月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

死が我々を引き裂くまで・・・

2013-05-29 | 想い
遠く離れる者、ここに残る者を
僕が決めてもかまわないなら、
何も言わないけど・・・

小学生の頃に聴いていた佐野元春の歌の歌詞が、最近、口をついて出る。
ふとした時に。

13歳の春に出会い、42歳の春を迎えるまで一緒にいた親友・あやが、遠く離れたアメリカは南部へ行ってしまうことになった。
ダンナであるとしくんの仕事の関係で。
としくんはもう先に行っていて、あやは秋頃に追いかけて行くことになる。
最低5年。

最初にこの話を聞いたとき、嘘だと思った。
嘘だと信じたかった。

でも、現実だった。

だから、自分に言い聞かせる。

長い人生の中のたった5年じゃないか。
そういえば、ベルギーにも3、4年いたし、その前はドイツに1年留学していたじゃないか。
離れて暮らすのは初めてじゃないやん。
歳とったから、1年があっという間だし、5年なんてすぐだよ。
今はメールもあるし、テレビ電話だって利用すれば、一緒に飲みながら顔を見ておしゃべりもできるさ。
そうだ、ずっと行きたかったアメリカ南部へ遊びに行けるチャーンス!

・・・・

さんざん言い聞かせると、元気になるのかと思いきや、なんだか落ち込んで涙がじんわり浮かんできてしまう。
逆効果だ。

アメリカ行きを告げられてから、何度もこんなことを繰り返している。

ふと、あー、私って、本当に大切な身近な人を失ったことがないんだなぁ、なんてことも考える。
たった5年、アメリカへ行くくらいでこんなふうになるなんて、本当に身近な人が死んでしまって二度と会えなくなったら、一体どうなっちゃうんだろうと思う。
いや、逆にそれはそれであきらめがつくのか?

そんな関係ないことまで考えてしまうのだ。

友達というのは不思議なもので、それぞれが自分にとっては、その人にしかできない役割を果たしてくれている。
ただ一緒に飲めればいいというわけではないのだ。
優劣もつかない。
あやには、あやにしかできない役割がある。
だから、自分のそばからいなくなると、そこだけぽっかり穴が空くようで怖いのだ。
結局、大人になりきれない私のわがまま。

でも、私の寂しさをわかってくれて、言葉が通じる人は他にはいない。
そして、どんなときでも、私が悪くても、何があっても、私の味方でいてくれた。

だけど、彼女は私がこんなふうに淋しがることを喜ばないだろう。
元気に笑って送り出してあげたほうがいいんだろうな、と思う。
本心は、ホームで電車を走って追いかけて、泣きながら転んで名前を大声で叫びたいくらいだけど。


昨日、兵庫で取材があり、夕方に終わることになっていた。
ちょうどあやの家のところを通るので連絡してみたら、仕事のあとに会えるということだった。
バーのような雰囲気のイタリアンのお店で、一緒にワインを飲んだ。

5時間以上話し込んだ。
私の仕事の話や近況報告。
だけど、アメリカの話は少しだけ。

アメリカ南部といえば思い出すのは、「オズの魔法使い」「トムソーヤの冒険」「ハックルベリーフィンの冒険」「風と共に去りぬ」・・・。
文学少女だった私たちは、盛り上がる。
スカーレットのコルセットが、ドロシーが、ミシシッピ川が・・・

それから、村上春樹の話をした後は、ずっと政治の話ばかり。
従軍慰安婦、憲法改正、アベノミクス、右翼と左翼・・・

楽しい時間だった。
帰りに駅まで送ってくれて、終電までまだ話した。
ワインは2本空いた。

ドイツやベルギーに行ってしまった時も、こんなに淋しかったのかなぁ、私は。
もうあの時の気持ちを思い出せない。
エアメールをたくさん書いたっけ。
今はわざわざ手紙にしなくてもメールでいいけど、でも、たまにはエアメールを書きたいなと思う。
日本の空気を一緒に送ってあげたいから。

