月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

ツルバラ満開!

2019-05-22 | 
今年は赤いツルバラがたくさん咲く。
どんどん咲くので1週間に1回は切花にする。



ツルバラは、バラとしての形はきれいではないけれど、どんどん花をつけてくれる。
トゲは多く鋭いが、丈夫でワイルドなのがいい。
2010年にこの家を建てたときから育てているが、毎年、そして春から秋と比較的長期間にわたって楽しませてくれている。

朝の花の世話は、忙しい毎日のちょっとした潤いだ。

今日から3日間で原稿の遅れを取り戻さなければ。
ちょうど夫が3日間、東京出張なのがありがたい。集中できる。

最近はすっかり朝型で、6時から仕事をしている。
でも、夕方には力尽きるので、実際の労働時間は変わらないという・・・。
単なる老いなのか、それとも一度壊れた細胞のせいなのか、「あとひと踏ん張り」がきかなくなった。

とは言え、そんな言い訳はどこにも通用しないので、自分にムチ打つしかない。
週末のイベントを心から楽しめるように、とにかく原稿を進めよう。



滋賀県マキノ高原でグルメキャンプ

2019-05-20 | キャンプ
夫と二人でキャンプに行くと言うと、「え?何するの?」と聞かれることがある。

私たちのキャンプは主に2パターン。
●観光キャンプ
●グルメキャンプ

前者は旅行の宿泊先がホテルや旅館ではなく、キャンプ場になっていると思ってくれたらいい。
静岡や長野、四国、島根、九州など、遠出キャンプの場合はほぼ観光して夕方にキャンプ場に入り、テントを急いで設営して食べて焚火して寝るだけ。
食べるものもほとんどバーベキューだ。(炭をおこして焼くだけ)

後者は近場のとき。
1時間~2時間で行けるキャンプ場のときは、しっかり料理して早い時間からそれをアテに飲みだす。
ひたすら飲み食いしている。
これがまた楽しい。

最近は観光キャンプばかりだったので、この土日は久しぶりにグルメキャンプをした。
場所は滋賀県のマキノ高原キャンプ場だ。

前菜は、カプレーゼ、オリーブのマリネ、生ハムクリームチーズ、バゲット


ベーコンカマンベールチーズ


カマンベールチーズをベーコンでぐるぐる巻いて、スキレットで焼く。
蓋を閉めて上に炭を置き、オーブン効果を出すのがポイントだ。
ベーコンはカリっと、中のチーズはとろとろ。これをバゲットにのせて、赤ワインで。最高!!


天然のスズキをスーパーで見つけたので、メインはアクアパッツァ。
簡単なのに美味しいし、見た目もきれい。


前日に仕込んでおいたタンドリーチキンを炭火で焼いて。


焼き上がったら切って、手羽元のチリソースチキンと一緒に盛り付け。


最後は、焼き野菜のバーニャカウダ。


これぞ、キャンプ飯!
ほとんど焼くだけで手がかかっていないのに、なんだかスペシャルな感じがする。
夫と「幸せやなー」「おいしいなー」「最高やなー」と言い合いながら、ずーっとニコニコ。
曇り空だったけど、雨にも降られず、いい時間だった。

翌朝は市販のピザを焼いた。


ピザ釜(専用)の上に炭を置くのだが、炭がなくなったので山のほうに薪を拾いに行き、焚き火をして、炭状態になったものを使用。
焚き火用の薪は、サイズ分けをして、小さなものからくべていくのがポイントだ。


今回は久しぶりのグルメキャンプで充実していたなぁと思う。
マキノ高原キャンプ場は初めて行ったけど、人気なのがわかった。
スキー場が夏場だけキャンプ場になるので、とにかく広い。そして、高原や川のそば、林間など、いろんなタイプのサイトがあるのもいい。
私たちは川サイトにした。なかなかいい感じ。


高原サイトも真夏以外なら広々して良さそうだ。


帰りに、近くの酒蔵、吉田酒造と上原酒造をまわってお酒を購入。
やっぱりキャンプは楽しいなぁ。

造り手の想い

2019-05-16 | 仕事
一気にいろんな案件が動き出し、慌ただしい日々を送っている。
新規のパンフレットとホームページ、T調理師専門学校のサイトリニューアル、日本酒の裏ラベル、単発で採用向けの企業取材、相変わらずの酒蔵取材と原稿・・・

一昨日は、九州から酒蔵の社長がやってきて、裏ラベルの打ち合わせ&取材をした。
梅田のカフェで、みっちり3時間。
社長が仮で作ったコピーを1アイテムずつ見直しながら、その「想い」を聞いていく。それを13アイテム分。
バラバラだった内容の方向性を統一し、NGワードなども確認した。
社長の想いは熱く、方向性もご自身の中では定まっていたので、取材はやりやすかった。

