月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

距離

2014-01-25 | 生活
金曜の夜は、あやとふみことスカイプでしゃべった。
たまに口の動きと聞こえる声がズレることもあったが、それでも十分に顔を見ながら会話でき、その感覚が嬉しかった。
町内のふみこと、ヒューストンのあやと。
歩いて5分の距離も、何千キロ、何万キロかわからないくらいの距離も、パソコン1つで飛び越えられる。
久しぶりにあやの声を聞いて、動いている表情を見て、嬉しかった。

学生時代、あやがドイツに留学していた時や、結婚してからベルギーで何年か過ごしていた時には、こんな便利な機能はなかった。
せいぜいメール。それすらままならず、ほとんどがエアメール。
それが今は顔を見ながら気軽に話せる。それも3人同時に!
この数年間でこんなにも「距離」は縮まったのだ。

ただ逆に、エアメールをポストに届けてあげられないことが残念でもある。
いや、そのうち手紙は書こうと思っている。
だけど、忙しいときにはどうしても簡単な方法を選んでしまうのだ。よくないね。

あっという間に3時間くらい経って。
日本でおしゃべりしている時と、時間の流れは変わらない。
ただ、あやの周りが朝の光で包まれていて、そこだけ「距離」を感じた。
こちらは真夜中だというのに、向こうはこれから1日が始まるのだ。

でも、とても楽しかった。
「今日の夜11時ね」と決めてから、楽しみで仕方がなかった。
この日、家の近くの踏切を渡って帰るとき、まるで「夜飲みに行こうね」と約束してるみたいにウキウキしている自分に気づいていた。
スカイプをつくってくれた人に感謝だ!!







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