中学生の頃もよく学校で手紙を交換し合った。
「赤毛のアン」にかぶれていた私は、アンを真似して「死が我々を引き裂くまで、あなたの友より」なんて大げさなことを書いてみたりもした。

幸い、まだ死によって引き裂かれてはいない。
どこにいても、友である。

「かおりちゃんのこと、目が離せない。なんでかなって考えたら、私にとっては物語の中の人みたいだから」

昨日、あやはそんなことを言った。
帰りの電車の中で一人、ぼんやりと思い出す。
物語の中の人かぁ・・・
じゃあ、自分の人生はハッピーエンドにしないといけないな、絶対に。

出発まであと4ヶ月。
数年ぶりに一緒に旅行をしようねと話した。
きっと笑って見送ろう。
・・・いや、涙腺ぶっこわれている私には、やっぱりムリかな。


簡単すぎることはない。

2013-05-27 | 仕事
時間が経つと、記憶が薄れ、細かな感情を思い出すのに一苦労。
なので、過去に遡って書くのは少しお休み。
もう少し時間的にも精神的にも余裕ができたら書きたいのだけど。

最近のこの更新の滞りよう!
今日からまたできるだけ毎日更新したいと思う。

平日は仕事でグッタリ、週末は遊びでグッタリ・・・
とにかくゆっくりパソコンに向かう時間がないのである。

転職サイトの取材がやたら多く、これまでは月に2、3本だったのだが、
今月はすでに6本。
ということは、やはりじわじわきているのか!アベノミクス。

仕事がないないないって、こんなに人をほしがっている会社が山ほどあるのに?と思う。
特にエンジニア。
この10日間くらいに4社もシステム開発の会社(中小企業)を取材した。
エンジニアになれば、食いっぱぐれはないんじゃないの?と思ってしまう。
実際はそんなに簡単なものではないのだろうけど。

PGとかSEも、やっぱりセンスなのかなぁ。
結局はものづくりだから。
どうなんだろう。今度夫の友達のエンジニアに聞いてみよう。

これまでに何十社かはシステム系の会社を取材してきて、ようやくぼんやりとだけど、システム開発の会社が何をしているのかわかってきた。
いや、もちろん、取材をするわけだからちゃんとわかっているのだけど、なんというのかなぁ、実感がないのだ。
製造・流通業は、目に見える「モノ=商品」があるし、自分の生活にも関わっているものが多いから、イメージ・実感が湧く。
サービス業は、目に見える「モノ」はないが、サービスを「体験」できるし、「体験している人」を見ることができるので、こちぃらも実感がわく。
それが、システム開発というのは、一体何をしているのかよくわからないのである。

まず、言葉がわからない。
今はなんとなく、「あ、こういうシステム作ってるなら、組込系に強い会社だな」とかぼんやり思うようになったが、それを説明しろと言われても、未だにできない。

会社の人にインタビューするたびに、どんなものを作っているのか聞くのだが、
「通信のインフラの・・・」
「はぁ」
「物流業の在庫管理のシステムで・・・」
「はぁ」
とりあえず、「はぁ」としか答えられない。

まだこれくらい業種でもはっきり言ってくれたらいいのだが、「うちは何でもやります」とか「まあ、業務アプリケーションのシステム開発ですね」とか言われると、なんだ、そのぼんやりした回答は!と思ってしまうのだ。
エンジニアにとっては当たり前の世界でも、そうじゃない人にとったら全くイメージがわかないのであるが、そういう気遣いが全くないので困る。

こういうときは、ひのきの塾訓を思い出すわけだ。
「簡単すぎることはない!」

中3の授業を小4に説明するようにしてほしい、と塾長に最初に言われたが、今私は取材先でそう言いたくなることが多々ある。
どんなものを作っているのか、小4にわかるように説明してください、と。

しかし、そんなことを言ったら、相手に「この人、大丈夫か?」と不安がられてしまうので、絶対に言わない。
不思議なもので、こんなにうすぼんやりとしかシステムのことはわからないのに、記事は書けてしまうのだ。
そのうえ、「システム系の会社は得意なんですよねー?」なんて営業さんに言われて、またシステム会社の仕事が来てしまう。
いや、本当はもっと別の業種がいいのだけど・・・

