月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

引っ込み思案ではいけない。

2017-08-29 | 想い
日本酒の蔵において、酒造りの最高責任者を「杜氏」という。

もう一度、この杜氏というものについて深く知りたいと思って検索していたら意外にまだ読んでいない本がたくさんあった。
ほとんど古本で100円~500円くらいで買えたので、Amazonで大人買い。
8月の初旬に買って、読んだのはまだ1冊で2冊目に入ったところだが、藤田千恵子さんの「杜氏という仕事」はとてもよかった。
途中、ぐっと涙をこらえる瞬間もあった。


この世で手に入る日本酒関連の本はほとんど持っていると思うので(そんなにないから)、日本酒関連本のレビューブログでもやろうかしらと考え中。
以前書いていた日本酒ブログは全部非公開にしてしまった(削除したわけではない)。
しょうもない話もあるので一旦非公開にした。これから厳選して、公開できるものは公開して、もう少し意味のあるものにしていきたい(できれば営業ツールに)。
今年の課題だなぁ・・・。

8月は2つ酒蔵を取材した。
取材に行くと、帰ってから落ち込む。あまりに不出来な取材で。
これは3年前と何ら変わらない。少しはマシになったけど。
もっと勉強せねばと思う。

この間取材した酒販店さんとの縁があって、9月に東京で行われる業界向けの勉強会に誘われた。
東京農大の醸造学科と連携した勉強会で、80社以上の蔵の酒をきき酒し、化学的に分析した数値と照らしあわせながら、農大の教授が講義をしてくれるというもの。
私がいけるようなレベルのものじゃないけれど、たまたま私の書いている雑誌でもその勉強会を特集記事として取り上げることになっていた。もちろんこういう取材は私ではなく、もう一人の専門ライターさんになるのだけど・・・。

悩んで悩んで、夫にも相談すると、「それは行かないとあかん!」と言うので、思い切って「主催の酒販店さんに誘われている。自費でいいので同行させてほしい」とクライアントに相談してみた。
すると、なんと「勉強してもらえるならいいですよ」と、クライアントが東京までの交通費を出してくれるとのこと。勉強会参加費(8000円)も取材同行者ということで、主催の酒販店さんが「招待」してくれ、すべてが無料になった!

まだ少し怖いけど、頑張って行ってこよう。
社員でもない私に勉強させるために、いろんな人が合計4万円も出してくれるというのだから。
ありがたくて涙が出そうだ。
しっかり勉強して、もっといい記事が書けるようにならなくては。

そして、ついに東京農大へ!
ああ、夢にまで見た東京農大!
ようやくここまで来たんだなぁ・・・。

いつまでも引っ込み思案ではいけないとわかっているけれど、なかなか前に出られない自分がいる。
酒販店や酒蔵さんなど、この業界のプロばかりが200名も集まる勉強会。私なんかが行っていいのかと悩むばかりだった。

ちんぷんかんぷんなんじゃないか。
恥をかくんじゃないか。
知らない人ばかりで孤独になるんじゃないか。

そんなしょうもないことばかり考えて悶々として足がすくんで一歩も前に出られない。
自分でもあきれるほど小心者で引っ込み思案で臆病者。こどもの頃から何も変わらない。
この間のキャンプ中にその話をもらって、ずっと悩んでいた。
焚き火をしながら夫に話して、背中を押してもらえて、ようやく「行きたい」と言えた。
言ってよかったと思う。あとは「行ってよかった」と後日言えるように頑張るだけだ。

ただ、最近「私は何が書きたいのかな」と思うことがある。
日本酒のことはずっと関わって書き続けたいと思っているし、ある程度カタチになって、そういう仕事のチャンスをもらえているからいいけれど、本当にそれなんだろうか。
知りたいことと書きたいことは別物だ。
日本酒をもっと勉強はしたいけれど、それが書きたいものだったんだろうか。

