれと3月生まれではそれなりに差が出てしまうものなのでしょうね。

問題は、この差がどれくらいまで影響するのかということですが、それこそ4年生で行う知能検査ではすでにそれほど差がなくなってしまいます。しかし、例えば低学年時に学習につまづき、それがトラウマ(というか負い目)となってその後の学習意欲に影響がでるということはあるかもしれません。子どもの頃を思い出してみると、進学校に入る奴は低学年の頃からもそれなりに賢そうな奴でしたからね。もちろん化けたのもいますが。ちゃんと相関があるのかないのか、結果を期待して待つとしましょう。

でも、最終学歴を単純に調査したとしても、1年浪人していれば早生まれも遅生まれも関係なくなるよなぁ。

夏だ!

2006年07月17日 | Weblog
昨日行ってきたばかりですが、早速盆休みの夏旅行の計画を立てました。

実は通常の盆休み4日に加え、さらにその前の週も1週間年休が取れることになりました。これほど休みが連続したのは教員になって以来初めてです。そんなわけで、どうせなら滅多に行けないような所へ行こうと考え、いつも行く旅行仲間に提案しました。
個人的には北海道の知床なんていいなぁと思っていたのですが、どうしてもお盆が絡むと飛行機代が跳ね上がってしまいます。3泊4日10万ぐらいかなと軽く考えていたのに、どう試算しても15万程度は最低必要と出ます。これは厳しい・・・というか、飛行機って普通の日に行くのと倍以上も違うのですね。足元見やがって・・・

まあ、何故北海道かというのも何となくですから、行き先を変え安いプランにまとめることにしました。
そこで出てきた案が熊野古道。北海道知床と同じ世界遺産であることと、メンバーの誰も行ったことがないということからほぼ決定に。さて、何があるのか、どうやっていくのか、足はどうするかなど、細かく決めていきました。正直、1日もあれば十分かなと思っていたのですが、有名な3社を周ったり温泉に入ったりと考えていると丸2日はかかることがわかり、そのまま3泊4日の日程を当てはめることになりました。つーか、最初は海から歩くつもりでいましたけどね。中辺路とか全制覇しようとしたら1~2週間ほどの休みが必要ぽいです。絶対無理ですな。色んな意味で。

あとはそれまでに腰を治すのみだな・・・