今日は久しぶりに別業種の会社で安心して取材ができた。
企画・製造・販売のメーカー・卸業だった。
商品が目に見えるって、素晴らしい、と思った。

明日は、会社案内の制作で、工業薬品の会社を取材する。
またこれが、見当もつかない業界なので、明日の昼までに必死に知識をたたきこまなければならない。
木曜日は名古屋で某メーカーの商品採用事例の取材で販売店(不動産)を訪れる。

ライターの面白さは、こうやっていろんな業界を知れること。
知的好奇心が満たされるので楽しい。
知識を詰め込むのは大変だけど、一生知らずに過ごすかもしれなかったことを、ほんのちょっとでもかじれるのがいい。

プライベートでは興味がないことはすぐにシャットアウトしてしまうタイプなので、仕事でこういう機会があってよかったなといつも思うのである。

とりあえず、今日の原稿書こう・・・

効果、感じてます。

2013-05-22 | 生活
今日は久しぶりに少しだけ余裕がある。
先週もまた、取材→原稿、取材→原稿と追われてきたが、今週は昨日2本取材を終えて、それは金曜日アップ。
あとはサイトの構成案を作るだけなので、「今日中に!」「時間ギリギリ!」「間に合うのか?!」みたいなのがなく、今日の午前中は少しゆっくりした。

来週もまた月・火・木と取材で、木曜日は名古屋。
その翌週は東京だ。
落ち着くのは6月半ばというところだろう。

この忙しさは、アベノミクス効果?!

自分はストレスのたまらない人間だと思っていたけれど(我慢強くないし、すぐ発散するから)、知らないうちにストレスというのはたまっているのかもしれないな。
午前中ちょっとゆっくりしただけで、なんだかスッとラクになっている自分に気づいた。
(ただ、骨盤痛はMAX!)

さて、日曜日は毎年恒例の高校の同窓祭だった。
いわさきっちのお菓子屋さん出店をお手伝い。今年で4回目だ。





創立100周年イベントも終了し、今年はあまり人が集まらないだろうとの前情報。
さらに午後からは雨が降るということで、商品の数はやや少なめにしていた。

思った通り人は少なかったが、飛ぶように売れ、2時には完売。
さすがに4年目ともなると、「去年も出してなかった?」などと聞いてくれる人もいる。
そういうのは嬉しい。

あと、今年の傾向としては大量買いが目立った。
2000円、3000円と買ってくれる人も結構いたし、客単価はかなりよかったのではないだろうか。
中には「全種類1個ずつ入れて!」という夢の大人買いをするオバチャンもいたし、「あー、細かいのがないから、これも買うわ。これでちょうど1000円でしょ?」なんて気前のいい人もいた。

まさかとは思うが、これもアベノミクス効果か?!
じわじわと庶民にも「きている」のかもしれない。

とりあえず、完売したので、3時には片付けて、売り子メンバーで近くの居酒屋的なお店へ行った。
ゆうちゃんは出産直後ということで欠席。
でも、コトーくんとその奥さんと息子(7ヶ月)が出席。
あとは、相変わらずのメンバー、O橋くんと私と夫。
夫は卒業生でも何でもないのに毎年参加して、えらく楽しんでいる。
(何でも楽しめるのがこの人の良いところである)

まあ、年に一度のお祭りだし、なかなか商売をする機会もないので私も楽しいのだが。
人に大きな声で「ありがとうございましたー!」と言うのは気分がよいものだ。

居酒屋的なその店で、まだ4時にもなっていないのにビールをピッチャーで2杯も注文し、日本酒の小瓶を3本空けた。
いろんな会話も楽しかったが、コトーくんの息子が可愛くて癒された。
秀才夫婦の脳みそを受け継いだのか、やや人より大きめの頭(パンパンに詰まっている感じがする!)。
おとなしく、落ち着いている。
どっしりと構えていて、どこか大人びた表情で。
でも、可愛い。
いっぱい抱っこさせてもらって幸せだった

