月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

友のおもてなし

2014-01-31 | 美味しいもの
東京出張のついでに、栃木まで足をのばして、もんちゃんのところへ行って来た。
昨年の4月末以来だったので、会えて嬉しかった。

自分はお酒を1滴も飲めないのに、私のためにビールを買ってきてくれていた。
それもコエドビール!!


高いのに・・・嬉しいなぁ。
「何がいいかわからないけど、変わったやつがいいと思って」と、選んでくれていた。
そういう気持ちが嬉しい。

ゴハンも作ってくれていた。
おでんは自分が入れない具もあって、出汁もいい感じですごくおいしかった。
白菜のサラダもさっぱりしていてマネしたい。
牛蒡のから揚げと黒豆もお酒に合った。
「お酒に合うように・・・」と考えてくれたらしい。うう・・・泣ける
「お・も・て・な・し」って、たぶんこういうことを言うんだろうなぁ。


とにかくずっといたれり尽くせりで、気持ちよく過ごせた。
夜は夜中までしゃべって。

翌朝は菓子パンを用意してくれていたのだが、「好きなん、選び~」と、7つも並べてくれた。
いあん(もんちゃんのダンナさん)がパンを買うときびっくりしたらしい。
普段、自分達は1つか2つしか食べないから、せいぜい3つくらいしか買わないのに7つも買うから・・・。
「たぶん、3つは食べると思って・・・」ともんちゃん。

う、うん・・・食べるよ(笑)

結局、3つ食べた

やっぱりこれもおもてなし。

翌日は、近くの酒蔵へ連れていってくれた。
今日はもう眠いので、この話はまた今度。

お昼過ぎの新幹線で帰って来たので短い時間だったけれど、本当に充実していて楽しい時間だったなぁ・・・。
たくさんのおもてなし、ありがとう

心が震えない

2014-01-28 | 生活
昨日は朝から生駒→京都と2件取材で、移動距離も長く、帰宅するともう夕方で・・・。
ビールを1缶だけ飲んで残り物でゴハンを食べたら、なんだかぐったりしてしまった。
ちょっとだけ・・・と横になって、なんとなくテレビを見ていたら、いつの間にか眠ってしまってた。
夫がまた東京出張でいないので、起こしてくれる人もいなかった。
夜中に目が覚めたけれど、もう起き上がって仕事をする気力がなく、もうちょっとだけ寝て、明日4時か5時に起きてやろうと決めて寝た。

でも、朝もまた起きられず、6時半にようやくパソコンの前に向かったわけだ。
そして、あっという間にもう夕方。
月末は請求書作成などもあり、今日は打ち合わせの電話なども多くてなかなか集中して書けなかった。
本当は昨日中に終えておきたかった仕事がさっきようやく終わったところで、大幅に遅れている。
そんな焦っている最中にも、また新規案件が飛び込んでくる。
1つは取材がバッティングしていたので断って、1つはもう少し長期の仕事なので受けた。
今度は某有名調理師学校のパンフレットだ。

もう仕事は途切れない?
この状態が定常化したのか?途切れないのか?!
とりあえず、2月いっぱいは十分すぎるほどの仕事がある。
ありがたいことだ。
本当に電話を切った後で「ぎゃあー!!」と嬉しい悲鳴をあげた。

しかし、その反面、書けば書くほど落ち込むことも多くある。
もっと文章が上手くなりたいと思う。
なかなかクライアントが求めるものを書けないこともあるのだ。

最近はインプットすることが少なすぎる。
心が震えないから、人の心を震わせる文章が書けない。
ちゃんと時間を作って、自分の心を潤すような体験をしていかないとダメだなぁ・・・

この1、2ヶ月で心が震えたことって何だろう?

・・・

思い出せない

先週のアメトークの「ガラスの仮面芸人」は久々のヒット回だったな、とか。
年末に読んだ日本酒マンガ、尾瀬あきらの『奈津の蔵』は涙なしでは読めないな、とか。
ずっと読みたかった『カイジ』をスマホのアプリで無料で13巻一気読みできたのはよかったな、とか。

なんだ・・・マンガのことしかないのか、私は
これが文化的な生活か?!

