月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

新しい案件スタート

2021-10-20 | 仕事
今月は、新しい案件の問い合わせが3件あった。
1件はこの間も書いたが、ごくプライベートな個人のもので、ちょっと受けるのが難しかったので断った。
もう1件もこの間書いたが、酒類メーカーのWebライティングで、これはすでに納品も終えた。
そこから派生して、「よかったらこれも書いてほしい」と言われたものがあるので、来月から少し業務が増える。

あとの1件は、何度かメールでやりとりをした後、今日オンラインで編集者さんと打ち合わせをした。
先のWebライティングは15年前からお付き合いのある東京のマーケティング会社だが、今日の編集者さんは、はじめましての人。
感じのよい方でホッとした。ご縁に感謝。これから長く良いお付き合いができるといいな。

明後日はこの案件のクライアントとオンラインで顔合わせし、業務に関する説明を受ける。
内容は、企業のキーパーソンにオンラインで取材をして記事にまとめるというもの。掲載媒体はWebだ。
オンラインとはいえ自分で取材ができるし、好きな分野なので楽しみだ。
何よりこれも継続案件なのがありがたい。

結果的に、今月は2件のレギュラー継続案件が入り、動く時は動くんだなぁと思った。
このまま「ご隠居」として生きていくのかと思っていたので、ホッとした。

自分が携わる媒体は、紙よりWebのほうが割合が大きくなってきたことに気づく。
私は紙が好きなので、以前は紙媒体で書きたいなぁと思っていた。
少し前までは、Webより紙のほうがレベルが高いもののような、そういう風潮もあったと思う。
でも、もうそういう考え自体が古いんだなと、考えを改めることにした。

そうは言っても、雑誌のクレジットに自分の名前を見ると、嬉しくなるのだけど。
今日、携わっている日本酒の雑誌の最新号が届いた。
ぱらぱらとめくった後、やはり名前を確かめてしまった。活字っていうのは特別なんだよな。

神鍋高原キャンプ場&山椒庵へ

2021-10-18 | キャンプ
10月を過ぎても真夏のような暑さでぐったりしていたら、急に寒くなった。
これはこれで体に悪い。

慌てて衣替え。
今回は思い切って断捨離するつもりだ。

日々の雑多な出来事やおもいを備忘録的にここには綴っておきたいのだが、すぐにたまってしまう。
今日はまず、9・10日で行ったキャンプのことを記録しておく。

今回行ったのは兵庫県の神鍋高原キャンプ場。
スキー場に併設されているようなキャンプ場でかなり広い。近年のキャンプブームでさらにサイトを広げたようで、私たちはその新しい区画を予約していた。(というか、選ぶ余地もなく、そこが1サイト空いているだけだった)

土日のキャンプも久しぶりで、人が大勢いるのが新鮮だった。特にファミリー層。子供がバドミントンやフリスビー、キャッチボールなどをして遊んでいる。
いつもそういう風景を見ると、平和だなぁと思う。
天気もとてもよかった。秋晴れ!と言いたいところだが、とにかく暑い。テントの設営で汗だくになってしまった。

でも、タープの下にいたら涼しいし、気持ちいい!


今回はスーパーで見つけたあさりのガーリックバター(冷凍)を持って来ていたので、スキレットで蒸し焼きに。


それから、すぐ近くにある道の駅で見つけたサーモンをホイル焼きにした。




あとは普通にバーベキュー。ナスを豚バラ肉で巻いて焼いて食べるとおいしい。
外はカリっと、中のナスはとってもジューシー!


翌朝はピザ2種類。
今回は生地からは作らず、すでに成形されている生地を買ってきて、そこに好きなものをトッピング。


新しい焚き火台は、こうやってピザを焼けるのがいい。
おいしかったので、朝から1枚ずつペロッと食べた。


このキャンプ場は駐車場からサイトまでの距離がわりとあるので、荷物を運ぶのがちょっと大変。
今回は晴れていたのでよかったが、雨が降ったら悲惨だなと思う。
炊事場などは新しくてきれいだったので使いやすかった。
人が多いわりに静かで、マナーが悪い人もいなかったし、気持ちよく過ごせた。

帰りに蕎麦を食べて帰ろうということになり、もしやと思って検索してみたら、「山椒庵」まで車で10分程度だった。
ここは7~8年前に行って、あまりに美味しかったので、いつかもう一度行きたいと思っていたお店だ。
うちからだと車で2時間半かかるので、さすがに蕎麦だけを食べに行くということはできず、「何かの機会に」とずっと思っていたのだ。
その日がついにきた!!