お盆に他のライターさんと話したときも思ったが、周りのライターさんたちを見ていても自分は少し違う気がする。
ちゃんと夢や将来のビジョンを持って、もしくはそこまで具体的ではなくても、「書くことで名を挙げたい(いろんな意味で、成功したい、何かやりたい)」人が多い中、私はただ「文章を書いていれば幸せ」というところから抜け切れていない気がして。
だからきっと「しょうもな・・・」と思われるような仕事でも、喜々として書いてしまうのだ。
ある意味、プロではないのかもしれない。
他に何のとりえもなく、ただ書いていれば幸せだった少女が、大人になってもそれを続けている感じだ。

でも、そう考えると幸せなことだ。
こんなに好きになれることに出会えて、本当によかった。
そしてそれでご飯が食べられるんだから、最高だ。

もしあと30年くらい生きられるんだったら、死ぬまでに1つくらい、「ああ、これが書きたくて、ずっと書き続けてきたんだな」と思えるようなものを書ければいいけれど。
去年一回死んだ気持ちになって、そして、今年はまた生き直して。
わかるといい。それがわかるといいなと思う。

新規開拓!

2017-08-27 | 美味しいもの
新しい店を開拓したい気持ちがやたら強くなることがある。
週末に夫と京都で2軒まわった。

1軒目は昼から地ビールも飲めるカフェ。
サンドイッチが1300円もするんだが、おいしそうだったのでそれぞれ注文した。
運ばれてきて、「これって二人で分けるものかも・・・」と、値段に納得。でかい!


私はローストチキンサンドで、夫は自家製ベーコンが挟まれたB.L.Tサンド。
二つに切れていたので、半分ずつ交換した。

パンがふわふわで、具もいっぱいなだけでなく、すべてがおいしい!
夫は自家製ベーコンにうなっていた。
私はローストチキンサンドにかぼちゃが入っているのをベタ褒めした。
「かぼちゃが入ってなければ、気の抜けたコーラやで」と、わけのわからない比喩で褒めたたえた。
何にしろおいしくてお腹がいっぱいになって、幸せだった。

このお店、ちゃんと紹介したいのだけど、店員の女性がとにかく感じが悪くて・・・。
おもてなしニッポンにおいて、こんなこだわっておきながら、こんな愛想の悪い人いる?っていうくらい、にこりともしない人だった。
もったいないなぁと思う。
でもきっとそんなこと関係なく、客は来るんだろう。
「来たい人だけ来ればいい」そんな感じか?確かにそうだ。
高槻でもおいしいイタリアンのお店があって、2回行ったけど、店員の女性があまりに感じが悪いので行かなくなってしまった。
どうせ人と接する仕事なら、にっこりして、その人を今日幸せな気持ちにしてあげればいいのにな。もし、売上は変わらなくても。

雑貨屋さんなどをぶらぶらした後、今度はちょっと早めにワインのお店へ。
四条烏丸にある「欧食屋Kappa」さん。
ビルの2階にあって、カジュアルな雰囲気。

シェフが野菜ソムリエで、30品以上使ったサラダ(スモークサーモン入り)がおすすめとのこと。
これで950円は安い!!
ドレッシングは3種類から選べるので、オリジナルを頼んだ。


ちゃんと使っている野菜を紹介してくれる。


サラミと生ハム。
この生ハムが、他で食べるより美味しかった!


魚にこだわっていて、「本日の魚料理」メニューがある。
南蛮漬けとハマチのかま焼きを頼んだ。
このハマチのかま焼きがすごい!塩で焼いてくるだけだと思っていたら、バルサミコ酢とパプリカのソースがかかっていて、凝ってる!
なのに、380円!!