当たり前だけど、みんな歳をとっていくなぁ。
出会った時は高校生で、同じ教室にいたのに。

高校時代、部活の途中で忘れ物を思い出して教室に戻ったら、コトーくんがたった一人で掃除をしていた。
気づかれたけれど、そーっとそのまま部活に戻った私。←掃除当番
あの頃から、偉い人だったな。(そして、ダメな私)

しっかり“夫”と“お父さん”をやっているコトーくんを見ていたら、そんなことを思い出した。

いわさきっちはいつも「自分のために」皆が売り子の手伝いをしてくれていると思っているようだが、決してそんなことはない。
みんな自分たちがやりたくて、年に一度のこのミニミニ同窓会も楽しみにしているのだ。
だから、こういう機会をくれて「ありがとう」という気持ちでいる。

まさに、理想的な生活!

2013-05-16 | 生活
GWが終わってから、この数年なかったほど充実した日々を送っている。
特に今週は、「ああ、これが理想的生活!」と思うようなベストな毎日だ。

まず、仕事がいい。
忙しすぎず、暇すぎずといったボリューム。
内容も大手のものから小さなものまで幅広く、コピーもあれば取材原稿もあり、バランスもよい。
やっている最中にも新たな案件や、次の取材の話も入るので、仕事が途切れることがない。
かといって、土日もつぶしたり、真夜中にヒーヒー言いながら作業をしないといけなかったりという無茶もないので、精神的にも肉体的にもストレスがない。

こんな期間は滅多にないことだ。
いつも「なんで忙しい時に重なるねん!」か「ヒマ~!」かどちらかなのに。

それと、GWにあまりに不摂生が過ぎたので、今週はダイエット&健康週間と決めた。
夫と二人で、「とりあえず、『昔の太っていた自分』に戻そう!」と言っている。

「昔の痩せていた自分」ではない。
それはハードルが高すぎるので、まずは「昔の太っていた自分」が目標だ。
その頃でも「痩せないと!」と言っていたのに、それを目標にするほど今は上乗せで太ってしまったということである

また同時に生活習慣全般を見直すことにした。
お酒も飲みすぎているし、睡眠時間もむちゃくちゃで、気がつけば堕落の一途を辿っていた。
さすがにこれではいけないと、今週は「禁酒」と「早寝早起き」も実行することに。

・平日は飲まない
・12時半までに寝て、7時までに起きる

幸い、夫の仕事があまり忙しくないようで、毎日早く帰って来てくれるから、こんな目標も実現可能になった。
なんと、夜10時半くらいに帰って来てくれるという、夢のような生活を送っているのだ。

朝は6時半~7時までに起き、お弁当を作り、朝ごはんを作って食べる。
その後は、家事をして、9時半~仕事開始。
昼ごはん・夜ごはん作りや休憩を挟みつつ、夜10時頃に仕事終了。
夫が帰って来て、お風呂に入って、12時に布団に入り、少し本を読んでから12時半までに眠る。

ベストだ!
もう本当に理想的な生活!!

そして、ダイエットもちゃんとやっていて、夜ごはんには「蒸し鍋」が大活躍している。
GWに伊賀上野へ旅行した時、長谷園の窯出しセールでこんなにたくさん鍋を買ったのだ。



普通の土鍋は、もともと大・中・小と持っているので、今回買ったのは変わり鍋。
(ちなみに、夫が燻製をする鍋もここで購入したもの)

一番上が、大活躍の「ヘルシー蒸し鍋」だ。
中に陶器のすのこが入っていて、下に水を入れて沸かすことで、蒸し器のように使えるというもの。

とにかく毎日いろんな野菜を蒸す。


白菜もたっぷり蒸す。


チーズフォンデュもできてしまう!