朝、キャンプ場から電話して、お昼行けますかと聞くと、ギリギリ2名なら席は用意できるとのこと。
お料理を出すのは少し待ってもらうかもしれないと言われたが、それくらい全然かまわない。席が空いていただけでもラッキーだった。

懐かしい店構え!


中に入ると、目の前は山で木々が広がり、下を川が流れている。


囲炉裏のような席がいくつかあり、川床もある。
私たちはちょうど真ん中の席だった。最後に予約したのに、一番良い席でありがたいこと。
(あとでわかったのだが、川床に10人くらいの団体客が予約を入れていて、それで真ん中は避けられていたようだった。ただ、その団体さんが30分以上遅れてきたので、お料理を待つこともなかったし、最初の内は静かに景色も眺められた)

ここに来たら絶対に食べたいのが、鶏の松葉と原木椎茸だ。
私と夫はここで松葉を初めて食べて、こんなに旨い鶏肉があるのかと感動した。椎茸も同じく。


「滅多に来られないんだから、思い残すことがないように、他も注文しようよ」と相談し、自家製の刺身こんにゃくも食べてみた。
メニューに「トロのような食感」と書いてあり、「いやいや、まさかトロは言い過ぎでしょ…」と、芸人のフリのように言いながら口に運んでびっくりした。
「トロやん!!」
こんにゃくのイメージからはほど遠い、とろけるような食感。これはすごい。


それから「やまめの塩焼き」も食べた。
じっくり炭の遠火で焼く。
まだ蕎麦もあるので食べすぎかなと思い、1尾を二人で分けたのだが、一口かじって、もうそれを後悔。
1人1尾にすればよかった!!
頭からかぶり、中の骨も炙って骨せんべいのようにしてバリバリ食べ、ひとかけらも残さなかった。

夫には申し訳なかったが、私だけお酒もいただく。
私がお酒を注文したら、店員さんが「飲みたくなりますよね」と笑った。
はい……


そして、お待ちかねの十割蕎麦!
これも後悔したくなかったので、2人とも大盛りにしていた。


最初は塩で食べ、わさびで食べ、最後につゆと薬味で食べる。
これが本当に美味しいんだ。
私は特に、わさびで食べるのが好き。
あっと言う間に食べてしまい、大盛りでもあと1枚はいけるなと思った。(50歳になっても、麺類は別腹)

大満足で店を出た。お店の人もみんな感じが良いんだ、ここは。
「また来てくださいね」と言われて「はい、また来ます!」と答える。
近ければ、毎週でも来たいよ……

しかし、数年越しに念願かなって行けたことは嬉しかった。次はいつ行けるかなぁ。

山椒庵HP

クラフトビールめぐり

2021-10-17 | 
取材に行ったり、新案件に取り組んだりと、この10日ほどはわりとバタバタと過ごしていた。
取材後、カメラマンさんと二人で飲みに行き、振り返ってみると一緒に飲むのがちょうど1年ぶりだということがわかり驚いた。
コロナ以降、人に会うことや出かけることが減り、刺激や波が少ない日々なので、時の流れの感覚が狂っている。

先週は、年下のお友達Aちゃんとも一緒にクラフトビールを飲みに行った。




Aちゃんが「ビール醸造家になる!」と急に言い出したので、京都で醸造と販売をやっている「京都ビアラボ」へ。
お茶を使ったビールなども造っているところで、8種類くらい日替わりで飲めるのだが、どれも美味しかった。(3杯飲んだ)
気になるものは試飲もさせてくれるのが親切!

ビールは醸造免許もとりやすいし、こじんまりとやれば初期投資もそこまでかからない。
民家のあるような場所でもできるから、酒類業界の中では一番参入しやすいとは思う。
Aちゃんが来年、ビールの醸造研修に行くとのこと。「かおり先輩も一緒に行きませんか?」と誘われ、詳しく見ると面白そうだったので参加することにした(無料)。
新しいことを勉強するのは楽しいし、自分でやるつもりはないが、知識をつけておけばAちゃんが開業する時にお手伝いやアドバイスもできるかなと思ったからだ。
最初は「ノリ」だったけど、考えるとなんだか楽しくなってきた!
やっぱり人生には、新たなチャレンジや刺激が必要だ。

近くにもう1軒、クラフトビールのお店があって、そこも1杯だけ立ち寄った。
こちらは、自分の所でビールを造っているのではないが、やっぱり8種類くらいいろんなところの地ビールがあって、店の内装などもすごくおしゃれ。

お料理もおいしくてよかった。これは通いそう!




宣言明けて、ようやく日常が戻ってきた気がする。
ずっとこのまま落ち着いた日々であればいいけれど。

ちょっとだけ人気が出た日?