「お得感」大好きの夫は、とにかく気に入っていた。
もちろん私も美味しかったので満足。何よりもシェフの笑顔が素敵だった。物腰とか表情とか・・・めっちゃ優しい!
それだけで料理も美味しく感じられた。

そして、このお店の売りは、1800円でワイン(スパークリング・白・赤)16種類が飲み放題(90分)ということ。
私は飲み放題などはあまり好きじゃないのだが、自分で注ぎにいくスタイルも面白かったし、いろいろ飲んでみたかったので、頼んでみた。
16種類全部少しずつ飲めるし、気に入ったものはたくさん飲めるし、やってみたらとてもよかった。
1800円という値段設定もちょうどいい感じ。
そんな特別にいいワインは置いていないが、気軽にこの値段で楽しむなら十分だ。

「リピートありやな」と夫とにんまり。
またワインが飲みたいときは行こう。1人で昼飲みもありかも・・・。


大分出張

2017-08-25 | 仕事
大分へ1泊2日で酒蔵取材へ。

大分というと「焼酎」のイメージが強いかもしれないが、意外に日本酒も造っている。ただ、メジャーな銘柄で大阪などで飲めるお酒はほとんどないけれど。

1日目は酒蔵に紹介してもらった料飲店取材。(同時掲載する)
日本酒と野菜にこだわりのある、とても良いお店だった。近くにあったら通ってしまいそう・・・。

終了したのは17時前だったが、「ちょっと早いけど飲もうか~」と、クライアントのE本氏とカメラマンさんと3人で近くの店へ。
そこは大衆居酒屋のような店で、特別おいしいものもなかったが、久しぶりにメンバーとお酒を飲みながらたわいもない話ができて楽しかった。
2軒目は、取材した料飲店へ。
ずっと満員で流行っていた。
価格設定が少々高いのだが、お客の年齢層が高かったし、病院の先生なども多く訪れるということなので成り立っているのだろう。

翌日取材に行く蔵のお酒を飲み比べした。
もともと好きな酒だけど、改めて飲み比べてもやっぱりおいしい。


2日目は酒蔵へ。
若い37歳の6代目社長が対応してくれた。
今の時期は造りをやっていないので、実際に造っているところを見られないのは残念だったが・・・
社長が製造の中心になってからのこの10年でしっかりブランディングして成功している話を聞き、とても勉強になった。
お昼ご飯に鰻をご馳走になり、新幹線で帰ってきた。

そして、その足で新大阪の店へ。
中学時代の同級生で今は横浜に住んでいるみゆきが帰省しているということで、ふみこと3人で会った。
2年ぶりだったし、2年前に会ったのはそれこそ中学卒業以来くらいでずっと疎遠になっていたのだけど、奇跡的な縁があり、また会うようになった。
中学時代はバドミントン部で結構仲良くしていた時期もあったので、不思議と疎遠になっていても再会すればすぐに感覚を取り戻せた。
出張で疲れていたけれど、楽しい時間を過ごせてよかった。

今年はなんだか不思議な年。
年明けからずっとコンスタントにいろんな人に会い続けている。
いつも会っている人だけでなく、小学校の同級生や高校の同級生で年賀状だけで続いていたような友人とも会えたし。

私、死なないよな・・・?(笑)

炎上商法?

2017-08-22 | 想い
なんだかいろいろな動画が炎上しているらしい。

宮城県のPR動画「涼宮城」。
壇蜜さんの性的表現が・・・と物議をかもしている。
私と夫は一緒にそのニュースと動画をテレビで見ていたのだが、2人揃って「すごいなぁ、うまくやったなぁ」と感心しきり。
夫は広告マンだし、私も分ければそちら側のクリエイターだから、こういう動画を見たときに思うのは、その是非ではなく、どんなプランナーが何を目的で制作したのか、ということのみ。

これに関して言えば、大成功でしょー!
宮城県知事のあの落ち着いた対応を見る限り、

動画公開 → 批判・炎上 → メディアで取り上げられる → インタビューや会見あり

ここまではもう十分に予測がついていた、というか、「こうなりますけど、いいですね?」とプランナーから言われて承諾しているのだということがわかる。
(本気であれが問題にならないと思っていたのなら、宮城県知事はどうかしている)