今、1分くらい本気で思い出してみたけど、何にもない。

この数ヶ月で一番心が震えたのは、11月末に秋田の酒蔵へ行ったときの、もろみタンクの中だけど。
今でもヒマさえあれば、目を閉じて思い出すのだ。あのタンクの中の宇宙を。

仕事に追われて、ストレス解消が酒とマンガ(それも日本酒と賭博マンガ)じゃダメだなぁ。
あ、でも、明日は東京出張だから、栃木まで足を延ばしてもんちゃんに会ってくるのだ。
うふふ
嬉しいなぁ。

それから、土曜日はめちゃくちゃ久しぶりにブルースライブ!!

あれ?
全然ブラック企業じゃないね
そうやねん、なんかびびってたけど、実際は別にブラックでも何でもなかった。
単にちょっと忙しくなっただけ。
1日中仕事しないと追いつかないし、土日も基本的には仕事だなーというくらい・・・。
むしろ、いい感じで仕事してる企業じゃないのか?
夜も5時間くらい寝ているのでいつもと変わらないし・・・。

一人ブラック企業、立ち上げから数日で閉店でございます(笑)
夫は完徹で東京へ行っていた。
あの人は本当のブラックですな・・・

変化

2014-01-26 | 想い
昨年の冬に植えたガーデンシクラメンが1年経って、昨年よりもずっとたくさんの花をつけてくれた。



この花って、正直あまり好きじゃない。
葉っぱや茎の部分がなんだかグロテスクで・・・。
でも、冬の淋しい花壇にこうやって色を添えてくれると思うと、ちょっと可愛く思えてきた。

それで、結局今年も新たに赤いシクラメンを植えてみたわけで・・・


これも来年また大きくなって花をつけてくれたらいいなと思っている。

他にも一応、花壇が淋しくならないように気をつけて、明るい色の花をいくつか植えている。
(この写真は12月下旬に撮影)


ミニバラもカワイイね。


ちょっと時間ができたら、春に向けていくつか苗を植えておきたい。
暖かくなった時に開花するように。
ただ、今はまだそんな時間はとれそうにない・・・

この土日も原稿に追われていて、たまっている原稿をとにかく1つずつ片付けていっている。
昨日、ようやく32ページの冊子のコピーをすべて書き終えた。
ほぼ修正もなく、いい感じのものになりそうだ。

ややこしくなってきたので、原稿ToDoリストを久しぶりに作った。
自分がわかればいいので、書きなぐりだけど。
これは1月10日のもの。


永久に終わらないような気持ちになっていたが、毎日少しずつでも書いていけば進んで行くもので・・・
今日はこんな感じになっている。


赤線は終わったもの。
こうして比べてみると確実に進んでいることにホッとするのだけど、新たに増えてもいる
これに全て赤線が引ける日はいつなのか?!

ここに書かれていない取材が明日は1つあるし、水曜日は東京だ。
そして、2月初めにまた2泊3日で香川と広島の酒蔵取材へ行ってくる。
これでまたこのリストに4、5件追加されるというわけだ・・・。

気が遠くなるけれど、とにかくやるしかない!
あまりに先が見えない時は怖くなってしまうので、終わりを考えないようにしている。
まずは目の前のこと。今日できること。それを1つ1つやっていく。
そうしていれば、いつかは必ず終わりが来る。

大変だけど、でも今、私は本当に仕事が充実していて楽しくて仕方がないのだ。
2007年にすべてのクライアントを失って、ゼロから再スタートを切った。
悩んで苦しんで、営業して、安い仕事もやって、屈辱も舐めて、仕事に関しては本当にキツい期間だった。
毎年が綱渡り。
でも、6年、7年と経ってようやく実績として恥ずかしくない仕事もさせてもらえるようになったし、ずっとやりたかったお酒のことも書けるようになった。「書籍」ではないけれど、ある程度まとまったページの冊子も一人で書かせてもらっている。