チーズはともかく、野菜だけのときは油も使わないので、きわめて低カロリー。
塩やポン酢をつけて食べる。
この鍋を使うと簡単だし、旨味が凝縮されて本当に美味しいのだ。

他の鍋もついでに紹介しておくと、左の黒っぽいのが「ふっくらさん」というシリーズ。
いわゆるタジン鍋だ。
水分を入れず、食材の持っている水分を活用して調理するもの。
フライパンのようにして食材を炒め、蓋をして蒸し焼きにしてもよい。
ホイル焼きにもいいし、専用の網を乗せれば、焼き魚やパンも焼ける。
グリルやトースター代わりにもなる便利な鍋だ。

この2つの鍋を買ったら、おまけでもらったのが下の小さな白い鍋。
こちらは電子レンジOK。
ルクエのスチームケースのような感じで、調理もできるし下ごしらえもできるし、という感じ。
手軽さがいい。

なんと、これらの鍋3つでたったの6,800円!!
実際は、蒸し鍋だけでも13500円くらいするのだが。
アウトレットって素晴らしい!

他にも、大皿や人がたくさん来た時のための小皿、れんげなども購入。
れんげなんて、1個50円である。
安いけど、ちゃんと伊賀の土で焼いたものなので、それなりにいい。(50円とは思えない)

窯出し最高!

この蒸し鍋のおかげで、ちょっとずつ痩せてきた。
何より野菜をたっぷりとれるのがいい。

禁酒は今日でなんと4日目。
昨日は夕方を乗り越えるのが大変だったが、ハーブティーやコーヒーでなんとかごまかし、飲まずに済んだ。
本当に危なかった
とりあえず、目標は5日間。

早寝早起き・仕事のストレスフリー・ヘルシー食生活・禁酒
1週間でなんだか健康になりそうな予感・・・

(すぐに戻りそうな予感もしていますが)

骨盤矯正ガードルが本当にきくのか、という話。

2013-05-15 | 生活
「骨盤矯正ガードル」なるものを通販のカタログで見ていた。
ネットでも何種類か見た。

これは一体どんなものなんだろうかと。
「履くだけで矯正できる」って本当なのか?
試してみたいけど、意外に高いし迷っていた。

なぜ興味があるかというと、骨盤が痛くて憂鬱だから。
腰痛ともまた違って、とにかく骨盤が痛い。
体をビミョーな角度に曲げるのが最も困難だが、立っていても歩いていても、それこそ座っていても寝ていても痛いのである。
これが、どういうわけかずーっと痛いわけでもなく、「ものすごく痛い日」と「ちょっとだけ痛い日」がある。
最近は「ものすごく痛い日」の連続で、毎日が本当に憂鬱だった。

ちょっとも座っていられないほど痛いのに、朝から晩まで座っていないといけないほど仕事が押していて。
さらに、痛くなって初めてわかったのだが、家事というのはこの「ビミョーな角度」に曲げる作業が非常に多いのである。
冷蔵庫の野菜室から野菜を取る、下のほうの食器棚から食器を出す、洗濯物を干す、水遣りのホースを巻く、掃除全般・・・

ああ、憂鬱だ、ああ、もういやだ。
そう思いながら、とりあえず「骨盤矯正ストレッチ」のようなものをやってみたり。

で、骨盤矯正ガードルなるものが気になったわけだ。

ふと思った。
「普通のガードルやったらあかんのか?」

試しに、昔、おかんにもらったガードルを探して履いてみた。
基本的に私は体を締め付けられるのが嫌いなので、このようなものは決して履かないのだが。

すると、

い・・・、痛くない!

これが効果テキメンだった。
決して「治った」わけではないので脱ぐとまた痛いのだが、座っている時の効果はバツグンで、久しぶりに「痛い」という感情から離れて何時間もパソコンの前に座っていることができた。

ガードル、すごい!

効果があるということは、やっぱり原因は骨盤の歪みか開きなんだろうな。

しかし、普通のガードルでこんなに効果があるということは、「骨盤矯正ガードル」だったらどんなに効果がすごいだろう。
そんな話を夫にして、「ちょっと高いけど、買う価値ありそうだし、買っちゃおうか!」と言ってみた。
すると、夫はひと言。

「整骨院へ行きなさい。保険がきくし、500円

ああ、堅実なお人・・・

とりあえず、今はこのガードルのおかげで、痛みをこらえずに仕事ができている。
買うか整骨院へ行くかは、また考えよう。