おそらくこの後、
公開停止 → 本当に見せたい動画の公開

までをプランとして入れているのではないかと思う。すでにもう1本動画を撮っていてもおかしくない。

炎上商法というのは昨今では珍しくないが、民間企業ではなく自治体がこれに乗っかる勇気を褒めたい。
宮城県知事の判断が本当に素晴らしいと思う。
ある意味、本気で2300万円を活かしたかったのだと思う。その勇気に拍手を贈りたい。
大金を使って作ったPR動画でも、誰の目にも留まらずに終わってしまうものが多いなか、ここまで極端なものを作って炎上させ、日本中に広めたのだから。
この後で、本当に知ってもらいたい動画を公開すれば、このプランは完了だ。
次はどんな動画なのかとみんなが見るに違いないから。

宮城県知事の首を縦に振らせた制作会社のプランナーは一体どんな人なんだろう。
きっとすごいプレゼンをしたんだろうなと、夫と話して盛り上がる。
このプランナーは今頃、笑いが止まらないはず。

私もいろんな大手企業のサイトなどに関わっているのでわかるのだが、ちょっとした表現でも批判・拡散・炎上してしまうので、企業側は気の毒になるくらい、細かい細かい表現にまで気を配っている。
その努力とコストを一般の人は知らないのだろうけど。
だからこそ、こうやって、そのことを逆手にとって利を得るというやり方が、私にとってはとても痛快。
びくびくするだけでなく、それを利用してやればいいのだと思う。
(まあ、今回の宮城県はやや品のないやり方ではあったが・・・)


もう一つ、炎上しているのが、牛乳石鹸。
でも、これは炎上商法を狙っていたわけではないと私は思う。
もちろん話題にはなってほしいと思っていただろうけど、「炎上」までは望んでいなかったような気がする。
本気で、マジメに、作ったんじゃなかろうか。

これもニュースで知って、牛乳石鹸のサイトを検索して見た。
世間的には、この父親がひどいと非難を浴びてると知って、結構驚いた。
私はもし誰が悪いかと問われたら、母親だと思ったから。
でも、この動画は別に誰が悪いかを問うためのものではないと思うので、そこはどうでもいいのだが。

こどもの誕生日に部下と飲んで帰った父親。
この事実を責める声が多いようだが、私はそれ以前に問題があると思う。
可愛いわが子の誕生日のケーキを、なぜ当日、会社に行く前の夫に「買ってきて」と頼むのか。なぜLINEで「プレゼントも!」と頼むのか。
あそこのケーキを買って、こんなふうにお祝いしてあげようね。
あの子はあれを欲しがっていたから、プレゼントはあれにしようね。いつ買いにいく?
そんな夫婦の会話がなかったことがびっくりだ。
問題は「そこ」なんじゃなかろうか?
誰がいつ買いに行くか、ということではなくて。

自分が父親から与えられたもの。
それを自分はこどもに与えられているのか。父親になって、本当に与えられているのか。
こどもに背中を流させるような父親だから、きっとゴミ捨てをするような人ではなかったのだろう。
あの父親像が正しいのか、今の自分が正しいのか。
悩んで迷っている。
こどもの誕生日とわかっていながら、失敗した部下を飲みに連れていったのは、そんなよくわからない自分への反発心。
自分の父親だったら、こうしたんじゃないだろうか。そんな想いがよぎったに違いない。
でも、帰ってみればやっぱり罪悪感。結局、「ごめんね」と謝って、やさしいパパに戻る。
いつもと同じ日常が始まる。

「さ、洗い流そ。」

動画の最後にこの言葉が出て、「洗い流せるかーい!」と関西人らしいツッコミをしてしまう。
と同時に、牛乳石鹸の企業としての高い理想と誇りも感じる。
絶対に洗い流せないようなことでも、私たちはお風呂で洗い流してもらいたいと、それくらいの気持ちで石鹸を作っているんです!
そんな叫びが聞こえるようだった。