難しいのは、あまり広告っぽい文章にならないようにするということ。
これは宣伝のための「商品コピー」ではないのだと理解できたことは、私の中での収穫だった。
あくまでも飲み手に対する「想い」を伝えるものでなければならない。宣伝ではない。大げさに言えば、ラブレターのようなものだと思う。

私が1アイテム分、社長の仮文章をプロっぽく修正したものを見てもらった。
正直、心のどこかで「さすがプロですね!自分の素人っぽい文章がこんなふうになるなんて!」のような賛辞を期待していたと思う。恥ずかしいことに・・・。
でも、社長は顔を曇らせた。
「断定表現は使わないでほしい」
「季節感は入れないでほしい」
いくつか注意された。

一方、私からのさまざまな提案や指摘に対しては、「おっしゃる通りです」「そこをお任せしたい」「話しているうちに自分でもまとまってきました」と、肯定&感謝もあった。
私自身も社長の想いや方向性を理解できたし、社長も私にお願いしてよかったと改めて思ってくれたようだった。

理想的な仕事だなと思う。
こうやって、お客様と直接話をして、時間をかけてしっかりと相手の想いを理解しながら、「二人で」ブラッシュアップしていく。
お互いが「これはいいものができる」と確信できた時間だった。

令和元年のお酒の裏ラベルが、13アイテムすべて生まれ変わる。
飲食店でそのお酒を注がれたお客が、裏ラベルを読みながら味わう姿を想像すると興奮する。
精米歩合が何%だとか、日本酒度がプラス何度だとか、そんな数字で表す「スペック」ではなく、造り手の「想い」が飲み手に届くのだ。私の文章を通して。
かんがえるとぞくぞくするなぁ、本当に。

打ち合わせが終わった後、梅田に最近できた立ち飲みの日本酒のお店へご案内した。
軽く2、3杯飲んで帰るつもりだった。
それが、社長とお話しするのが楽しくて、どんどん杯を重ね・・・
気づいたら5時間近く飲んでいた。それも立ち飲みで!!
今日、社長と合計8時間も話していたんだな、と思う。おかげでいろんなことがわかった。飲みにけーしょん、ほんま大事。

社長は心斎橋にホテルをとっていると言い、御堂筋線のところまでお見送りして、私も家路についた。
九州から来てくださったのだから、私がお支払いしようかと思ったら、社長が全額支払ってくださった。手土産までいただいていたので恐縮する。
でも、それくらい頼りにしてもらっているのだと、そう思うことにした。良い仕事をして返せばいい。それでいい。

この仕事は、もしかしたら、私が次のステージへ向かうための第一歩になるかもしれない、と思った。
「想いを伝えるのは、文章ではなく、私自身だ」
そのことをしっかりと噛みしめる。

すべては積み重ね。すべては繋がっている。
だから、一つも無駄なことなんてないんだ。


充実の10連休、終了!

2019-05-07 | 生活
10連休のGWが終わった。

親友がアメリカでの6年の勤務を終えて、ついに帰国。残念ながら東京勤務だが、それでもヒューストンとは比べ物にならないくらい近い。
29日は我が家で帰国パーティを開いた。
恒例の3夫婦の集まり。食べて飲んで、しゃべって、笑って。
いつまでも楽しんでいたかったが、翌日から「四国ほぼ一周キャンプ」のため、今回はわりと早めにお開き。

今回のキャンプは5泊6日の長旅だった。
30日の朝に出発し、5日の夜帰宅。香川県から左回りでぐるっと一周。
現存天守12城のうち、丸亀城、宇和島城、高知城を攻め、四国カルストや足摺岬などの絶景を見て、四万十川の中州にテントを張り、温泉に浸かり、地魚と地酒を食らい、焚き火を楽しんだ。
なんともハードで贅沢な6日間!!
香川県では親戚のおっちゃんの家にも立ち寄ったし、帰りには高松駅前でミュージックフェスティバルをやっていたので、たまたまブルースバンドの演奏を聴くなど、キャンプ以外のおまけもあり。

詳細はまた追々書いていこう。

とにかく遊び続けた10日間。ずいぶんリフレッシュした。
そして、今日からはハードな仕事が待ち受けていて、ちょっとドキドキする。
いろんなことが間に合わないので、今朝は6時に起きて2時間原稿を書いた。パソコンに向かうと、日常が戻ってきたのを感じる。

四国から帰ってきたばかりだというのに、今日はこれから高知へ出張だ。(前乗り1泊)
この取材がかなりハード・・・。
明日の朝6時半にホテルのロビー集合で、終了が15時予定。たぶん実質6~7時間の長時間取材になるだろう。気合を入れなければ!!

その他も、今日からいろんなことが動き出す。
「勤勉であろう」と誓う。