2021-10-06 | 仕事
10月に入って少しだけ仕事がまわり始めた。
12ページの冊子が始まるので、昨日はそのキックオフだった。
冊子の構成として、取材は3社の予定。zoomでなく訪問だといいな。

終わってからディレクターやデザイナーさんたちとランチに誘われて行った。
5人でのランチ。こんな人数でテーブルを囲むのは久しぶりで楽しかった。ハンバーグとベーグルも美味しかった。
仕事の話になり、「秋冬、また何かとお願いすると思う」と言ってもらえたので、期待して待とう。

帰ると別件で新規案件の打診メールがあった。
Web案件だが、大手酒類メーカーの消費者向けコミュニティサイトのものだったので快諾した。(お酒関連はうれしい)
月3万円程度の小さな案件だが、定期継続なのでありがたいし、数時間でできるので割もいい。
こういう小さなレギュラーをいくつも抱えておくのが理想でもある。
(月10万以上の案件は、何かで終了した時のダメージが大きすぎるので)

ウキウキと詳細を聞くために返信していたら、別のところから取材の依頼の電話が1件入った。
おおー、なんか回り出したぞ。

さらに、ホームページの問い合わせを覗いてみたら、ちょっと怪しいけど、問い合わせが1件入っていた。
(ものすごく個人的なものを書いてほしいという話だったので、これは受けるかわからない)

しかし、なんだか昨日はいろいろオファーがあって、ありがたい1日だったなと思う。
人気を取り戻したお笑い芸人みたいだ。
明日も取材だし、ようやく「仕事をしている」という気分になってきた。

暇だとストレスは少ないし、本もたくさん読めるし、自分の文章も書けるし、良いことは確かに多い。
でも、やっぱりまだ仕事はしておきたい。
20代の頃から言っていた「週4日働いて、週3日休む」という理想の生活スタイルは完成しつつあるのだが、休んでいると「罪を犯している」ような気分になってしまう。
かといって、忙しく追われる生活になると、またガンが悪化しそうで怖いし……。

ほんと、やれやれだ。

ようやくワクチン接種1回目が終わった

2021-10-03 | 生活
ようやくワクチン接種(ファイザー)の1回目を終えた。
普通に、自治体の集団接種を予約して行った。
15分枠に30人くらいの予約だろうか。多いなとは感じたが、誘導スタッフと看護師さんがたくさんいて、何もかもがスムーズだった。

私は抗がん剤(カルボプラチン)のアレルギーが出たことがあるので、念のため予診票にも書いておいた。
そのため受付で薬剤師さんのところへまわされたが、薬剤師さんは笑顔で「何の問題もないですよ」とおっしゃる。
医師も「ワクチンとは関係ない薬なので問題ないです。とはいえ、アレルギーが出ているのだから、念のため様子見の時間を30分にしましょうね」と。
普通は様子見15分コースだが、私は妊婦さんなどと同じく30分コースになった。
そんなことがあったので、他の人よりは多少時間はかかったものの、特に待ち時間などもなくスムーズに終了した。

ワクチン自体は拍子抜けするほど一瞬だった。
「ちょっとチクッとしますよ~」と看護師さんが言って、「来るか!」と構えた瞬間にはもう終わっていた。何も感じなかったし、痛みもなかった。ほんまに注射した?と疑うほど。
いつもの採血のほうがよほど「チクッとする」し、針を入れている時間も長い。
その後は「様子見30分コース」の椅子へ案内され、じっと退屈な時間を過ごしてようやく解放された。
何のアレルギー反応も起きずにホッとした。

夫が車で会場まで送ってくれて、そのままそこで待っていたので、久しぶりに「サニーサイド」へ行き、大量においしいパンとコーヒーを買って、店の裏にある古墳公園の木陰で食べた。ピクニックみたいだった。

翌日、37.5℃の微熱が出たが、それもすぐに下がった。
注射のところが押さえると痛かったが、まあそれくらい。
夫に「腕が上がらんやろ?」と言われたが、さっと真上に上げて見せた。上がらないほどの痛みはなかった。

私はかなり接種が遅かったので、周りの人はほとんど終えているから聞いてみると、多くの人が2回目はある程度の副反応があったという。
微熱、頭痛、倦怠感など。
免疫力が高い人ほど副反応が強いらしい。(だから高齢者はほとんど副反応がなく、若い人ほど強い)

そう聞くと複雑な気持ちになる。
副反応は少ないほうがいいに決まっているが、免疫力は高いほうがいいので、副反応が強いほうが安心するし……。
まあ、ほどほどがいいかな。

これまでインフルエンザにもかかったことがないし、人生で「高熱が出る」という経験がないので(手術の後で出たが、その時は他の痛みの方が強くて熱の感覚はなし)、「高熱ってどんな感覚かな」という好奇心はある。
しんどいのは嫌だけど。