炎上商法じゃないよなぁ・・・
すごく真面目に作っている気がする。
(と思わせるところまで考えているプランナーがいるのかもしれないけど)

・・・というのが私の解釈。
知らんけど。笑

何にしろ、動画でいろんなことがPRできる時代。
クリエイターとしては面白いことができるし、可能性も広げられる。

こどものなりたい職業の1位がユーチューバー。
まあ、そういうことも受け入れないといけない時代なんだろうな。だって、それを作っているのは、私達世代なのだから。

しかし、テレビをつけると、人の不倫だとか罪を犯した人のことだとかを、他の芸能人や知識人が偉そうに語っているのを見ると、本当にぞっとする。
以前、オードリー若林と人気作家3名が話すというある番組で、「非難できる側に行ける人がよくわからない」と、その人達が話すのを聞いて、首がバカになるくらい「わかる、わかる!」とうなずいた。
そういうニュースを見ると、どうしても非難される側の人の気持ちがまず自分に襲ってきてしまうのだ。
ああ、辛い。ああ、やりきれないと、しんどくなってしまう。
完全に感情移入。(非難される人に)
なんで簡単に非難する側に行けるのか、よくわからない。

犯罪者であっても、「この人は一体どういう環境に生まれて、どんな育ち方をして、どうしてここまでやってしまうほどの人になってしまったのだろうか」と、それが気になる。(決して擁護ではなく)
と、同時に、被害者やその親族の話が出てくると、またそこに感情移入して涙が止まらなくなる。
ニュースを見るのも本当に大変だ。

若いとき、ニュースで、どこかの川がダム工事のために魚がとれなくなって・・・というのを見て、漁師さんに感情移入してボロボロ泣いて、その後すぐに塾に行って授業していたら、生徒が「先生、今日ふられたん?」と言い出した。
「え?なんで?」と聞いたら、「涙のあとが顔にある」と。
鏡で見たら、ファンデーションをぬっていたので、目からすーっと線がついていた。笑
慌てて「いや、今日出る前にニュース見て・・・」と説明したが、漁師の気持ちに感情移入したというところで大爆笑。
誰一人として私の気持ちをわかってはくれなかった・・・。
ということを久しぶりに思い出した。

まあ、なんにしろ、もう芸能人の不倫とか、どうでもいいねん・・・
もうちょっとなんかないのか、この国のニュースは。



本当にすごい社長

2017-08-22 | 仕事
私が書かせていただいている日本酒の業界誌。
この7月号に掲載した蔵が、自社のHPでこの記事のことを紹介してくださっていた。

http://www.dewazakura.co.jp/topics/2017/08/2017-0803.html

クリックすれば読めるので、興味のある方はどうぞお読みください。
日本酒のことがわからない人にとったら、専門的すぎて、何のこっちゃの内容ですが・・・。

もう50近くの蔵を取材させてもらっているが、この蔵の社長は特に素晴らしかった。
自社の蔵のことだけでなく、同じ県の蔵、ひいては日本酒業界全体のことまで考えて、さまざまな活動を行っているからだ。
そして、口だけでなく、実力が伴う。
あらゆるコンクールで金賞受賞するなど、高い評価を受けているのだ。

さらにすごいのは、この社長のお人柄で。
私は人生でおそらく「社長」と呼ばれる人を数百人取材してきたけれど、本当にすごいトップは、とても謙虚で細やかな気遣いがあり、寛大であることを知っている。
この社長も仏様のようににこやかで、場を和ませる術を持ち、すごい人なのに決しておごり高ぶらず、いつも周りを気遣ってくれる方だった。
取材時間、なんと6時間!
たくさんのお話を聞きすぎて、まとめるのに随分時間がかかったけれど、この記事を喜んでくださった。

こんなすごい蔵を取材させてもらえるという奇跡に感謝。