ゼロからの再スタート、頑張ってきてよかったなと今は思える。
だから、忙しくても大変でも、この状況はとても幸せ。
そのモチベーションがあるから、頑張れる。

距離

2014-01-25 | 生活
金曜の夜は、あやとふみことスカイプでしゃべった。
たまに口の動きと聞こえる声がズレることもあったが、それでも十分に顔を見ながら会話でき、その感覚が嬉しかった。
町内のふみこと、ヒューストンのあやと。
歩いて5分の距離も、何千キロ、何万キロかわからないくらいの距離も、パソコン1つで飛び越えられる。
久しぶりにあやの声を聞いて、動いている表情を見て、嬉しかった。

学生時代、あやがドイツに留学していた時や、結婚してからベルギーで何年か過ごしていた時には、こんな便利な機能はなかった。
せいぜいメール。それすらままならず、ほとんどがエアメール。
それが今は顔を見ながら気軽に話せる。それも3人同時に!
この数年間でこんなにも「距離」は縮まったのだ。

ただ逆に、エアメールをポストに届けてあげられないことが残念でもある。
いや、そのうち手紙は書こうと思っている。
だけど、忙しいときにはどうしても簡単な方法を選んでしまうのだ。よくないね。

あっという間に3時間くらい経って。
日本でおしゃべりしている時と、時間の流れは変わらない。
ただ、あやの周りが朝の光で包まれていて、そこだけ「距離」を感じた。
こちらは真夜中だというのに、向こうはこれから1日が始まるのだ。

でも、とても楽しかった。
「今日の夜11時ね」と決めてから、楽しみで仕方がなかった。
この日、家の近くの踏切を渡って帰るとき、まるで「夜飲みに行こうね」と約束してるみたいにウキウキしている自分に気づいていた。
スカイプをつくってくれた人に感謝だ!!







陽だまり

2014-01-24 | 想い
ライターの仕事というのは、いつも同じものを書くわけではないので、常に新しい分野の勉強が必要になる。
今、急に頭に入れているのは、某電気メーカーの照明器具について。それも家庭用ではなくプロ仕様。
そんなふうに、常に新たな知識を取り入れていかないといけない。
衰えが顕著な年齢の自分にとっては、なんともありがたい話である。
「知識を取り入れる」ということは、いつも脳が刺激されているわけで。
そりゃ、若い時のようにはいかないけれど、自分に限界を作らずに、どんどん新しいことを取り入れていきたいと思っている。

ただ、小説が読みたい、とは思う。
物語の世界へどっぷりと浸かりたい。

そういう時間が割けないことが、今はとても残念だ。
読まなければならない仕事の本は大量に積まれていて、それを頭に詰め込んでいくことで精一杯。

小説と実用書。
同じ「本」というカタチでありながら、そこにはなんて大きな差があるんだろうかと思う。

右脳と左脳について私はよく知らないが、たぶん読むときにはそれぞれ別の脳を使っているのだろうな、と感じる。
刺激されるのは実用書であり、リラックスするのは小説。
小説は映像と共に進んでいくが、実用書は単なる文字の処理。
同じ「本を読む」という作業なのに、全然違う感覚だ。

休日の午後、おいしいお菓子と珈琲をいれて、リビングの陽だまりの中でゆっくりと小説を読めたら、なんて素敵なんだろう。
実際には、休日もただパソコンに向かうだけなんだけど。

でも、実は、そうやってパソコンに向かいながら、その素敵な風景を思い浮かべている時間が一番スキなのかもしれない。
忙しい時に「次に時間ができたらこれをしよう」と考えているとき。
それが、私にとっては一番幸福なのだと思える。

陽だまりの暖かさを思い浮かべると、それだけで幸せな気持ちになる。